WAN : フレーム リレー

バックツーバック フレームリレー ハイブリッド スイッチング

2005 年 5 月 18 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2007 年 11 月 17 日) | フィードバック

目次

概要
前提条件
      要件
      使用するコンポーネント
      表記法
設定
      ネットワーク ダイアグラム
      設定
確認
      コマンドの概要
      show コマンド
      出力例
トラブルシューティング
      トラブルシューティングのためのコマンド
      出力例
関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション
関連情報

概要

この文書は、Local Management Interface(LMI; ローカル管理インターフェイス)が有効で、Frame Relay(FR; フレームリレー)カプセル化を使用してバックツーバックで接続された Cisco ルータの設定に関する情報を提供しています。 ルータ同士は、Data Communication Equipment(DCE; データ通信機器)と Data Terminal Equipment(DTE; データ端末装置)シリアル ケーブルを使用して接続されています。 一方のルータは、他方のルータが送信する LMI ステータス問い合せに応答するハイブリッド FR スイッチとして機能するように設定します。 DCE ケーブルに接続されるルータは、クロッキングを供給する必要があります。

この設定では、ルータ 1 が 64 kbps(クロック レート 64000)でクロックを提供します。 バックツーバックのセットアップはテスト環境で役立ちます。 こうした設定が必要となるのは、LMI デバッグ メッセージをチェックする場合に限られます。

FR カプセル化を使用してルータをバックツーバックで設定する場合に使用する最も一般的な方法については、『バックツーバック フレームリレーの設定』を参照してください。

前提条件

要件

この設定を開始する前に、次の要件が満たされていることを確認してください。

  • フレーム リレー テクノロジーと設定についての基本的な知識があると役立ちます。 『フレームリレーの基本設定』を参照してください。

使用するコンポーネント

この設定を実装するには、次のハードウェアおよびソフトウェアのコンポーネントが必要です。

  • FR カプセル化をサポートする Cisco IOS(R) ソフトウェア リリース 10.0 以降

  • FR カプセル化をサポートするインターフェイスを備えたルータ

この設定は、次のバージョンのソフトウェアとハードウェアを使用して開発、テストされています。

  • Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(10b)

  • Cisco 2500 シリーズ ルータ

この文書の情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されています。 この文書内で使用されているデバイスはすべて、クリアな状態(デフォルト)から設定作業を始めています。 対象のネットワークが実稼動中である場合には、すべてのコマンドによる潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。

表記法

文書表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

設定

このセクションでは、この文書で説明する機能を設定するための情報を提供します。

注: この文書で使用されているコマンドの詳細を調べるには、Command Lookup Tool を使用してください(登録ユーザ専用)。

ネットワーク ダイアグラム

この文書では、次のネットワーク設定を使用します。

frbcktobck.gif

設定

この文書では、次の設定を使用します。

ルータ 1

frame-relay switching 
 
 !--- このルータがフレーム リレー スイッチとして
 !--- 機能するようになります。 
 
 ! 
 interface Serial0 
  ip address 172.16.120.105 255.255.255.0 
  encapsulation frame-relay 
 
 !--- このインターフェイスでフレーム リレー カプセル化を有効にします。
 
 
  frame-relay map ip 172.16.120.120 101 broadcast 
 
 !--- map 文で設定されたデータリンク接続識別子(DLCI)が
 !--- 一致している必要があります。 
 
  clock rate 64000 
  frame-relay intf-type dce 
 
 !--- このコマンドは、インターフェイスに対して
 !--- LMI をフレーム リレー DCE デバイスと同様に
 !--- 扱うように指示します。 
 
 

ルータ 2

Router 2 
 ! 
 Interface Serial0 
  ip address 172.16.120.120 255.255.255.0 
  encapsulation frame-relay 
 
 !--- このインターフェイスでフレーム リレー カプセル化を有効にします。
 
  frame-relay map ip 172.16.120.105 101 broadcast 
 
 !--- map 文で設定された DLCI が
 !--- 一致している必要があります。 
 
 

