ブロードバンド ケーブル : ケーブル管理とサービス

ケーブル環境における CNR および DHCP に関する FAQ

2008 年 5 月 26 日 - ライター翻訳版
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質問

概要
CNR にリモートからアクセスするにはどうすればよいですか。
CNR サーバがファイアウォールの向こう側にある場合、CNR にリモートからアクセスするにはどうすればよいですか。
CNR でのポリシーとは何ですか。またポリシーはどのように設定しますか。
CNR でのスコープとは何ですか。またスコープはどのように設定しますか。
CNR の GUI を使用してクライアント クラスの処理を設定するにはどうすればよいですか。
DHCP オプション 2(タイム オフセット)の 16 進数値の計算方法
CMTS では PC とケーブル モデムの違いをどのように認識するのですか。
cable relay-agent-option が 12.0 のコードでは動作しないのはなぜですか。
関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション
関連情報

概要

  • 初めの 6 つの Q & A は、CNR を対象としています。

  • 後の 2 つの Q & A は、DHCP を対象としています。

Q. CNR にリモートからアクセスするにはどうすればよいですか。

Windows 95 または NT が動作する PC で CNR GUI をリモートで実行している場合、クラスタを追加し、IP アドレスとパスワード、または CNR サーバを入力することで、サーバに接続できます。 この操作により、DNS または DHCP サービス(およびその両方)を提供しているサーバに接続できます。 ただし、この方法を使用するには、リモート クライアントに CNR GUI があることが必要です。

  1. Admin を選択します。

  2. List of Clusters アイコンをクリックします。

  3. クラスタのダイアログ ボックスで、Add Cluster ボタンをクリックします。

  4. Add Cluster ダイアログ ボックスで、クラスタ名またはデータベースのホスト名を入力します。

  5. Connect to this cluster チェック ボックスを選択します。 OK をクリックします。

  6. クラスタへのログインで、ユーザ名とパスワードを入力します。 OK をクリックします。

CNR GUI がない SUN ワークステーションから CNR にアクセスしようとしている場合は、次の操作を実行して GUI を開き、CNR サーバへ接続してください。

  1. SUN ワークステーションで nslookup を実行し、自分のアドレスを調べます。

  2. X-term を開き、xhost + と入力してディスプレイを設定し、SUN ワークステーションに接続できるようにします。 このコマンドを入力すると、「access control disabled, clients can connect from any host」というメッセージが表示されます。

  3. サーバに Telnet 接続します。

  4. ログイン名とパスワードを入力します。

  5. setenv TERM xterm と入力します。

  6. setenv DISPLAY <your ip address>:0.0 と入力します。

  7. UNIX のプロンプト # が表示されたら、cd /opt/nwreg2/usrbin/ntwkreg & と入力します。 

  8. Network Registrar によって、Server Manager が表示されます。

  9. Admin を選択します。

  10. List of Clusters アイコンをクリックします。

  11. クラスタのダイアログ ボックスで、Add Cluster ボタンをクリックします。

  12. Add Cluster ダイアログ ボックスで、クラスタ名またはデータベースのホスト名を入力します。

  13. Connect to this cluster チェック ボックスを選択します。 OK をクリックします。

  14. クラスタへのログインで、ユーザ名とパスワードを入力します。 OK をクリックします。

Q. CNR サーバがファイアウォールの向こう側にある場合、CNR にリモートからアクセスするにはどうすればよいですか。

サーバがリモートで、おそらくはネットワーク運用チームによって 24 時間監視の状態で管理されるようにする場合は、ユーザ インターフェイスのポートを開きます。 ファイアウォール経由で CNR の GUI または CLI を開いて使用できるようにするには、UDP ポート 2785 と 2786 を開きます。最初のポートはデータの発信用、2 番目のポートはデータの着信用です。 また、DHCP 用の既知のポートは 67 と 68 で、DHCP のフェールオーバーの場合はポートは 647、DNS の場合はポート 53 を使用します。他に開いている可能性のあるポートは LDAP 用の 389 と、TFTP 用の 69 です。

