ワイヤレス : Cisco Aironet 1200 シリーズ

Lightweight アクセス ポイントに関する FAQ

2010 年 4 月 6 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 11 月 21 日) | 英語版 (2010 年 1 月 21 日) | フィードバック

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質問

概要
LAP に関する FAQ
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概要

このドキュメントでは、Cisco Lightweight Access Point(LAP; Lightweight アクセス ポイント)に関する最もよくある質問(FAQ)に回答しています。

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。



LAP に関する FAQ



Q. Cisco Lightweight アクセス ポイント(LAP)とは何ですか。

A. Cisco LAP は、Cisco Unified Wireless Network アーキテクチャの一部です。LAP は、Wireless LAN(WLAN)Controller(WLC; ワイヤレス LAN コントローラ)に接続するように設計された AP です。LAP には、IEEE 802.11a、802.11b、および 802.11g をデュアル バンドでサポートし、ダイナミックおよびリアルタイムでの Radio Frequency(RF; 無線周波数)管理のための同時エアー モニタリング機能が備わっています。さらに、Cisco LAP では、レイヤ 2 暗号化などの時間依存型の機能も処理します。これらの機能によって、Cisco WLAN によって、音声、ビデオ、データなどのアプリケーションを安全にサポートできます。

AP が「Lightweight(軽量)」、つまり、ワイヤレス LAN コントローラ(WLC)から独立して動作できないことを意味しています。WLC では AP の設定とファームウェアを管理します。AP は「ゼロ タッチ」で導入でき、AP の個別の設定は必要ありません。AP は、リアルタイムの MAC 機能しか取り扱えないという意味でも lightweight(軽量)です。AP では、非リアルタイムの MAC 機能はすべて WLC で処理するようになっています。このアーキテクチャは、「スプリット MAC」アーキテクチャと呼ばれます。



Q. LAP をワイヤレス LAN コントローラ(WLC)から独立して動作するように設定できますか。

A. できません。LAP は WLC から独立した状態では機能できません。LAP は WLC と一緒に使用されるときだけ機能します。この理由は、登録プロセスで LAP が必要とするファームウェアとすべての設定パラメータが、WLC から供与されるためです。



Q. Lightweight AP Protocol(LWAPP)とは何ですか。

A. LWAPP は、Internet Engineering Task Force(IETF; インターネット技術特別調査委員会)のドラフト プロトコルであり、設定とパス認証、および実行時の動作に対する制御メッセージを定義します。また、LWAPP では、データ トラフィックのトンネリング メカニズムも定義しています。

LAP では、LWAPP 検出メカニズムを使用して、コントローラを検出します。LAP は、コントローラに対して、LWAPP 加入要求を送信します。コントローラが LAP に LWAPP 加入応答を送り、これによってこの AP がコントローラに加入できるようになります。LAP がコントローラに加入したとき、LAP とコントローラとの間でコントローラ ソフトウェアのリビジョンが異なるときは、LAP がソフトウェアをダウンロードします。その後で、LAP はコントローラの制御下に入ります。LWAPP は、セキュア鍵配布を使用して、LAP とコントローラの間の制御通信を安全に実行します。安全な鍵配布を行うには、LAP とコントローラの両方に、X.509 デジタル証明書が事前に用意されている必要があります。プレインストール済みの証明書は、「MIC」という用語で呼ばれます。これは Manufacturing Installed Certificate(製造元でインストールされる証明書)の略語です。2005 年 7 月 18 日よりも前に出荷された Cisco Aironet AP には、MIC はインストールされていません。そのため、Lightweight モードで動作するためにアップグレードされる場合、これらの AP で Self-Signed Certificate(SSC; 自己署名証明書)を作成します。コントローラは、個々の AP の認証に SSC を受け入れるようプログラムされています。



Q. CAPWAP とは何ですか。

A. コントローラ ソフトウェアのリリース 5.2 以降では、ネットワークでのコントローラと他の Lightweight アクセス ポイント間の通信に、IETF 標準の Control and Provisioning of Wireless Access Points protocol(CAPWAP)が Cisco Lightweight アクセス ポイントで使用されます。5.2 よりも前のコントローラ ソフトウェア リリースでは、このような通信には Lightweight Access Point Protocol(LWAPP)が使用されます。

LWAPP に基づく CAPWAP は標準の相互運用可能なプロトコルで、これによりコントローラではワイヤレス アクセス ポイントの集合を管理できます。CAPWAP は、次のような理由により、コントローラ ソフトウェア リリース 5.2 で実装されています。

  • LWAPP を使用するシスコ製品から CAPWAP を使用する次世代のシスコ製品へのアップグレード パスを提供する。

  • RFID 読み取り機と類似デバイスを管理する。

  • 将来、コントローラでサードパーティ製アクセス ポイントとの相互運用を可能にする。

LWAPP 対応のアクセス ポイントでは、CAPWAP コントローラの検出と加入が可能で、CAPWAP コントローラへの移行はシームレスに行われます。たとえば、CAPWAP を使用している場合のコントローラの検出プロセスとファームウェアのダウンロード プロセスは、LWAPP を使用している場合と同じです。例外はレイヤ 2 配備に関するもので、これは CAPWAP ではサポートされていません。

CAPWAP コントローラと LWAPP コントローラは同じネットワークに配備可能です。CAPWAP 対応のソフトウェアでは、アクセス ポイントは CAPWAP と LWAPP のいずれが稼動するコントローラにも加入できます。唯一の例外は Cisco Aironet 1140 シリーズのアクセス ポイントで、ここでは CAPWAP だけがサポートされているため、CAPWAP が稼動するコントローラにだけ加入できます。たとえば、1130 シリーズのアクセス ポイントでは、CAPWAP と LWAPP のいずれが稼動するコントローラにも加入できますが、1140 シリーズのアクセス ポイントが加入できるのは、CAPWAP が稼動するコントローラだけです。