確認

このセクションでは、設定が正しく動作することを確認するために使用できる情報を提供します。

コマンドの概要

ルータ 1 は、ハイブリッド フレーム リレー スイッチとして機能するように設定され、ルータ 2 から送信される LMI クエリーに応答します。グローバル コマンド frame-relay switching は、ルータ 1 での Permanent Virtual Circuit(PVC; 相手先固定接続)スイッチングを有効にします。 インターフェイス コマンド frame-relay intf-type dce は、ルータに接続されたスイッチとして機能するようにルータ 1 を設定します。 no keepalive コマンドは、いずれのルータにも追加されていません。 ルータ 2 に関しては、特別な設定は不要です。

ルータをハイブリッド DTE/DCE FR スイッチとして設定する方法の詳細については、『ハイブリッド フレーム リレー スイッチング』の設定例を参照してください。

  • frame-relay switching:FR DCE デバイスまたはネットワーク間インターフェイスでの PVC スイッチングを有効にします。

  • frame-relay intf-type dce:FR スイッチ タイプを設定します。 ルータまたはアクセス サーバが、ルータに接続されたスイッチとして動作します。

show コマンド

特定の show コマンドは、アウトプットインタープリタ登録ユーザ専用)でサポートされています。このツールを使用すると、show コマンドの出力を分析できます。
一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

出力例

ルータ 1 に対して show frame-relay pvc コマンドを使用すると、PVC のステータスが表示され、map 文が正しく設定されているかどうかを確認できます。 ルータ 1 はフレーム リレー DCE デバイス(FR スイッチ)として機能します。

ご使用のシスコ デバイスの、show frame-relay pvc コマンドの出力データがあれば を使用して潜在的な問題と修正を表示できます。 を使用するには、登録ユーザであり、ログインしていて、さらに JavaScript を有効にしている必要があります。

Router1#show frame-relay pvc 
 PVC Statistics for interface Serial0 (Frame Relay DCE) 
               Active     Inactive      Deleted       Static 
   Local          1            0            0            0 
   Switched       0            0            0            0 
   Unused         0            0            0            0 
 DLCI = 101, DLCI USAGE = LOCAL, PVC STATUS = ACTIVE, INTERFACE = Serial0 
   input pkts 207           output pkts 239          in bytes 15223 
   out bytes 14062          dropped pkts 0           in FECN pkts 0 
   in BECN pkts 0           out FECN pkts 0          out BECN pkts 0 
   in DE pkts 0             out DE pkts 0 
   out bcast pkts 17        out bcast bytes 3264 
   PVC create time 00:11:32, last time PVC status changed 00:11:32 
 Router1#
 

show frame-relay lmi コマンドの出力を参照すると、ルータ 1 が FR DCE デバイス(FR スイッチ)として機能していることを確認できます。 この出力を参照すると、ルータ 1 がルータ 2 からのステータス クエリーを受信し、ルータ 1 がルータ 2 にステータス メッセージを返していることがわかります。

ご使用のシスコ デバイスの、show frame-relay lmi コマンドの出力データがあれば を使用して潜在的な問題と修正を表示できます。 を使用するには、登録ユーザであり、ログインしていて、さらに JavaScript を有効にしている必要があります。

Router1#show frame-relay lmi 
 LMI Statistics for interface Serial0 (Frame Relay DCE) LMI TYPE = CISCO 
   Invalid Unnumbered info 0             Invalid Prot Disc 0 
   Invalid dummy Call Ref 0              Invalid Msg Type 0 
   Invalid Status Message 0              Invalid Lock Shift 0 
   Invalid Information ID 0              Invalid Report IE Len 0 
   Invalid Report Request 0              Invalid Keep IE Len 0 
   Num Status Enq. Rcvd 72               Num Status msgs Sent 71 
   Num Update Status Sent 0              Num St Enq. Timeouts 0 
 Router1#
 

ルータ 2 に対する show frame-relay pvc コマンドの出力を参照すると、ルータ 2 がフレーム リレー DTE デバイスとして機能していることを確認でき、アクティブな PVC が表示されます。

