Cisco IOS と NX-OS ソフトウェア : Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0 メインライン

show processes コマンド

2010 年 8 月 12 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2009 年 3 月 6 日) | フィードバック

目次

概要
前提条件
      要件
      使用するコンポーネント
      表記法
show processes コマンド
show processes cpu コマンド
show processes cpu history コマンド
show processes memory コマンド
プロセス
関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション
関連情報

概要

show processes コマンドは、アクティブなプロセスに関する情報を表示します。show processes cpu コマンドを発行すると、これらのプロセスでの詳細な CPU 利用率統計が表示されます。また、show processes memory コマンドを発行すると、使用されている総メモリ容量が表示されます。

このドキュメントでは、これらのコマンドの出力に表示されるフィールドについて説明します。使用しているデバイスの CPU やメモリの使用レベルが潜在的な問題を示しているかどうかを確認するには、アウトプットインタープリタ登録ユーザ専用)を使用します。詳細は、『Cisco ルータの CPU 使用率が高い場合のトラブルシューティング』も参照してください。



前提条件

要件

このドキュメントに関する特別な要件はありません。



使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、次のソフトウェアのバージョンに基づくものです。

  • Cisco IOS® ソフトウェア リリース 12.2(10b)

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼動中である場合には、どのような作業についても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。



表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。



show processes コマンド

show processes コマンドの出力例を次に示します。

router#show processes 
CPU utilization for five seconds: 0%/0%; one minute: 0%; five minutes: 0% 
 PID Q  Ty       PC  Runtime(uS)    Invoked   uSecs    Stacks TTY Process
   1 C  sp 602F3AF0            0       1627       0 2600/3000   0 Load Meter 
   2 L  we 60C5BE00            4        136      29 5572/6000   0 CEF Scanner 
   3 L  st 602D90F8         1676        837    2002 5740/6000   0 Check heaps 
   4 C  we 602D08F8            0          1       0 5568/6000   0 Chunk Manager 
   5 C  we 602DF0E8            0          1       0 5592/6000   0 Pool Manager 
   6 M  st 60251E38            0          2       0 5560/6000   0 Timers 
   7 M  we 600D4940            0          2       0 5568/6000   0 Serial Backgroun 
   8 M  we 6034B718            0          1       0 2584/3000   0 OIR Handler 
   9 M  we 603FA3C8            0          1       0 5612/6000   0 IPC Zone Manager 
  10 M  we 603FA1A0            0       8124       0 5488/6000   0 IPC Periodic Tim 
  11 M  we 603FA220            0          9       0 4884/6000   0 IPC Seat Manager 
  12 L  we 60406818          124       2003      61 5300/6000   0 ARP Input 
  13 M  we 60581638            0          1       0 5760/6000   0 HC Counter Timer 
  14 M  we 605E3D00            0          2       0 5564/6000   0 DDR Timers 
  15 M  we 605FC6B8            0          2       011568/12000  0 Dialer event 

次の表では、show processes コマンド出力内の各フィールドをリストにして説明しています。

フィールド

説明

CPU utilization for five seconds

最後の 5 秒間の CPU 利用率。2 番目の数字は、割り込みレベルで使われた CPU 時間の比率を示します。

one minute

最後の 1 分間の CPU 利用率

five minutes

最後の 5 分間の CPU 利用率

PID

プロセス ID

Q

プロセス キュー プライオリティ。可能な値:C(クリティカル)、H(高)、M(中)、L(低)。

Ty

スケジューラ テスト。可能な値:*(現在実行中)、E(イベント待ち)、S(実行できる状態、プロセッサの自動解放)、rd(実行できる状態、ウェイクアップ状態の発生)、we(イベント待ち)、sa(絶対時刻までスリープ)、si(一定時間スリープ)、sp(一定時間スリープ(オルタネート コール))、st(タイマーが切れるまでスリープ)、hg(ハング。プロセスは二度と実行されない)、xx(デッド:プロセスは終了、しかしまだ削除されていない)。

PC

現在のプログラム カウンタ

Runtime(uS)

プロセスが使用した CPU 時間(マイクロ秒)

Invoked

プロセスが呼び出された回数

uSecs

各プロセス呼び出しの CPU 時間(マイクロ秒)

Stacks

低水準値または使用可能な総スタック容量(バイトで表示)

