IP : IP ルーティング

OSPF 近隣ルータの状態

2002 年 6 月 1 日 - ライター翻訳版
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筆者: Syed Faraz Shamim
Cisco Systems, Inc.


ネットワーク ダイアグラム

OSPF 隣接関係が形成されるときに、ルータはその近隣ルータと完全な隣接関係になるまでに、いくつかの状態を推移します。このような状態は OSPF RFC 2328 exit、10.1 項で定義されています。各状態の説明を、次に示します。

Down

OSPF 近隣ルータの最初の状態です。この近隣ルータから受信した情報はまったくありませんが、この状態の近隣ルータに HELLO パケットを送信することはできることを表しています。ルータが RouterDeadInterval 時間(デフォルトでは RouterDeadInterval = 4*HelloInterval)内に近隣ルータから HELLO パケットを受信しなかった場合、その近隣ルータの状態は full から down に変化します。

Attempt

この状態は、NBMA 環境の近隣ルータに対してのみ有効です。attempt は、ルータが近隣ルータに HELLO パケットを送信したが、情報を何も受信していないことを表しています。

Init

この状態は、ルータが近隣ルータから HELLO パケットを受信したが、HELLO パケットに受信側ルータの ID が含まれていないことを示しています。ルータが近隣ルータから HELLO パケットを受信するときは、有効なパケットを受信したことの確認応答として、HELLO パケットに送信側のルータの ID をリストする必要があります。

2-way

この状態は、2 台のルータの間に双方向通信が確立されたことを示しています。双方向とは、それぞれのルータから相手の HELLO パケットが見えていることを意味します。この状態では、この近隣ルータと隣接関係になるかどうかをルータが決定します。ブロードキャスト メディアでは、ルータが full になるのは相手が Designated Router(DR; 代表ルータ)および Backup Designated Router(BDR; バックアップ代表ルータ)の場合のみで、それ以外の近隣ルータでは 2-way 状態のままになります。

Exstart

隣接関係を形成するときの最初の状態です。マスターとスレーブの選定、および隣接関係形成のための初期シーケンス番号の選択に使用されます。ルータ ID の大きいルータがマスターになり、そのルータのみがシーケンス番号を進めることができます。

Exchange

exchange 状態では、OSPF ルータが Link-State Advertisement(LSA; リンク状態アドバタイズメント)情報を交換します。各 Database Description(DBD)パケットにはシーケンス番号が付けられ、それが明示的に確認応答されます。この状態のルータは、リンクステート要求パケットおよびリンクステート更新パケット(LSA 全体を含む)も送信します。

Loading

loading 状態では、ルータがリンクステート要求パケットを送信します。隣接関係が形成されている間、ルータは期限切れの LSA を受信するか LSA を受信しなくなると、リンクステート要求パケットを送信して LSA を要求します。

Full

この状態では、ルータが互いに完全な隣接関係になります。すべてのルータおよびネットワーク LSA が交換され、ルータのデータベースが完全に同期されます。

OSPF ルータでは full が正常な状態です。ルータが他の状態のままになった場合は、隣接関係の形成に問題が発生していることを示しています。この唯一の例外は 2-way 状態で、ブロードキャスト ネットワークでは 2-way が正常です。ルータが full 状態になるのは DR または BDR との間のみです。近隣ルータは必ず互いに相手が 2-way に見えます。


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