ワイヤレス : Cisco Aironet 340 シリーズ イーサネット ブリッジ

Cisco Aironet 340 シリーズ ブリッジの設定

2002 年 3 月 13 日 - ライター翻訳版
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目次


Cisco Aironet のドライバ、ファームウェア、およびユーティリティ ソフトウェアを入手するには、次のリンクにアクセスしてください。
Cisco Wireless Software Center

概要

この文書は、Cisco Aironet 340 シリーズ イーサネット ブリッジのセットアップ プロセスについて説明しています。機器をリモートの場所に配備する前に、いくつかの作業を行う必要があります。他の設定作業は、ブリッジの設置後に実行できます。

:Cisco Aironet 機器は、すべてのコンポーネントにソフトウェアの最新バージョンがロードされたときに最適に動作します。ソフトウェアのアップデートは、Cisco Software Center のワイヤレス ソフトウェアに関するページで入手できます。

基本設定

アクセスが困難な場所にブリッジを設置する前に、リモート アクセス用のブリッジを有効にするためのいくつかの基本的な設定をコンソールから完了します。


コンソールの接続

コンソールを接続するには、9 ピン オス型と 9 ピン メス型のコネクタを備えたストレート ケーブルを使用します。ブリッジのコンソール ポートにコンソール ポート ケーブルを接続します。コンソール ケーブルのもう一方の端を、端末、またはターミナル エミュレータ プログラムが動作している PC のシリアル ポートに接続し、セッションを次のように設定します。

  • 9600 bps
  • 8 データ ビット
  • パリティなし
  • 1 ストップ ビット
  • Xon/Xoff フロー制御

ブリッジの電源を入れると、メイン メニューが表示されます。


IP 情報の割り当て

Telnet、HTTP、または Simple Network Management Protocol(SNMP)を使用したブリッジへのリモート アクセスを有効にするには、ブリッジに IP アドレスを割り当てる必要があります。

注: その他の詳細なインターネット アドレッシング オプション(ゲートウェイ アドレスやサブネット マスクなど)も割り当てることができます。

ブリッジに IP アドレスを設定するには、次の手順に従います。

  1. コンソール ポートに接続された端末から、メニュー オプションを Main > Configuration > Ident の順に選択します。
  2. INADDR オプションを使用して IP アドレスを割り当てます。各ブリッジに必ず一意の IP アドレスを割り当てます。
  3. INMASK オプションを使用して、インターネット サブネット マスクを定義します(該当する場合)。
  4. GATEWAY オプションを使用して、ゲートウェイ アドレスを定義します(該当する場合)。

ブリッジに IP アドレスを設定したら、ターミナル エミュレータまたはブラウザを終了してコンソール ポート ケーブルを取りはずし、Telnet または Web ブラウザによるリモート設定に進みます。


リモート設定

注:使用するデバイス同士を近くに集めて無線ネットワークを設定することをお勧めします。これによって、さまざまなパラメータを設定する際に、無線通信がより確実に機能します。設定が完了したら、無線機器を設置できます。

ブリッジに IP アドレスを設定し終えると、Telnet または Web ブラウザを使用して接続できます。

  • Telnet プロトコルを使用する PC またはホストから接続する場合は、telnet コマンドを発行します。

    telnet <ブリッジの IP アドレス>

  • Web ブラウザから接続する場合は、次のように入力します。

    http://<ブリッジの IP アドレス>

Web ブラウザを使用してブリッジに接続した場合、コンソールまたは Telnet を使用した場合とはメニュー システムの外観が異なります。表示されるオプションは同じですが、ブラウザを使用する場合は、メニュー ナビゲーション オプションを入力するのではなく、クリックします。


無線ネットワークの設定

基本的な無線ネットワーク パラメータを、次の順序で設定する必要があります。

  1. Service Set Identifier(SSID)を割り当てる。
  2. 許可されたデータ レートを設定する。
  3. 周波数を設定する。
  4. ルート コンフィギュレーションを設定する。

 注意:設定完了後に無線パラメータを 1 つでも変更した場合、ユニットはすべての無線接続を解除し、変更されたパラメータで再起動します。したがって、そのユニットを経由する無線トラフィックが中断されます。これは、ブリッジをアクセス困難な場所に設置する前に、この部分を設定する理由の 1 つです。

