音声とユニファイド コミュニケーション : Cisco AS5300 シリーズ ユニバーサル ゲートウェイ

AS5350 および AS5400 シリーズ ルータのハードウェア トラブルシューティング

2002 年 4 月 1 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2005 年 7 月 7 日) | フィードバック

目次


概要

この文書は、Cisco AS5350 および AS5400 シリーズ ルータで 発生する可能性があるハードウェア問題のトラブルシューティングのためのものです。 この文書を利用すれば、ルータで発生しているエラーのタイプに応じて、ハードウェア障害を引き起こしているコンポーネントを特定できます。

前提条件

この文書を読む前に、「トラブルシューティング:ルータのクラッシュ」に目を通すことをお勧めします。

ハードウェアとソフトウェアのバージョン

この文書の情報は、特定の Cisco IOS(R) ソフトウェア リリースに固有のものではなく、Cisco AS5350 および 5400 シリーズ ルータで動作するすべての Cisco IOS ソフトウェア バージョンに適用されます。

問題の特定

ルータがリブートしている途中の状態か、または連続的にブートを繰り返すブートループ状態にあるかを確認します。 ルータがリロードし、通常動作に戻っている場合、ルータはリブートしている途中の状態です。ルータが稼働状態(ルータがトラフィックを送受信しており、管理者がルータにログインできる、またはアクセスできる状態を意味する)にある場合、リブートの間隔は分単位である場合も、月単位である場合もあります。ルータがいつリブートするかについての明確な時間間隔は存在せず、リブートするかどうかもわかりません。ルータでリブートが発生している場合は、「ルータのリブートまたはリロード」の項を参照して問題に対処してください。

ルータがブート ループ状態に陥っている場合は、ルータにアクセスできません。この間ルータはブート プロセスを繰り返し、復旧不能な状態にあります。ルータでブート ループが発生している場合は、「連続ループまたはブート ループ」の項を参照して問題に対処してください。

ルータにまったくアクセスできず、コンソール ポートも「死んでいる」ように見える場合は、コンソールの設定ミスまたはハードウェア障害が原因でこの状況が発生している可能性があります。

情報の収集

問題の原因を特定するための最初のステップは、その問題について可能な限り多くの情報を収集することです。問題の原因を特定する上で不可欠な情報には、次のようなものがあります。

  • コンソール ログ(ある場合)

  • show tech-support の出力(この情報をキャプチャ可能な場合)

  • 完全なブート シーケンス(ルータでブート エラーが発生している場合)

ルータのリブートまたはリロード

ルータのリブートまたはリロードは、さまざまな理由で起こります。ルータはリブートすると通常状態に戻りますが、再度リブートする可能性があります。「通常状態」とは、ルータが動作可能で、トラフィックの送受信やコールの処理を行っており、管理者がルータにアクセスできる状態を指します。

リブートまたはリロードが発生している場合は、「トラブルシューティング:ルータのクラッシュ」を参照してください。

ブート ループ

ハードウェアの問題が原因で、ルータが連続的にブートを繰り返すブートループ状態に陥ることがあります。ブート ループ状態が発生すると、ルータにアクセスできなくなり(たとえば、イネーブル モードにログインできないなど)、ルータの電源をオフにするまで、エラー メッセージがスクロールし続けます。

ルータでブート ループ状態が発生している場合は、ルータの電源をオフにして、シャーシから CT1/CE1 PRI カード、CT3 カード、NextPort カードといった Dial Feature Card(DFC; ダイヤル フィーチャ カード)をすべて取りはずした後、再度ルータの電源をオンにします。

それでもブート ループ状態が解決しない場合は、ルータのフラッシュ メモリ上にある IOS イメージが破損している、または無効であることが原因でこの状況が発生している可能性があります。「ROMmonを使った Xmodemコンソール ダウンロード手順」の手順に従って、別の IOS リリースをアップロードしてください。

シャーシから DFC をすべて取りはずし、別の IOS リリースをアップロードしても問題が解決しない場合は、シャーシを交換します。

DFC をすべて取りはずした結果、問題が解決した場合は、ルータの電源を再度オフにして、最初のネットワーク モジュールを装着し、電源をオンにします。ルータのクラッシュが再度発生するかどうかを確認します。この手順を繰り返してクラッシュの原因である DFC を特定し、不良の DFC を交換します。

注:上記のトラブルシューティング ステップを実施した後、ルータのブート ループ状態が発生しなくなった場合、問題の原因はネットワーク モジュールの装着ミスにあった可能性があります。ルータを 24 時間監視し、問題が再度発生することなくルータが稼働し続けることを確認してください。

ルータがまったく起動しない場合

コンソール ポートを使用してルータへの接続を試みます。必ずルータに付属していたロールオーバー ケーブル(ケーブルの識別方法については「Identifying a Rollover Cable」を参照)と、コンピュータのシリアル ポートに合った RJ-45/DB-9 または RJ-45/DB-25 アダプタを使用してください。また、ターミナル ソフトウェアは必ず 9600bps、8 データビット、1 ストップビット、パリティなしに設定してください。ルータの電源をオフ/オンします。1 分経過しても何も出力されない場合は、ハードウェアを交換します。

コンソール ポートへの接続方法については、「コンソール接続用ターミナル エミュレータの正しい設定」を参照してください。

誤解しやすい症状

Cisco AS5350 および AS5400 シリーズ ルータで、ハングが発生することがあります。ハングとは、ルータが特定の箇所までブートした後、コマンドやキーストロークをいっさい受け付けなくなった状態を指します。ハングは必ずしもハードウェアの問題ではなく、ほとんどの場合、ソフトウェアの問題です。ルータのハングが発生する場合は、「トラブルシューティング : ルータのハング」を参照してください。

ルータにインストールされている Cisco IOS ソフトウェア バージョンでサポートされていないハードウェアがあるために、ブート エラーが発生することがあります。Software Center のツールを使用して、ルータで動作している Cisco IOS ソフトウェア バージョンが、ルータに装備されているハードウェアをサポートするために必要な最低限のバージョンであるかを確認してください。

また、物理的なメモリ不足が原因でブート エラーが発生することもあります。ルータで動作している IOS リリースのリリース ノートをチェックして、ルータに十分な物理メモリが搭載されているかを確認してください。

要約

問題を引き起こしているハードウェア部品が特定された場合で、該当のルータが有効な保証またはサービス契約の範囲内にあるときは、Web 上の Cisco Technical Assistance Center(TAC)でケースをオープンし、問題の部品の Return Materials Authorization(RMA)を依頼してください。

問題を引き起こしているハードウェア部品を特定できなかった場合も、ケースをオープンし、トラブルシューティング ログや実施したトラブルシューティング ステップなどの関連情報をすべて添付してください。エンジニアが以降のトラブルシューティングをサポートいたします。

ツール情報

その他のリソースについては、シスコの「TAC Tools for Router and IOS Architecture Technologies」を参照してください。


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