セキュリティ : Cisco 7500????

Cisco 7500 シリーズ ルータのハードウェア トラブルシューティング

2002 年 3 月 11 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2007 年 12 月 13 日) | フィードバック

目次


概要

実際は正常に機能するハードウェアを交換することで、貴重な時間とリソースが無駄になることがあります。このドキュメントは、Cisco 7500 シリーズ ルータ シャーシに関する一般的なハードウェア問題のトラブルシューティングに役立ちます。このドキュメントには、ハードウェアに障害があるかどうかを見極めるための指針が示されていますが、ハードウェアの問題と誤認されることがあるものを除き、ソフトウェア関連の障害は取り上げられていません。

前提条件

この文書を読む前に、次の文書を読むことをお勧めします。

ハードウェアとソフトウェアのバージョン

  • この文書の情報は、すべての Cisco IOS(R) ソフトウェア バージョンに適用されます。

  • このドキュメントの情報は、7505、7507、7513、7546 を含むすべての Cisco 7500 シリーズ ルータに適用されます。

Cisco 7500 のコンポーネント

Cisco 7500 シャーシを構成するコンポーネントは次のとおりです。

  • シャーシ
  • 電源モジュール
  • カード ケージ
  • アービター
  • シャーシ インターフェイス
  • ファン アセンブリ

シャーシ自体には電子式のコンポーネントは装備されていないため、バックプレーン コネクタの一部が曲がったり、破損したりしない限り、シャーシがハードウェア関連の問題の原因となることはほとんどありません。電源モジュール、カード ケージ、アービター、シャーシ インターフェイス、およびファン アセンブリにはすべて電子式コンポーネントが組み込まれているため、ハードウェア上の問題が発生する可能性があります。一般に、これらのコンポーネントでハードウェア上の問題が発生すると、エラー メッセージが出力されるか、またはルータの機能が完全に停止します。

注:

  • Cisco 7505 にはシングル アービターが装備されており、Cisco 7507 と Cisco 7513 には、デュアル Cybus 用にデュアル アービターが装備されています。

  • デュアル アービターとシャーシ インターフェイスはバックプレーンの背面に接続されるプリント基板で、カード ケージとバックプレーン アセンブリを交換する際には一緒に交換されます。

問題の特定

ルータの再起動とリロード、機能停止、またはエラー メッセージの生成は、さまざまな理由で起こります。 それらの理由のいくつかは、潜在的なハードウェアの問題です。 次に、Cisco 7500 シャーシの潜在的なハードウェアの問題から生じる、最も一般的な症状を示します。 各症状のトラブルシューティング ステップは、「トラブルシューティング ステップ」の項に記載されています。

情報の収集

問題の原因を特定するための最初のステップは、その問題について可能な限り多くの情報を収集することです。問題の原因を特定する上で不可欠な情報には、次のようなものがあります。
  • crashinfo ファイル:RSP がクラッシュすると、RSP のブートフラッシュに crashinfo ファイルが保存されます。crashinfo ファイルの詳細については、「crashinfo ファイルからの情報の取得」を参照してください。ルータにデュアル RSP が装備されていて、スタンバイ RSP がクラッシュしたときは、スタンバイ RSP のブートフラッシュに crashinfo ファイルが作成されます。原則として、crashinfo ファイルの作成処理が正常に完了した場合、crashinfo ファイルは、クラッシュした RSP のブートフラッシュに存在します。

  • コンソール ログと syslog 情報:複数の症状が発生している場合(これは、Cisco 7500 シリーズ ルータにとっては通例です)は、その元となる問題を特定するためにこれらの情報は非常に重要です。ルータが syslog サーバにログを送信するよう設定されている場合は、クラッシュの前に起こったことに関する情報を syslog サーバで確認できる場合があります。 コンソール ログの場合は、logging enabledになっているルータのコンソール ポートに直接接続するのが最もよい方法です。

  • show technical-support:show technical-support コマンドは、show versionshow running-configshow stacks などの複数のコマンドを 1 つにまとめたものです。RSP で問題が発生したときは、通常、TAC のエンジニアからこの情報の提供を求められます。ルータのリロードまたは電源のオフ/オンを行うと、問題に関する情報がすべて失われてしまうため、show technical-support は必ずリロードまたは電源のオフ/オンを行う前に実行してください。

  • show environment コマンド:show environment コマンドは、電源モジュールと、ルータ内部の温度(ファン アセンブリのステータスを直接反映)に関する情報を表示するためのコマンドです。show technical-support には、一部の environment コマンドが含まれています。

誤解を招きやすい症状

実際はハードウェアの問題ではないにもかかわらず、ハードウェアの問題と誤解されることがある問題がいくつかあります。 よく誤解されるのが、ルータが応答を停止する、つまり「ハング」した場合です。また、新しいハードウェアのインストール後に起こった障害もその例の 1 つといえます。 シャーシ コンポーネントが原因でこのような症状が起こることはほとんどありません。次の表に、誤解を招きやすい問題についての症状、説明、およびトラブルシューティング ステップを示します。
 