SSID の割り当て

SSID によって、ワイヤレス ブリッジは他のデバイスと通信できます。SSID は大文字と小文字が区別される一意の識別子で、選択されたパケットに添付されて無線ネットワークに送出されます。ブリッジに対して関連付けを行うノードは同じ SSID を使用する必要があります。同じ SSID を使用していないノードの関連付け要求は無視されます。

ブリッジに一意の SSID を定めて、ネットワーク内のすべてのデバイスに同じ SSID を使用します。SSID を割り当てるには、ブリッジに接続してメニュー オプションを Main > Configuration > Radio > SSID の順に選択します。

SSID ウィンドウで SSID オプションの値を入力します。SSID は最大 32 文字で、同じ無線ネットワーク内のすべてのデバイスが同じ SSID を使用する必要があります。この値は大文字と小文字が区別されます。

データ レートの設定

Rates オプションを使用して、ユニットが情報を受信および送信することを許可されるデータ レートを定義します。無線セル内の他のユニットは、このユニットに任意のレートでデータを伝送することを許可されます。あるユニットがルート ブリッジとの関連付けを確立すると、通常、両ユニットがサポートする最高のレートで、両ユニット間にデータが伝送されます。ただし、条件によっては、両ユニットがレートを下げてより低い共通レートを使用する場合もあります。

データ レートを割り当てるには、ブリッジに接続してメニュー オプションを Main > Configuration > Radio > Rates の順に選択します。

Rates ウィンドウでレートの値を入力します。複数のレートを選択することが重要です。1 つのレートのみを選択することはお勧めできません。なんらかの理由でこのレートを維持できなくなった場合、通信が完全に不可能になります。

周波数の設定

実際に許可される周波数は、ユニットが使用される場所で無線スペクトルを管理する監督機関に依存します。設定が「auto」のままの場合、ユニットは起動して未使用の周波数の選択を試みる際に、許可されたすべての周波数をサンプリングします。この設定は、無線セルのセットアップを担当するルート ユニットでのみ許可されます。

周波数を設定するには、ブリッジに接続してメニュー オプションを Main > Configuration > Radio > Frequency の順に選択します。

Frequency ウィンドウで、周波数の値を入力するか、または設定を「auto」のままにします。

ルート コンフィギュレーションの設定

詳細な設定を行う前に、ブリッジがルート ブリッジになるか非ルート ブリッジになるかを決めます。

  • ルート ブリッジは、ワイヤレス インフラストラクチャの最上位(出発点)に位置する Aironet ブリッジです。ルート ユニットは、通常はメインの有線バックボーン LAN に接続されます。他のブリッジの LAN からの無線トラフィックがこのユニットを通過するため、通常ルート ユニットはほとんどのトラフィックを発信または受信する LAN に接続されます。
  • 非ルート ブリッジは、リモート ブリッジまたはリピータ ブリッジと呼ばれることがあります。非ルート ブリッジは、ルート ブリッジまたは他のリピータ ブリッジへの接続を確立することにより、接続先の有線 LAN を、ブリッジされる LAN の一部にします。

イーサネット ブリッジは、デフォルトでルート ブリッジとして設定されます。リンクを確立するために非ルート ブリッジに設定するには、このデフォルト設定を変更する必要があります。

デフォルト設定を変更してブリッジを非ルート ブリッジにするには、ブリッジに接続してメニュー オプションを Main > Configuration > Radio の順に選択します。

Radio ウィンドウで、有効な Root モード設定に対して on または off を選択します。

  • ターミナル エミュレータ を使用している場合は、Root 設定を選択します。設定を変更するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。設定を on から off、または off から on に切り替える場合は y を入力します。
  • ブラウザを使用している場合は、Allow Config Changes をクリックし、次にブリッジをルート ユニットに設定する場合は On を、非ルート ユニットに設定する場合は Off をクリックします。

設定オプション

以上のパラメータを設定したら、その他の設定オプションを設定できます。これは、Radio メニューから、または各種のサブメニューにアクセスして行います。

Basic Rates

Basic Rates(基本レート)オプションはルート ブリッジで設定します。基本レートは、無線セル内のすべてのノードがサポートしなければならないレートのセットです。基本レートをサポートしないノードは関連付けを許可されません。最も低い基本レートは、すべてのブロードキャストおよびマルチキャスト トラフィック、およびあらゆる関連付け制御パケットの伝送に使用されます。最も低いレートを使用すれば、最も遠い位置にあるノードを含むすべてのノードで確実にパケットが受信されます。最も高い基本レートは、確認応答パケットが伝送される最大レートを決定します。

