スイッチ : Cisco Catalyst 2950 シリーズ スイッチ

Cisco Catalyst 固定構成レイヤ 2 およびレイヤ 3 スイッチのパスワード回復手順

2008 年 9 月 11 日 - ライター翻訳版
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目次

概要
はじめに
      表記法
      前提条件
手順
Cisco サポート コミュニティ - 特集対話
関連情報

概要

このドキュメントでは、Cisco Catalyst レイヤ 2 固定構成スイッチ 2900XL/3500XL、2940、2950/2955、2960、および 2970 シリーズ、さらに、Cisco Catalyst レイヤ 3 固定構成スイッチ 3550、3560、および 3750 シリーズのパスワード回復手順について説明しています。

はじめに

表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

前提条件

このドキュメントに適用される特定の前提条件はありません。

手順

次のパスワード回復手順に従います。

  1. ターミナルまたはターミナル エミュレーション(たとえば、Hyper Terminal)を装備する PC をスイッチのコンソール ポートに接続します。

    次のターミナル設定を使用します。

    • ビット/秒(ボー): 9600

    • データ ビット: 8

    • パリティ:なし

    • ストップ ビット: 1

    • フロー制御:Xon/Xoff

    注:コンソール ポートへのケーブル接続とターミナル接続についての追加情報は、『Catalyst スイッチのコンソール ポートに端末を接続する方法』を参照してください。

  2. 電源コードのプラグを抜きます。

  3. スイッチの電源を投入して switch: プロンプトが表示されるようにします。

    2900XL、3500XL、2940、2950、2960、2970、3550、3560、および 3750 シリーズ スイッチの場合は、次の手順を実行します。

    前面パネルの左側にある Mode ボタンを押したままの状態で、電源コードをスイッチに再接続します。

    Catalyst スイッチ シリーズ LED の挙動と Mode ボタンの解放操作

    2900XL, 3500XL, 3550

    Port1x の上にある LED が消えたら、Mode ボタンを放します。

    2940, 2950

    ステータス(STAT)LED が消えておよそ 5 秒後に Mode ボタンを放します。 Mode ボタンを放すと、SYST LED はオレンジ色で点滅します。

    2960, 2970

    SYST LED がオレンジ色の点滅から緑色の点灯に変わったら、Mode ボタンを放します。 Mode ボタンを放すと、SYST LED は緑色で点滅します。

    3560, 3750

    SYST LED が緑色に点灯しておよそ 15 秒後に Mode ボタンを放します。 Mode ボタンを放すと、SYST LED は緑色で点滅します。


    注:LED の位置は、モデルにより若干異なる場合があります。

    Catalyst 3524XL

    pswdrec_2900xl_1.gif

    Catalyst 3524XL の Mode ボタンと LED の位置

    Catalyst 2950-24

    pswdrec_2900xl_2.gif

    Catalyst 2950-24 の Mode ボタンと LED の位置

    2955 シリーズ スイッチのみ:

    Catalyst 2955 シリーズ スイッチでは、パスワードの回復に外部 Mode ボタンは使用しません。 それに代り、パスワード回復目的のために、スイッチ ブート ローダがブレーク キー検出を使用して自動ブート シーケンスを停止します。ブレーク シーケンスは、使用しているターミナル アプリケーションおよびオペレーティング システムによって異なります。 Hyperterm が Windows 2000 で稼働している場合は、Ctrl + Break キーを使用します。 UNIX が稼働するワークステーションでは、Ctrl-C がブレーク キーです。 詳細については、『パスワード回復中の標準的なブレーク キー シーケンスの組み合せ』を参照してください。

    次の例では、2955 で Hyperterm を使用して、switch:モードに切り替えています。

    C2955 Boot Loader (C2955-HBOOT-M) Version 12.1(0.0.514), CISCO DEVELOPMENT TEST
    VERSION
    Compiled Fri 13-Dec-02 17:38 by madison
    WS-C2955T-12 starting...
    Base ethernet MAC Address: 00:0b:be:b6:ee:00
    Xmodem file system is available.
    Initializing Flash...
    flashfs[0]: 19 files, 2 directories
    flashfs[0]: 0 orphaned files, 0 orphaned directories
    flashfs[0]: Total bytes: 7741440
    flashfs[0]: Bytes used: 4510720
    flashfs[0]: Bytes available: 3230720
    flashfs[0]: flashfs fsck took 7 seconds.
    ...done initializing flash.
    Boot Sector Filesystem (bs:) installed, fsid: 3
    Parameter Block Filesystem (pb:) installed, fsid: 4
    
    *** The system will autoboot in 15 seconds ***
    Send break character to prevent autobooting.
    
    
    !--- このメッセージが表示されるまで待ってから 
    !--- ブレーク シーケンスを発行します。
    !--- Hyperterm を使用して Ctrl+Break キーを押します。
    
    
    The system has been interrupted prior to initializing the flash file system to finish 
    loading the operating system software:
    
    flash_init
    load_helper
    boot
    switch:
    