症状 説明/トラブルシューティング
Cisco 7500 が通常動作中にハングする この症状は、一般にソフトウェアの問題が原因で発生しますが、ハードウェアが原因の場合もあります。ルータがハングした場合のトラブルシューティングには、「ルータがハングした場合のトラブルシューティング」が役立ちます。
新しい RSP、VIP、またはポート アダプタが認識されない Software Advisor ツールを使用して、現在の Cisco IOS(R) ソフトウェア バージョンで新しいカードがサポートされているかどうかを確認します。
RSP1、RSP2、または RSP4 がブートアップ時にクラッシュまたはハングする これは、ブートフラッシュ上の最初のファイルが有効な Cisco IOS ソフトウェア イメージまたは RxBoot イメージでないことが原因で発生することがあります。この症状については、Field Notice 14484:「Router May Fail To Boot when Bootflash Contains Non-Bootable Code」に記載されています。RSP4+ および RSP8 は この問題の影響を受けません。 
エラー メッセージ「RSP-3-RESTART: cbus complex」が発生する このエラー メッセージにはさまざまな原因がありますが、必ずしも VIP または RSP の不良を意味しているわけではありません。このエラー メッセージの詳細については、「「%RSP-3-RESTART: cbus complex」の原因」を参照してください。 
RSP の CPU 使用率が非常に高い この症状については、ハードウェアの問題が原因である場合もありますが、それ以上に、ルータの設定に誤りがあるか、またはネットワーク上の何かが問題を引き起こしている可能性があります。この症状のトラブルシューティングには、「トラブルシューティング:Cisco ルータで CPU 高使用率が発生した場合」が役立ちます。 
RSP でメモリ割り当てエラーが発生する ハードウェアの問題が原因でメモリ割り当てエラーが起こることはほとんどありません。メモリ割り当てエラーに関するトラブルシューティングのヒントは、「メモリ問題のトラブルシューティング」に記載されています。

注:RSP のクラッシュの原因が必ずしもハードウェアにあるとは限りません。実際、RSP のクラッシュの大部分はソフトウェアによって引き起こされています。クラッシュのトラブルシューティングに関するヒントは、「トラブルシューティング:ルータのクラッシュ」に記載されています。

トラブルシューティング ステップ
  • %CI-3-BLOWER: main fan failure%CI-3-BLOWER: #1 fan failure、または high temperature エラー メッセージ - これらのエラー メッセージは、フィルタの汚れ、ファン アセンブリの不良、ファン アセンブリの装着ミス、シャーシ インターフェイス(CI)の障害などによって発生することがあります。フィルタが詰まっている場合、またはファン アセンブリが実際に故障している場合は、ルータが過熱します。ルータが過熱していない場合は、最初にフィルタをチェックし、清掃します。それでも問題が解決しない場合は、ファン アセンブリを装着し直します。それでもエラー メッセージが出力される場合は、ファン アセンブリを交換します。これらのステップはルータの電源を落とさずに実行できます。それでも問題が解決しない場合は、シャーシ インターフェイスを交換する必要がありますシャーシ インターフェイスのシスコ部品番号は、MAS-7500CI= です。シャーシ インターフェイスを交換する際は、ルータを停止する必要があります。シャーシ インターフェイスの交換については、「Replacing the Chassis Interface (CI) Board in the Cisco 7500 Series Chassis」を参照してください。

  • 次のようなエラー メッセージによって、電源モジュールまたはシャーシ インターフェイスの不良が明らかになる場合があります。
    %CI-4-ENVWARN: 2.5 Reference measured at 1.99

2.5 基準の測定値が上記のように低い(1.99)場合は、間違いなくシャーシ インターフェイスに問題があります。基準電圧の正常なレベルは 2.47 以上です。それより低い場合は、CI が故障している可能性が高いといえます。

%CI-2-ENVCRIT: +12 Voltage measured at 9.78

  %CI-2-ENVCRIT: +5 Voltage measured at 4.12

  %CI-2-ENVCRIT: -12 Voltage measured at -9.68

  %CI-2-ENVCRIT: +24 Voltage measured at 19.06

問題を絞り込むには、次のことを行います。

  • ルータに電源モジュールが 2 台あり、合成バス電圧が低い場合は、電源モジュールの問題ではありません。これは、絶縁ダイオードの存在によって、一方の電源モジュールが他方の電源モジュールの出力電圧を低下させることができないためです。 この場合も、シャーシ インターフェイスを疑う必要があります。

  • 使用していない予備の電源モジュールがある場合は、ルータの電源モジュールと交換して、問題が解決するかどうかを確認します。電源モジュールを交換してもエラーが発生する場合は、シャーシ インターフェイスを交換します。シャーシ インターフェイスの交換については、「Replacing the Chassis Interface (CI) Board in the Cisco 7500 Series Chassis」を参照してください。
  • インストールされている電源モジュールが電源に接続されていない場合、または電源モジュールに電源が供給されていない場合は、次のエラー メッセージが発生します。
    %CI-3-PSFAIL: Power supply 2 failure
    
      %CI-3-BLOWER: ps2 fan failure
電源モジュールに電源が供給されている場合は、電源モジュールが故障している可能性があるため、交換が必要です。

ツール情報

このドキュメントに記載されているトラブルシューティング ツールを使用するには、登録ユーザであり、ログインしている必要があります。

他のリソースについては、シスコの「TAC Tools for Router and IOS Architecture Technologies」を参照してください。


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