ワイヤレス : Cisco Aironet 1200 シリーズ

Cisco Aironet 機器のパスワード回復手順

2010 年 7 月 9 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2009 年 10 月 19 日) | フィードバック

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目次

概要
前提条件
      要件
      表記法
アクセス ポイント
      OS の確認
      AP への接続
      AP のリセット:11.07 よりも前のバージョンの VxWorks
      AP のリセット:11.07 以降のバージョンの VxWorks
      AP のリセット:Cisco IOS ソフトウエア
      AP のリセット:Cisco IOS ソフトウェアを実行する AP 350
ベース ステーション
      リセット ボタンによるデフォルトの設定
クライアント アダプタ
      SSID
      デフォルトの設定
      CEM パスワード
      WEP キー
Aironet 1410 シリーズ ブリッジ
Aironet 1310 シリーズ ブリッジ
Aironet 350 シリーズ ブリッジ
      ソフトウェア バージョン 11.xx 以降の場合
Aironet 340 シリーズ ブリッジ
      ソフトウェア バージョン 8.65 以降の場合
      8.65 よりも前のソフトウェア バージョンの場合
ワークグループ ブリッジ
関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション
関連情報

概要

このドキュメントでは、さまざまな Cisco Aironet Wireless LAN(WLAN; ワイヤレス LAN)機器でパスワードを回復する方法やデフォルト設定を復元する方法を説明します。

注:他の Cisco プラットフォームとは異なり、Aironet のハードウェアとソフトウェアはパスワードの回復を許可しません。その代わりに、機器をデフォルトの状態に戻す必要があり、そこから再設定することができます。



前提条件

要件

このドキュメントに関する特別な要件はありません。



表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。



アクセス ポイント

現在、Aironet Access Points(AP; アクセス ポイント)では、2 種類のオペレーティング システム(OS)が使用されています。ユニットが動作している OS によって、パスワード回復に使用する手順が決定されます。



OS の確認

VxWorks OS は次のユニットで動作しています。

  • Aironet 340 シリーズ AP

  • Cisco Aironet 350 シリーズ AP の一部

  • Aironet 1200 シリーズ AP の一部(AP 1220 とも呼ばれている)

注:VxWorks の GUI には、黄色の帯に黒と赤のテキストが使われています。Cisco ロゴがページの右上隅にあります。

Cisco IOS(R) ソフトウェア OS は次のユニットで動作しています。

  • Aironet 1100 シリーズ AP

  • Aironet 1200 シリーズ AP の一部(AP 1230 とも呼ばれている)

  • Cisco Aironet 350 シリーズ AP の一部

注:Cisco IOS ソフトウェアの GUI は大部分が緑と灰色で、黒と青のテキストが使われています。Cisco ロゴがページの左上隅にあります。

VxWorks で AP 設定をリセットする手順は、バージョン 11.07 で変更されました。

AP ソフトウェアのすべてのバージョンで、回復を実行するにはまず最初に AP に接続する必要があります。その後に、ユニットをリセットする手順を実行します。



AP への接続

AP に接続するには、このセクションの手順を実行します。

注:AP 1100 にはコンソール ポートがないので、ここで説明する手順は当てはまりません。Telnet またはブラウザ アクセスができないのであれば、ユニットを工場出荷時のデフォルトにリセットして、もう一度すべてを再設定する必要があります。

注:コンソール ポートのある AP の場合は、コンソールを使用してパスワード回復を実行できます。コンソール ポートを接続するには、コンソール ケーブルを使用します。ストレート ケーブルなどの他のケーブルは、コンソール ポートでは動作しません。

  1. 9 ピン オスと 9 ピン メスのコネクタの付いたストレート型ケーブルを使用して、コンピュータの COM 1 または COM 2 ポートを AP の RS-232 ポートに接続します。

    1200 シリーズの AP モデルでは、コンソール ポートは RJ-45 コネクタであり、Cisco ルータやスイッチに使用されているのと同じコンソール ケーブルを使用できます。詳細は、『コンソールおよび補助ポートに関するケーブル接続ガイド』を参照してください。

  2. コンピュータ上のターミナル エミュレーション プログラムを開きます。

    注:ここでは、Microsoft ハイパーターミナルを使用した場合の手順を説明します。他のプログラムでも同様の手順になります。

  3. [Connection Description] ウィンドウに名前を入力します。

  4. 接続用のアイコンを選択します。

  5. [OK] をクリックします。

  6. [Connection Description] ウィンドウでケーブルが接続されるポートを選択するために [Connect] プルダウン メニューを使用します。