詳細は、コンフィギュレーション ガイドの「アクセス ポイントの通信プロトコル」セクションを参照してください。



Q. 通常の(Autonomous)AP と LAP はどのように識別するのですか。

A. 通常の AP と LAP を識別する最も簡単な方法は、AP の部品番号を調べることです。

  • LAP(Lightweight AP Protocol [LWAPP]):部品番号は必ず AIR-LAPXXXX で始まります。

  • Autonomous AP(Cisco IOS(R) ソフトウェア):部品番号は必ず AIR-APXXXX で始まります。

Cisco Aironet 1000 シリーズの LAP は、この基準の例外になります。1000 シリーズの LAP の部品番号は、次のとおりです。

  • 1010 LAP の場合、AIR-AP1010-A-K9

  • 1020 LAP の場合、AIR-AP1020-A-K9

  • 1030 LAP の場合、AIR-AP1030-A-K9

注: 部品番号は、国や規制区域によって変わる場合があります。ここでリストした部品番号は、一例に過ぎません。

使用している Wireless LAN(WLAN; ワイヤレス LAN)に適した AP を注文するようにしてください。



Q. Lightweight AP Protocol(LWAPP)を実行できる AP のモデルはどれですか。

A. LWAPP を実行できる Cisco Aironet AP プラットフォームは、次のとおりです。

  • Aironet 1500 シリーズ

  • Cisco Aironet 1250 シリーズ

  • Aironet 1240 AG シリーズ

  • Aironet 1230 AG シリーズ

  • Aironet 1200 シリーズ

  • Aironet 1130 AG シリーズ

  • Aironet 1000 シリーズ

  • Aironet 1140 シリーズ AP

    注: 1140 シリーズ AP がサポートされるのは、リリース 5.2 以降を実行している WLC を使用する場合だけです。

注:  これらの Aironet AP と Cisco IOS ソフトウェアは、Autonomous AP として動作させるため、または LWAPP で動作させるために発注可能です。部品番号から、AP が Cisco IOS ソフトウェアをベースとする AP か、LWAPP をベースとする AP かを判別できます。次に例を示します。

  • AIR-AP1242AG-A-K9 は、Cisco IOS ソフトウェア ベースの AP です。

  • AIR-LAP1242AG-P-K9 は、LWAPP ベースの AP です。

注: 1000 シリーズの AP と 1500 シリーズの AP は、この基準の例外です。1000 シリーズの AP と 1500 シリーズの AP では、すべて、LWAPP だけがサポートされています。



Q. LWAPP 対応のアクセス ポイントは、どのようにインストールおよび設定すればよいですか。

A. LWAPP 対応の AP は、Cisco Integrated Wireless Network Solution の一部であり、据え付け前の手作業による設定はいっさい必要ありません。AP は、LWAPP 対応の Cisco ワイヤレス LAN コントローラ(WLC)で設定します。LWAPP 対応のアクセス ポイントのインストールと初期設定については、『Cisco Aironet LWAPP 対応アクセス ポイント クイック スタート ガイド』を参照してください。



Q. LAP とワイヤレス LAN コントローラ(WLC)を一緒に設定するにはどのようにすればよいですか。

A. LAP では、Lightweight AP Protocol(LWAPP)を使用します。WLC に加入するときには、WLC が LAP にすべての設定パラメータとファームウェアを送信します。基本設定については、『ワイヤレス LAN コントローラと Lightweight アクセス ポイントの基本設定例』を参照してください。



Q. Autonomous AP をワイヤレス LAN コントローラ(WLC)に接続すると AP は動作しますか。

A. WLC に接続したときに動作するのは LAP だけです。Autonomous AP では、WLC で使用される Lightweight AP Protocol(LWAPP)または CAPWAP プロトコルを認識できません。Autonomous AP を WLC に接続するには、まずその Autonomous AP を Lightweight モードに変換する必要があります。



Q. Autonomous 型の Cisco IOS ソフトウェア ベースのアクセス ポイントを所有しています。これを Lightweight モードに変えることはできますか。

A. できます。ただし、すべての Autonomous 型の Cisco IOS ソフトウェア ベースの AP モデルが変換できるわけではありません。Lightweight AP Protocol(LWAPP)モードに変換できるモデルは次のとおりです。

  • Cisco Aironet 1130 AG AP の全モデル

  • Aironet 1240 AG AP の全モデル

  • Cisco IOS ソフトウェア ベースの Aironet 1200 シリーズのモジュラ AP(1200/1220 Cisco IOS ソフトウェア アップグレード、1210、および 1230 AP)プラットフォームの全モデルについては、AP の変換の可否は無線規格によって異なります。

    • 無線規格が IEEE 802.11g の場合は、MP21G および MP31G をサポート

    • 無線規格が IEEE 802.11a の場合は、RM21A および RM22A をサポート

    1200 シリーズの AP は、サポートされている次の無線規格と任意に組み合せてアップグレードできます。

    • g だけ

    • a だけ

    • g と a の両方

注: Autonomous 型の AP では、LWAPP に変換するには、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.3(7)JA 以降が稼動している必要があります。

注: Lightweight モードに変換された Autonomous AP をサポートできるのは、Cisco 4400 および 2006 ワイヤレス LAN コントローラ(WLC)だけです。Cisco WLC では、最低でもバージョン 3.1 のソフトウェアが稼動している必要があります。Cisco Wireless Control System(WCS)では、最低でもバージョン 3.1 が稼動している必要があります。アップグレード ユーティリティは、Microsoft Windows 2000 および Windows XP プラットフォームでサポートされています。

変換方法についての詳細は、『Autonomous Cisco Aironet アクセス ポイントの Lightweight モードへのアップグレード手順』を参照してください。



Q. Lightweight モードに変換した後の Cisco IOS ソフトウェア ベースのアクセス ポイントにはどのような制限事項がありますか。

A. Lightweight モードに変換された Autonomous アクセス ポイントを使用するときは、次のガイドラインに従ってください。

  • Lightweight AP Protocol(LWAPP)に変換された AP では、Wireless Domain Service(WDS; 無線ドメイン サービス)がサポートされません。LWAPP に変換された AP は、Cisco ワイヤレス LAN(WLAN)コントローラ(WLC)とだけ通信し、WDS デバイスとは通信できません。ただし、AP を WLC に関連付けた場合、WLC には WDS と同等の機能があります。

  • 変換されたアクセス ポイントでは、2006、4400、および WiSM コントローラだけがサポートされます。Autonomous アクセス ポイントを Lightweight モードに変換するときは、アクセス ポイントは Cisco 2006 シリーズ コントローラ、4400 シリーズ コントローラ、または Cisco WiSM 上のコントローラとだけ通信できます。

  • リリース 4.2 以降のコントローラ ソフトウェアでは、すべてのシスコの Lightweight アクセス ポイントで、無線規格ごとに合計 16 の BSSID、アクセス ポイントごとに合計 16 のワイヤレス LAN がサポートされます。それ以前のリリースでは、無線規格ごとに合計 8 の BSSID、アクセス ポイントごとに合計 8 のワイヤレス LAN しかサポートされていませんでした。変換されたアクセス ポイントがコントローラに関連付けられると、ID 1〜16 のワイヤレス LAN だけが、アクセス ポイントにプッシュされます。

  • LWAPP に変換された AP は、IP アドレスを得て、DHCP、Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)または IP サブネット ブロードキャストを使用して WLC を検出する必要があります。

