LAN スイッチング : バーチャル LAN/VLAN トランキング プロトコル(VLAN/VTP)

LAN エミュレーション(LANE)上での VLAN Trunk Protocol(VTP)プルーニング問題

2005 年 10 月 4 日 - ライター翻訳版
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注:このドキュメントの情報は、Catalyst 5000 ファミリ スイッチおよび Switch Software Release 4.4(5) に基づくものです。 この機能が最初に導入されたのは、リリース 2.3 であることに注意してください。

このドキュメントでは、Emulated Local Area Network(ELAN; エミュレート LAN)に接続されている Catalyst シリーズ スイッチでは VLAN Trunking Protocol(VTP)プルーニングを使用してはならない理由について説明します。 VTP プルーニングでは、フラッドしたトラフィックを、そのトラフィックが適切なネットワーク デバイスにアクセスするために使用する必要のあるトランク リンクに限定することにより、使用可能な帯域幅を増加させます。 Catalyst シリーズ スイッチでは、VTP を使用した場合、Cisco マルチキャスト Media Access Controller(MAC; メディア アクセス コントローラ)のアドレス宛てに送られるレイヤ 2 フレームを使用してメッセージを交換します。

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LAN エミュレーション(LANE)上での VLAN Trunk Protocol(VTP)
プルーニング問題

注:次の例では、LAN Emulation Server(LES; LAN エミュレーション サーバ)、broadcast and unknown server(BUS)、LAN Emulation Configuration Server(LECS; LAN エミュレーション コンフィギュレーション サーバ)の場所は重要ではありません。

例 1: 3 台の IP ステーション

この例では、virtual LAN(VLAN)#500 に 3 台の IP ステーションが設置されています(500 は特に意味のない番号です)。 1 台目のステーションは Catalyst-1 に、2 台目のステーションは Catalyst-2 に、3 台目のステーションは Catalyst-3 に接続されています。どのステーションも他のステーションに問題なく PING を送ることができます。また、このネットワークでは、これらの他には VLAN #500 のステーションは存在しません。 Catalyst-1 に接続されているステーションから Catalyst-2 に接続されているステーションに PING を休みなく送信すると、問題なく動作します。 ここで Catalyst-3 に接続されているステーションを取り外すと、VLAN #500 にあるステーションで Catalyst-3 に接続されているものはなくなります。このときにプルーニングが設定されていると、Catalyst-3 はマルチキャスト メッセージを送信して、ステーションがないことをアドバタイズします。 LAN emulation(LANE; LAN エミュレーション)では、このメッセージは BUS によって送信され、すべての LAN Emulation Client(LEC; LAN エミュレーション クライアント)によって受信されます。 Catalyst-1 と Catalyst-2 はこのメッセージを受信し、ELAN 内の VLAN #500 には他にステーションがないと認識します。 その結果、すべての LEC がこの VLAN へのトラフィック転送を停止します。 このため、Catalyst-3 のステーションを取り外すことによって、Catalyst-2 と Catalyst-1 に接続されているステーション間の通信も停止することになります。

例 2: 4 台の IP ステーション

次に、IP ステーションが 4 台あり、最後の 1 台が Catalyst-4 に接続されている例について考えます。Catalyst-4 に接続されているステーションを取り外すと、ISL トランクにマルチキャスト メッセージが送信されますが、これが影響するのは Catalyst-3 だけです。この VLAN では、これにより予想通り Catalyst-4 へのトラフィック転送が停止されます。

プルーニングは、『スイッチ間リンク(ISL)』のようなポイントツーポイント リンクでは正常に動作します。 ELAN ベースのネットワークでは、プルーニングはサーバでイネーブルにできますが、LANE に接続されている Catalyst では VLAN がプルーニング適格ではないはずです。 clear vtp pruneeligible vlan_range コマンドを使用すると、特定の VLAN をプルーニング不適格にできます。 デフォルトでは、VLAN 2-1000 はプルーニング適格になっています。


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