IP : IP ルーテッド プロトコル

アップデート送受信時の RIP および IGRP の動作

2003 年 12 月 1 日 - ライター翻訳版
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目次


概要

この資料では、RIP および IGRP がルーティング アップデートの送受信時に実行する動作を判別する方法について説明します。RIP と IGRPで、ともに一連のチェックを行います。


一般的な動作

アップデートの送信

ルータ 1 は、ルータ 2 にアップデートを送信する前に、次の項目をチ ェックします。

  • サブネット情報がアップデート ソースのインターフェイスと同 じメジャー ネットの一部であるか。

    • いいえ。ルータ 1 は、メジャー ネット境界でサマリーを作 成し、ネットワークをアドバタイズします。

    • はい。ネットワークには、アップデート ソースとなるイン ターフェイスと同じサブネット マスクがあるかどうか。

      • いいえ。ルータ 1 は、ネットワークをドロップし、アド バタイズしません。

      • はい。ルータ 1 は、サブネットにアドバタイズします。

アップデートの受信

RIP または IGRP は、アップデートを受信すると、アップデートを受け入 れてサブネット マスクを適用する前に、特定のチェックを実行します。次 では、ルータ 2 がルータ 1 からのアップデートを受け入れる前に発生する イベントのシーケンスを説明します。

  • アップデートを受信したインターフェイスと同じメジャー ネットのサ ブネットでアップデートが受信されたかどうか。

    • はい。ルータ 2 は、アップデートを受信したインターフェ イスのマスクを適用します。アドバタイズされたネットワークで、アップデ ートのホスト部分にホスト ビットがセットされている場合、ルータ 2 はホ スト マスク(/32)を適用します。RIP の場合、RIP は後続のルータに引き 続き /32 ルートをアドバタイズしますが、IGRP は行いません。

    • いいえ。アップデートを受信したインターフェイス以外のイ ンターフェイスから通知されたルーティング テーブルに、このメジャー ネ ットのサブネットが存在しているか。2 つのルータ間のリンクが非番号リ ンクでない限り、このアップデートのネットワークはメジャー ネットでなけ ればなりません。この場合、アップデートにサブネット情報が含まれている 可能性があります。

      • はい。ルータ 2 はアップデートを無視します。

      • いいえ。ルータ 2 はクラスフル マスクを適用します。ア ップデートを非番号リンクから受信し、そのアップデートにサブネット情報 が含まれている場合(ネットワークのサブネット部分のビットが設定されて います)、ルータ 2 はホスト マスクを適用します。非番号の例については 、ip unnumbered コマンドの設定 を参照してください。

次のネットワーク図で、イベントのシーケンスを詳しく見てみましょう。

ネットワーク図

具体例

アップデートの送信

ルータ 1 は、ルータ 2 にアップデートを送信するときに、次のチェッ クを実行します。

  • 131.108.5.0/24 がアップデート ソースの 131.108.2.0/24 と同じメ ジャー ネットの一部であるか。

    • はい。131.108.5.0/24 には、アップデート ソースの 131.108.2.0/24 と同じサブネット マスクがあるか。

      • はい。ルータ 1 は、ネットワークにアドバタイズします。

  • 137.99.88.0/24 がアップデート ソースの 131.108.2.0/24 と同じメ ジャー ネットの一部か。

    • いいえ。ルータ 1 は、メジャー ネット境界で 137.99.88.0/24 のサマリーを作成し、137.99.0.0 としてルートにアドバタイズします。

この結果、ルータ 1 からルータ 2 へのアップデートに、131.108.5.0 と 137.99.0.0 が含まれます。この情報は、次のようにルータ 1 で debug ip rip コマンドを実行し、デバッグ出力を表示すると確認できます。


 RIP: sending v1 update to 255.255.255.255 via Serial0 (131.108.2.2)

      subnet 131.108.5.0, metric 1

      network 137.99.0.0, metric 1

 

アップデートの受信

また、debug ip rip コマンドを実行すると、ルータ 1 からルー タ 2 に送信されたルーティング アップデートを確認できます。


 RIP: received v1 update from 131.108.2.2 on Serial0

      131.108.5.0 in 1 hops

      137.99.0.0 in 1 hops

 

受信したネットワークに適用するマスクを判別するために、ルータ 2 に よるチェックの内容を見てみましょう。

  • 受信したメジャー ネット 137.99.0.0 が、アップデートを受信したイ ンターフェイスに割り当てられたアドレス 131.108.2.0 と同じか。

    • いいえ。他のインターフェイスから通知されたルーティング テーブルに、このメジャー ネットのサブネットが存在しているか。

      • いいえ。ルータ 2 は、137.99.0.0 がクラス B アドレス であるため、通常のマスク(/16)を割り当てます。

  • サブネット 131.108.5.0 が、アップデートを受信したインターフェイ スのサブネット 131.108.2.0 と同じメジャー ネットに属しているか。

    • はい。ルータ 2 は、アップデートを受信したインターフェ イスのマスクである /24 を適用します。

この結果、show ip route コマンドを実行すると、ルータ 2 のル ーティング テーブルにある次のネットワークとマスクが表示されます。

R       137.99.0.0/16 [120/1] via 131.108.2.2, 00:00:07, Serial0 

      131.108.0.0/24 is subnetted, 3 subnets

 R       131.108.5.0 [120/1] via 131.108.2.2, 00:00:08, Serial0 

 C       131.108.2.0 is directly connected, Serial0

 C       131.108.3.0 is directly connected, Ethernet0



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