Cisco インターフェイスとモジュール : ???????/????????

Cisco 7x00 および Cisco 3600 の ATM インターフェイスで発生する高感度レシーバおよび減衰のトラブルシューティング

2005 年 6 月 5 日 - ライター翻訳版
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目次

概要
はじめに
      表記法
      前提条件
      使用するコンポーネント
問題
      「show controller」の出力での大量の LCV エラー
      インターフェイスのフラップが連続する
      「debug atm error」を有効にした後のエラー メッセージ
      ATM インターフェイスでの CRC エラー
解決方法
      解決方法
トラブルシューティング
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関連情報

概要

Cisco 7x00 上の PA-T3 または Cisco 3600 シリーズ ルータ上の NM-1A-T3 など、ATM T3 インターフェイスでは、接続性に関する問題が発生することがあります。 接続障害によって発生する症状には、次のようなものがあります。

  • Line Code Violation(LCV; 回線コード違反)

    • 極性違反

    • 過剰ゼロ

  • 連続インターフェイス フラップ

  • エラー メッセージ

  • ATM インターフェイスの CRC エラー

この文書では、これらの症状を説明し、高感度レシーバまたは減衰の問題に相当する症状例を検討するほか、回避策を提供します。

はじめに

表記法

文書表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

前提条件

この文書に適用される特定の前提条件はありません。

使用するコンポーネント

この文書は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。

この文書の情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。

この文書で紹介する情報は、特定のラボ環境にあるデバイスを使用して作成されました。この文書で使用するすべてのデバイスは、クリアな状態(デフォルト)から設定作業を始めています。実稼動中のネットワークで作業する場合は、コマンドの実行によって生じる影響について、事前に理解しておいてください。

問題

高感度レシーバまたは減衰の問題は、ATM インターフェイス上で発生する、「概要」の項で挙げた症状によって検知されます。 次の項では、それぞれの症状について説明します。

「show controller」 の出力での大量の LCV エラー

show controller コマンドの出力には、ATM DS-3 ポート アダプタまたはネットワーク モジュールでの Line Code Violations(LCV)およびその他のファシリティ統計の増加が報告されることがあります。 LCV エラー カウンタは、通常、インターフェイス上でライン コーディングのタイプにミスマッチが発生すると増加します。 ただし、まれに、ルータが短いケーブル(15.24 M(50 フィート)以下)を使用してその次のデバイスに接続した場合にも、この障害が発生することがあります。 この問題の根本的な原因は、短いケーブルを使用した場合、これらの PA で使用される Line Interface Unit(LIU; 回線インターフェイス ユニット)が、一部の遠端機器の信号から過度に影響を受けることにあります。 短いケーブルでは LIU レシーバが飽和することがあり、その結果 LCV が起こります。

CLI の出力の例を次に示します(使用している PA/NM によって、実際の表示は多少異なります)。

Router#show controllers atm 1/0/0 
    ATM1/0/0: Port adaptor specific information  
    Hardware is DS3 (45Mbps) port adaptor  
    Framer is PMC PM7345 S/UNI-PDH, SAR is LSI ATMIZER II  
    Framing mode: DS3 C-bit ADM  
    No alarm detected  
    Facility statistics: current interval elapsed 796 seconds  
     lcv         fbe      ezd       pe         ppe     febe     hcse 
     ----------------------------------------------------------------------  
     lcv: Line Code Violation 
     be: Framing Bit Error  
     ezd: Summed Excessive Zeros  
     PE: Parity Error  
     ppe: Path Parity Error  
     febe: Far-end Block Error  
     hcse: Rx Cell HCS Error  
    Router#show controller atm 3/0  
      Interface ATM3/0 is down<  
      Hardware is RS8234 ATM DS3  
      [output omitted]  
      Framer Chip Type PM7345  
           Framer Chip  ID 0x20  
           Framer State  RUNNING  
           Defect FRMR  OOF  
           Defect ADM OOCD  
           Loopback Mode  NONE  
           Clock Source  INTERNAL  
           DS3 Scrambling  ON  
           Framing DS3  C-bit direct mapping  
      TX cells 0  
           Last output  time 00:00:00  
           RX cells 1  
           RX bytes 53  
           Last input time  1w6d  
           Line  Code Violations (LCV) 25558650  
           DS3: F/M-bit  errors 401016  
           DS3: parity  errors 2744053  
           DS3: path parity  errors 1879710  
           DS3/E3: G.832  FEBE errors 3099127  
           T3/E3: excessive  zeros 25689720  
           uncorrectable  HEC errors 554  
           idle/unassigned  cells dropped 0  
           LCV  errored secs 392  
           DS3: F/M-bit  errored secs 392  
           DS3: parity  errored secs 389  
           DS3: path parity  errored secs 389  
           T3/E3: excessive  zeros errored secs 392  
           DS3/E3: G.832  FEBE errored secs 380  
           uncorrectable  HEC errored secs 67  
           LCV error-free  secs 0  
           DS3: F/M-bit  error-free secs 0  
           DS3: parity  error-free secs 3  
           DS3: path parity  error-free secs 3  
           T3/E3: excessive  zeros error-free secs 0  
           DS3/E3: G.832  FEBE error-free secs 12  
           uncorrectable  HEC error-free secs 325  
 

LCV は、Bipolar Violation(BPV; 極性違反)または Excessive Zeros(EXZ; 過剰ゼロ)エラーの数を示しています。 これらのエラーが増加する条件は、ライン コーディングによって異なります。

極性違反:

