目次
L3 モジュールへのコンソール接続 L3 モジュールのアップグレード PCMCIA フラッシュからのハイブリッド モードでの MSFC のブート アップグレード後のスーパバイザ show module コマンドの出力から消失した MSFC のトラブルシュート 関連情報 概要この文書は、Catalyst スイッチ レイヤ 3(L3)モジュールのソフトウェア イメージをアップグレードする手順について説明しています。対象となるのは次の L3 モジュールです。
この文書では、Catalyst 5000 Route Switch Feature Card(RSFC)のアップグレードについては説明していません。Catalyst 5000 RSFC のアップグレードの詳細については、次の文書を参照してください。 アップグレードには複数の方法があります。この文書で説明されているのは、Trivial File Transfer Protocol(TFTP; トリビアル ファイル転送プロトコル)アップグレードの手順に関してだけです。 6000 MSFC のような特定のプラットフォームでは、他のアップグレード方法があり、これには Personal Computer Memory Card International Association(PCMCIA)フラッシュ カードの使用があります。 これらのオプションは、次に示す適切なコンフィギュレーション ガイドを参照してください。
表記法詳細については、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。前提条件この文書は、次の知識を前提としています。
はじめにステップ 1:TFTP サーバのインストールTFTP サーバは、Transmission Control Protocol/Internet Protocol(TCP/IP)が使用可能となっているワークステーションまたは PC にインストールされる必要があります。アプリケーションをインストールした後、次のステップに従って最小限の設定を行います。
注:PC から使用中のデバイスにソフトウェア イメージ ファイルを転送するのには、おそらく Trivial File Transfer Protocol(TFTP)が使用されます。 この文書は Cisco TFTP Server アプリケーションの出力を使用して書かれています。 シスコではこのアプリケーションをすでに打ち切っており、現在はサポートしておりません。 TFTP サーバがない場合は、サードパーティの TFTP サーバ アプリケーションを他の供給元から入手してください。
使用中のルータに有効な Cisco IOS(R) ソフトウェア イメージを導入しておくことも必要です。使用するハードウェアおよびソフトウェア機能を、そのイメージがサポートしていること、および、そのイメージを実行するのに十分なメモリがルータにあることを確認します。 ハードウェアとソフトウェアの機能を確認するには、次の該当するプラットフォームのリリース ノートを参照してください。
アップグレード中に TFTP に関する問題が発生した場合は、次の文書を参照してください。 L3 モジュールへのコンソール接続どのデバイスのイメージをアップグレードする場合も、必ずそのデバイスにコンソール接続することをお勧めします。こうすれば、問題が発生した場合もデバイスへのアクセスが可能になります。コンソール接続は、システムのブートアップ時の情報も提供されるという点で Telnet セッションと異なります。Telnet は TCP/IP による方式であるのに対して、コンソール接続は物理的な接続(あるいは、仮想的には Catalyst 6000 シリーズのバックプレーン経由の接続)です。L3 モジュールへのコンソール接続の方法は、プラットフォームごとに異なります。 Catalyst 4000 4232-L3 モジュール
RSM のコンソール ポートへ接続する方法の詳細については、次の文書を参照してください。 Catalyst 6000 MSM このプラットフォームでは、モジュール上にコンソール ポートが 1 つあります。コンソール接続の詳細については、次の文書を参照してください。 Catalyst 6000 MSFC これは他の物理モジュールとは異なり、MSFC がスーパバイザのドータカード上に搭載されています。これは、同様にスーパーバイザ上に存在する Catalyst 5000 RSFC とよく似ています。最善の方法は、スーパーバイザのコンソール ポートに端末を物理的に接続することです。次に、Executive モード(イネーブル)のアクセスを取得する必要があります。その後、switch console コマンドを発行することにより、仮想コンソール モードに入ることができます。このコマンドの詳細については、次の文書を参照してください。 コンソール ポートとケーブルに関する全般的な情報については、次の文書を参照してください。 L3 モジュールのアップグレード手順の概要
手順ステップ 1:L3 モジュールへの TCP/IP 接続の確立L3 モジュールは、TFTP を使用して新規 Cisco IOS イメージを受信できます。TFTP を使用してイメージを転送するには、TFTP サーバ(TFTP サーバ ソフトウェアが動作しているコンピュータ)が TCP/IP 経由で L3 エンジンに到達できることを確認する必要があります。L3 モジュールの Command Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)インターフェイスからコンピュータへの ping が通れば、このステップは完了です。 L3 エンジンでの IP 接続の設定は、この文書の範囲外です。 各 L3 モジュールで IP 接続を設定する方法については、次の文書を参照してください。