TTY

プロセスを制御している端末

Process

プロセスの名前。詳細は、このドキュメントの「プロセス」のセクションを参照してください。

注:ネットワーク サーバのクロック精度は 4000 マイクロ秒であるため、呼び出しや適切なランタイム測定が十分な回数実行された場合にだけ、ランタイムは信頼できるものと見なされます。



show processes cpu コマンド

show processes cpu コマンドは、ルータ内のアクティブなプロセス、およびそれに対応する CPU 利用率統計に関する情報を表示します。show processes cpu コマンドの出力例を次に示します。

 router#show processes cpu
      CPU utilization for five seconds: 8%/4%; one minute: 6%; five minutes: 5% 
       PID Runtime(uS)   Invoked  uSecs    5Sec   1Min   5Min TTY Process
         1         384     32789     11   0.00%  0.00%  0.00%   0 Load Meter 
         2        2752      1179   2334   0.73%  1.06%  0.29%   0 Exec 
         3      318592      5273  60419   0.00%  0.15%  0.17%   0 Check heaps 
         4           4         1   4000   0.00%  0.00%  0.00%   0 Pool Manager 
         5        6472      6568    985   0.00%  0.00%  0.00%   0 ARP Input 
         6       10892      9461   1151   0.00%  0.00%  0.00%   0 IP Input 
         7       67388     53244   1265   0.16%  0.04%  0.02%   0 CDP Protocol 
         8      145520    166455    874   0.40%  0.29%  0.29%   0 IP Background 
         9        3356      1568   2140   0.08%  0.00%  0.00%   0 BOOTP Server 
        10          32      5469      5   0.00%  0.00%  0.00%   0 Net Background 
        11       42256    163623    258   0.16%  0.02%  0.00%   0 Per-Second Jobs 
        12      189936    163623   1160   0.00%  0.04%  0.05%   0 Net Periodic 
        13        3248      6351    511   0.00%  0.00%  0.00%   0 Net Input 
        14         168     32790      5   0.00%  0.00%  0.00%   0 Compute load avgs 
        15      152408      2731  55806   0.98%  0.12%  0.07%   0 Per-minute Jobs 

次の表では、show processes cpu 出力内の各フィールドをリストにして説明しています。

フィールド

説明

CPU utilization for five seconds

最後の 5 秒間の CPU 利用率。1 番目の数字はトータルを示し、2 番目の数字は、割り込みレベルで使われた CPU 時間の比率を示します。

one minute

最後の 1 分間の CPU 利用率

five minutes

最後の 5 分間の CPU 利用率

PID

プロセス ID

Runtime(uS)

プロセスが使用した CPU 時間(マイクロ秒)

Invoked

プロセスが呼び出された回数

uSecs

各プロセス呼び出しの CPU 時間(マイクロ秒)

5Sec

最後の 5 秒間のタスクによる CPU 利用率

1Min

最後の 1 分間のタスクによる CPU 利用率

5Min

最後の 5 分間のタスクによる CPU 利用率

TTY

プロセスを制御している端末

Process

プロセスの名前。詳細は、このドキュメントの「プロセス」のセクションを参照してください。

注:ネットワーク サーバのクロック精度は 4000 マイクロ秒なので、数多くの呼び出しまたは適切なランタイム測定が実行された場合にだけ、ランタイムは信頼できると見なされます。



show processes cpu history コマンド

show processes cpu history コマンドは、一定期間(1 分間、1 時間、72 時間中、それぞれ 1 秒、1 分、1 時間単位の増分で表示)におけるルータでの CPU 総使用率を、ASCII グラフィック形式で表示します。最大使用率は 1 秒ごとに測定と記録が行われます。1 秒間の平均使用率が計算されます。

次に、1 時間分の出力例を示します。

router#show processes cpu history


!--- 1 分間の出力は省略
 

     6665776865756676676666667667677676766666766767767666566667
     6378016198993513709771991443732358689932740858269643922613
100
 90
 80         *  *                     * *     *  * *  *
 70  * * ***** *  ** ***** ***  **** ******  *  *******     * *
 60  #***##*##*#***#####*#*###*****#*###*#*#*##*#*##*#*##*****#
 50  ##########################################################
 40  ##########################################################
 30  ##########################################################
 20  ##########################################################
 10  ##########################################################
    0....5....1....1....2....2....3....3....4....4....5....5....
              0    5    0    5    0    5    0    5    0    5