  7. [OK] をクリックします。

  8. [Port Settings] ウィンドウで次の選択を行います。

    • ビット/秒(ボー): 9600

    • データ ビット: 8

    • パリティ:なし

    • ストップ ビット: 1

    • フロー制御:なし

  9. [OK] をクリックします。

  10. Enter キーを押します。



AP のリセット:11.07 よりも前のバージョンの VxWorks

AP を設定できるパスワードを忘れた場合、設定全体を工場出荷時のデフォルトにリセットする必要があります。次の手順を使用して、AP 設定をリセットし、新しいパスワードを割り当てます。

注:次の手順はパスワードを回復するものではありません。次の手順をすべて実行すると、現在の設定を削除し、AP 設定を工場出荷時のデフォルトに戻すことになります。また、インストール キーも保持します。インストール キーがないと AP は機能しません。

ブート ブロック バージョンの確認

AP をリセットするために使用する手順は、AP のブート ブロックのバージョンによって異なります。次の手順を使用して、どのブート ブロック バージョンが使用中の AP にあるのかを検出します。次に、バージョン 1.01 またはその前か、バージョン 1.02 以降の場合に適切な手順を使用します。

[Summary Status] 画面が表示されたら、AP をリブートします。リブートするには、電源コードを抜き差しするか、Ctrl+X を押します。

AP がリブートすると、システムの紹介情報が表示されます。ブート ブロック バージョンは、このテキストの 3 行目に表示され、Bootstrap Ver というラベルが付いています。ブート ブロック バージョンが 1.01 である場合、紹介テキストは次のようになっています。

System ID:00409625854D
Motherboard:MPC860 50MHz, 2048KB FLASH, 16384KB DRAM, Revision 20 
Bootstrap Ver.1.01: FLASH, CRC 4143E410 (OK) 
Initialization:OK 

ブート ブロック バージョン 1.01 またはそれよりも前のバージョンの場合のリセット

AP のブート ブロック バージョンが 1.01 またはそれよりも前である場合、次の手順を実行すると、AP がリセットされます。

  1. AP に接続します。

  2. [OK] をクリックします。

  3. Enter キーを押します。

  4. [Summary Status] 画面が表示されたら、AP をリブートします。

    リブートするには、電源コードを抜き差しするか、Ctrl+X を押します。

    次に示すのが、[Summary Status] 画面の例です。

    /image/gif/paws/9215/pwrec-2a.gif

  5. 次のメッセージが表示されたら Esc キーを押します。

    Type <esc> within 5 seconds for menu 
  6. 次の手順を実行して、AP インストール キーを AP DRAM にコピーします。

    1. C キーを押して、[Copy file] を選択します。

    2. 1 キーを押して、[DRAM] を選択します。

    3. AP インストール キーの選択文字を押します。

    注:設定ファイルのリストにファイル VAR インストール キーが含まれている場合、そのファイルをインストール キーとともに DRAM にコピーする必要があります。VAR インストール キーを DRAM にコピーするには、C を押して [Copy file] を選択し、1 を押して [DRAM] を選択し、VAR インストール キーの選択文字を押します。

  7. 次の手順を実行して、AP 設定メモリを再フォーマットします。

    1. Shift+1 を押して、[FORMAT memory bank] を選択します。

    2. 2 キーを押して、[Config] を選択します。

    3. Shift+Y を押して FORMAT コマンドを確認します。

  8. 次の手順を実行して、インストール キーを設定メモリにコピーし戻します。

    1. C キーを押して、[Copy file] を選択します。

    2. 2 キーを押して、[Config] を選択します。

    3. AP インストール キーの選択文字を押します。

  9. AP ファームウェアを実行するには、R を押して [Run] を選択します。

    表示されるファームウェア ファイルの文字を選択します。AP がファームウェアを開始すると、次のメッセージが表示されます。

    Inflating firmware file name
    
  10. [Express Setup] 画面が表示されたら、ターミナル エミュレータまたはインターネット ブラウザで AP の再設定を開始します。

ブート ブロック バージョン 1.02 以降の場合のリセット

AP のブート ブロック バージョンが 1.02 以降である場合、次の手順を実行すると、AP がリセットされます。

  1. AP に接続します。

  2. [OK] をクリックします。

  3. Enter キーを押します。

  4. [Summary Status] 画面が表示されたら、AP をリブートします。

    リブートするには、電源コードを抜き差しするか、Ctrl+X を押します。

    次に示すのが、[Summary Status] 画面の例です。

    /image/gif/paws/9215/pwrec-2a.gif

  5. メモリ ファイルが [Memory:File] という見出しの下にリストされたら、Ctrl+W を 5 秒以内に押して、ブート ブロック メニューを表示します。