  4. flash_init コマンドを発行します。

    switch: flash_init
    Initializing Flash...
    flashfs[0]: 143 files, 4 directories
    flashfs[0]: 0 orphaned files, 0 orphaned directories
    flashfs[0]: Total bytes: 3612672
    flashfs[0]: Bytes used: 2729472
    flashfs[0]: Bytes available: 883200
    flashfs[0]: flashfs fsck took 86 seconds
    ....done Initializing Flash.
    Boot Sector Filesystem (bs:) installed, fsid: 3
    Parameter Block Filesystem (pb:) installed, fsid: 4
    switch:
    
    !--- この出力は、2900XL スイッチからの出力です。
    !--- 他のスイッチからの出力は、若干異なります。
    
    
  5. load_helper コマンドを発行します。

    switch: load_helper
    switch:
    
  6. dir flash: コマンドを発行します。

    注:dir flash の後に必ずコロン「:」を入力してください。

    スイッチのファイル システムが表示されます。

    switch: dir flash:
    Directory of flash:/
    2    -rwx  1803357   <date>               c3500xl-c3h2s-mz.120-5.WC7.bin
    
    !--- これはソフトウェアの現在のバージョンです。
    
    4    -rwx  1131      <date>               config.text
    
    !--- これはコンフィギュレーション ファイルです。
    
    5    -rwx  109       <date>               info
    6    -rwx  389       <date>               env_vars
    7    drwx  640       <date>               html
    18   -rwx  109       <date>               info.ver
    403968 bytes available (3208704 bytes used)
    switch:
    
    !--- この出力は、3500XL スイッチからの出力です。
    !--- 他のスイッチからの出力は、若干異なります。
    
    
  7. rename flash:config.text flash:config.old と入力して、コンフィギュレーション ファイル名を変更します。

    switch: rename flash:config.text flash:config.old
    switch:
    
    !--- config.text ファイルは、パスワード定義を 
    !--- 含みます。
    
    
  8. boot コマンドを発行して、システムをブートします。

    switch: boot
    Loading "flash:c3500xl-c3h2s-mz.120-5.WC7.bin"...###############################
    ################################################################################
    ######################################################################
    File "flash:c3500xl-c3h2s-mz.120-5.WC7.bin" uncompressed and installed, entry po
    int: 0x3000
    executing...
    
    !--- 出力を省略。
    !--- この出力は、3500XL スイッチからの出力です。
    !--- 他のスイッチからの出力は、若干異なります。
    
    
  9. プロンプトで「n」を入力して、初期設定ダイアログを中断します。

    --- System Configuration Dialog ---
    At any point you may enter a question mark '?' for help.
    Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.
    Default settings are in square brackets '[]'.
    Continue with configuration dialog? [yes/no]: n 
    
    !--- いいえの場合は、「n」を入力します。
    
    Press RETURN to get started.
    
    !--- Return キーまたは Enter キーを押します。
    
    Switch>
    
    !--- Switch> プロンプトが表示されます。
    
    
  10. Switch プロンプトで en と入力して、イネーブル モードに入ります。

    Switch>en
    Switch#
    
  11. rename flash:config.old flash:config.text と入力して、コンフィギュレーション ファイル名を元の名前に戻します。

    Switch#rename flash:config.old flash:config.text
    Destination filename [config.text] 
    
    !--- Return キーまたは Enter キーを押します。
    
    Switch#
    
  12. コンフィギュレーション ファイルをメモリへコピーします。

    Switch#copy flash:config.text system:running-config
    Destination filename [running-config]? 
    
    !--- Return キーまたは Enter キーを押します。
    
    1131 bytes copied in 0.760 secs
    Sw1#
    

    コンフィギュレーション ファイルは、これでリロードされます。

  13. 不明な現在のパスワードを書き換えてください。 少なくとも 1 つの大文字、1 つの数字および 1 つの特殊文字を使用して、強力なパスワードを選択します。

    注:必要なパスワードを上書きしてください。 これらのパスワードをすべて上書きする必要はありません。

    Sw1# conf t
    
    
    !--- 既存のシークレット パスワードに上書きします。
    
    Sw1(config)#enable secret <new_secret_password>
    
    
    
    !--- 既存のイネーブル パスワードに上書きします。
    
    Sw1(config)#enable password <new_enable_password>
    
    
    
    !--- 既存の vty パスワードに上書きします。
    
    Sw1(config)#line vty 0 15
    Sw1(config-line)#password <new_vty_password>
    
    Sw1(config-line)#login
    
    
    !--- 既存のコンソール パスワードに上書きします。
    
    Sw1(config-line)#line con 0
    Sw1(config-line)#password <new_console_password>
    
    
  14. write memory コマンドを使用して、実行コンフィギュレーションをコンフィギュレーション ファイルとして書き出してください。

    Sw1#write memory
    Building configuration...
    [OK]
    Sw1#
    

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