Router2#show frame-relay pvc 
 PVC Statistics for interface Serial0 (Frame Relay DTE) 
               Active     Inactive      Deleted       Static 
   Local          1            0            0            0 
   Switched       0            0            0            0 
   Unused         0            0            0            0 
 DLCI = 101, DLCI USAGE = LOCAL, PVC STATUS = ACTIVE, INTERFACE = Serial0 
   input pkts 275           output pkts 239          in bytes 15760 
   out bytes 16794          dropped pkts 2           in FECN pkts 0 
   in BECN pkts 0           out FECN pkts 0          out BECN pkts 0 
   in DE pkts 0             out DE pkts 0 
   out bcast pkts 28        out bcast bytes 2294 
   PVC create time 00:14:36, last time PVC status changed 00:14:00 
 Router2#show frame-relay lmi
 LMI Statistics for interface Serial1 (Frame Relay DTE) LMI TYPE = CISCO
      Invalid Unnumbered info 0  		Invalid Prot Disc 0
      Invalid dummy Call Ref 0 			Invalid Msg Type 0
      Invalid Status Message 0 			Invalid Lock Shift 0
      Invalid Information ID 0 			Invalid Report IE Len 0
      Invalid Report Request 0 			Invalid Keep IE Len 0
      Num Status Enq. Sent 38	 		Num Status msgs Rcvd 39
      Num Update Status Rcvd 0 			Num Status Timeouts 0
 

トラブルシューティング

このセクションでは、設定のトラブルシューティングに役立つ情報を説明します。

トラブルシューティングのためのコマンド

特定の show コマンドは、アウトプットインタープリタ登録ユーザ専用)でサポートされています。このツールを使用すると、show コマンドの出力を分析できます。
一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

注:debug  コマンドを使用する前に、『デバッグ コマンドの重要な情報』を参照してください。

  • debug frame-relay lmi:ルータ間で交換された LMI パケットに関する情報を表示します。

出力例

debug frame-relay lmi コマンドを使用すると、FR ステータス クエリおよび応答を参照できます。

Router1#debug frame-relay lmi
 *Mar  5 20:36:45.863: Serial0(in): StEnq, myseq 18
 *Mar  5 20:36:45.863: RT IE 1, length 1, type 1
 *Mar  5 20:36:45.867: KA IE 3, length 2, yourseq 20, myseq 18
 *Mar  5 20:36:45.867: Serial0(out): Status, myseq 19, yourseen 20, DCE up
 *Mar  5 20:36:50.647: Serial1(in): StEnq, myseq 123
 *Mar  5 20:36:50.651: RT IE 1, length 1, type 1
 *Mar  5 20:36:50.651: KA IE 3, length 2, yourseq 124, myseq 123
 *Mar  5 20:36:50.655: Serial1(out): Status, myseq 124, yourseen 124, DCE up

ルータ 2 に対する debug frame-relay lmi コマンドの出力を参照すると、部分的な LMI ステータス レポートを 10 秒おきに受信していることがわかります。 ルータ 1 は、完全な LMI ステータス レポートを 60 秒ごとにルータ 2 に送信しています。 debug frame-relay lmi コマンドは、ルータと FR サービス プロバイダーの間で交換された LMI パケットに関する情報を表示します。

*Mar  1 00:08:12.607: Serial0(out): StEnq, myseq 25, yourseen 23, DTE up
 *Mar  1 00:08:12.607: datagramstart = 0x400053C, datagramsize = 13
 *Mar  1 00:08:12.611: FR encap = 0xFCF10309
 *Mar  1 00:08:12.611: 00 75 01 01 00 03 02 19 17
 *Mar  1 00:08:12.615:*Mar  1 00:08:12.683: Serial0(in): Status, myseq 25
 *Mar  1 00:08:12.687: RT IE 1, length 1, type 0
 *Mar  1 00:08:12.687: KA IE 3, length 2, yourseq 24, myseq 25
 
 !--- 設定されている DLCI とそれらのステータスのリストが
 完全な LMI ステータス アップデートのたびに提供されます。 
 
 *Mar  1 00:08:12.691: PVC IE 0x7 , length 0x6 , dlci 101, status 0x2 , bw 0

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