  6. 次の手順を実行して、AP インストール キーを AP DRAM にコピーします。

    1. C キーを押して、[Copy file] を選択します。

    2. 1 キーを押して、[DRAM] を選択します。

    3. AP インストール キーの選択文字を押します。

    注:設定ファイルのリストにファイル VAR インストール キーが含まれている場合、そのファイルをインストール キーとともに DRAM にコピーする必要があります。VAR インストール キーを DRAM にコピーするには、C を押して [Copy file] を選択し、1 を押して [DRAM] を選択し、VAR インストール キーの選択文字を押します。

  7. 次の手順を実行して、AP 設定メモリを再フォーマットします。

    1. Ctrl+Z を押して ! を押し、利用可能なオプションから [FORMAT memory bank] を選択します。

    2. 2 キーを押して、[Config] を選択します。

    3. Y を押して、FORMAT コマンドを確認します。

  8. 次の手順を実行して、インストール キーを設定メモリにコピーし戻します。

    1. C キーを押して、[Copy file] を選択します。

    2. 2 キーを押して、[Config] を選択します。

    3. AP インストール キーの選択文字を押します。

  9. AP ファームウェアを実行するには、R を押して [Run] を選択します。

    表示されるファームウェア ファイルの文字を選択します。AP がファームウェアを開始すると、次のメッセージが表示されます。

    Inflating firmware file name
    
  10. [Express Setup] 画面が表示されたら、ターミナル エミュレータまたはインターネット ブラウザで AP の再設定を開始します。



AP のリセット:11.07 以降のバージョンの VxWorks

次の手順を実行して、バージョン 11.07 以降の AP をリセットします。

  1. AP に接続します。

  2. [Summary Status] 画面が表示されたら、AP をリブートします。

    リブートするには、電源コードを抜き差しするか、Ctrl+X を押します。

    次に示すのが、[Summary Status] 画面の例です。

    /image/gif/paws/9215/pwrec-2a.gif

  3. AP がリブートして [Summary Status] 画面が再度表示されたら、:resetall コマンドを発行します。

    注:ログインを必要としないときにユーザに対して読み取り専用形式でのブラウズを許可していない場合、[Summary Status] 画面は表示されません。その代わりに、ユーザ名とパスワードの入力を求められます。ユーザ名とパスワードを入力します。すると、次のプロンプトが表示されます。

    Authentication Failed - Retry?(y/n)

    注:質問には n と答えます。これで :resetall コマンドを発行する準備ができました。ユーザに対して読み取り専用形式でのブラウズを許可するかしないかを決定するために、[User Manager Setup] を使用します。

    /image/gif/paws/9215/pwrec-2b.gif

    この時点で :resetall コマンドが正常に発行されていない場合、このドキュメントの「ブート ブロック バージョン 1.02 以降のバージョンへのリセット」セクションにある手順を最後の手段として実行します。

  4. Enter キーを押します。

  5. :resetall コマンドを発行した後で、Yes と入力します。

    注:12.01 よりも前のバージョンでは、:resetall コマンドは、AP がリブートした直後の 2 分間だけ有効です。その 2 分間の間に :resetall コマンドの発行と確認を行わなかった場合は、もう一度 AP をリブートします。バージョン 12.01 では、:resetall コマンドは 4 分間有効です。

  6. Enter を押してコマンドを確認します。

  7. [Express Setup] 画面が表示されたら、ターミナル エミュレータまたはインターネット ブラウザで AP の再設定を開始します。



AP のリセット:Cisco IOS ソフトウエア

このセクションの手順を実行して、Cisco IOS ソフトウェアをベースとした AP をリセットします。

注:Cisco IOS ソフトウェア ベースの AP には、ユーザ名とパスワードの組み合わせを含むデフォルト設定があります。ユーザ名とパスワードの両方が「Cisco」であり、大文字と小文字が区別されます。工場出荷時のデフォルトにリセットした後、GUI または Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)でユーザ名とパスワードの入力を求めるメッセージが表示されたら、両方に「Cisco」と入力してください。

