Cisco IOS と NX-OS ソフトウェア : Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.1 メインライン

発生頻度の低いタイプのシステム クラッシュ

2004 年 9 月 14 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2006 年 11 月 29 日) | フィードバック

目次

概要
はじめに
      表記法
      前提条件
      使用するコンポーネント
リロードの原因の特定
トラブルシューティング
発生頻度の低いタイプのシステム クラッシュ
      アドレス エラー
      演算例外
      キャッシュ エラー例外
      エラー - レベル<x>
      エラー割り込み
      フォーマット エラー
      不正命令
      不当な opcode 例外
      ゼロへのジャンプ エラー
      回線エミュレータ トラップ
      電源投入
      リロード
      予約例外
      エラーによる再起動
      Sigtrap(シグナル トラップ)例外
      未定義のトラップ
      予期しないハードウェア割り込み
      不明の障害
      不明のリロード原因
      書き込みバス エラー割り込み
TAC でサービス リクエストをオープンする際に収集する情報
関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション
関連情報

概要

この文書では、発生頻度の低いタイプのシステム クラッシュに関する情報を提供します。 この文書を読む前に、『トラブルシューティング:ルータのクラッシュ』をお読みいただくことをお勧めします。

はじめに

表記法

文書表記の詳細については、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

前提条件

この文書には前提条件は特にありません。

使用するコンポーネント

この文書は、特定のソフトウェアとハードウェアのバージョンに限定されません。

リロードの原因の特定

ルータの電源のオフ/オン、または手動リロードを行っていない場合、show version の出力にリロードの原因が表示されます。

Router uptime is 3 days, 18 hours, 39 minutes 
 System restarted by [reload cause] 
 System image file is "flash:c2500-js-l.120-9.bin" 
 

ご使用のシスコ デバイスの、show version コマンドの出力データがあれば、 アウトプットインタープリタ を使用して潜在的な問題と修正を表示できます。 アウトプットインタープリタを使用するには、登録ユーザであり、ログインしている必要があります。

一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

トラブルシューティング

クラッシュには、タイプによって明らかにハードウェアまたはソフトウェアの障害を示す場合と、それほど明確でない場合があります。 このケースでは、常識に頼るのが最も賢明です。 ルータが 1 か月間正常に動作していて、突然 20 分ごとにリロードを始めた場合には、問題はおそらくハードウェアに関連しています。 設定を変更した後、クラッシュが始まった場合は、おそらくソフトウェア関連の問題があります。

ハードウェアの問題の場合は、show region コマンドを使用するか(最近の Cisco IOS(R) ソフトウェア バージョンの場合)、または演繹的な推論(たとえば、問題が新しいモジュールを挿入した後に起こった場合は、そのモジュールが原因であると考えられるなど)によって不良カードの特定を試みます。 また、同じモジュールを別のスロットに取り付けたり、同じスロットに別のモジュールを取り付けたりするなど、追加のテストを行って障害機器を特定することもできます。

ソフトウェアの問題の場合は、Cisco IOS ソフトウェア リリース群の最新バージョンにアップグレードすれば、既知の問題を一掃できます。

ご使用のシスコ デバイスの、show stacks コマンドの出力データがあれば、アウトプットインタープリタ を使用して潜在的な問題と修正を表示できます。 アウトプットインタープリタを使用するには、登録ユーザであり、ログインしている必要があります。

一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

アップグレード後も依然としてルータがクラッシュする場合は、新しい不具合が原因である可能性があります。 この場合、シスコのテクニカル サポート担当者に連絡し、できる限り多くの情報を提供してください(「トラブルシューティング:ルータのクラッシュ」を参照)。

発生頻度の低いタイプのシステム クラッシュ

アドレス エラー

ソフトウェアがバウンダリ指定を誤ってデータにアクセスしようとすると、アドレス エラーが発生します。2 バイト アクセスと 4 バイト アクセスは偶数アドレスに対してだけ可能です。 アドレス エラーは通常はソフトウェアのバグを示しますが、ハードウェア障害も除外することはできません(「トラブルシューティング」を参照)。

演算例外

このタイプのエラーは、通常はソフトウェアの問題によって発生します(「トラブルシューティング」を参照してください)。

キャッシュ エラー例外

このタイプのクラッシュは、ルータが不良パリティを検出したときに発生します。 これは一時的な問題か、またはハードウェア障害です。 トラブルシューティング方法については、「プロセッサ メモリ パリティ エラー」を参照してください。

エラー - レベル<x>

x は 1 〜 7 の数字です。

このタイプのクラッシュは通常、ハードウェアに関連しています。ほとんどの場合、CPU ボードの障害が原因です。

エラー割り込み

エラー割り込みによるクラッシュは、プロセッサ以外の何かによって重大なエラーが検出されたことを意味します。 原因の特定には、詳細情報が必要です。 トラブルシューティングには、crashinfo ファイルまたは show tech-support コマンドの出力が必要です(『トラブルシューティング:ルータのクラッシュ』を参照してください)。 この情報を収集した後で、シスコの技術担当者にお問い合せください。

フォーマット エラー

明らかにハードウェアの問題を示している場合を除き(「トラブルシューティング」を参照)、シスコのテクニカル サポート担当者に連絡してください。

不正命令

このエラーはほとんどの場合ソフトウェアに関連していますが、ハードウェア障害(通常はフラッシュ メモリまたは dynamic RAM(DRAM)の障害)、または Cisco IOS ソフトウェア イメージの破損が原因であることもあります(「トラブルシューティング」を参照)。

