WAN : ハイレベル データ リンク コントロール(HDLC)

HDLC バックツーバック接続

2005 年 6 月 1 日 - ライター翻訳版
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目次

概要
はじめに
      表記法
      前提条件
      使用するコンポーネント
設定
      ネットワーク ダイアグラム
      設定
確認
トラブルシューティング
関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション
関連情報

概要

この文書では、High-Level Data Link Control(HDLC; ハイレベル データリンク コントロール)のバックツーバック接続の設定例について説明します。 この例を使用して、使用するハードウェアや接続が正しく機能しているかどうかを確認できます。

はじめに

表記法

文書表記の詳細については、「シスコ テクニカル ティップスの表記法」を参照してください。

前提条件

この文書に適用される特定の前提条件はありません。

使用するコンポーネント

この文書の情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。

この文書の情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されています。 この文書内で使用されているデバイスはすべて、クリアな状態(デフォルト)から設定作業を始めています。 実稼動中のネットワークで作業する場合は、コマンドの実行によって生じる影響について、事前に理解しておいてください。

設定

このセクションでは、この文書で説明する機能を設定するための情報を提供します。

注:この文書で使用されているコマンドの詳細を調べるには、Command Lookup Tool登録ユーザのみ)を使用してください。 
一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

ネットワーク ダイアグラム

この文書では次の図に示すネットワーク設定を使用しています。

hdlc_back.gif

シスコ ルータにおけるシリアル接続のデフォルトのカプセル化方式は Cisco HDLC です。したがって、ルータ上でこれを明示的に設定する必要はありません。 このため、カプセル化のタイプは設定に表示されません。

バックツーバックのシリアル接続では、ケーブルの DCE 側に接続されたルータは、シリアル接続にクロック信号を提供します。 インターフェイス設定モードで clockrate コマンドを使用すると、ケーブルの DCE 側のルータ(このでは Prasit)がシリアル接続にクロック信号を提供するようになります。 シリアル インターフェイスにケーブルのどちら側が接続されているかを判断するには、show controllers コマンドを実行します。

この設定では、ケーブルの DCE 側を Prasit に接続し(clockrate コマンドを実行)、DTE 側を Spicey に接続しています。

設定

この文書では、次に示す設定を使用しています。

Prasit

interface Serial0 
   ip address 5.0.2.1 255.255.255.0
   clockrate 64000
   no cdp enable
 

Spicey

interface Serial1
   ip address 5.0.2.2 255.255.255.0
   no cdp enable

確認

この項では、設定が正しく動作することを確認するために使用できる情報を提供します。

一部の show コマンドは、show コマンド出力の分析を表示するアウトプットインタープリタ登録ユーザのみ)でサポートされています。
一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

  • show controller

  • ping

  • show interfaces

下記に示す出力は、これらのコマンドをこの設定例で使用しているデバイスで実行した結果です。

show controllers コマンドは、物理層が動作していることと、接続されているケーブルのタイプを表示します。 以下の出力では、Prasit が DCE 側に、Spicey が DTE 側に接続されています。

prasit#
 show controllers serial 0
    HD unit 1, idb = 0xF22E4, driver structure at 0xF7778
    buffer size 1524 HD unit 0 1, V.35 DCE cable, clockrate 64000 
 
 !---出力を省略
  
 spicey#
 show controllers serial 1
    HD unit 1, idb = 0x24824C, driver structure at 0x24F828
    buffer size 1524 HD unit 1, V.35 DTE cable   
 
 !---出力を省略
  

Prasit

Prasit で、次のコマンドを発行します。

prasit#ping 5.0.2.2
 Type escape sequence to abort.
 Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 5.0.2.2, timeout is 2 seconds:!!!!!
 Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 28/31/32 ms
prasit#show interfaces serial 0
 
Serial1 is up, line protocol is up 
   Hardware is HD64570
   Internet address is 5.0.2.1/24
   MTU 1500 bytes, BW 1544 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 1/255
   Encapsulation HDLC, loopback not set, keepalive set (10 sec)
   Last input 00:00:01, output 00:00:04, output hang never
   Last clearing of "show interface" counters never
   Input queue: 0/75/0 (size/max/drops); Total output drops: 0
   Queueing strategy: weighted fair
   Output queue: 0/1000/64/0 (size/max total/threshold/drops)
      Conversations  0/1/256 (active/max active/max total)
      Reserved Conversations 0/0 (allocated/max allocated)
   5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
   5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
      205 packets input, 4920 bytes, 0 no buffer
      Received 33 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
      0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
      590 packets output, 4570 bytes, 0 underruns
      0 output errors, 0 collisions, 87 interface resets
      0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
      116 carrier transitions
      DCD=up  DSR=up  DTR=up  RTS=up  CTS=up
 prasit#

Spicey

Spicey で、次のコマンドを発行します。

 spicey#ping 5.0.2.1
 Type escape sequence to abort.
 Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 5.0.2.1, timeout is 2 seconds:
 !!!!!
 Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 32/32/32 ms
spicey#show interfaces serial 1
 
Serial1 is up, line protocol is up	  Hardware is HD64570
   Internet address is 5.0.2.2/24
   MTU 1500 bytes, BW 1544 Kbit, DLY 20000 usec,
      reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
   Encapsulation HDLC, loopback not set
   Keepalive set (10 sec)
   Last input 00:00:08, output 00:00:05, output hang never
   Last clearing of "show interface" counters never
   Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
   Queueing strategy: weighted fair
   Output queue: 0/1000/64/0 (size/max total/threshold/drops)
      Conversations  0/1/256 (active/max active/max total)
      Reserved Conversations 0/0 (allocated/max allocated)
      Available Bandwidth 1158 kilobits/sec
   5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
   5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
      591 packets input, 4592 bytes, 0 no buffer
      Received 43 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
      0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
      210 packets output, 5030 bytes, 0 underruns
      0 output errors, 0 collisions, 61 interface resets
      0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
      180 carrier transitions
      DCD=up  DSR=up  DTR=up  RTS=up  CTS=up spicey#

トラブルシューティング

現在のところ、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。


関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション

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