CLI で特権コマンド プロンプト ap# が利用可能である場合、write erase コマンドと reload コマンドによってスタートアップ コンフィギュレーションが消去され、ユニットがリセットされます。

GUI が利用可能である場合は、[System Software] > [System Configuration] の順に選択します。[Reset to Defaults] ボタンを押します。

十分な特権がないために GUI も CLI も利用できない場合は、次の手順を実行して MODE ボタンを使用します。

  1. AP から電源の接続を解除します。

    外部電源用の電源ジャックまたはインライン パワー用のイーサネット ケーブルの接続を解除します。

  2. 電源を AP に再接続するときには MODE ボタンを押し続けます。

  3. ステータス LED がオレンジになるまで MODE ボタンを押し続け、その後、ボタンを放します。

    ステータス LED は、約 1 〜 2 秒でオレンジになります。

  4. AP がリブートした後、Web ブラウザ インターフェイス、Telnet インターフェイス、または Cisco IOS ソフトウェア コマンドで AP を再設定します。

    注:AP は次を含む工場出荷時のデフォルトで設定されます。

    • DHCP の IP アドレスを受信するように設定された IP アドレス

    • デフォルトのユーザ名とパスワードである「Cisco」



AP のリセット:Cisco IOS ソフトウェアを実行する AP 350

このセクションにある手順を実行して、Cisco IOS ソフトウェアを実行する AP 350 をリセットします。

注:Cisco IOS ソフトウェア ベースの AP には、ユーザ名とパスワードの組み合わせを含むデフォルト設定があります。ユーザ名とパスワードの両方が「Cisco」であり、大文字と小文字が区別されます。工場出荷時のデフォルトにリセットした後、GUI または CLI でユーザ名とパスワードの入力を求めるメッセージが表示されたら、両方に「Cisco」と入力してください。

CLI で特権コマンド プロンプト ap# が利用可能である場合、write erase コマンドと reload コマンドによってスタートアップ コンフィギュレーションが消去され、ユニットがリセットされます。

GUI が利用可能である場合は、[System Software] > [System Configuration] の順に選択します。[Reset to Defaults] ボタンを押します。

AP350 には、AP を工場出荷時のデフォルトにリセットする MODE ボタンがありません。そのため、AP350 で十分な特権を持つ GUI と CLI がどちらも利用できない場合、次の手順を実行して現在の設定を削除し、CLI を使用してアクセス ポイント設定全体を工場出荷時のデフォルトに戻します。

  1. 電力供給を中止してから供給することで、アクセス ポイントをリブートします。コマンド プロンプトが表示されてアクセス ポイントがイメージを立ち上げ始めるまでアクセス ポイントをブートします。CLI に次の行が表示されたら、Esc キーを押します。Loading "flash:/<image name>" ...########################################################################### ################################################################################ ################################################################################ ####################

  2. Esc キーを押すと、次の情報が CLI 画面に表示されます。

    Xmodem file system is available.
    flashfs[0]:filesystem check interrupted!
    The system has been interrupted, or encountered an error
    during initialization of the flash filesystem.The following
    commands will initialize the flash filesystem, and finish
    loading the operating system software:
        flash_init
        ether_init
        tftp_init
        boot
    ap:
  3. ap: プロンプトで、flash_init コマンドを発行します。

    ap:flash_init
    Initializing Flash...
    flashfs[0]:142 files, 6 directories
    flashfs[0]:0 orphaned files, 0 orphaned directories
    flashfs[0]:Total bytes: 7612416
    flashfs[0]:Bytes used: 3407360
    flashfs[0]:Bytes available: 4205056
    flashfs[0]:flashfs fsck took 0 seconds.
    ...done initializing Flash.
  4. dir flash: コマンドを発行してフラッシュの内容を表示し、config.txt コンフィギュレーション ファイルを検索します。

    ap:dir flash:
    Directory of flash:/
    
    3    -rwx  223       <date>               env_vars
    4    -rwx  2190      <date>               config.txt
    5    -rwx  27        <date>               private-config
    150  drwx  320       <date>               c350-k9w7-mx.122-13.JA
    
    4207616 bytes available (3404800 bytes used)
  5. config.txt ファイルの名前を config.old に変更します。

    ap:rename flash:config.txt flash:config.old
    
  6. reset コマンドを発行して 350 をリブートします。

    ap:reset
    
    Are you sure you want to reset the system (y/n)?y
    
    System resetting..Xmodem file system is available.
    