               CPU% per minute (last 60 minutes)
              * = maximum CPU%   # = average CPU%


!--- 72 時間の出力は省略

  • グラフの Y 軸は CPU の利用率です。

  • グラフの X 軸はグラフに表示された期間内の増分単位で、この例では前の 1 時間中の各分を表しています。一番新しい測定結果が X 軸の左端に表示されます。

  • 上位 2 列(縦方向に見て)は、増分単位中に記録された、CPU 利用率の最高パーセントを表示します。

  • 上の例では、最後の 1 分間に記録された CPU の利用率は 66 パーセントです。この 1 分中、ルータの CPU の利用率が 66 % に達したのは 1 回だけの可能性もありますし、何回も 66 % に達した可能性もあります。これは、ルータは増分期間中に到達した最高値と、その増分期間中の平均値しか記録しないためです。



show processes memory コマンド

show processes memory コマンドは、ルータ内のアクティブなプロセス、およびそれに対応するメモリ使用率に関する情報を表示します。show processes memory コマンドの出力例を次に示します。

router>show processes memory
Total: 106206400, Used: 7479116, Free: 98727284 
 PID TTY  Allocated      Freed    Holding    Getbufs    Retbufs Process
   0   0      81648       1808    6577644          0          0 *Init* 
   0   0        572     123196        572          0          0 *Sched* 
   0   0   10750692    3442000       5812    2813524          0 *Dead* 
   1   0        276        276       3804          0          0 Load Meter 
   2   0        228          0       7032          0          0 CEF Scanner 
   3   0          0          0       6804          0          0 Check heaps 
   4   0      18444          0      25248          0          0 Chunk Manager 
   5   0         96          0       6900          0          0 Pool Manager 
   6   0        276        276       6804          0          0 Timers 
   7   0        276        276       6804          0          0 Serial Backgroun 
   8   0         96          0       3900          0          0 OIR Handler 
   9   0         96          0       6900          0          0 IPC Zone Manager 
  10   0          0          0       6804          0          0 IPC Periodic Tim 
  11   0      17728        484      11156          0          0 IPC Seat Manager 
  12   0        288        136       7092          0          0 ARP Input 

.... 

  90   0          0          0       6804          0          0 DHCPD Timer 
  91   0        152          0       6956          0          0 DHCPD Database 
                                  7478196 Total 

注:特定の Cisco ルータおよびスイッチでは show processes memory sorted の実装方法により、一部のデバイス(Cisco 7304 など)では、総計値が、show processes memory によって表示されるようなプロセッサ メモリの合計ではなく、プロセッサ メモリと IO メモリの合計として表示されます。

次の表では、show processes memory コマンド出力内の各フィールドをリストにして説明しています。

フィールド

説明

Total

メモリの総容量

Used

メモリの使用総量

Free

メモリの空き総量

PID

プロセス ID

TTY

プロセスを制御している端末

Allocated

プロセスによって割り当てられたメモリ(バイト)

Freed

元々何がそのメモリを割り当てたかにかかわらず、プロセスが解放したメモリ(バイト)

Holding

プロセスが保持しているメモリ容量。このパラメータは、メモリのリークが疑われる場合のトラブルシューティングに有効です。プロセスが消費するメモリ容量が時間の経過とともに増加することが観測された場合、メモリ リークが発生している可能性があります。詳細は、「メモリ リークの不具合」を参照してください。

Getbufs

プロセスがパケット バッファを要求した回数

Retbufs

プロセスがパケット バッファを解放した回数

Process

プロセス名。詳細は、このドキュメントの「プロセス」のセクションを参照してください。

Total

すべてのプロセスによって保持されているメモリの総容量。




プロセス

次の表では、show processesshow processes cpu、および show processes memory 出力内の各プロセスが説明されています。これはすべてを網羅したリストではありません。

プロセス

説明

ARP Input

受け取った Address Resolution Protocol(ARP)要求を処理します。

BGP I/O

Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲードウェイ プロトコル)メッセージの読み取り、書き込み、実行を処理します。