不当な opcode 例外

このタイプのエラーは、ハードウェア障害(おそらく CPU ボード)あるいはソフトウェアの問題によって発生します(「トラブルシューティング」を参照)。

ゼロへのジャンプ エラー

このタイプのエラーは、Cisco IOS ソフトウェアがコードの代わりにデータを実行しようとしたときによく起こります。 これはほとんどの場合、ソフトウェアの不具合が原因ですが、症状が明らかにハードウェア障害を示している場合は、CPU の不良の可能性を検討してください(「トラブルシューティング」を参照)。

回線エミュレータ トラップ

line 1010/1111 Emulator Error」は、プロセッサが無効な命令を実行しようとしたときに発生します。 ここで引用したコード「1010/1111」は実際には関係ありません(このコードは、実行しようとした無効な命令によって異なります)。

回線エミュレータ トラップ エラーには次のような原因が考えられます。

  • イメージの破損(これは Cisco IOS ソフトウェアのアップグレードで解決します)

  • フラッシュ メモリまたは DRAM の不良

  • ソフトウェアの問題 - 「トラブルシューティング」を参照

電源投入

show version コマンドの出力が「restarted by reload」または「System returned to ROM by reload」を示している場合は、通常、ルータの電源がオフ/オンされたか、電源が数秒間遮断されたことを意味します。 電源を確認するか、配電設備(ルータへの電源)のトラブルシューティングを行ってください。

注:次のポート アダプタを 1 枚以上搭載した Cisco 7200 シリーズが該当します。 

  • PA-CT1/PRI

  • PA-CE1/PRI-75

  • PA-CE1/PRI-120

  • PA-4E

  • PA-5EFL

  • PA-8E

ウォッチドッグ タイムアウトが原因でルータがクラッシュし、それが「System returned to ROM by power-on」と報告されることがあります。 これは、上記のポート アダプタの初期ハードウェア リビジョンを装着した Cisco 7200 シリーズに固有の問題です。 この問題が関係していると思われる場合は(電源に問題がないことを確認する)、show tech-support の出力を収集してから、シスコのテクニカル サポート担当者に連絡してください。

リロード

show version コマンドの出力に「restarted by reload」または「system returned to ROM by reload」と示されている場合は、誰かが reload コマンドを使用してルータを手動でリブートしたことを意味します。 これはシステム クラッシュではありません。

予約例外

このタイプのクラッシュは、破損データの送信を防ぐために、ルータが自動的にリロードしたことを示します。 原因はハードウェア関連の場合とソフトウェア関連の場合があります(「トラブルシューティング」を参照)。

エラーによる再起動

明らかにハードウェアの問題を示している場合を除き(「トラブルシューティング」を参照)、シスコのテクニカル サポート担当者に連絡してください。

Sigtrap(シグナル トラップ)例外

これは通常はソフトウェアの問題であり、ソフトウェア強制クラッシュを報告するもう 1 つの形式です。

未定義のトラップ

明らかにハードウェアの問題を示している場合を除き(「トラブルシューティング」を参照)、シスコのテクニカル サポート担当者に連絡してください。

予期しないハードウェア割り込み

このタイプのクラッシュは、通常はハードウェアの問題が原因で発生します(「トラブルシューティング」を参照してください)。

不明の障害

明らかにハードウェアの問題を示している場合を除き(「トラブルシューティング」を参照)、シスコのテクニカル サポート担当者に連絡してください。

不明のリロード原因

この場合は、クラッシュを引き起こした障害が原因でルータがリロード原因を報告できないことを示します。 これはハードウェア関連の場合とソフトウェア関連の場合があります。 明らかにハードウェアの問題を示している場合(「トラブルシューティング」を参照)、または Cisco IOS ソフトウェア リリース トレインの最新バージョンにアップグレードすることで解決できる場合を除き、crashinfo ファイルまたはコンソール ログから追加情報を収集した上で(『トラブルシューティング:ルータのクラッシュ』を参照)、シスコのテクニカル サポート担当者に連絡してください。

書き込みバス エラー割り込み

このタイプのクラッシュは、通常はハードウェアの問題が原因で発生します(「トラブルシューティング」を参照してください)。

TAC でサービス リクエストをオープンする際に収集する情報

上記のトラブルシューティング手順を実行した後も、依然としてサポートが必要で、Cisco TAC でサービス リクエストをオープンする必要がある場合は、システム クラッシュのトラブルシューティングに必要な次の情報を必ず添付してください。

  • show tech-support の出力(可能な場合はイネーブル モードで)

  • show log の出力またはコンソールのキャプチャ(可能な場合)

  • crashinfo ファイル(ファイルがあり、show technical-support の出力に含まれていない場合)

収集したデータは、非圧縮プレーン テキスト形式(.txt)でサービス リクエストに添付してください。 情報をサービス リクエストに添付するには、TAC Service Request Tool登録ユーザのみ)を使用してアップロードします。 TAC Service Request Tool にアクセスできない場合は、メッセージの件名の行にお客様のサービス リクエスト番号を記入し、attach@cisco.com にメッセージを送信することによって、お客様のサービス リクエストに関連情報を添付できます。

一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

注:システム クラッシュのトラブルシューティングに必要でない限り、上記の情報を収集する前にルータを手作業でリロードしたり、電源のオフ/オンを行わないようにしてください。問題の原因の判断に必要な、重要な情報が失われます。 


関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション

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