アプリケーション ネットワーキング サービス : Cisco Wide Area Application Services(WAAS)

WAAS Cache の使用量の確認とクリア方法

2008 年 6 月 24 日 - 日本オリジナル版
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1. 概要

このドキュメントでは Cisco WAAS ソフトウェアが稼働している Cisco Wide Area Application Engine の Cache 使用量の確認方法と、Cache をクリアする方法について解説します。

2. 前提条件

要件

次の項目に関する知識があることが推奨されます。

  • WAAS の GUI / CLI の操作方法

使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。

  • ハードウェア:WAE-7326
  • ソフトウェア:WAAS4.0.17

関連製品

この情報は、次のバージョンのハードウェアとソフトウェアにも使用できます。

  • WAE シリーズ、WAAS4.0.1以降

表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

3. 背景説明

WAAS には以下2つの cache が存在します。

  • TCP のバイトストリームを符号化し圧縮する Data Redundancy Elimination(DRE)に使われる DRE cache
  • Windows のファイル共有を最適化する WAFS 機能で行われるファイルの cache(CIFS cache)

4. DRE cache

DRE cache は TCP flow の最適化を行っているペアーの WAE 両方で行われます。DRE cache は WAE のリロード、WAAS software の version up を行っても通常クリアされません。 また cache 使用量が100%になった場合は、古い cache データから上書きを行います。DRE cache の確認およびクリアは CLI のみで行えます(WAAS4.0.17で確認)。

  • DRE cache の確認方法(CLI)

    CLI から "show statistics dre" コマンドを入力しすると、以下赤字の部分で使用量を確認することができます。

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  • DRE cache のクリア方法(CLI)

    DRE cache クリア時の注意点として、以下が挙げられます。

    • 既存の最適化コネクションはすべて reset されます。
    • Central Manager に Alarm が上がる場合があります。
    • WAE 自身が再起動する場合があります。

    CLI から "clear cache dre" を入力し、"Do you want to Continue?" の確認に "yes" を入力すると、DRE cache をクリアすることができます。

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5. CIFS cache

CIFS cache は WAFS 機能で Edge Server となっている WAE で行います。Core Server となっている WAE では CIFS cache は行われません。CIFS cache についても WAE のリロード、WAAS software の version up を行っても通常クリアされません。また cache 使用量が100%になった場合は、古い cache データから上書きを行います。CIFS cache の確認については CLI(WAAS4.0.13以降)/ GUI(WAAS4.0.1より)両方でできますが、cache のクリアは GUI のみで可能です(WAAAS4.0.17で確認)。

  • CIFS cache の確認方法(CLI)

    CLI から "show cifs cache disk-use" コマンドで cache 容量(byte)を表示し、"show cifs cache entry-count" コマンドで、cache したファイル、ディレクトリの総数を表示します。

  • CIFS cache の確認方法(GUI)
    1. Central Manager の GUI でDevices > Devices をクリックし、表示された中から該当 WAE をクリックします。

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    2. 該当 WAE のページで、Device Info にある Device GUI をクリックします。

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    3. Device GUI が表示されたら、左側のメニューの WAFS Edge > Monitoring をクリックし、Cache タブをクリックします。"Current cache disk usage" で cache 使用量、"Current cache resources" で cache したファイル、ディレクトリの総数を表示します。

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  • CIFS cache のクリア方法

    CIFS cache クリア時の注意点として、以下が挙げられます。

    • WAFS Edge 機能を止める必要があり、クリア作業を行っている間 WAFS での最適化は行えません。
    • WAFS Edge 機能が止まっている間にクライアントとファイルサーバで確立したコネクションは、WAFS Edge の機能が再開しても、最適化の対象外となります。
    • WAFS Edge 機能が止まっている間、Central Manager に Alarm が上がります。
    1. CIFS cache の確認方法と同様に Device GuI を表示します。Device GUI が表示されたら、左側のメニューの Cisco WAE > Control をクリックし、Components タブを表示します。Components タブの Component で WAFS Edge を選択し、Stop をクリックします。

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    2. Components の WAFS Edge の Status が「x」に変わるのを待ちます。

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    3. Device GUI の左側のメニューの Cisco WAE > Utilities をクリックし、WAFS Cache Cleanup タブをクリックします。WAFS Cache Cleanup:にある Run をクリックします。確認のポップアップが表示されたら OK をクリックし、Progress が100%になるのを待ちます。

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    4. Device GUI の左側のメニューの Cisco WAE > Control をクリックし、Components タブを表示します。Components タブの Component で WAFS Edge を選択し、Start をクリックします。

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    5. Components の WAFS Edge の Status がチェックマークに変わるのを待ちます。

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    6. Device GUI の左側のメニューの WAFS Edge > Monitoring をクリックし、Connectivity タブを表示します。Connected の項がチェックマークであることを確認します。

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    7. Device GUI の左側のメニューの WAFS Edge > Monitoring で Cache タブを表示します。"Current cache disk usage"、"Current cache resources" がクリアされたことを確認します。

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