この時点で、ブートフラッシュに新しいイメージをコピーする十分なスペースがあることを確認する必要があります。 スペースが十分でない場合は、ファイルをいくつか削除して、十分なスペースを作ります。 状況によっては、イメージが非常に大きいと、ブートフラッシュの現在のイメージを削除する必要がある場合があります。 MSFC では、ブートフラッシュにはブート イメージもあるので、これを安全に行えます。ブート イメージは、メイン イメージが破損しているか、または使用できない場合に使用されます。 注: ブート イメージとメイン イメージの違いを知っておいてください。 メイン イメージとは Cisco IOS イメージの全機能が備わっているもので、一方、ブート イメージは緊急時に使用されるものです。 ブート イメージは実質的にはメイン イメージの縮小版で、TFTP 機能を提供するための限定的なサブ IP 機能が備わっています。 空き領域の量、およびブートフラッシュ内にブート イメージがあるかどうかを調べるには、dir {device:} コマンドを発行します。 例 次の例では、ブートフラッシュに 1,265,440 バイトの空き領域があり、ブート イメージ(c6msfc2-boot-mz.121-6.E1)が存在します。ブート イメージであることは、ファイル名に「boot」が含まれていることからわかります。 c-MSFC15#dir bootflash: Directory of bootflash:/ 1 -rw- 1667488 Apr 20 2001 20:56:41 c6msfc2-boot-mz.121-6.E1 2 -rw- 12269412 Feb 05 2002 18:08:32 c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E2 15204352 bytes total (1265440 bytes free)注: Catalyst 4000 4232-L3 モジュールにはブート イメージ機能が備わっていません。 しかし、ブートフラッシュ上にそのイメージに適切なスペースは必要です。 さらに、モジュールがリロードされない限り、そのモジュールは正常に動作します。その理由は、イメージがブートアップ時に DRAM にロードされて、いったんシステムが起動して動作し始めると、ブートフラッシュのイメージには依存しないからです。 空き領域が十分にない場合は、ファイルを削除します。ファイルを削除するには delete{device:}[filename] コマンドを使用します。 例 c-MSFC15#delete bootflash:c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E2 Delete filename [c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E2]? c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E2 Delete bootflash:c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E2? [confirm]y c-MSFC15#削除されたファイルには、オペレーティング システムによってフラグが付けられるだけです。 削除されたファイルのスペースを実際に解放するには、squeeze {device:} コマンドを発行する必要があります。 このコマンドにより、フラグの付いたファイルが削除されます。 例 c-MSFC15#squeeze bootflash: All deleted files will be removed. Continue? [confirm]y Squeeze operation may take a while. Continue? [confirm]y Squeeze of bootflash complete c-MSFC15#delete と squeeze の両方を実行すると、そのファイルは消去されます。 ブートフラッシュへのイメージのコピー IP 接続が確立され、TFTP サーバとして動作するコンピュータと L3 モジュールの間で ping が通ったら、イメージをブートフラッシュにコピーします。デバイス間で ping が通らない場合は、この文書の「L3 モジュールへの TCP/IP 接続の確立」のセクションを参照してください。IP 接続に関するリンクはステップ 1 に示されています。 ここで、TFTP サーバからブートフラッシュにコピーするコマンドを実行します。 イネーブル プロンプトで次のように入力します。 c-MSFC15#copy tftp bootflash次のようなプロンプトが表示されます。 Address or name of remote host []? 172.16.84.119「Address or name of remote host」は TFTP サーバの IP アドレスです。IP アドレスはステップ 1 の ping テストですでに確認されています。 Source filename []? c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E5Source filename はイメージのファイル名です。TFTP サーバがファイルを見つけられるように、このファイルは TFTP ディレクトリ パス上に配置する必要があります。 注:ファイル名は大文字小文字の区別も含めてそのままのスペルにする必要があります。 Destination filename [flash]? c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E5Destination filename はブートフラッシュに保存するイメージのファイル名です。シスコでは、ソースのファイル名と同じ名前を使用することを推奨しています。これにより、動作中のソフトウェアの機能およびバージョンを、後で正確に特定できるようになります。 なんらかの理由でブートフラッシュに十分な空き領域がない場合は、新規イメージの領域を確保するために現在のイメージを削除するかどうかをたずねるプロンプトが IOS により表示されます。 転送には、接続の速度とイメージのサイズに応じて、しばらく時間がかかります。転送中は、正常なパケットを示す感嘆符「!」が画面に表示されていきます。ピリオド「.」が表示された場合は、リンクでなんらかの問題が発生しており、後で調べる必要があります。 TFTP 転送が成功すると「ok」が転送総バイト数とともに表示されます。 「ok」が返されない場合は、IP 接続か、起こり得る TFTP サーバの問題、あるいはその両方を調べる必要があります。 