  • LWAPP に変換された AP では、レイヤ 2 LWAPP はサポートされません。

  • LWAPP に変換された AP には、読み取り専用のコンソール ポートがあります。

  • 変換用のアップグレード ツールでは、Cisco WiSM 上のコントローラの 1 つに対してだけ、Self-Signed Certificate(SSC; 自己署名証明書)キーハッシュが追加されます。変換ツールの実行が完了した後で、最初のコントローラの SSC キーハッシュを 2 番目のコントローラにコピーすることによって、Cisco WiSM 上の 2 番目のコントローラにも追加します。SSC キーハッシュをコピーするには、コントローラの GUI の [AP Policies] ページを開き([Security] > [AAA] > [AP Policies])、[AP Authorization] リストの [SHA1 Key Hash] 列から SSC キーハッシュをコピーします。次に、2 番目のコントローラで同じページを開き、そのキーハッシュを [Add AP to Authorization List] の [SHA1 Key Hash] に貼り付けます。複数の Cisco WiSM を利用している場合は、WCS を使用して、SSC キーハッシュを他のすべてのコントローラにプッシュします。

詳細は、『Cisco IOS リリース 12.3(7)JX 向け Cisco Aironet 1130AG、1200、1230AG、および 1240AG シリーズのアクセス ポイントのリリース ノート』を参照してください。



Q. アクセス ポイントを Lightweight モードに変換しましたが、これを Autonomous モードに戻す必要が出てきました。これは可能ですか。

A. はい、Lightweight モードに変換した Autonomous AP を、再度 Autonomous モードに戻すことは可能です。『Autonomous Cisco Aironet アクセス ポイントの Lightweight モードへのアップグレード手順』の「Lightweight アクセス ポイントから Autonomous モードへの復帰」セクションの手順を実行してください。



Q. アップグレード ツールでは一度に何台のアクセス ポイントを変換できますか。

A. このツールの最新の 2.01 バージョンでは、一度に最大 6 台の AP をアップグレードできます。

lap-faq2.gif



Q. AP を Lightweight AP Protocol(LWAPP)に変換しましたが、AP がコントローラに登録されません。メッセージ「LWAPP Join-Request does not include valid certificate in CERTIFICATE_PAYLOAD from AP」が表示されます。何が原因でしょうか。

A. このエラーは、X.509 デジタル証明書が有効でないことを意味しています。それは、Cisco Bug ID CSCsd42296登録ユーザ専用)で報告されている問題に該当している可能性があります。この問題を回避するには、AP を工場出荷時のデフォルト設定にリセットします。

別の可能性として、Self-Signed Certificate(SSC; 自己署名証明書)が WLC に登録されていないことが考えられます。この場合は、SSC をコントローラに手作業で追加する必要があります。その手順については、『LWAPP で変換された AP 用のコントローラへの自己署名証明書の手動追加』を参照してください。



Q. Cisco IOS ソフトウェア ベースの AP をワークグループ ブリッジとして設定し、Lightweight AP Protocol(LWAPP)ベースの AP と関連付けることはできますか。

A. アクセス ポイントをワークグループ ブリッジとして動作するように設定できます。その結果、イーサネットでワークグループ ブリッジ アクセス ポイントに接続されているクライアント上の Lightweight アクセス ポイントで、無線接続が利用できるようになります。アクセス ポイントをワークグループ ブリッジとして動作するように設定し、Cisco Unified Network に接続すると、イーサネットでワークグループ ブリッジ アクセス ポイントに接続されている有線クライアントに、ワイヤレス接続を提供できます。たとえば、有線デバイスのグループに対してワイヤレス接続を提供する必要がある場合は、デバイスをハブまたはスイッチに接続して、そのハブまたはスイッチをアクセス ポイントのイーサネット ポートに接続し、そのアクセス ポイントをワークグループ ブリッジとして設定します。

Cisco Unified Wireless Network でのワークグループ ブリッジの設定例』に設定の例が紹介されていいます。



Q. 無線クライアントは LWAPP AP と Autonomous AP の間でローミングできますか。

A. いいえ、LAP と Autonomous AP の間のローミングはサポートされていません。これは、LWAPP AP に接続した場合、トラフィックは LWAPP トンネルを通過するためです。ワイヤレス LAN コントローラと Autonomous AP の間にはモビリティ トンネルが存在しないため、ローミングは機能しません。



Q. Cisco Aironet 1000 シリーズの LAP の各モデルで使用できるアンテナのオプションにはどのようなものがありますか。

A. 1000 シリーズの LAP の躯体には、次のものが内蔵されています。

  • 無線規格が IEEE 802.11a または 802.11b/g のアンテナ 1 基

  • 高ゲイン内部アンテナ 4 基(802.11a が 2 基と 802.11b/g が 2 基)

これらのアンテナを別個にイネーブルまたはディセーブルにして、180°の扇型または 360°の全方向型のカバー領域を設定できます。1000 シリーズの LAP の一部には、外部アンテナを使用するものもあります。1000 シリーズの LAP には、次の 3 つのモデルがあります。

  • 1010 LAP

  • 1020 LAP

  • 1030 LAP

使用可能なアンテナ オプションは次のとおりです。

  • 1010 LAP の場合

    • 高ゲイン内部アンテナ 4 基

    • 外部アンテナ用のアダプタなし

  • 1020 LAP の場合

    • 高ゲイン内部アンテナ 4 基

    • 5 GHz 外部アンテナ用アダプタ 1 基

    • 2.4 GHz 外部アンテナ用アダプタ 2 基

  • 1030 LAP(リモート エッジ LAP)の場合

    • 高ゲイン内部アンテナ 4 基

    • 5 GHz 外部アンテナ用アダプタ 1 基

    • 2.4 GHz 外部アンテナ用アダプタ 2 基

lap_faq1.gif

注: 1000 シリーズの LAP では、工場出荷時に提供されている内部アンテナや外部アンテナを使用する必要があります。これは、FCC 要件に違反するのを回避するためと、機器を操作するユーザ権限が無効になることを避けるためです。



Q. Cisco Aironet 1000 シリーズの LAP で使用できる電源のオプションにはどのようなものがありますか。

A. Aironet 1000 シリーズの LAP では、110 〜 220 VAC を 48 VDC に変換する外部電源アダプタ、または Power over Ethernet 機器から電力が供給されます。外部電源アダプタ(AIR-PWR-1000)は、安全な 110 〜 220 VAC のコンセントに接続してください。コンバータによって、1000 シリーズの LAP に必要な 48 VDC の出力が生成されます。コンバータの出力は、48 VDC ジャックを経由して 1000 シリーズの LAP 側に供給されます。

注: AIR-PWR-1000 外部電源アダプタは、国別の電源コードと一緒に注文できます。正しい電源コードを入手するには、発注の際にシスコにお問い合せください。



Q. LWAPP ベースのアクセス ポイントに Telnet/SSH でアクセスできますか。

A. ワイヤレス LAN コントローラ リリース 5.0 以降では、Lightweight アクセス ポイントをトラブルシューティングするために、コントローラで Telnet や Secure Shell(SSH)プロトコルの使用がサポートされています。特にアクセス ポイントがコントローラに接続できない場合、これらのプロトコルを使用するとデバッグが容易になります。コントローラ CLI を介してだけ Telnet と SSH のサポートを設定できます。