    flashfs[0]:142 files, 6 directories
    flashfs[0]:0 orphaned files, 0 orphaned directories
    flashfs[0]:Total bytes: 7612416
    flashfs[0]:Bytes used: 3407360
    flashfs[0]:Bytes available: 4205056
    flashfs[0]:flashfs fsck took 0 seconds.
    Reading cookie from flash parameter block...done.
    Base ethernet MAC Address:00:40:96:41:e4:df
    
    Loading "flash:/c350-k9w7-mx.122-13.JA/c350-k9w7-mx.122-13.JA"...########

    注:AP は次を含む工場出荷時のデフォルトで設定されます。

    • DHCP の IP アドレスを受信するように設定された IP アドレス

    • デフォルトのユーザ名とパスワードである「Cisco」

  7. Cisco IOS ソフトウェアがすべてロードされ、接続が再確立された後、フラッシュから config.old ファイルを削除します。

    CLI からイネーブルになったプロンプトで、del flash:config.old Cisco IOS ソフトウェア コマンドを発行します。

    ap#del flash:config.old
    Delete filename [config.old]
    Delete flash:config.old [confirm]
    ap#


ベース ステーション

リセット ボタンによるデフォルトの設定

リセット ボタンはベース ステーションの背面にある小さな穴の中にあります。このボタンを使って、ベース ステーションの設定パラメータをデフォルト値にリセットします。

pwrec-2c.gif

リセット ボタンをアクティブにするには、まっすぐにしたペーパー クリップをこの小さな穴に挿入してすべての LED が点灯したままになるまでボタンを押します。ペーパー クリップを外します。ステータス LED がオレンジで点滅して、ベース ステーションが次のデフォルト パラメータ値になることを示します。

 Radio Network Name -- tsunami 
 WEP Encryption Key -- 3031323334353637383930313233 
 Network Type -- Infrastructure 
 Data Rate -- Auto 
 Encryption -- Enabled 
 Authentication Type -- Open 
 Encryption -- 128-bit Encryption 
 Association -- Mixed Cells Allowed 

ワイヤレス PC を使用するときにベース ステーションの設定パラメータを希望する値に設定する方法は、『ベース ステーションの設定』を参照してください。



クライアント アダプタ

クライアント アダプタにはパスワードは存在しませんが、適切な操作のために重要であるその他のパラメータが存在します。次のパラメータが重要です。

これらのパラメータをリセットする必要があると判断した場合、このセクションの手順を実行します。



SSID

本来設定されていたのと同じ方法で SSID をリセットできます。次の手順で Aironet Client Utility(ACU)を使用します。

  1. [Commands] メニューをクリックします。

  2. [Edit Properties] を選択します。

  3. [System Parameters] タブで、SSID に正しい値を入力します。

    正しい SSID を取得するには、ネットワーク管理者に問い合わせてください。

  4. [OK] をクリックして、設定の変更を保存します。

    /image/gif/paws/9215/pwrec-2d.gif



デフォルトの設定

クライアント アダプタをデフォルトに設定するには、[System Parameters] タブをクリックします。パネルの右下にある [Defaults] をクリックします。



CEM パスワード

CEM は、Client Encryption Manager の略語です。この CEM で、クライアント アダプタの現在のスタティック WEP キー設定を表示し、新しいスタティック WEP キーを入力して、WEP をイネーブルにするか、既存のスタティック WEP キーを上書きできます。CEM を動作させる方法については、『CEM』を参照してください。

CEM を実行するにはパスワードが必要です。CEM は WEP キーの追加または変更を許可します。このパスワードをなくしたり忘れたりした場合は、デフォルトのパスワード「Cisco」を試してみてください。CEM の以前のバージョンの場合は、デフォルト パスワード「Aironet」を試してみてください。デフォルト パスワードが機能しない場合、CEM ユーティリティを再インストールする必要があります。

Windows システム

Microsoft Windows システムにユーティリティをインストールする方法につては、次のドキュメントを参照してください。

Linux システム

Linux システムにユーティリティをインストールする方法は、『Cisco Aironet ワイヤレス LAN アダプタ インストレーション コンフィギュレーション ガイド Linux 版』を参照してください。