BGP Scanner

BGP およびメイン ルーティング テーブルをスキャンし、一貫性を確認します(これは時間をかなり消費する場合があるため、別のプロセスになります)。

BGP Router

コンフィギュレーションが完全にロードされたときに始まるメイン BGP プロセスです。

BOOTP Server

ゲートウェイの Bootstrap Protocol(BOOTP; ブートストラップ プロトコル)サーバ プロセスです。

CallMIB Background

通話履歴の有効期間が斬れると、通話履歴を削除し、通話情報を収集します。

CDP Protocol

  • メイン Cisco Discovery Protocol(CDP)- 各インターフェイスの CDP 初期化を処理します。

  • 着信パケットの場合、CDP キューとタイマーを監視して、処理を行います。

  • タイマー イベントの場合、アップデートを送信します。

Check heaps

1 分ごとにメモリをチェックします。プロセッサの性能低下が検出されると、強制的にリロードを実行します。

Compute load avgs

  • ネットワーク インターフェイスごとの 5 分間の指数関数的に悪化した出力ビット レートと、システム全体の負荷要素を計算します。負荷平均は、次の式で計算されます。

    average = ((average - interval) * exp (-t/C)) + interval

    t = 5 秒、C = 5 分、exp (-5/60*5)) = .983

  • 各インターフェイスの負荷を(1 つずつ)計算し、バックアップ インターフェイスの負荷をチェックします(負荷に応じて、インターフェイスをイネーブル、またはシャットダウンします)。

*Dead*

現在、DEAD 状態のグループとしたものを処理します。詳細は『メモリ問題のトラブルシューティング』を参照してください。

Exec

コンソール exec セッションを処理します。高いプライオリティが割り当てられています。

Hybridge Input

高速パスをスリップする着信トランスペアレント ブリッジ パケットを処理します。

*Init*

システムの初期化

IP Background

  • カプセル化を変更すると呼び出されます(インターフェイスが新しい状態に遷移した場合、IP アドレスが変更された場合、新しい Data Exchange Interface(DXI; データ交換インターフェイス)を追加した場合、ダイアラ タイマーが満了した場合など)。

  • Internet Control Message Protocol(ICMP; インターネット制御メッセージ プロトコル)リダイレクト キャッシュのエージングを定期的に実行します。

  • インターフェイスの状態によってルーティング テーブルを修正します。

IP Cache Ager

ルーティング キャッシュのエージングを行い、古い再帰ルートを直します。エージャは指定時間ごとに 1 度(デフォルトで 1 分に 1 度)実行し、再帰ルーティングの変更によりエントリが無効になっていないことを確認します。このエージャには、キャッシュ全体が約 20 分ごとにリフレッシュされていることを確認するという別の機能もあります。

IP Input

プロセススイッチ IP パケット

IP-RT Background

定期的に最後の再ソートおよび IP スタティック ルートのゲートウェイを修正します。このプロセスは、スタティック ルート(最終的に選択されるゲートウェイが依存するもの)が修正されたすぐ後に、オンデマンドで呼ばれます。

ISDNMIB Background

ISDN トラップ サービスを送り、コール キューが古くなっている場合にそれを削除します。

ISDN Timers

ISDN キャリア タイマー イベントを処理します。

Load Meter

さまざまなプロセッサの 5 秒ごとの負荷平均と、5 分間の指数関数的に悪化したビジー時間を計算します。負荷平均は、次の式で計算されます。

average = ((average - interval) * exp (-t/C)) + interval

  • t = 5 seconds and C = 5 minutes, exp (-5/(60*5)) = .983~= 1007/1024

  • t = 5 秒、C = 1 分、exp (-5/60) = .920~= 942/1024

Multilink PPP out

ファースト スイッチングからキューイングされた(発信ハーフ ファースト スイッチング)マルチリンク パケットを処理します。

Net Background

  • 種々のネットワーク関係のバックグラウンド タスクを実行します。このタスクは迅速に実行する必要があり、いかなる理由でもブロックできません。net_background プロセスで呼ばれるタスク(たとえば、インターフェイスのデスロットリング)は、タイムクリティカルです。

  • 「Compute load avgs」、「Per-minute Jobs」、および「Net Input」プロセスを実行します。

  • インターフェイスのスロットリングを処理します。

Net Input

  • 別の方法で不明パケットを処理します。入力キューイングが動作するように、プロセス レベルで実行されます。割り込みレベルで操作した場合には、ルータのロックアップが簡単に発生してしまう可能性があります。