アクセス ポイントで Telnet または SSH 接続をイネーブルにするには、config ap {telnet | ssh} コマンドを使用します。Cisco Lightweight アクセス ポイントでは、すべてのネットワーク操作に関して、およびハードウェア リセットが発生した場合に、Cisco ワイヤレス LAN コントローラと関連付けられます。

config ap {telnet | ssh} {enable | disable} Cisco_AP

> config ap telnet enable cisco_ap1
> config ap telnet disable cisco_ap1
> config ap ssh enable cisco_ap2
> config ap ssh disable cisco_ap2


Q. アクセス ポイントのグローバル クレデンシャルを設定する方法を教えてください。リリース 5.0 でのデフォルトのユーザ名とパスワードは何ですか。

A. Cisco IOS アクセス ポイントは、デフォルトのイネーブル パスワードとして「Cisco」が設定された状態で工場から出荷されます。このパスワードにより、ユーザは非特権モードにログインし、show コマンドおよび debug コマンドを実行できますが、これにはセキュリティ上の脅威の問題があります。不正アクセスを防止し、ユーザがアクセス ポイントのコンソール ポートから設定コマンドを実行できるようにするためには、デフォルトのイネーブル パスワードを変更する必要があります。

リリース 5.0 よりも前のコントローラ ソフトウェアでは、現在コントローラに接続されているアクセス ポイントに対してだけ、アクセス ポイントのイネーブル パスワードを設定できます。コントローラ ソフトウェア リリース 5.0 では、アクセス ポイントがコントローラに加入するのに、すべてのアクセス ポイントが継承するグローバルなユーザ名、パスワード、およびイネーブル パスワードを設定できます。現在コントローラに加入しているすべてのアクセス ポイントと、将来加入するあらゆるアクセス ポイントがこれに含まれます。必要に応じて、グローバル クレデンシャルを上書きして、特定のアクセス ポイントに固有のユーザ名、パスワード、およびイネーブル パスワードを割り当てることができます。

AP のグローバル クレデンシャルを設定する方法については、『アクセス ポイントのグローバル クレデンシャルの設定』を参照してください。



Q. ワイヤレス LAN コントローラ(WLC)2006 と、ファームウェア バージョンが 3.2.78.0 のアクセス ポイント(AP)1242 を所有しています。ワイヤレス LAN コントローラに接続するアクセス ポイントに問題があり、エラー メッセージ「lwapp_clinet_error;not receive read response(3).Lwapp_image_broc;unable to open TAR file」が表示されました。

A. AP 1242 は、変換済みの Lightweight Access Point Protocol(LWAPP)AP です。AP 1242 を変換して使用しようとすると、AP 1242 はコントローラに加入のためのコントローラを探そうとします。AP がコントローラを見つけられないと、コンソールにこの種類のメッセージが表示されます。ただし、この場合コントローラのファームウェア バージョンは 3.2.78.0 であるため、アップグレードされた AP とともに動作する互換性はありません。アップグレードされた AP とともに動作するには、ファームウェア バージョン 3.2.116.21 が必要です。コントローラのファームウェアがアップグレードされれば、これらの AP はコントローラに加入し、機能するようになります。



Q. あるアクセス ポイントに接続した場合、クライアントでは MAC アドレス 00:17:0f:37:65:c4 が表示されますが、そのアクセス ポイントではベース Radio MAC アドレスが 00:17:0f:37:65:c0 であると表示されます。クライアントがアクセス ポイントと異なる MAC を表示する理由は何ですか。MAC アドレスが非常に近い 2 台のアクセス ポイントがある場合、デバイスが登録している MAC アドレスを判別する方法はありますか。

A. 詳細モードでアクセス ポイントを調べると、アクセス ポイントにはベース Radio MAC アドレスと FastEthernet MAC アドレスがあることがわかります。また、WLAN とともに変化するのはベース Radio MAC アドレスです。クライアントでは実際には MAC アドレスの形式で BSSID が認識されます。



Q. リピータとして設定されたアクセス ポイントを持つ(Autonomous AP による)無線ネットワークがすでにあります。このネットワークを LWAPP 無線ネットワークに移行しようとしています。LWAPP AP をリピータとして使用できますか。

A. LWAPP AP はコントローラに加入する必要があり、すべての AP が最初にコントローラに接続する必要があるため、リピータ モードはサポートしていません。シスコ製の Autonomous AP はリピータとして設定できますが、エンド クライアントが使用できる実質的な帯域幅が減少するため、リピータとしての設定は強く推奨できるものではありません。いずれの Cisco Aironet AP モデルまたは LAP モデルも LWAPP モードまたは Autonomous モードで使用できます。この変更を行うには、ソフトウェア イメージの変更が必要です。Autonomous モードから LWAPP モードへの移行は特に複雑です。そのため直接的には、AIR-LAP1232AG-A-K9 では、リピータ モードをネイティブにはサポートしていません。Autonomous ソフトウェアをロードして、リピータ モードをサポートするようにできますが、これにはソフトウェアの変更と、別個の設定が必要です。



Q. WLC でサポートできる AP の数はいくつですか。

A. WLC ごとにサポートできる AP の数は、Model Number によって異なります。

  • 2106:8 基のファスト イーサネット インターフェイスを搭載し、最大 6 台の AP をサポートするスタンドアロン型 WLC。

  • 4402:12、25、または 50 台の AP をサポートするスタンドアロン型 WLC。

  • 4404:100 台の AP をサポートするスタンドアロン型 WLC。

  • 5500:あらゆる設置場所に対応でき、ビジネスクリティカルなワイヤレス サービスに適した、12、25、50、100、または 250 台のアクセス ポイントをサポートするスタンドアロン型の WLC。

  • WLCM:シスコのサービス統合型ルータ(ISR)シリーズ専用に設計された WLC モジュール。現在利用可能なのは、6、8、または 12 台の AP のバージョン。

  • WS-C3750G:Catalyst 3750 スイッチに統合された状態で出荷される 25 または 50 台の AP をサポートする WLC。WLC のバックプレーン接続は、2 個のギガビット イーサネット ポートとして装備されており、3750 に接続するために、それぞれを個別の dot1q トランクとして設定できます。または、3750 に EtherChannel で接続するために、1 つの集約リンクとしても設定できます。WLC は直接統合されているため、3750 スタッカブル スイッチで利用できるすべての拡張ルーティングおよびスイッチング機能にアクセスします。この WLC は中規模のオフィスまたは建物に最適です。4 台の 3750 が仮想スイッチとしてスタックされると、「50 台の AP」のバージョンを最大 200 台にまで拡張できます。

