WAN : フレーム リレー

フレームリレー トラフィック シェーピングのための show コマンド

2008 年 7 月 27 日 - ライター翻訳版
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目次


概要

この文書は、フレームリレー トラフィック シェーピングに使用する、次の show コマンドについて個別に説明しています。

  • show frame-relay pvc <dlci>
  • show traffic-shape
  • show traffic-shape statistics

この文書では、これらのコマンドの出力で生成されるフィールドのリストを示し、各フィールドについて説明しています。

ソフトウェアのバージョン

これらのコマンドは、Cisco IOS(R) ソフトウェア リリース 11.2 からサポートされています。

show frame-relay pvc コマンド

show frame-relay pvc コマンド出力からは、次の表に示す情報が得られます。各フィールドを順番に見ていきましょう。

フィールド 説明
CIR 現行の Committed Information Rate(CIR; 認定情報レート)(ビット/秒)。
Bc 現行の認定バースト サイズ(ビット)。
Be 現行の超過バースト サイズ(ビット)。
Limit 内部インターバル毎に伝送される最大バイト数(超過分 + 維持分)。
Interval 内部で使用されるインターバル値(Bc/CIR から得られるインターバルより短い場合があります。これは、短いインターバルに設定した方がトラフィック フローが安定するとルータが判断した場合に起こります)。
Mincir Permanent Virtual Circuit(PVC; 相手先固定接続)に対する最小 CIR。
Increment 内部インターバル毎の維持バイト数。
BECN response フレームリレーが Backward Explicit Congestion Notification(BECN; 逆方向明示的輻輳通知)に対応するように設定されています。
List Queue Args PVC 用に定義されたカスタム キュー リストの識別情報およびパラメータ値。ここでの識別情報および値は、コマンド queue-list 1 queue 4 byte-count 100 に対応します。
Output queues PVC で使用される出力キューの情報。各キューの現行のサイズ、最大サイズ、廃棄されたフレームの数。

次に、このコマンドによって生成される出力の例を示します。

prasit#show frame-relay pvc 130
 PVC Statistics for interface Serial1 (Frame Relay DTE)
 DLCI = 130, DLCI USAGE = LOCAL, PVC STATUS = ACTIVE, INTERFACE = Serial1.1
   input pkts 4                      output pkts 6                 in bytes 180
   out bytes 824                     dropped pkts 0                in FECN pkts 0
   in BECN pkts 0                    out FECN pkts 0               out BECN pkts 0
   in DE pkts 0                      out DE pkts 0
   out bcast pkts 6                  out bcast bytes 824
   pvc create time 00:02:27, last time pvc status changed 00:02:27
   cir 64000      bc 64000        be 64000     byte limit 9000    interval 125
   mincir 32000   byte increment  1000         Adaptive Shaping none
   pkts 7         bytes 854       pkts delayed 0         bytes delayed 0
   shaping inactive
   traffic shaping drops 0
   Queueing strategy: fifo
   Output queue 0/40, 0 drop, 0 dequeued

ご使用のシスコ デバイスの、show frame-relay pvc コマンドの出力データがあれば、これを使用して 今後予想される障害と修正を表示できます。これを使用するには、 CCO 登録ユーザとしてログインしており、JavaScript を有効化している必要があります。

show traffic-shape コマンド

現行のトラフィック シェーピングの設定を表示するには、show traffic-shape EXEC コマンドを使用します。このコマンドの出力には次のフィールドが表示されています。

フィールド 説明
Target Rate シェーピングされるトラフィックのレート(bps)。
Byte Limit 内部インターバル毎の最大伝送バイト数。
Sustain bits/int インターバル毎の維持ビット設定値。
Excess bits/int 最初のインターバルでの超過ビット設定値。
Interval(ms) 内部で使用されているインターバル値。このインターバルは Bc を CIR で割った値よりも小さい場合があります。これは、短いインターバルに設定した方がトラフィック フローが安定するとルータが判断した場合に起こります。
Increment(bytes) 内部インターバル毎の維持バイト数。
Adapt Active フレームリレーが BECN に対応するように設定されている場合は、BECN が表示されます。

次に、このコマンドによって生成される出力の例を示します。

Target Rate = CIR = 64000 bits/s
 Mincir = CIR/2 = 64000/2 = 32000 bits/s
 Sustain = Bc = 8000 bits/int
 Excess = Be = 8000 bits/int
 Interval = Bc/CIR = 8000/64000 = 125 ms
 Increment = Bc/8 = 8000/8 = 1000 bytes
 Byte Limit = Increment + Be/8 = 1000 + 8000/8 = 2000 bytes
 

次の図は、前述の各フィールドを show traffic-shape コマンドによる出力例にマッピングしたものです。

出力例

show traffic-shape statistics コマンド

現在のトラフィック シェーピングの統計情報を表示するには、show traffic-shape statistics EXEC コマンドを使用します。このコマンドの出力には、次のフィールドが含まれます。

フィールド 説明
Queue Depth キュー内のメッセージの数。
Packets インターフェイスから送信されたパケットの数。
Bytes インターフェイスから送信されたバイト数。
Packets Delayed トラフィック シェーピング キューによって遅れて、インターフェイスから送信されたパケットの数。
Bytes Delayed トラフィック シェーピング キューによって遅れて、インターフェイスから送信されたバイト数。
Shaping Active トラフィック シェーピングが行われていることをタイマーが示している場合は yes、トラフィック シェーピングが行われていない場合は no が表示されます。

次の図は、前述の各フィールドを show traffic-shape statistics コマンドによる出力例にマッピングしたものです。

出力例


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