/image/gif/paws/9215/pwrec-2e.gif

注:CEM 機能は、Linux ドライバ/ユーティリティ パッケージのバージョン 1.5.000 を実行するコンピュータの ACU に含まれています。このバージョンを実行する場合、CEM 機能を復元するために ACU を再インストールする必要があります。



WEP キー

WEP キーが最初に設定されると、クライアント アダプタ カードの NVRAM に書き込まれます。キーの表示や消去ができなくても、新しいキーで上書きすることができます。

WEP キーを再入力する必要がある場合、ワイヤレス ネットワークに接続するためにネットワーク管理者に正しいキーについて問い合わせてください。

WEP キーの設定方法は、『Wired Equivalent Privacy(WEP)の設定』を参照してください。



Aironet 1410 シリーズ ブリッジ

このセクションの手順を実行して、Cisco IOS ソフトウェアをベースとしたブリッジをリセットします。

注:Cisco IOS ソフトウェア ベースの AP には、ユーザ名とパスワードの組み合わせを含むデフォルト設定があります。ユーザ名とパスワードの両方が「Cisco」であり、大文字と小文字が区別されます。工場出荷時のデフォルトにリセットした後、GUI または CLI でユーザ名とパスワードの入力を求めるメッセージが表示されたら、両方に「Cisco」と入力してください。

CLI で特権コマンド プロンプト ap# が利用可能である場合、write erase コマンドと reload コマンドによってスタートアップ コンフィギュレーションが消去され、ユニットがリセットされます。

GUI が利用可能である場合は、[System Software] > [System Configuration] の順に選択します。[Reset to Defaults] ボタンを押します。

十分な特権がないために GUI も CLI も利用できない場合は、次の手順を実行して MODE ボタンを使用します。

  1. ブリッジのパワー インジェクタから電源の接続を解除します。

    外部電源用の電源ジャックの接続を解除します。

  2. 電源をブリッジ パワー インジェクタに再接続するときには MODE ボタンを押し続けます。

  3. ステータス LED がオレンジになるまで MODE ボタンを押し続け、その後、ボタンを放します。

    ステータス LED は、約 1 〜 2 秒でオレンジになります。

  4. ブリッジがリブートした後、Web ブラウザ インターフェイス、Telnet インターフェイス、または Cisco IOS ソフトウェア コマンドでブリッジを再設定します。

    注:AP は次を含む工場出荷時のデフォルトで設定されます。

    • DHCP の IP アドレスを受信するように設定された IP アドレス。DHCP サーバがない場合、HTTP/HTTPS または Telnet を使ってデフォルトの IP アドレス 10.0.0.1 でブリッジにアクセスできます。Telnet または GUI 経由でブリッジへのアクセス権を取得すると、ブリッジの IP アドレスを変更することができます。

      注:このデフォルトの IP アドレス 10.0.0.1 が利用可能なのは、短い期間だけです。そのため、自分自身の IP アドレスをその期間内に必ず割り当ててください。

    • デフォルトのユーザ名とパスワードである「Cisco」



Aironet 1310 シリーズ ブリッジ

このセクションの手順を実行して、Cisco IOS ソフトウェアをベースとしたブリッジをリセットします。

注:Cisco IOS ソフトウェア ベースの AP には、ユーザ名とパスワードの組み合わせを含むデフォルト設定があります。ユーザ名とパスワードの両方が「Cisco」であり、大文字と小文字が区別されます。工場出荷時のデフォルトにリセットした後、GUI または CLI でユーザ名とパスワードの入力を求めるメッセージが表示されたら、両方に「Cisco」と入力してください。

CLI で特権コマンド プロンプト ap# が利用可能である場合、write erase コマンドと reload コマンドによってスタートアップ コンフィギュレーションが消去され、ユニットがリセットされます。

GUI が利用可能である場合は、[System Software] > [System Configuration] の順に選択します。[Reset to Defaults] ボタンを押します。

Aironet 1300 シリーズ ブリッジには、AP を工場出荷時のデフォルトにリセットする MODE ボタンがありません。そのため、十分な特権を持つ GUI と CLI がどちらも利用できない場合、次の手順を実行して現在の設定を削除し、CLI を使用してブリッジ設定全体を工場出荷時のデフォルトに戻します。

