コラボレーション : Cisco Unified Intelligent Contact Management Enterprise

「SQL 1105」エラー メッセージの意味

2008 年 5 月 29 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2005 年 4 月 27 日) | フィードバック

目次

概要
前提条件
      要件
      使用するコンポーネント
      表記法
いっぱいになっているのがログなのかデータベースなのかを判別する方法
ログとデータベースの違い
トランザクション ログに必要な大きさ
関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション
関連情報

概要

このドキュメントでは、「SQL 1105」エラー メッセージが発生する理由について説明しており、そのエラーが関連するのがデータベースなのかトランザクション ログなのかを判別する方法および考えられるソリューションを紹介しています。

前提条件

要件

次の項目に関する知識があることを推奨します。

  • Cisco Intelligent Contact Management(ICM)

  • Microsoft SQL Server

使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。

  • Cisco ICM バージョン 4.6.2 以降

  • Microsoft SQL バージョン 6.5 および 7.0

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのような作業についても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。

表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

いっぱいになっているのがログなのかデータベースなのかを判別する方法

SQL 1105」のエラー メッセージが表示された際に、データベースがいっぱいなのか、トランザクション ログがいっぱいなのかが判別できない場合があります。

Cisco ICM のデータベースでデータ用のスペースが使い尽くされると、「Msg 1105, Level 17, State 1」のエラー メッセージが表示されます。このメッセージでは、デフォルトのセグメントがいっぱいになっているため、SQL Server でスペースが割り当てられないことが示されています。これにより、データベースが破損する可能性があります。破損したデータベースは、あらかじめバックアップしてあるコピーで置き換えることができます。データベースがいっぱいになっている場合は、古いデータを消去するか、データベースのサイズを増やすことができます。Cisco ICM では、Purge Adjustment 機能と Auto Purge 機能、さらに次に示すような Alarm Tracker により、この状況を防ぐ手段が提供されています。

HDS1: Begin Automatic Purge:
95% of the available data space is used in the xxx_hds database.

トランザクション ログでスペースが使い尽くされると、「Msg 1105, Level 17, State 2」のエラー メッセージが表示されます。このメッセージでは、ログのセグメントがいっぱいになっているため、SQL Server でスペースが割り当てられないことが示されています。この問題を解決するには、トランザクション ログのサイズを大きくするか、トランザクション ログをクリアします。トランザクション ログをクリアする方法は、『SQL サーバのトランザクション ログをクリアする方法』を参照してください。

State 1State 2 のエラーが発生した場合、SQL Server ではそれ以上データベースの操作は行われず、Alarm Tracker イベントが表示されます。SQL のエラー ログ ファイルでエラーを確認できますが、通常、このファイルは \mssql\log\errorlog ディレクトリに置かれています。DOS コマンド プロンプトで cd コマンドを発行してこのディレクトリに切り替えてから、type errorlog コマンドを発行するとエラー ログが一覧表示されます。

ここで、1105 エラー メッセージ中の State 1 はデータベースがいっぱいになっていることを示しており、State 2 はトランザクション ログがいっぱいになっていることを示しています。エラー メッセージの各タイプの例を次に示します。

Error : 1105, Severity: 17, State: 1
Can't allocate space for object '6' in database 'xxx_sideA' because the 'system' 
  segment is full. If you ran out of space in Syslogs, dump the transaction log. 
  Otherwise, use ALTER DATABASE or sp_extendsegment to increase the size of the 
  segment.
SQL Server System Error: 1105, State 2, Severity: 17, 
  Message: Can't allocate space for object 'Syslogs' in database 'xxx_sideA' 
  because the 'logsegment' segment is full. If you ran out of space in Syslogs, 
  dump the transaction log. Otherwise, use ALTER DATABASE or sp_extendsegment to 
  increase the size of the segment.
SQL SERVER DATABASE xxx_sideA IS OUT OF SPACE.

注:xxx はインスタンス名を表しています。

ログとデータベースの違い

各 SQL Server のデータベースにはトランザクション ログがあり、データベースの変化が記録されています。Database Server、Historical Data Server(HDS)、および Distributor Administrative Workstation(AW)上の Cisco ICM のデータベースには、Cisco ICM のデータとは分離されたトランザクション ログがディスク上に割り当てられています。

データベース行の追加や削除が行われるたびに、その行が SQL Server によりトランザクション ログに書き込まれます。行の更新が行われると、古いデータと新しいデータの両方が SQL Server によりログに記録されます。新規オブジェクトの追加、許可の変更、ユーザの追加、およびテーブルのスペースの割り当てが行われると、それに関連するトランザクションが SQL Server によりログに記録されます。

トランザクション ログが完全にいっぱいになると、データベースに対する変更はディセーブルにされます。このため、トランザクション ログで利用可能なスペースの総量は Cisco ICM データベースへの重要なリソースなので、密に管理する必要があります。

トランザクション ログに必要な大きさ

トランザクション ログのサイズは、データベースの作成時に設定します。トランザクション ログのサイズはデータベースのサイズによって異なります。一般的には、AW DB のトランザクション ログのサイズは 100 MB 〜 200 MB、Logger と HDS のトランザクション ログのサイズは 200 MB 〜 500 MB である必要があります。

Cisco では、データとログを別の SQL デバイスに置くように Cisco ICM のデータベースを作成することを推奨しています。データとログを同じデバイス上に置くと、両者の間でスペースの競合が発生します。データとログを分離すると、パフォーマンスが向上します。そうすることで、スペースをより効率的に管理できます。データベースでスペースが使い尽くされると。生成されたエラー メッセージに、データ ストレージ領域がいっぱいなのか、トランザクション ログがいっぱいなのかが表示されます。データとログが統合されていると、データ ストレージ領域やトランザクション ログがいっぱいになった際に通知されません。


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