  • ブリッジングに提供すべき既知のプロトコル(ユーザが決定可能)を処理します。この場合、net_input はパケットを NULL に送るか、ブリッジ処理します。

Net Periodic

次のようなインターフェイス定期機能を毎秒実行します。

  • 定期カウンタのリセット

  • 入力エラー レート カウンタのクリア

  • 障害からリスタートするためのシリアル回線チェック

  • 定期的キープアライブ機能の実行

  • プロトコル ルーティング テーブルの一貫性チェック

  • ブリッジ状態一貫性チェックの実行

  • 回線プロトコルの始動または停止イベントのアナウンス

Per-minute Jobs

1 分に 1 回次のタスクを実行します。

  • スタック使用状況の分析

  • ロー スタックのアナウンス

  • 登録されている one_minute ジョブの実行

Per-second Jobs

種々のタスクを毎秒実行します。登録されている one_second ジョブを実行します。

Pool Manager

プールの増加を管理し、割り込みレベルでダイナミック プールからのリクエストを廃棄するためのマネージャ プロセス

PPP Manager

  • PPP 入力パケットとインターフェイス変換を処理することによって、すべての PPP Finite State Machine(FSM; 有限状態マシン)動作を管理します。

  • PPP キューおよび PPP タイマーを監視します(ネゴシエーション、認証、アイドル、その他)。

    注:他のプロセス内のルーチンを中断させる可能性があることを検出したイベントに対してシリアル番号を割り当てることにより、多くの一般的な不具合を回避できます。

OSPF Router

メインの Open Shortest Path First(OSPF)プロセス

OSPF Hello

hello を受け取る OSPF プロセス

*Sched*

スケジューラ

Serial Background

イベントの監視と、期限切れの各イベントに対する適切なサービス ルーチン(主にインターフェイスのリセット)への分岐を行います。

Spanning Tree

  • Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)を実行します。これは、複数のスパニング ツリー プロトコルを処理する単一のプロセスです。

  • STP キューを監視します。

    • 着信 STP パケットを処理します。

  • STP タイマーを監視します。

    • ハロー タイマー

    • トポロジ変更タイマー

    • Digital Equipment Corporation(DEC)短期エージング アウト タイマー

    • 転送遅延タイマー

    • メッセージ経過時間タイマー

Tbridge Monitor

  • 「対象パケット」を適切なハンドラに送信します(「対象トラフィック」は Cisco Group Management Protocol(CGMP)、Internet Group Management Protocol(IGMP; インターネット グループ管理プロトコル)、OSPF パケット [multicasts] です)。

  • ステーション エントリのエージアウトおよび回線グループのアクティブ回線をチェックするマルチキャスト タイマーを監視します。

TCP Driver

Transmission Control Protocol(TCP; 伝送制御プロトコル)接続でのパケット データの送信を処理します。これには接続のオープンやクローズ、キューがいっぱいになった場合のパケットのドロップが含まれます。

Remote Source-Route Bridging(RSRB; リモート ソースルート ブリッジング)、serial tunneling(STUN)、X.25 スイッチング、X.25 over TCP/IP(XOT)、Data-link Switching(DLSW; データリンク スイッチング)、変換、およびルータで開始または終了するすべての TCP 接続は現在、TCP ドライバを使用します。

TCP Timer

タイムアウト パケットの再送信を処理します。

Virtual exec

Virtual Type Terminal(vty)回線(ルータ上の telnet セッションなど)を処理します。

高い CPU の利用率自体は、デバイスの障害を意味するものではないという点に注意する必要があります。たとえば 7500 VIP で、発信インターフェイスのキューイング方式が First In First Out(FIFO; 先入れ先出し)で、発信インターフェイスで輻輳が発生した場合、Rx 側でバッファリングが開始されます。つまり、着信 VIP によりパケットのバッファリングが開始されるということです。Rx 側のバッファリングが開始された場合、「CPU 利用率 99 % で動作する VIP」が確認されます。これは正常であり、それだけでは過負荷の兆候ではありません。VIP がより重要な実行命令(別のパケットの交換など)を受信しても、高い CPU の使用率によって動作が影響を受けることはありません。おおまかな指針として、長期間にわたり、高い CPU の利用率が続いた場合に初めて、問題があることを意味します。さらに、すべてが順調とは限らないということを示すインジケータとしてよりも、障害箇所を解明する過程で、上記コマンドは有効です。




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