サービス品質(QoS) : QoS 設定とモニタリング

時間別 QoS サービス ポリシーの作成

2003 年 12 月 1 日 - ライター翻訳版
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目次


概要

この文書では、Cisco IOS® ソフトウェアを実行するルータの時間別 Quality of Service(QoS)ポリシーの設定について、2つのオプションを説明します。オプションは次の通りです。

  • 時間ベースのアクセス コントロール リスト(ACL)
  • QoS Policy Manager(QPM)を使用したサービスポリシーの時間制約つき展開


時間ベースの ACL

Cisco IOS ソフトウェアにより、時間ベースの ACL を使用した機能の実装が可能です。ACL の文の許可または拒否を実行する時間帯を定義します。以前は、ACL 文を一度適用すると、常に実行されました。詳細については、Performing Basic System Management の「Configuring Time Ranges」セクションを参照してください。

時間ベースの ACL は、ユーザ アクセスの許可または拒否のコントロールを拡張します。また、ポリシーベース ルーティング(PBR)およびキューイング機能も拡張します。たとえば、プロバイダーのアクセス レートが日時によって変わる場合、自動的かつ費用効果的にトラフィックを再ルーティングできます。サービス プロバイダーは、動的にコミット アクセス レート(CAR)の設定を変更し、一定の日時に交渉される QoS サービスレベル契約(SLA)をサポートします。

時間ベースの QoS サービス ポリシーを設定するには、時間ベースの ACLをトラフィッククラスの合致基準として使用します。シスコは、モジュラ QoS コマンドライン インターフェイス(CLI)(MQC)を使用して、QoS ポリシーをルータのインターフェイスに適用することをお勧めします。

MQC では、class-map コマンドは、トラフィックを分類またはソートするトラフィック クラスを定義するのに使用します。トラフィック クラスには、3 つのメジャー要素があります。名前、一連の match コマンド、および、トラフィック クラスに複数の match コマンドがある場合、これらの match コマンドを評価する方法です。match コマンドは、パケットを分類するための各種基準を指定するのに使用します。これらの基準には、入力インターフェイス、MAC アドレス、およびすべての IP パケットなど特定のプロトコルが含まれています。match access-group {number} コマンドを使用して、時間ベースの ACL と合致させます。たとえば、次のようになります。

  1. 時間帯を定義して、設定した時間帯に名前を割り当てます。time-range グローバル設定コマンドで、特定の日時および曜日を指定します。
    Router(config)# time-range time-range-name
    
      
  2. 時間帯を有効にする時間を指定します。次のコマンドのいくつかを組み合せて使用します。複数のperiodic文を使用できますが、absolute文は 1 つだけです。
    Router(config-time-range)# absolute [start time date] [end time date]
    
      

    または

    Router(config-time-range)#periodic days-of-the-week hh:mm to [days-of-the-week] hh:mm

注: 時間帯はシステムのソフトウェア クロックに基づきます。時間帯機能を指定どおりに作動させるには、確実なクロック ソースが必要です。シスコ システムズは、ネットワーク タイム プロトコル(NTP)を使用して、システムのソフトウェア クロックを同期させることをお勧めします。

QPM を使用した時間制約つき展開

QPM には、QoS ポリシーの定義および適用に、拡張が容易なプラットフォームがあります。QPM は、ルータ、第 3 層(L3)スイッチ、その他のスイッチ、および Cisco LocalDirector など、シスコのデバイスについて、システム規模で QoS の設定およびメンテナンスを管理します。QPM を使用すると、直接デバイス コマンドを使用するより簡単に展開ポリシーを定義できます。詳細については、Using QoS Policy Manager 2.1 を参照してください。

QoS Policy Database は、QPM での時間ベースの展開についてスケジュールできます。バージョン 2.1 では、QPM は時間単位の ACL をサポートしていません。代わりに、回避策として、外部のトリガーを使用して、スケジューリングを自動化および管理します。Microsoft Windows のスケジューラは、最も簡単な外部トリガーです。QPM の Distribution Manager である distribute_policy.exe が実行可能な ファイルなので、これと一緒に使用します。以下は、時間ベースのポリシーの展開に使用できる簡単なバッチ ファイルのシンタックスの例です。

at 9:00 "C:\Program Files\Cisco Systems\QoS Policy Manager

  Pro\bin\distribute_policy.exe"  -d <QPM-database-1> -u QPM_User -m

  <PC-Name>

  
at 18:00 "C:\Program Files\Cisco Systems\QoS Policy Manager

  Pro\bin\distribute_policy.exe" -d <QPM-database-2> -u QPM_User -m <PC-Name>

  

Distribution Manager の詳細については、(QPM ドキュメンテーションの)Distributing Policies to Network Devices の「Deploying Distribution Jobs from an External Program」セクションを参照してください。

ツール情報

追加情報については、シスコの TAC Tools for Routing Protocol Technologies を参照してください。


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