  • WiSM:シスコの Catalyst 6500 スイッチ シリーズ専用に設計された WLC モジュール。モジュールあたり最大 300 台の AP をサポートできます。6500 のプラットフォームによっては、複数の WISM をインストールすることにより、スケーリング キャパシティを大幅に拡大できます。WiSM は、6500 上では 1 つの集約されたリンク インターフェイスとして認識されるため、dot1 トランクとして設定することにより、6500 のバックプレーンに接続できます。このモジュールは、大規模な建物やキャンパスに最適です。



Q. 1252 AP ではブリッジングがサポートされていますか。

A. はい、1252 シリーズ AP ではブリッジング モードがサポートされています。



Q. Lightweight AP Protocol(LWAPP)のインフラストラクチャでは、PPP over Ethernet(PPPoE)(PC クライアントから PPPoE サーバ)がサポートされていますか。

A. いいえ、LWAPP のインフラストラクチャでは PPPoE をサポートしていません。この理由は、PPPoE Ethertype がコントローラで廃棄されるためです。



Q. Cisco Aironet 1000 シリーズ LAP では、どのようにして手動でリセットを行うのですか。

A. ワイヤレス LAN(WLAN)コントローラ(WLC)を使用して、AP を工場出荷時のデフォルトにリセットできます。リセットするには、LAP が WLC に登録されている必要があります。

次の手順を実行します。

  1. WLC の GUI で、[Wireless] をクリックします。 [Wireless] タブから Cisco WLAN Solution 無線ネットワーク設定を実行できます。
  2. [Access Points] > [Cisco APs] の順に選択し、[Detail] をクリックして、対象とする AP のウィンドウに移動します。
  3. ウィンドウの最下部にある [Clear Config] をクリックします。 この操作によって、LAP の設定がクリアされ、工場出荷時のデフォルトにリセットされます。

Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)を使用して LAP を工場出荷時のデフォルトにリセットするには、WLC の CLI から clear ap-config ap-name コマンドを発行します。



Q. Cisco Aironet 1000 シリーズ LAP に関する詳細な情報はどのようにして入手できますか。

A.Q&A:Cisco Aironet 1000 シリーズ Lightweight アクセス ポイント』を参照してください。このドキュメントには、1000 シリーズ LAP に関する多数の質問への回答が掲載されています。



Q. Lightweight AP Protocol(LWAPP)のレイヤ 2 モードは、どの Cisco デバイスでサポートされているのですか。

A. LWAPP レイヤ 2 モードは、次の Cisco デバイスでだけサポートされています。

  • Cisco 4100 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラ(WLC)

  • Cisco 4400 シリーズ WLC

  • Cisco Aironet 1000 シリーズ LAP



Q. Cisco の LAP では、コントローラの検出のためにベンダー クラス識別子(VCI)ストリングと DHCP オプション 43 が使用されていることは理解しています。Cisco LAP の VCI ストリングの値は何ですか。

A. Cisco Aironet 1000 シリーズ AP では、DHCP オプション 43 のためのストリング形式を使用しています。他の Aironet AP では、DHCP オプション 43 のための Type, Length, Value(TLV)形式を使用しています。AP DHCP VCI ストリング(DHCP オプション 60)に基づいてオプションを戻すように DHCP サーバを設定する必要があります。次の表は、各 LAP の VCI ストリングの値の一覧を示しています。

lap_faq3.gif



Q. DHCP オプション 43 に関して、Type-Length-Value(TLV)ブロック値の意味は何ですか。TLV 値はどのように計算されるのですか。

A. DHCP オプション 43 は、次のコマンドを使用して Cisco IOS ルータの DHCP サーバでイネーブルにすることができます。

Option 43 hex <string>

このコマンドの 16 進数文字列は、オプション 43 のサブオプションの TLV 値を連結することで作成されます。

Type + Length + Value

  • Type は常にサブオプション コードの 0xf1 です。

  • Length はコントローラの管理 IP アドレスの数の 4 倍の 16 進数表記です。

  • Value は順番にリストされたコントローラの IP アドレスの 16 進数表記です。

たとえば、管理インターフェイス IP アドレス 10.126.126.2 と 10.127.127.2 を持つ 2 台のコントローラがあるとします。

  • Type は 0xf1 です。

  • Length は 2 * 4 = 8 = 0x08 になります。

  • 各 IP アドレスは 0a7e7e02(10.126.126.2)と 0a7f7f02(10.127.127.2)に変換されます。

  • 文字列を組み合せると f1080a7e7e020a7f7f02 になります。これにより、DHCP スコープには次の IOS コマンドが追加されます。

    option 43 hex f1080a7e7e020a7f7f02
    


Q. ワイヤレス LAN コントローラ(WLC)では AP のロード バランシングはサポートされていますか。

A. WLC で AP のロード バランシングを実行できます。詳細は、『ワイヤレス LAN コントローラ(WLC)に関する FAQ』を参照してください。



Q. LAP に対するワイヤレス LAN コントローラ(WLC)のフェールオーバーはどのように設定するのですか。

A. WLC のフェールオーバーの設定方法についての詳細は、『Lightweight アクセス ポイントのための WLAN コントローラのフェールオーバー設定例』を参照してください。



Q. Autonomous モードから Lightweight モードへ変換した AP でリセット ボタンをディセーブルにするにはどのようにすればよいですか。

A. Lightweight モードに変換した AP のリセット ボタンは、ディセーブルにできます。リセット ボタンは AP の外側にあり、「MODE」というラベルが付けられています。次のコマンドを使用して、コントローラと関連付けられている、1 台またはすべての変換された AP のリセット ボタンを、ディセーブルまたはイネーブルにできます。

config ap reset-button {enable | disable} {ap-name | all} 

変換された AP のリセット ボタンは、デフォルトではイネーブルになっています。



Q. Lightweight AP Protocol(LWAPP)対応の AP をワイヤレス LAN コントローラ(WLC)からの WAN リンク経由で接続できますか。可能な場合、どのようにして動作するのですか。

A. 可能です。一部の LAP では Remote-Edge AP(REAP; リモート エッジ LAP)と呼ばれる機能をサポートしています。この機能を使用すると、LAP が接続する WLC との間に WAN リンクを経由する LAP を設定できます。REAP モードを使用すると、WAN リンクを経由して LAP を配置し、WLC との通信を維持しながら、通常の LAP 機能を利用できます。この設定の詳細例は、『Lightweight AP とワイヤレス LAN コントローラ(WLC)での Remote-Edge AP(REAP)の設定例』を参照してください。

注: REAP モードは、現時点では Cisco Aironet 1030 LAP でしかサポートされていません。将来的には、より広範囲の LAP で REAP 機能をサポートする予定です。