例 c-MSFC15#copy tftp bootflash Address or name of remote host []? 172.16.84.119 Source filename []? c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E5 Destination filename [flash]? c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E5 Accessing tftp://172.16.84.119/c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E5... Loading c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E5 from 172.16.84.119 (via Vlan1): !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(truncated) [OK - 12269412/24538112 bytes] 12269412 bytes copied in 523.852 secs (23459 bytes/sec) c-MSFC15#ファイルの転送に成功したら、ブートフラッシュ内のファイルを確認します。 dir {device:} コマンドを発行してブートフラッシュにあるファイルを表示します。 例 c-MSFC15#dir bootflash: Directory of bootflash:/ 1 -rw- 1667488 Apr 20 2001 20:56:41 c6msfc2-boot-mz.121-6.E1 2 -rw- 12269412 Feb 05 2002 18:08:32 c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E5ファイル名とファイル サイズが正しいことを確認します。 TFTP によってイメージをコピーしたら、L3 モジュールがブートアップ時にロードするイメージを設定する必要があります。 この時点でイメージはブートフラッシュ内に存在します。L3 モジュールが新規イメージをブートするように設定する必要があります。 デフォルトでは、最初に使用可能なイメージがブートされます(設定に boot コマンドがない場合にデフォルトが有効になります)。 以前のブート文が定義されている場合と定義されていない場合があります。 現在のブート パラメータ設定を調べる方法は 2 つあります。 方法 1:show config コマンドを発行する 例 c-MSFC15#show config Building configuration... Current configuration : 1625 bytes ! version 12.1 service timestamps debug datetime msec localtime ! hostname c-MSFC15 ! boot system flash bootflash:c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E4 boot bootldr bootflash:c6msfc2-boot-mz.121-6.E1 ! ip subnet-zero ! --More--設定内になんらかの boot コマンドが定義されているかどうかをチェックします。このコマンドは、設定の最上部付近にあります。 方法 2:show boot コマンドを発行する 例 c-MSFC15#show boot BOOT variable = bootflash:c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E4,1 CONFIG_FILE variable = BOOTLDR variable = bootflash:c6msfc2-boot-mz.121-6.E1 Configuration register is 0x102パラメータ boot 変数の下にブート文があるか確認します。 boot エントリが存在する場合は、設定から削除する必要があります。boot エントリの削除の詳細については、次のセクションを参照してください。 この文を削除するには、configuration terminal モードに入ります。設定モードで各ブート文の前に「no」を入力することにより、コマンドを無効にできます。 次の例は、既存のブート文の削除を示しています。 例 c-MSFC15#show config Building configuration... Current configuration : 1625 bytes ! version 12.1 service timestamps debug datetime msec localtime ! hostname c-MSFC15 ! boot system flash bootflash:c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E4 boot bootldr bootflash:c6msfc2-boot-mz.121-6.E1 ! ip subnet-zero ! --More--この時点では、削除するブート文が存在します。削除する文は「boot system flash bootflash:c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E4」です。 c-MSFC15#config t Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. c-MSFC15(config)#no boot system flash bootflash:c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E4 c-MSFC15(config)#^Z c-MSFC15#コマンドが削除されたことを確認します。 