Cisco IOS と NX-OS ソフトウェア : Cisco IOS ソフトウェア リリース 11.0

TCP および UDP のスモール サーバ

2004 年 9 月 17 日 - ライター翻訳版
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目次

概要
前提条件
      要件
      使用するコンポーネント
      表記法
TCP および UDP のスモール サーバ
      TCP スモール サーバ
      UDP スモール サーバ
TCP および UDP のコマンド
関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション
関連情報

概要

この文書では、Transport Control Protocol(TCP)および User Datagram Protocol(UDP)のスモール サーバとはどういうものか、また、ルータ上でこれらをイネーブルまたはディセーブルにする方法、およびスモール サーバに関連する使用可能なサービスについて説明します。

前提条件

要件

この文書に関する特別な要件はありません。

使用するコンポーネント

この文書の情報は、Cisco IOS(R) ソフトウェア バージョン 12.2(10b) に基づいています。

この文書で紹介する情報は、特定のラボ環境にあるデバイスを使用して作成されました。 この文書で使用するすべてのデバイスは、クリアな状態(デフォルト)から設定作業を始めています。 実稼動中のネットワークで作業をしている場合、実際にコマンドを使用する前に、その潜在的な影響について理解しておく必要があります。

表記法

文書表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

TCP および UDP のスモール サーバ

TCP および UDP スモール サーバとは、ルータ内で実行されるサーバ(Unix 用語ではデーモン)であり、診断処理に役立つものです。

TCP スモール サーバ

TCP スモール サーバには次の機能があります。

  • Echo: telnet x.x.x.x echo コマンドを使用すると、入力したものをすべてエコー表示する。

  • Chargen: ASCII データのストリームを生成。 使用するコマンドは telnet x.x.x.x chargen です。

  • Discard: 入力されたものを廃棄。 使用するコマンドは telnet x.x.x.x discard です。

  • Daytime: システムの日付と時刻が正しければ、これを返す。 Network Time Protocol(NTP; ネットワーク タイム プロトコル)を実行している場合、または exec レベルで日付と時刻を手作業で設定している場合は正確です。 使用するコマンドは telnet x.x.x.x daytime です。

x.x.x.x を、使用しているルータのアドレスで置き換えてください。 シスコのほとんどのルータでは、スモール サーバを実行しています。

UDP スモール サーバ

UDP スモール サーバには次の機能があります。

  • Echo: 送信したデータグラムのペイロードをエコー。

  • Discard: 送信したデータグラムを調整し、応答しない。

  • Chargen: 送信したダイアグラムを調整し、CR+LF で終了する 72 文字の ASCII 文字列で応答。

注:

  • ほとんどの UNIX 機では、上記のスモール サーバがサポートされています。

  • ルータでは、finger サービスと async line bootp サービスも提供しています。これらは、グローバル コマンドの no service fingerno ip bootp server を使用して、それぞれ個別にオフにできます。

TCP および UDP のコマンド

TCP および UDP スモール サーバをイネーブルにするコマンドは、それぞれ service tcp-small-serversservice udp-small-servers です。

TCP および UDP スモール サーバは、Cisco IOS ソフトウェア バージョン 11.2 以前ではデフォルトでイネーブルになっています。 no service tcp-small-servers および no service udp-small-servers コマンドを使用して、ディセーブルにすることもできます。 また、Cisco IOS ソフトウェア バージョン 11.3 以降では、デフォルトでディセーブルになっています。

これらのサービスは、絶対に必要でない限りはイネーブルにしないことを推奨します。 これらのサービスは、対象のシステムに関する情報を得るために間接的に使用されたり、UDP エコーを使用する fraggle 攻撃の際に直接使用されることがあります。


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