ルータ : Cisco 7200 シリーズ ルータ

Cisco IOS Server ロード バランシング:実サーバの設定

2004 年 9 月 27 日 - ライター翻訳版
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目次


概要

この文書では、Cisco IOS(R) Server Load Balancing(SLB; サーバ ロード バランシング)のディスパッチ モードで使用する、実サーバの設定について説明します。このモードは、MAC アドレスベース モードやループバック アドレスベース モードとも呼ばれます。

ループバック アドレスの設定

Catalyst 6000 に SLB 機能を設定した後に、実サーバをそれぞれ固有のループバック デバイスまたはループバック インターフェイスのエイリアスで設定する必要があります。 これは、サーバ ファーム内の各マシンに実際の仮想サーバと同じ IP アドレスを付けるために必要な設定です。 宛先の実サーバは、エイリアス化されたアドレスを使用して、あたかも自身の固有のアドレスに応答するように、クライアントに直接応答することができます。 次に、AIX、Solaris、Windows NT 4.0、Windows 2000 にループバック アドレスを設定する手順を説明します。

AIX UNIX では次のコマンドを使用します。

     ifconfig lo0 alias VSERVER_IP_ADDR  NETMASK 255.0.0.0
     

Solaris UNIX では次のコマンドを使用します。

     ifconfig lo0:1 VSERVER_IP_ADDR 127.0.0.1 UP
     

Windows NT 4.0 では次の手順に従ってください。

  1. Start ボタンをクリックして、Settings を選択します。

  2. Control Panel をクリックしてから、Network をダブルクリックします。 もしくは、Network Neighborhood アイコンを右クリックして、Properties を選択することもできます。

  3. Network コントロール パネルで Adapters をクリックします。

    1. MS Loopback Adapter を選択し、OK をクリックします。

    2. プロンプトが表示されたら、インストール CD-ROM またはフロッピーディスクを挿入します。

    3. Finish をクリックすればインストール完了です。

  4. 再び Network コントロール パネルに戻って、今度は Protocols をクリックします。

    1. TCP/IP Protocol を右クリックして、Properties をクリックします。

    2. MS Loopback Adapter を選択し、OK をクリックします。

    3. Obtain an IP address automatically の選択を解除します。

    4. ネットマスク 255.0.0.0 で、VServer/ループバック IP アドレスを割り当てます。

Windows 2000 では次の手順に従ってください。

  1. この作業には、Hardware Installation ウィザードを使用する必要があります。Hardware Installation ウィザードには、Control Panel からアクセスすることも、My Computer を右クリックした後 Properties を選択してアクセスすることもできます。 Hardware タブを選択し、Hardware Wizard をクリックします。

  2. Hardware ウィザード を使用して MS Loopback adapter を追加します。

    1. Next をクリックして、Add/Troubleshoot a device を選択します。

    2. Windows のプラグ アンド プレイにシステムを調べさせてから、Add a new device を選択します。

    3. No, I want to select the hardware from a list を選択します。

    4. Network Adapters をクリックして、Microsoft listing に移動します。

    5. Microsoft Loopback Adapter を選択して、Next をクリックした後 Finish をクリックします。

  3. Network Connection ウィザードを使用して、Loopback Adapter の設定を編集します。

    1. 新しい LAN 接続が追加されるので、必要に応じて「loopback」に名前を変更します。

    2. 新しい接続を右クリックして、Properties をクリックします。

    3. 追加でバインドされたプロトコル(MS Networking、File & Print sharing など)の選択を解除します。

    4. Internet Protocol (TCP/IP) を選択またはダブルクリックします。

    5. Obtain an IP address automatically の選択を解除します。

    6. ネットマスク 255.0.0.0 で、VServer/ループバック IP アドレスを割り当てます。

デフォルト ルートの削除

一部のオペレーティング システムでは、この新しいループバック エイリアスに関してデフォルト ルートが作成されることがあります。IP ルーティングを正しく動作させるには、このデフォルト ルートを削除する必要があります。 デフォルト ルートを削除するには、次の手順に従ってください。

  1. 各実サーバ上に余分なルートがないかをチェックします。 AIX、Solaris、Windows NT 4.0、Windows 2000 では、次のコマンドを使用します。

       netstat -rn
       

  2. Gateway Address カラムの下でループバック アドレスを検索します。 余分なルートがある場合、ループバック アドレスは 2 回表示されます。 netstat -rn コマンドで作成した下記の例では、ループバック アドレス(9.67.133.158)が 2 行目と 8 行目の両方に表示されています。

    アクティブ ルータ

     NETWORK          ADDRESS              NETMASK          GATEWAY  ADDRESS   METRIC
     0.0.0.0          0.0.0.0              9.67.128.1       9.67.133.67         1
     9.0.0.0          255.0.0.0            9.67.133.158     9.67.133.158        1
     9.67.128.0       255.255.248.0        9.67.133.67      9.67.133.67         1
     9.67.133.67      255.255.255.255      127.0.0.1        127.0.0.1           1
     9.67.133.158     255.255.255.255      127.0.0.1        127.0.0.1           1
     9.255.255.255    255.255.255.255      9.67.133.67      9.67.133.67         1
     127.0.0.0        255.0.0.0            127.0.0.1        127.0.0.1           1
     224.0.0.0        224.0.0.0            9.67.133.158     9.67.133.158        1
     224.0.0.0        224.0.0.0            9.67.133.67      9.67.133.67         1
     255.255.255.255  255.255.255.255      9.67.133.67      9.67.133.67         1
     

  3. ループバック アドレスが表示されている、各行のネットワーク アドレスを調べます。 サーバを適切に通信させるには、よく知られたマルチキャスト ネットワーク アドレスを参照する必要があります。 これは、この例では 8 行目にあります。余分なデフォルト ルートを削除する必要があります。 ネットワーク アドレスの最初の数字がクラスタ アドレスのそれと同じで、次にゼロが 3 つ続いているものがそうです。 上記の例では、余分なルートは 2 行目にあり、9.0.0.0 というネットワーク アドレスが付いています。

    よく知られたマルチキャスト ネットワーク アドレス

       224.0.0.0        224.0.0.0            9.67.133.158     9.67.133.158        1
       

    自動的にインストールされたデフォルト ルート

       9.0.0.0          255.0.0.0            9.67.133.158    9.67.133.158        1
       

  4. 余分なルートが見つかった場合は、SLB 仮想サーバとの通信が適切に行われるように、この余分なルートを削除する必要があります。 次に各プラットフォームの手順を説明します。

    AIX または Solaris では次のコマンドを使用します。

       route delete -net <NETWORK_ADDRESS> <CLUSTER_ADDRESS>
       

    次に例を示します。

       route delete -net 9.0.0.0 9.67.133.158
       

    Windows NT 4.0 または Windows 2000 では、コマンド プロンプトに対して次のコマンドを発行します。

       route delete <NETWORK_ADDRESS> <CLUSTER_ADDRESS>
       

    次に例を示します。


     

       route delete 9.0.0.0 9.67.133.158
       

    注: Windows NT 4.0 および Windows 2000 では、サーバをリブートする時に毎回余分なルートを削除する必要があります。


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