例 c-MSFC15#show config Building configuration... Current configuration : 1625 bytes ! version 12.1 service timestamps debug datetime msec localtime ! hostname c-MSFC15 ! boot bootldr bootflash:c6msfc2-boot-mz.121-6.E1 !-- ブート文が設定からなくなりました。 ! ip subnet-zero ! --More--上記の例では、ブート文「boot system flash bootflash:c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E4」が削除されました。 コマンドが削除されたら、copy run start または write mem を発行して、Non-Volatile RAM(NVRAM; 不揮発性 RAM)に設定を保存します。 例 c-MSFC15#write mem 3d01h: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty0 (127.0.0.11) Building configuration... c-MSFC15#新規ブート文の設定 L3 モジュールがロードするイメージを認識するように、ブート文を追加する必要があります。 次のコマンドを発行して、ブート パラメータを設定します。 boot system flash bootflash:{imagename}(imagename = 新規 IOS イメージの名前) 例 c-MSFC15#config t Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. c-MSFC15(config)#boot system flash bootflash:c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E5 c-MSFC15(config)#^Z c-MSFC15#write mem 3d01h: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty0 (127.0.0.11) Building configuration... c-MSFC15#show boot コマンドを発行して、config-register 0x2102 が使用されているかどうかを確認します。設定が異なる場合は、設定モードで次のコマンドを発行して変更できます。 config-register 0xvalue 例 c-MSFC15#config t Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. c-MSFC15(config)#config-register 0x2102 c-MSFC15(config)#^Z c-MSFC15#write memshow boot コマンドを発行してブート パラメータを確認します。 c-MSFC15#show boot BOOT variable = bootflash:c6msfc2-jsv-mz.121-8a.E5,1 CONFIG_FILE variable = BOOTLDR variable = bootflash:c6msfc2-boot-mz.121-6.E1 Configuration register is 0x102 (will be 0x2102 at next reload) c-MSFC15#config-register を変更すると、上記のように、次のリロード時に変更が有効になります。 ステップ 4:L3 モジュールのリロード L3 モジュールが新規 Cisco IOS イメージを実行するためには、モジュールのリロードが必要です。copy run start または write mem を発行して、設定が保存されたのを確認します。 例 c-MSFC15#write mem 3d01h: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty0 (127.0.0.11) Building configuration... c-MSFC15#次のように「reload」と入力して、L3 モジュールをソフト リセットします。 例 c-MSFC15#reload Proceed with reload? [confirm] 00:00:40: %SYS-5-RELOAD: Reload requested System Bootstrap, Version 12.1(2r)E, RELEASE SOFTWARE (fc1) Copyright (c) 20 0 0 by cisco Systems, Inc. Cat6k-MSFC2 platform with 131072 Kbytes of main memory Self decompressing the image : ######################################################### [OK] %SYS-6-BOOT_MESSAGES: Messages above this line are from the boot loader. Self decompressing the image : ################################################################################### [OK] Restricted Rights Legend Use, duplication, or disclosure by the Government is subject to restrictions as set forth in subparagraph (c) of the Commercial Computer Software - Restricted Rights clause at FAR sec. 52.227-19 and subparagraph (c) (1) (ii) of the Rights in Technical Data and Computer Software clause at DFARS sec. 252.227-7013. cisco