Q. 通常の AP や H-REAP AP にあるように、モニタ モード AP にも同じ WAN 制限がありますか。つまり、コントローラとモニタ モード AP との間には 100 ミリ秒またはそれよりも高速な RTD が必要ですか。

A. いいえ、モニタ モード AP には 100 ミリ秒の制限はありません。これは、制限の原因であるクライアント関連付けが存在しないためです。100 ミリ秒のレイテンシ制限は、多様で、多くの場合厳格なクライアント認可の要件により設定されたものです。これが、ローカル モードの AP と H-REAP の AP の両方が同じレイテンシ制限を持つ理由です。当然、モニタ モード AP には同じクライアント制限はありません。



Q. 使用している WLC のバージョンは 3.2 です。この装置はレイヤ 3 の Lightweight Access Point Protocol(LWAPP)用に設定されています。この WLC と Lightweight Access Point(LAP; Lightweight アクセス ポイント)との間のネットワークの MTU は 900 バイトに設定されています。使用している LWAPP AP がこの WLC に加入できません。この理由として何が考えられますか。

A. このシナリオで設定されている MTU は、900 バイトです。ただし、LWAPP 加入要求は 1500 バイトよりも大きいものです。したがって、LWAPP では LWAPP 加入要求をフラグメント化する必要があります。すべての LWAPP AP でのロジックは、最初のフラグメント サイズは 1500 バイト(IP および UDP ヘッダーを含む)であり、2 番目のフラグメント サイズが 54 バイト(IP および UDP ヘッダーを含む)というものです。この場合のように、LWAPP AP と WLC との間のネットワークの MTU サイズが 1500 より小さいと(VPN、GRE、MPLS など)、WLC で LWAPP 加入要求を処理できなくなります。したがって、その LWAPP はコントローラに加入できません。

この状況に対処するには、コントローラをバージョン 4.0 にアップグレードしてください。このバージョンではレイヤ 3 のフラグメントを処理できます。この問題についての詳細は、Cisco Bug ID CSCsd94967登録ユーザ専用)を参照してください。



Q. シンガポールで入手した WLC があります。この WLC を使用してリモート オフィスを WLC に接続し(REAP)、無線接続を行うことを考えています。オフィスは他の国にあります。ただし、シンガポールの WLC から、規制区域に関するエラー メッセージが送られてきます。この WLC に、異なる規制区域にある Access Points(AP; アクセス ポイント)を受け入れさせるようにする方法はありますか。表示されたエラー メッセージは、「AP 'AP_NAME' is unable to associate.The Regulatory Domain configured on it '-R' does not match the Controller 'A.B.C.D' country code 'SG - Singapore」というものでした。

A. WLC でサポートできる規制区域は、1 つだけです。したがって、規制区域 -A を使用する WLC では、規制区域 -A を使用する AP しか使用できません(他の場合も同様)。この場合は、WLC がシンガポール向けに -SG に設定されています。そのため、シンガポールの規制区域にある AP しかサポートできません。

AP および WLC を購入されるときには、それらが同一の規制区域のものかどうかを確認してください。それ以外の場合は、AP は WLC に登録できません。

複数の国コードのサポート:WLC バージョン 4.1.171.0 以降では、WLC に複数の国コードのサポートが導入されています。リリース 4.1.171.0 以降では、コントローラごとに 20 までの国コードを設定できます。複数の国コードをサポートしているため、1 つのコントローラからさまざまな国のアクセス ポイントを管理できます。この機能は、Cisco Aironet メッシュ アクセス ポイントでは使用できません。



Q. Lightweight アクセス ポイント(LAP)が動作できるさまざまなモードにはどのようなものがありますか。

A. LAP は次のどのモードでも動作できます。



Q. 特定のコントローラにプライミングされている新しく設置した LAP-1131AG アクセス ポイントがあります。コントローラのバージョンは 4.0.155.5 です。これらのアクセス ポイントがプライミングされている同じワイヤレス LAN コントローラ(WLC)を使用して各アクセス ポイントを起動すると、アクセス ポイントには最終的に緑のライトが点灯します。マニュアルでは、ステータス LED のこの緑の点灯は、アクセス ポイントが WLC に接続されていることを意味すると記載されています。ただし、WLC のアクセス ポイントのリストではこのアクセス ポイントが見つかりません。これはなぜですか。Lightweight Access Point Protocol(LWAPP)は関連付けられるようになっていますか。

A. アクセス ポイントがレイヤ 3 で WLC にプライミングされているのに、起動時に IP アドレスを取得できない場合、WLC のステータス LED は緑の点灯になりますが、DHCP で IP アドレスを取得するまで、検索と再起動シーケンスは行われません。

そのため、このようなシナリオでは、ステータス LED が緑色に点灯していても、LWAPP がコントローラに登録されていることを示しているわけではありません。アクセス ポイントでは、DHCP アドレスを取得できるようになると、WLC を探し、見つからない場合は再起動プロセスを実行して期待どおりに進行します。この問題に関連する別の不具合があります。

詳細は、Cisco Bug ID CSCsf10580登録ユーザ専用)を参照してください。



Q. Lightweight メッシュ アクセス ポイント(MAP)のモードとしての Roof-top Access Point(RAP; ルーフトップ アクセス ポイント)と Pole-top Access Points(PAP; ポールトップ アクセス ポイント)の相違点は何ですか。

A. これらは、屋外 MAP がメッシュ ネットワークの一部として動作可能なモードです。Cisco Unified Wireless Network Solution の一部であるメッシュ ネットワーキング ソリューションにより、複数の Cisco Aironet Lightweight MAP が 1 つ以上のワイヤレス ホップ経由で相互に通信し、複数の LAN に加入したり、802.11b 無線カバレッジを拡張したりすることができます。

これらのアクセス ポイントはメッシュ ネットワークの一部として使用され、次の 2 つのモードで動作します。

  1. RAP

  2. PAP

RAP:RAP モードで動作する Cisco MAP は、ブリッジング ネットワークやメッシュ ネットワークの親ノードであり、ブリッジ ネットワークやメッシュ ネットワークを有線ネットワークに接続する役割を果たしています。そのため、ブリッジド ネットワークやメッシュ ネットワークのセグメントに存在できる RAP は 1 つだけになります。メッシュ ネットワークでは、Cisco MAP の設定、監視、操作は、配備されている Cisco ワイヤレス LAN コントローラ(WLC)からこれを経由して行われます。WLC に有線で接続されているすべての MAP が RAP の役割を引き受けます。この RAP はバックホール ワイヤレス インターフェイスを使用して、ネイバーの PAP と通信します。