Q. CNR でのポリシーとは何ですか。またポリシーはどのように設定しますか。

ポリシーとはオプションのセットであり、これを使用すると、DHCP サーバがクライアントに割り当てるリース時間や他の設定パラメータをグループ化することができます。 これらのパラメータは DHCP オプションと呼ばれています。 サイトに複数のスコープがある場合は、ポリシーは非常に便利です。 現在のサーバ上のすべてのスコープに適用されるポリシーを作成したり、選択したスコープ用にポリシーを作成することもできます。 ポリシーとは、DHCP サーバからスコープに対して正しいオプションがすべて提供されるようにするための便利な方法です。また、ポリシーを使用すれば、スコープごとに別個に情報を指定する作業からも解放されます。

ポリシーを作成するには、次の操作を実行します。

  1. CNR の GUI を開きます。 Server Manager ウィンドウから、ポリシーの作成の対象とする DHCP サーバを選択します。 初めてポリシーを作成する場合は、DHCP@localhost サーバのアイコンをクリックします。

  2. Show Properties ツールバー ボタンをクリックして、DHCP Server Properties ダイアログ ボックスを表示します。

  3. Policies タブをクリックします。

  4. New... ボタンをクリックして、New Policy ダイアログ ボックスを表示します。

  5. Name フィールドで、ポリシーの名前を入力します。

  6. Copy from フィールドで、次のいずれかを行います。

    • 既存のポリシーを選択して、新しいポリシーのベースとして使用します。

    • デフォルトを選択して、ポリシーを最初から作成します。

  7. OK をクリックします。

  8. Policies タブで、リースを永続的(期限なし)とするか、期限付きとするかを選択します。 永続的とする場合は、「Leases are permanent」ボックスをチェックして、ステップ 11 に進みます。期限付きとする場合は、ステップ 9 に進んでください。

  9. リースの期間を、たとえば 7 日などに設定します。 デフォルト値は 7 日です。

  10. 猶予期間を、たとえば 4 日などに設定します。 リースの猶予期間は、期限が切れた後も DHCP サーバのデータベースにリースを維持しておく期間のことです。 猶予期間によって、クライアントやサーバが異なる時間帯にあってコンピュータのクロックが同期されていない場合や、リースの期限が切れたときにクライアントがネットワーク上にない場合でも、クライアントのリースが保護されます。 デフォルト値は 5 分間です。

  11. Edit options... をクリックします。 ケーブル ネットワーク環境で最低限設定する必要のある項目は次のとおりです。

  12. これらのオプションを設定するには、Available カラムで追加するオプションを次の方法で選択します。

    • ウィンドウをスクロールして tftp-server が表示されるようにし、Servers オプション グループの隣にある + をクリックします。次に、tftp-serveradd > > > ボタンの順にクリックして、Option value(s) フィールドに値を入力します。

    • time-offset を表示するためには、time-offset が表示されるまでスクロールし、add > > > ボタンをクリックします。 Option value(s) フィールドに正しい値を秒数で入力します。

    • timeserver が表示されるまでスクロールし、timeserver をクリックします。 add >>> ボタンをクリックします。 「Option value(s)」フィールドに正しい IP アドレスを入力します。

    • packet-siaddr が表示されるまでスクロールし、DHCP Packet Fields の隣にある + をクリックし、packet-siaddr を選択して add >>> ボタンをクリックします。 Option value(s) フィールドに正しい IP アドレスを入力します。

    • routers が表示されるまでスクロールし、Basic c の隣にある + をクリックして、routers を選択します。 add >>> ボタンをクリックして、Option value(s) フィールドに対応する IP アドレスを入力します。

    • packet-file-name を設定するには、DHCP Packet Fieldspacket-file-name を選択します。 add >>> ボタンをクリックして、Option value(s) フィールドに DOCSIS コンフィギュレーション ファイルの名前を入力します。 Always send to DHCP clients チェックボックスをチェックします。

  13. 上記の操作を行ったら、Edit Options ウィンドウの一番下にある OK ボタンをクリックします。

  14. 変更の適用を確認するために表示される Network Registrar ウィンドウで、Yes をクリックします。

  15. DHCP@localhost Properties ウィンドウの active フィールドで各エントリをクリックし、Value(s) フィールドの値を確認します。 誤りがあった場合は、Edit Options... ボタンをクリックして、誤ったオプションを訂正します。