Systems, Inc. 170 West Tasman Drive San Jose, California 95134-1706 Cisco Internetwork Operating System Software IOS (tm) MSFC2 Software (C6MSFC2-JSV-M), Version 12.1(8a)E5, EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc2) TAC Support: http://www.cisco.com/tac Copyright (c) 1986-2001 by cisco Systems, Inc. Compiled Mon 22-Oct-01 21:51 by eaarmas Image text-base: 0x40008980, data-base: 0x418D2000 cisco Cat6k-MSFC2 (R7000) processor with 114688K/16384K bytes of memory. Processor board ID SAD042106RN R7000 CPU at 300Mhz, Implementation 39, Rev 2.1, 256KB L2, 1024KB L3 Cache Last reset from power-on Bridging software. X.25 software, Version 3.0.0. SuperLAT software (copyright 1990 by Meridian Technology Corp). TN3270 Emulation software. 509K bytes of non-volatile configuration memory. 16384K bytes of Flash internal SIMM (Sector size 512K). Press RETURN to get started! 00:00:02: Currently running ROMMON from S (Gold) region 00:00:04: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from memory by console 00:00:04: %SYS-5-RESTART: System restarted -- Cisco Internetwork Operating System Software IOS (tm) MSFC2 Software (C6MSFC2-JSV-M), Version 12.1(8a)E5, EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc2) TAC Support: http://www.cisco.com/tac Copyright (c) 1986-2001 by cisco Systems, Inc. Compiled Mon 22-Oct-01 21:51 by eaarmas 00:00:06: %SCP-5-ONLINE: Module online 00:00:09: %LINK-3-UPDOWN: Interface Vlan1, changed state to up 00:00:10: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Vlan1, changed state to up c-MSFC15>ステップ 5:アップグレードの確認 L3 モジュールが起動したら、show version コマンドを発行して、新しいバージョンのコードが動作していることを確認します。 例 c-MSFC15#show version Cisco Internetwork Operating System Software IOS (tm) MSFC2 Software (C6MSFC2-JSV-M), Version 12.1(8a)E5, EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc2) !-- MSFC は新規ソフトウェア イメージを実行しています。 TAC Support: http://www.cisco.com/tac Copyright (c) 1986-2001 by cisco Systems, Inc. Compiled Mon 22-Oct-01 21:51 by eaarmas Image text-base: 0x40008980, data-base: 0x418D2000 ROM: System Bootstrap, Version 12.1(2r)E, RELEASE SOFTWARE (fc1) BOOTFLASH: MSFC2 Software (C6MSFC2-BOOT-M), Version 12.1(6)E1, EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc1) c-MSFC15 uptime is 0 minutes System returned to ROM by power-on Running default software cisco Cat6k-MSFC2 (R7000) processor with 114688K/16384K bytes of memory. Processor board ID SAD042106RN R7000 CPU at 300Mhz, Implementation 39, Rev 2.1, 256KB L2, 1024KB L3 Cache Last reset from power-on Bridging software. X.25 software, Version 3.0.0. SuperLAT software (copyright 1990 by Meridian Technology Corp). TN3270 Emulation software. 4 Virtual Ethernet/IEEE 802.3 interface(s) 509K bytes of non-volatile configuration memory. 