PAP:PAP モードで動作する Cisco MAP は、Cisco WLC に有線接続されていません。このような MAP は完全なワイヤレス化が可能であるため、他の PAP や RAP と通信するクライアントをサポートすることも、周辺デバイスや有線ネットワークへの接続にも使用できます。デフォルトでは、セキュリティ上の理由によりイーサネット ポートがディセーブルになっていますが、PAP 用にはイネーブルにしてください。

MAP がどのように RAP と PAP の役割を引き受けるかについての詳細は、『Cisco メッシュ ネットワーキング ソリューション展開ガイド』の「ゼロ タッチの設定」セクションを参照してください。



Q. 1000 シリーズ Lightweight アクセス ポイント(LAP)のアンテナの放射パターンを把握するには、どうすればよいですか。

A. アジマス図は、一般的には、通常の動作方向(垂直、上、オムニ パターンの中心、水平、中心のマウント、図の「0」向きの順方向)のデバイス/アンテナに関するものです。ほとんどの場合 A 側が順方向で、アジマス方向の 0 マークと、エレベーション方向の 90 のマークで表されています。B 側は、アジマス方向の 180 マークと、エレベーション方向の 270 で表されています。装置が反転した場合、空き領域ではパターンは変化しません。ただし、隣接している表面が反射/吸収の原因になり、パターンを変化させる可能性があります。送信アンテナの近く(2 波長内程度)に金属物体があると、パターンが大きく歪む可能性もあります。『Cisco Aironet アンテナ リファレンス ガイド』に詳細が記載されています。1000 シリーズのアンテナは、このドキュメントの最後のセクションで説明されています。



Q. コントローラに加入する AP を種々選択できますか。[SECURITY/AAA/AP Policies] ページが表示されており、AAA または証明書によって AP を許可できます。認可リストに AP を追加できますが、それによって、AP の認可リストだけでコントローラへの加入を制限できるようになりますか。

A. いいえ、コントローラでは AP は先着順で扱われます。プライマリ、セカンダリ、および三次のフィールドを操作すると、優先度に合せて AP 接続の確率を高められる可能性があります。



Q. LWAPP では、AP 単位で AP が持つ SSID を判別することが可能ですか。固有の SSID を使用するゾーンで特定の AP を使用しながら、他のすべてでは別の SSID のセットを使用できるようにするには何が必要ですか。

A. WLAN 上書きオプションを使用すると、AP が提供する SSID を選択できます。コントローラはそれぞれ 16 個までの SSID だけをサポートしているため、サポートされている 16 個の中からだけ選択できます。この操作は AP 単位で行います。



Q. LAP で一部の LWAPP コマンドをイネーブルにすると、コマンドがディセーブルであるというエラーが表示されます。これはなぜですか。
 
AccessPoint#clear lwapp ap controller ip address 
ERROR!!!Command is disabled.

A. AP がコントローラへの加入に成功すると、LWAPP コマンドはディセーブルになります。LWAPP コマンドを再度イネーブルにするには、config ap username <name> password <pwd> <cisco-ap>/all コマンドを使用して、コントローラ CLI から AP のユーザ名/パスワードを設定する必要があります。この操作を行えば、AP CLI で clear lwapp private-config を実行すると、AP LWAPP 設定コマンドを手動で再発行できます。



Q. 2 台の AP が同じチャネル上にあり、相互を認識できる場合、(ローミングのスループットなどについて)3 つのチャネルではなく 4 つのチャネルを使用するとどのような影響がありますか。このような状況では AP はどのように反応し、クライアントはどのように反応するのでしょうか。

A. AP が同じチャネル上にあるかどうかは、クライアントのローミングにはそれほど影響しません。問題なのは十分なセルのオーバーラップで、これによって、ある AP のカバレッジ エリアから次の AP へのクライアントのスムーズな移行が可能になります。ここで 3 チャネル設計から 4 チャネル設計へ移行する目的は、(「追加の」チャネルにより)設計の柔軟性を高めることにあります。しかし、(別のチャネルがあるため)配備の柔軟性が少しは高まるにしても、実際には共用チャネル干渉の量が増えるため、この方法は近視眼的です。4 チャネル方式を使用して得られる設計の柔軟性は、共用チャネル干渉が高まることで失われます。結論として、4 チャネル設計は使用しないでください。



Q. クライアントがローミングするタイミングを制御できますか。すべてのクライアント アダプタに関して、AP 単位で信号強度だけに基づいてクライアントにローミングさせることはできますか。

A. 現在、ローミングは常にクライアントの機能であり、ローミングするかどうかの選択はさまざまなクライアントで異なった方式で実装されています。Directed Roaming は CCX の一部ですが、オプション機能であり、現在は使用されていません。



Q. リモート サイトの REAP/HREAP AP とメイン サイトの WLC の間で実装される WAN リンクに関する固有の要件や推奨事項はありますか。

A. WAN リンクに関して考慮する必要がある主な要因には次のものがあります。

  • WAN リンクの帯域幅は少なくとも 128kbps にする。

  • 特に中央管理型の認証が実装されている場合に、遅延が 100 ミリ秒を超えるとクライアントに対する認証の問題が発生する可能性があるため、WAN リンクの 2 つのサイト間のレイテンシまたはラウンドトリップ遅延は 100 ミリ秒を超えないようにする。



Q. 数時間ネットワークのシャットダウンが発生したため、LAP では WLC との通信が失われました。これらの AP にスタティック IP アドレスが設定されている場合でも、ネットワークが復帰した後、LAP は DHCP サーバから IP アドレスを取得します。「show ap config general <ap-name>」では「Fallback IP Address」と表示されています。なぜ、このような現象が発生するのでしょうか。

A. LAP では、LWAPP 検出メッセージで、WLC との関連付けを 20 回まで試行します。接続できない場合は、DHCP を介して新しい IP アドレスの取得を試みます。LAP が DHCP サーバから 1 つの IP アドレスを取得できると、この IP アドレスがアクティブなアドレスになり、フォールバックには割り当て済みのスタティック IP アドレスが使用されます。この背景には、LAP が別の VLAN(たとえば別の建物)に移動した場合でも、LAP は IP アドレスを取得して、WLC に加入できるという概念があります。この動作は、不具合 CSCse66714 で説明されています。WLC をソフトウェア バージョン 4.0.206.0 にアップグレードする必要があります。



Q. メッシュ ネットワークにはブリッジ グループ名を設定する必要がありますか。

A. メッシュの AP を論理的にグループ化する場合に、ブリッジ グループ名(BGN)を使用できます。デフォルトでは関連付けを許可するために AP には null 値の BGN が付いていますが、シスコでは BGN を設定することを推奨いたします。この設定変更は、次のコマンドにより CLI か GUI で行うことができます。

config ap bridgegroupname set Bridge Group Name Cisco AP 

注: BGN は最大 10 文字まで設定できます。コントローラの GUI のメッシュ アクセス ポイントの設定ページの [BGN] フィールドに 10 文字を超える文字を入力した場合には、エラー メッセージが表示されます。config ap bridgegroupname set groupname Cisco_MAP CLI コマンドまたは WCS を介してこのパラメータを設定した場合にも、エラー メッセージが表示されます(CSCsk64812)。