  16. DHCP@localhost Properties ウィンドウの Close ボタンをクリックします。

Q. CNR でのスコープとは何ですか。またスコープはどのように設定しますか。

スコープには、サブネット全体、または一部の IP アドレスと、関連するポリシーが含まれます。ポリシーは、DHCP がこれらのアドレスに対して行う操作を記したものです。 DHCP サーバから DHCP クライアントに IP アドレスを提供するサブネットごとに、最低 1 つのスコープを定義する必要があります。 サブネットごとに 1 つ以上のスコープを定義でき、さらにセカンダリ サブネットも組み合わせることができることに注意してください。 詳細は、「Network Registrar の使用法」またはオンライン ヘルプを参照してください。

スコープを作成するには、次の操作を実行します。

  1. Server Manager ウィンドウから、スコープを追加する DHCP サーバを選択します。

  2. ツールバーの Add ボタンをクリックして、Add Scope ダイアログ ボックスを表示します。

  3. Name フィールドで、スコープの名前を入力します。

  4. Policy フィールドで、次のいずれかの操作を実行します。

    • 矢印をクリックして、このスコープに割り当てるポリシーを選択します。

    • View policy ボタンをクリックして、新しいポリシーを作成するか、既存のポリシーを編集します。

  5. Network number フィールドで、サーバのネットワーク番号を入力します。 ケーブル ネットワークの環境では、このネットワーク番号は CMTS のケーブル インターフェイスのプライマリ IP アドレスに対応します。

  6. Subnet mask フィールドで、サブネット マスクを入力します。

  7. Start/End Address カラムで、スコープのアドレス範囲を指定します。個々のアドレスを列挙するか、アドレスの範囲を入力してください。 これらのアドレスのいずれも、CMTS のケーブル インターフェイスには割り当てないようにしてください。

  8. OK をクリックします。

Q. CNR の GUI を使用してクライアント クラスの処理を設定するにはどうすればよいですか。

クライアント クラスの処理を設定するには、最初にポリシーを作成し、次にスコープを設定して、対応するポリシーをスコープに割り当てます。 この 2 つのステップが終わったら、次の手順に従ってください。

最初に、DHCP サーバとそのスコープに対して、クライアント クラスの処理をイネーブルにします。

  1. Server Manager ウィンドウで、DHCP サーバをダブルクリックします。

  2. DHCP Server Properties ダイアログ ボックスで Scope Selection Tags タブをクリックします。

  3. Enable client-class processing チェック ボックスをクリックします。 Scope selection tags currently defined for this DHCP server are listed below ボックスでは、最初はスコープ選択タグは何も定義されていません。

次に、スコープ選択タグを次のようにして追加します。

  1. 「DHCP Server Properties」ダイアログ ボックスの Scope Selection Tags タブで、ダイアログ ボックスの一番下にあるフィールドに名前を入力します。 タグとして区別するためには、次のようなプレフィックスを名前の前に付けるのが最も良い方法です。たとえば、非提供ケーブル モデムに対しては「tagCableModemUnprov」、提供ケーブル モデムに対しては「tagCableModem」とするなどです。 入力したものに満足できない場合は、Clear ボタンを押すとフィールドがクリアされます。

  2. Add ボタンをクリックします。 ダイアログ ボックスの中央にあるテーブルの下に、名前が表示されます。 Add をクリックする必要があることに注意してください。 OK をクリックすると、エントリが追加されないままダイアログ ボックスが閉じてしまいます。 GUI を使用する場合は、選択タグの追加だけが可能で、削除することはできません。

  3. その他のタグも同じ方法で追加します。 エントリした内容をキャンセルする場合は、Cancel をクリックしてください。

  4. エントリの内容を確認したら、OK をクリックします。

  5. DHCP サーバをリロードします。

次に、クライアント クラスを定義します。

  1. 対応するサーバの DHCP Server Properties ダイアログ ボックスで Client-Classes タブをクリックします。

  2. Add ボタンをクリックして、Add Client-Class ダイアログ ボックスを開きます。

  3. Client-Class フィールドにクライアント クラスの名前を入力します。 この名前は、クライアント クラスの目的を明確に表すようにする必要があります。たとえば、CableModem などのようにします。

  4. Host Name フィールドで、ホスト名を入力します。

  5. Policy Name field で、policyCableModem など、クライアント クラスに対応する「DHCP ポリシー」を選択します。 ポリシー名を未定義のままにする場合は、<Not Specified > を選択してください。