  • Alternate Mark Inversion(AMI)-同じ極性のパルスを 2 回連続して受信した場合

  • Bipolar Three Zero Substitution(B3ZS)または High-Density Bipolar Three(HDB3)- 同じ極性のパルスを 2 回連続して受信したが、これらのパルスがゼロ置換の一部でない場合

過剰ゼロ:

  • AMI - 連続して 16 個以上のゼロを受信した場合

  • B3ZS - 連続して 8 個以上のゼロを受信した場合

LCV エラーの詳細については、次の文書を参照してください。

トラブルシューティング:DS-3 および E3 ATM インターフェイスでの回線の問題とエラー

インターフェイスのフラップが連続する

show log コマンドを実行します。 対応するリンクがダウンしていないにもかかわらず、コンソールにリンク アップを知らせる一連のメッセージが表示されているでしょうか。 この問題は、Cisco Bug ID CSCdm84527 によって解決されています。 インターフェイスがフラップすると、通常は次のログ メッセージが表示されます。

Aug 11 02:54:46.243 UTC: %LINK-3-UPDOWN: Interface ATM2/0, changed state to  down  
 Aug 11 02:54:47.243 UTC: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface  ATM2/0,  
 changed state to down  
 Aug 11 02:54:57.003 UTC: %LINK-3-UPDOWN: Interface ATM2/0, changed state  to up  
 Aug 11 09:59:14.544 UTC: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface  ATM2/0,  
 changed state to up  

「debug atm error」を有効にした後のエラー メッセージ

「debug atm error」を有効化すると、次のようなメッセージが表示されます。

Aug 11 10:01:27.940 UTC: pmon_change 0x3E, cppm_change 0x53 
 pmon_change 0x3E - Performance    monitoring (pmon) reports line code violations, 
 parity errors, path parity problems,    and related errors. 
 cppm_change 0x53 - Cell    and PLCP performance monitoring (cppm) reports bit 
 interleaved parity (BIP) errors and framing errors. 
 

ATM インターフェイスでの CRC エラー

show interfaces コマンド出力の例を次に示します。

    Router#show interfaces atm 4/0  
     ATM4/0 is up, line protocol is up 
     [output omitted] 
     Last clearing of "show interface" counters never 
     Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops 
     Five minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec 
     Five minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec 
         144 packets input, 31480 bytes, 0    no buffer 
         Received 0 broadcasts, 0 runts, 0    giants 
         13 input errors, 12 CRC, 0 frame,    0 overrun, 1 ignored, 0 abort 
         154 packets output, 4228 bytes, 0    underruns 
         0 output errors, 0 collisions, 1    interface resets, 0 restarts 

CRC エラーの詳細、およびそのトラブルシューティングの方法については、次の文書を参照してください。

ATM インターフェイスに関する CRC トラブルシューティング ガイド

解決方法

減衰器により高感度レシーバの問題が引き起こされたことが問題である可能性があります。 まず「トラブルシューティング」の項のステップを実行し、次のステップを実行することによって、高感度レシーバの問題を解決します。

解決方法

  1. T3 ネットワーク モジュールに接続されたデバイスの送信レベルを下げます。 多くのデバイスには、この目的のために Line Build Out(LBO; ライン構築)設定があります。

  2. ケーブルを長くして、信号強度とエッジのレートを下げます。 必要とする正確な長さを算出することは不可能ですが、全体の長さとして少なくとも 3 m(100 フィート)を推奨します。

  3. 75 ohm インライン同軸減衰器を使用します。 これによって LCV エラーが減少したり、発生しなくなったりします。 シスコでは、減衰器キット(ATTEN-KIT-PA=)を提供しています。これには、3-dB、6-dB、10-dB、15-dB、および 20-dB の減衰器が含まれており、標準の BNC コネクタが付属しています。 このキットは、RMA では提供していません。 このキットが必要な場合は、お客様の代理店か、カスタマー サービスを通じてご注文ください。

  4. 最初は 3-dB の減衰器を使用します。LCV エラーが引き続き発生する場合は、次に値の高い減衰器に交換していきます。 使用する回線の条件や遠端機器によっては、減衰器が通常の要件となることに注意してください。

トラブルシューティング

ルータのインターフェイスがすべての物理層パラメータに対して適切に設定されているにもかかわらず、多数の LCV や CRC エラーが出力される場合は、ATM インターフェイスに高感度レシーバがある可能性があります。

高感度レシーバが原因であると判断する前に、次のことを実行してください。

  • PA(または NM)および遠端機器が、短いケーブルを使用するように適切に設定されているか、また、クロッキングが正しく設定されているかを確認します。 ネットワークがクロック基準を提供している場合は、両端を「回線」クロックに設定する必要があります。 提供していない場合は、一方の端を内部(またはローカル)クロックに、他方の端を回線クロックに設定する必要があります。

  • CRC エラーの原因が、トラフィック シェーピングの設定ミスや、ATM スイッチ上での ATM セルの廃棄ではないことを確認します。

推奨されるトラブルシューティングのステップを次に示します。

  1. フレーミングやスクランブリングなど、物理層のパラメータ設定をすべてチェックします。

  2. ATM 接続の両端でクロッキングの設定をチェックします。

  3. debug atm error を有効にしてから、収集した出力を上記の例と比較します。

  4. loopback diagnostic コマンドを使用して、ATM インターフェイスでの CRC エラーのカウンタをチェックします。

LCV エラーと物理層のエラーが発生している場合は、CRC errorsdebug atm error によって上記の出力が表示されます。最も可能性の高い原因は、高感度レシーバです。


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