実稼動中のネットワークで BGN を設定する場合、最も遠い MAP から設定し、順に RAP に戻るように作業してください。これが非常に重要であるのは、親と関連付けを確立できない子 MAP を取り残す可能性があり、これで BGN がアップデートされる可能性があるためです。ネットワークの異なる部分を論理的にグループ化するには、異なる BGN を使用します。これは、同じ RF 領域内に複数の RAP があり、メッシュのセグメントの分離を維持する必要がある場合に有用です。

実稼動中のネットワークに新しい AP を追加する場合は、新しい AP 上で BGN を事前に設定する必要があります。新しく開封したばかりの AP を使用して最初からメッシュ ネットワークを構築する場合、AP では BGN が NULL 値にプリセットされています。AP は BGN のこのデフォルト値を使用して新しいネットワークに加入します。AP の BGN は次のコマンドで確認できます。

show ap config general Cisco AP


Q. BGN が正しく設定されていない場合はどうなりますか。

A. 適切なブリッジ グループ名以外のブリッジ グループ名を使用して AP が不適切にプロビジョニングされている場合、設計によって、この AP では、正しいセクターまたはツリーに到達して見つけることができる場合もあればできない場合もあります。互換性のあるセクターに到達できない場合は、取り残される可能性があります。そのような取り残された AP を回復するために、デフォルトのブリッジ グループ名という概念が導入されています。基本的な概念としては、設定されたブリッジ グループ名を使用して他のどの AP にも接続できない AP は、デフォルトのブリッジ グループ名を使用して接続を試みます。

この取り残された状況を検出し回復するために使用されるアルゴリズムは次のとおりです。

  1. ブリッジ グループ名に関係なく、すべてのネイバー ノードをパッシブにスキャンして、検索する。

  2. AP は、Adaptive Wireless Path Protocol(AWPP)を使用して、独自のブリッジ グループ名で検出されたネイバーに接続を試みる。

  3. 手順 2 が失敗した場合、AWPP を使用してデフォルトのブリッジ グループ名で接続を試みる。

  4. 手順 3 の失敗した各試行に対して、そのネイバーを exclusion-list に入れ、それに次ぐ最善のネイバーに接続を試みる。

  5. 手順 4 で AP がすべてのネイバーとの接続に失敗した場合、AP を再起動する。

  6. デフォルトのブリッジ グループ名で 30 分間接続した場合、すべてのチャネルを再スキャンし、正しいブリッジ グループ名を使用して接続を試みる。

注: AP がデフォルトのブリッジ グループ名を使用して接続できた場合、ネットワーク管理者が取り残された AP を認識するように、親ノードはその AP を WLAN コントローラのデフォルトの child/node/neighbor エントリとして報告します。そのような AP は、クライアントや他のメッシュ ノードを子として受け入れることができず、またデータ トラフィックを渡すこともできません。



Q. LAP 1030 は他のブリッジ モデルにブリッジングできますか。また、LAP 1020 はブリッジングをサポートできますか。

A. LAP 1020 モデルはブリッジングをサポートしていません。LAP 1030 は別の LAP 1030 へのブリッジング(1 ホップ)をサポートしていますが、現時点では BR1310、BR1400、または LAP 1500 へのブリッジングをサポートしていません。



Q. LAP AP 間でワイヤレス ブリッジングを設定することは可能ですか。使用している非有線 LAP の 1 つの無線で、有線ルート ブリッジ LAP(WLC に接続された LAP)に戻るブリッジングを実行する必要があります。これは可能ですか。

A. いいえ、LAP AP ではできません。Cisco Unified Wireless Network では、メッシュ AP が基本的なポイントツーポイント ブリッジングを実行できます。その他に可能な唯一のブリッジングは、WGB(Workgroup Bridge)モードで IOS AP を介する方法です。これらの IOS AP は、LAP AP に対して(背後に有線デバイスがある)クライアントとして機能します。ただし、ワイヤレス クライアントはこれらの IOS AP に接続できません。



Q. LAP 1131 があり、このアクセス ポイントはワイヤレス LAN コントローラへの登録に成功しています。パワー インジェクタのないアクセス ポイントの接続では、無線はアップ(LED ステータスは緑)ですが、パワー インジェクタのある AP の接続では、無線はダウン(LED ステータスはオレンジ)になります。この問題を解決するには、どうすればよいですか。

A. この問題は、誤って設定された Power over Ethernet(POE; イーサネット経由の電力供給)のパラメータが原因で発生する可能性があります。問題を解決するには、次の手順に従います。

  1. これらのパラメータにアクセスするために、[Wireless] をクリックします。
  2. 問題のアクセス ポイントの [Detail] リンクをクリックします。 新しいパラメータは [POE settings] の [All APs > Details] ページに表示されます。
  3. アクセス ポイントの POE 設定用の [APs > Details] ページで、[Power Injector State] をクリックし、[Installed] を選択します。
  4. チェック ボックスにチェックマークを入れ、アクセス ポイントの [Power Injector State] をイネーブルにします。接続されているスイッチが IPM をサポートしておらず、パワー インジェクタが使用されている場合、このパラメータは必須です。接続されているスイッチが IPM をサポートしている場合、このパラメータは必須ではありません。


Q. Autonomous AP では、この AP に関連付けられているクライアント デバイスが、ワイヤレス ネットワーク上の他のクライアント デバイスとファイルを共有してしまうのを防ぐために、Public Secure Packet Forwarding(PSPF)が使用されています。Lightweight AP には同等の機能はありますか。

A. Lightweight アーキテクチャで PSPF と同様の機能を実行する機能またはモードは、ピアツーピア ブロッキング モードと呼ばれています。ピアツーピア ブロッキング モードは、LAP を管理するコントローラで実際に使用できます。

このモードがコントローラ上でディセーブルになっている場合(デフォルトの設定)、ワイヤレス クライアントはコントローラを介して相互に通信できます。このモードがイネーブルである場合、コントローラを介したクライアント間の通信はブロックされます。

このモードは、同じコントローラに加入している AP の間でだけ機能します。イネーブルになっている場合、同じモビリティ グループ内でも、このモードはあるコントローラで終端するワイヤレス クライアントが、別のコントローラで終端しているワイヤレス クライアントに到達する機能をブロックしません。



Q. LAP AP は IOS AP のように SNMP メッセージを処理できますか。

A. LAP AP は、自力では SNMP メッセージを処理できません。SNMP メッセージを処理するためには、LAP の登録先である WLC で SNMP コミュニティを設定する必要があります。すべての AP 情報は WLC により管理されます。




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