16384K bytes of Flash internal SIMM (Sector size 512K). Configuration register is 0x2102 c-MSFC15#バージョン(12.1(8a)E5)が正しいことと、config-register(0x2102)が設定されていることを確認します。 これでアップグレードは完了です。 注:二重 MSFC の場合は、2 つ目の MSFC ブートフラッシュ デバイスにイメージをダウンロードする必要があります。2 つ目の MSFC へのダウンロードは自動的には行われません。 config-sync および Single Router Mode(SRM)モードでも、これがあてはまります。 config-sync および SRM モードでは、ブート変数への変更は、非代表あるいはスタンダロン MSFC に自動的に伝播されます。 PCMCIA フラッシュからのハイブリッド モードでの MSFC のブートスーパバイザ上の CatOS で Hybrid モードを実行している場合は、スーパバイザの slot0 PCMCIA カード スロットのイメージをロードして MSFC をブートすることもできます。 ブート システム文では、フラッシュ デバイスは sup-slot0 という名前で参照されます。 このようなブート プロセスがサポートされていますが、これは推奨されておらず、イメージのテストなどの一時的なステップとしてだけに使用される必要があります。 Cisco Bug ID CSCdr35304(登録ユーザのみ)をご覧ください。 dir sup-slot0: あるいは show sup-slot0: のような コマンドを MSFC で実行することはできません。これは MSFC から見ると slot0 はローカルのファイルシステムではないためです。 オペレーティング システム イメージのソースとして sup-slot0 を指定すると、スイッチでは、スーパバイザ上の sc0 インターフェイスと MSFC 上の特別なループバック IP アドレス間の内部スイッチング バスをまたがる TFTP によりファイルが転送されます。 MSFC の CLI からは、次のことが行えます。 FIRE-MSFC1#copy tftp ?
bootflash: Copy to bootflash: file system
ftp: Copy to ftp: file system
microcode: Copy to microcode: file system
null: Copy to null: file system
nvram: Copy to nvram: file system
rcp: Copy to rcp: file system
running-config Update (merge with) current system configuration
slavenvram: Copy to slavenvram: file system
startup-config Copy to startup configuration
sup-slot0: Copy to sup-slot0: file system
system: Copy to system: file system
tftp: Copy to tftp: file system
sup-slot0 デバイスは show file systems コマンド出力にも表示されます。 FIRE-MSFC1#show file systems
File Systems:
Size(b) Free(b) Type Flags Prefixes
4395600 0 opaque ro microcode:
- - opaque rw null:
- - opaque rw system:
- - network rw sup-slot0:
- - network rw tftp:
126968 124130 nvram rw nvram:
* 15990784 2028888 flash rw bootflash:
- - network rw rcp:
- - network rw ftp:
- - nvram rw slavenvram:
アップグレード後のスーパバイザ show module コマンドの出力から消失した MSFC のトラブルシュートアップグレードに MSFC をリロードした後で、MSFC のアクセスが困難な場合は、次の文書を参考にしてください。 次に、MSFC が消失している show module コマンドからのサンプル出力を示します。 Cat6500 (enable) show module Mod Slot Ports Module-Type Model Sub Status --- ---- ----- ------------------------- ------------------- --- -------- 1 1 2 1000BaseX Supervisor WS-X6K-SUP1A-2GE yes ok Mod Module-Name Serial-Num --- -------------------- ----------- 1 SAD040200B3 Cat6500 (enable) session 15 Module 15 is not installed. 次に、MSFC がもう一方の状態にある場合の show module コマンドからのサンプル コマンド出力を示します。 Cat6500 (enable) show module Mod Slot Ports Module-Type Model Sub Status --- ---- ----- ------------------------- ------------------- --- -------- 1 1 2 1000BaseX Supervisor WS-X6K-SUP1A-2GE yes ok 15 1 1 Multilayer Switch Feature WS-F6K-MSFC no other Cat6500 (enable) session 15 Trying Router-15... !--- セッションが作成されていません。エスケープするには、Ctrl キーを押したまま C キーを押します。 関連情報Cisco サポート コミュニティ - 特集対話 |