  1. Telnet セッションまたはブリッジ コンソール ポートへの接続で CLI を開きます。

  2. 電源を入れ直してブリッジをリブートします。

  3. コマンド プロンプトが表示され、ブリッジがイメージを立ち上げ始めるまでブリッジをブートします。

    CLI に次に似た行が表示されたら、Esc キーを押します。

    Loading "flash:/c1310-k9kw-7mx.v122_15_ja.200040314-k9w7-mx.v122_15_ja.20040314"
    ...#############################################################################

    注:ブート ローダーにアクセスするには、Esc キーを 2 回押す必要があります。ただし、この動作は使用するターミナル エミュレーション ソフトウェアによって異なります。

    次に似たメッセージが表示されます。

    Error loading "flash:/c1310-k9kw-7mx.v122_15_ja.200040314-k9w7-mx.v122_15_
    ja.20040314"
    
    Interrupt within 5 seconds to abort boot process.
    
    Boot process terminated.
    
    The system is unable to boot automatically.The BOOT environment variable needs to 
    be set to a bootable image.
    
    C1310 Boot Loader (C1310-BOOT-M), Version 12.2 [BLD-v122_15-ja_throttle.20040314 100]
    
    bridge:
  4. bridge: プロンプトで、dir flash: コマンドを発行し、フラッシュ ファイル システムのディレクトリを表示します。

    ディレクトリは、たとえば次のように表示されます。

    bridge:dir flash:
    
    Directory of flash:/
    
    2	-rwx		0		<date>	env_vars
    5	drwx		384		<date>	C1310-k9w7-mx.v133_15_JA.20040314
    3	-rwx		1128		<date>	config.txt
    4	-rwx		5		<date>	private-config
    
    3693568 bytes available (4047872 bytes used)
    bridge:
  5. ファイル config.txt および env_vars を削除するか、ファイル名を変更して、ブリッジをリブートします。

    注:ファイル名の前に必ず / 文字を付けてください。

    bridge:delete flash:/config.txt
    Are you sure you want to delete flash:/config.txt (y/n)?y
    File "flash:/config.txt" deleted
    
    bridge:delete flash:/env_vars
    Are you sure you want to delete "flash:/env_vars" (y/n)?y
    File "flash:/env_vars" deleted
  6. boot コマンドを発行して、bridge: プロンプトでブリッジをリブートするか、ブリッジの電源を抜き差しします。

  7. ブリッジがリブートした後、Web ブラウザ インターフェイス、Telnet インターフェイス、または Cisco IOS ソフトウェア コマンドでブリッジを再設定します。

    注:ブリッジは次を含む工場出荷時のデフォルトで設定されます。

    • DHCP の IP アドレスを受信するように設定された IP アドレス。DHCP サーバがない場合、HTTP/HTTPS または Telnet を使ってデフォルトの IP アドレス 10.0.0.1 でブリッジにアクセスできます。Telnet または GUI 経由でブリッジへのアクセス権を取得すると、ブリッジの IP アドレスを変更することができます。

      注:このデフォルトの IP アドレス 10.0.0.1 が利用可能なのは、短い期間だけです。そのため、自分自身の IP アドレスをその期間内に必ず割り当ててください。

    • デフォルトのユーザ名とパスワードである「Cisco」



Aironet 350 シリーズ ブリッジ

ソフトウェア バージョン 11.xx 以降の場合

コンソール ポートから 350 ブリッジを設定できるパスワードを忘れた場合は、設定をすべてリセットする必要があります。次の手順を実行して、現在の設定を削除し、すべての設定を工場出荷時のデフォルトに戻します。

  1. 9 ピン オスと 9 ピン メスのコネクタの付いたストレート型ケーブルを使用して、コンピュータの COM 1 または COM 2 ポートをブリッジの RS-232 ポートに接続します。

    詳細は、『コンソールおよび補助ポートに関するケーブル接続ガイド』を参照してください。

  2. コンピュータ上のターミナル エミュレーション プログラムを開きます。

    注:ここでは、ハイパーターミナルを使用した場合の手順を説明します。他のプログラムでも同様の手順になります。

  3. [Connection Description] ウィンドウに名前を入力します。

  4. 接続用のアイコンを選択します。

  5. [OK] をクリックします。

  6. [Connection Description] ウィンドウでケーブルが接続されるポートを選択するために [Connect] プルダウン メニューを使用します。