  6. Policy Name field で、policyCableModem など、クライアント クラスに対応する DHCP policy を選択します。 ポリシー名を未定義のままにする場合は、<Not Specified > を選択してください。

  7. このダイアログ ボックスでの最後のステップとして、User Defined String フィールドにコメントまたはキーワードを追加します。 これはクライアント クラスの索引付け、ソート、または検索用に使用できます。

  8. Apply をクリックして、クライアント クラスの追加を同じ方法で繰り返します。あるいは OK をクリックして終了します。 DHCP Server Properties ダイアログ ボックスから client-class を削除するには、client-class を選択して、Remove ボタンをクリックしてください。

最後に、選択タグとスコープを関連付けます。

  1. Server Manager ウィンドウで、クライアント クラスの選択タグを適用するスコープをダブルクリックします。

  2. Scope Properties ウィンドウから Selection Tags をクリックします。

  3. Edit Tags... ボタンをクリックします。 Choose Scope Selection Tags ダイアログ ボックスが開きます。

  4. サーバに定義づけるスコープ選択タグのチェック ボックスを、1 つまたは複数選択します。

  5. OK をクリックします。

  6. Scope Properties ダイアログ ボックスで、OK をクリックします。

  7. DHCP サーバをリロードします。

  8. その他のスコープにもこのステップを繰り返してください。

Q. DHCP オプション 2(タイム オフセット)の 16 進数値の計算方法

ケーブル モデムが GMT マイナス 4 時間の時間帯で使用されていると想定します。 この場合、負の値によって手順が少し変わります。 対応する値は次の式で計算されます。 (1 時間 = (60 分/時間) * (60 秒/分) = 3600 秒 であることに注意してください)。

  1. 秒数は、-4 時間 = -4 時間 * (3600 秒/時間) = -14400 秒になります。

  2. -14400 を符号なしの 32 ビット値に変換するには、次の操作をする必要があります。 2^32 は 2 の 32 乗 を意味し、4294967296 になります。 したがって、2^32 - 14400 = 4294967296 - 14400 = 4294952896 となります。オプション 2 は 32 ビット長であるため、このステップが必要です。

  3. 科学計算用の電卓か、Microsoft Windows に付属している電卓アプリケーションなどを使用して、4294952896 を 16 進数値に変換します。 この値は FFFFC7C0 になります。

  4. dhcp プールの設定に指定する値は、オプション 2 の 16 進数 FFFF.C7C0 になります。

この方法の詳細は、「 DHCP オプション 2(タイム オフセット)の 16 進数値の計算方法」を参照してください。

Q. CMTS では PC とケーブル モデムの違いをどのように認識するのですか。

以前は、DHCP オプション 82  を使用して、Cisco Network Registrar(CNR)で判別していました。 CMTS では、DHCP 検出パケットにオプション 82 を挿入します。 ケーブル モデムの MAC アドレスは、このアップストリーム側の検出パケットに挿入され、DHCP サーバへフォワードされます。 DHCP サーバでは、この要求を構成している「リモート ID」と「MAC アドレス」の組み合わせを探し出します。 この組み合わせが見つかった場合、それはケーブル モデムのものです。 見つからない場合は、この MAC アドレスは PC などの他のデバイスのものです。 ただし、ケーブル インターフェイスには スマート リレーと呼ばれる機能もあります。この機能では、CMTS に着信するパケットがケーブル モデムあるいは PC のものかどうかを判別することができます。 次の質問を参照してください。

Q. cable relay-agent-option が 12.0 のコードでは動作しないのはなぜですか。

Cisco IOS(R) ソフトウェア リリース 12.0 を実行している Cisco uBR7200 シリーズ ルータでは、グローバル設定コマンドの ip dhcp relay information option を使用して、DHCP relay-agent オプション フィールドを挿入します。 (以前の Cisco IOS ソフトウェア リリース 11.3NA を実行しているルータでは、cable relay-agent-option コマンドを使用していました)。 ただし、12.0SC のコードは、Cisco IOS ソフトウェア リリース 11.3NA コードにバンドルなどの機能を追加して別個に作成されたものであるため、例外的に cable relay-agent-option を使っています。 したがって、連結用に Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0.7XR2 を使用している場合は、ip dhcp relay information option コマンドを使用して、cable relay agent オプションを設定する必要があります。


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