Distance

ブリッジ間の無線リンクがきわめて長いために、無線信号が無線機の間を伝わる時間が重要になる場合があります。このパラメータは、遅延を伸ばす原因となる、無線プロトコルで使用される各種タイマーを調整するために使用されます。このパラメータはルート ブリッジにのみ入力します。そうすれば、ルート ブリッジからすべてのリピータに伝えられます。ブリッジのセット内で最長の無線リンクの距離を、(マイルではなく)キロメートルで入力します。

I80211

このサブメニューでは、IEEE 802.11 関連のパラメータを設定できます。これには次のパラメータがあります。

Beacon - IEEE 802.11 ビーコン パケットの送信間隔。

DTIM - Delivery Traffic Indication Message カウント。特殊な DTIM ビーコンの間に通常のビーコンがいくつ含まれるかを決めます。

Extend - 一部の IEEE 802.11 管理パケットに独自の拡張を追加し、他の無線ノードが最適なブリッジに関連付けを確立することを可能にします。

Bcst_ssid - クライアント ノードの SSID に何も指定されていないかブロードキャスト SSID が指定されている場合に、関連付けを許可するかどうかを制御します。802.11b クライアントをブリッジから排除したい場合は、ブリッジをデフォルトの bridge only モードのままにします。これにより、このデバイスと通信できるのは他のブリッジのみになります。ブロードキャストをオフにすると、SSID を付けられていないほとんどのユーザは関連付けできません。ただし、一部の悪質なクライアントは SSID を調べて表示できるため、こうしたクライアントが SSID を変更して関連付けし直す可能性もあります。SSID の目的はセキュリティではなく、簡単なアクセス制御の手段に過ぎない点に注意してください。

RTS - RTS/CTS プロトコルを使用して伝送されるパケットの最小サイズを決定します。

Privacy - Wired Equivalent Privacy(WEP)の設定に使用します。詳細については、「Wired Equivalent Privacy(WEP)の設定」を参照してください。

Encapsulation - ネットワーク内の Cisco 以外の機器が、Cisco とは異なる独自のパケット カプセル化方式を使用する場合にのみ使用します。

Linktests

このメニューのオプションは、個々のノードのシステム パフォーマンスと、個々のノードの無線パフォーマンスを調べるために使用します。ここで利用できるテストには、信号強度テストとキャリア ビジー テストがあります。

Extended

このサブメニューのパラメータは、通常は変更しません。ただし状況によっては、いくつかの設定を変更する必要があります。詳細については、「Cisco Aironet 340 シリーズ ワイヤレス ブリッジの使用」(P. 4〜17)を参照してください。


イーサネット ネットワークの設定

イーサネット ポートは、Configuration Ethernet Menu を使用して設定します。イーサネット ポートを設定するには、ブリッジに接続してメニュー オプションを Main > Configuration > Ethernet の順に選択します。

Ethernet メニューでは、次のような各種オプションを設定できます。

Active

Active オプションは、イーサネット ポート接続を有効または無効にするために使用します。このオプションのデフォルトの設定は「On」です。Cisco Aironet 340 シリーズ ブリッジのイーサネット ポートを使用しない場合は、このオプションを無効にします。これにより、ソフトウェアはイーサネット ポートにパケットをルーティングしないように通知されるため、イーサネットのアクティビティのスキャンにプロセッサの処理能力が使用されなくなります。

注:イーサネット ポートは、他のパラメータがすべて正しく設定されるまでアクティブにしないでください。

Size

Size オプションでは、イーサネット インフラストラクチャへ(およびイーサネット インフラストラクチャから)伝送されるフレームの最大サイズを増やすことができます。最大フレーム サイズは、この最大を超えることができる独自のソフトウェアを実行している場合を除き、1518 バイトよりも大きく設定しないでください。このような独自のソフトウェアを実行している場合は、値を 1518〜4096 バイトに設定します。

注:電源をオフ/オンするか、diagnostics restart コマンドを使用することによってユニットが再起動されるまで、変更したパラメータは実装されません。

Port

このパラメータが「Auto」に設定されている場合、Cisco Aironet 340 シリーズ ブリッジは 3 つのコネクタすべてでケーブルをスキャンします。同様にスキャンを行うイーサネット カードにブリッジが有線接続されているときは、構成するポートにこのパラメータを設定する必要があります。

 


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