  7. [OK] をクリックします。

  8. [Port Settings] ウィンドウで次の選択を行います。

    • ビット/秒(ボー): 9600

    • データ ビット: 8

    • パリティ:なし

    • ストップ ビット: 1

    • フロー制御:なし

  9. [OK] をクリックします。

  10. Enter キーを押します。

  11. [Main Menu] 画面が表示されたら、ブリッジをリブートします。

    ユニットの電源をオフにしてからオンにします。

  12. ブリッジがリブートして [Summary Status] 画面が再度表示されたら、:resetall コマンドを発行します。

    注::resetall コマンドは、ブリッジがリブートした直後の 2 分間だけ有効です。その 2 分間の間に :resetall コマンドの発行と確認を行わなかった場合は、もう一度ブリッジをリブートします。

  13. Enter キーを押します。

  14. Yes と入力します。

  15. Enter を押してコマンドを確認します。

  16. ブリッジがリブートして [Express Setup] 画面が表示されたら、ターミナル エミュレータまたはインターネット ブラウザでブリッジを再設定します。

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Aironet 340 シリーズ ブリッジ

ソフトウェア バージョン 8.65 以降の場合

コンソール ポートから 340 ブリッジを設定できるパスワードを忘れた場合は、設定をすべてリセットする必要があります。次の手順を実行して、現在の設定を削除し、すべての設定を工場出荷時のデフォルトに戻します。

  1. 9 ピン オスと 9 ピン メスのコネクタの付いたストレート型ケーブルを使用して、コンピュータの COM 1 または COM 2 ポートをブリッジの RS-232 ポートに接続します。

    詳細は、『コンソールおよび補助ポートに関するケーブル接続ガイド』を参照してください。

  2. コンピュータ上のターミナル エミュレーション プログラムを開きます。

    注:ここでは、ハイパーターミナルを使用した場合の手順を説明します。他のプログラムでも同様の手順になります。

  3. [Connection Description] ウィンドウに名前を入力します。

  4. 接続用のアイコンを選択します。

  5. [OK] をクリックします。

  6. [Connection Description] ウィンドウでケーブルが接続されるポートを選択するために [Connect] プルダウン メニューを使用します。

  7. [OK] をクリックします。

  8. [Port Settings] ウィンドウで次の選択を行います。

    • ビット/秒(ボー): 9600

    • データ ビット: 8

    • パリティ:なし

    • ストップ ビット: 1

    • フロー制御:なし

  9. [OK] をクリックします。

  10. [Connection Description] ウィンドウで、名前を入力して、接続用のアイコンを選択します。

  11. [OK] をクリックします。

  12. Enter キーを押します。

  13. [Main Menu] 画面が表示されたら、ブリッジをリブートします。

    ユニットの電源をオフにしてからオンにします。

  14. ブリッジがリブートして [Main Menu] 画面が再度表示されたら、リセットを選択するために 2 を入力します。

  15. Enter キーを押します。

  16. Yes と入力します。

  17. Enter を押してコマンドを確認します。

  18. ブリッジがリブートして [Express Setup] 画面が表示されたら、ターミナル エミュレータまたはインターネット ブラウザでブリッジを再設定します。



8.65 よりも前のソフトウェア バージョンの場合

Aironet 340 シリーズ イーサネット ブリッジのパスワードがわからない場合、そのユニットをサービス担当に戻す必要があります。

注:場合によっては、パスワードがわからないブリッジに接続しているブリッジがアクセス可能であることがあります。アクセス可能なブリッジがバージョン 8.65 以降で動作していることを確認して、Distribute Firmware コマンドを使用して、パスワードがわからないブリッジをアップグレードします。Return Material Authorization(RMA)のダウンタイムなしで、「ソフトウェア バージョン 8.65 以降の場合」セクションの手順を適用できます。

登録ユーザは、シスコ テクニカル サポートの TAC Service Request Tool登録ユーザ専用)でサービス リクエストを作成できます。すべてのユーザは、Cisco Worldwide Contacts ページ経由で、E メールまたは電話を使用してシスコのテクニカル サポートに問い合わせることができます。



ワークグループ ブリッジ

Aironet Workgroup Bridge(WGB; ワークグループ ブリッジ)では、独立した有線 LAN セグメントにある最大 8 つのホストが 1 つの AP への単一のワイヤレス接続を共有できます。これによって、ホストはネットワークの他の部分にアクセスできます。

『Cisco Aironet ワークグループ ブリッジに関する Q&A』の「ワークグループ ブリッジを工場出荷時の設定に戻すには、どうすればよいですか」の項で説明されている手順に従うと、WGB を工場出荷時のデフォルトにリセットできます。



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