ルータ : Cisco 12000 シリーズ ルータ

Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータのアーキテクチャ:メモリの詳細

2004 年 3 月 24 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2005 年 7 月 7 日) | フィードバック

目次

概要
前提条件
      要件
      使用するコンポーネント
      表記法
ギガビット ルート プロセッサ(GRP)上のメモリの現状
     ダイナミック ランダムアクセス メモリ(DRAM)
     共有ランダム アクセス メモリ(SRAM)
GRP フラッシュ メモリ
     不揮発性 RAM(NVRAM)
     Erasable Programmable Read Only Memory(EPROM)
ラインカード上のメモリ
     シンクロナス ダイナミック ランダム アクセス メモリ(SDRAM)- パケット メモリ
     ダイナミック ランダム アクセス メモリ(DRAM)- ルート メモリ
関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション
関連情報

概要

この文書では、Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータのメモリの詳細の概要を説明します。

前提条件

要件

この文書に関する特別な要件はありません。

使用するコンポーネント

この文書の情報は、次のハードウェアに基いています。

  • Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータ

この文書の情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されています。 この文書で使用するすべてのデバイスは、クリアな状態(デフォルト)から設定作業を始めています。 対象のネットワークが実稼動中である場合には、すべてのコマンドによる潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。

表記法

文書表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

ギガビット ルート プロセッサ(GRP)上のメモリの現状

GRP には次のタイプのメモリが取り付けられています。

ダイナミック ランダムアクセス メモリ(DRAM)

ダイナミック RAM は、メイン メモリまたはプロセッサ メモリとも呼ばれます。 GRP とラインカード(LC)の両方に DRAM が取り付けられており、これによってオンボード プロセッサで Cisco IOS(R) ソフトウェアが動作でき、ネットワークのルーティング テーブルが保存できます。 GRP では、ルート メモリの容量を、工場出荷時デフォルトの 128 MB から最大の 512 MB までの範囲で設定できます。

GRP ルート メモリ(DRAM 内に存在)

GRP のプロセッサは、オンボードの DRAM を使用して、次の項目を含むさまざまな重要なタスクを実行しています。

  • Cisco IOS ソフトウェア イメージの実行

  • ネットワークのルーティング テーブルの保存と管理

  • 取り付けられているラインカードに Cisco IOS ソフトウェア イメージをロード

  • 更新されたルーティング テーブルを書式化し、取り付けられているライン カードに配布

  • 取り付けられているカードの温度や電圧のアラーム状態を監視し、必要な場合にシャットダウンする

  • コンソール ポートをサポートし、取り付けられている端末を使用してルータを設定できるようにする

  • ネットワークのルーティング プロトコルに参加し(そのネットワーク環境にある他のルータと一緒に)、ルータ内部のルーティング テーブルを更新する

図 1 は、GRP 上でのプロセッサ メモリ DRAM 用の dual in-line memory module(DIMM; デュアル インライン メモリ モジュール)ソケットと、フラッシュ メモリ用の single in-line memory module(SIMM; シングル インライン メモリ モジュール)ソケットの位置を示しています。

図 1: GRP でのプロセッサ メモリ用 DRAM とフラッシュ メモリ用ソケットの位置

  

memory1.gif

GRP に 2 つあるルート メモリ用 DIMM ソケットは、U39(ルート メモリ バンク 1)および U42(ルート メモリ バンク 2)とそれぞれにラベルで示されており、128 MB から 256 MB まで任意の増分でルート メモリを構成できます。 次の表では、利用可能なルート メモリの構成、Cisco 12000 シリーズの GRP 用の製品番号を記載しています。 ルート メモリのデフォルトの構成は 128 MB です。 現在 GRP で U39 ソケットに 64MB DIMM が 1 枚 取り付けられている場合、2 枚目の 64MB DIMM を U42 ソケットに取り付けるか、既存の 64MB DIMM を取りはずして 128MB DIMM 1 枚をその場所に取り付ける方法でアップデートできます。

要求されるルート メモリの合計1

シスコ製品番号

DIMM モジュール

DRAM DIMM ソケット

64 MB

MEM-GRP/LC-64=2

64MB DIMM 1 枚

U39 または U42

128 MB

MEM-GRP/LC-128=

128MB DIMM 1 枚

U39

256 MB

MEM-GRP/LC-256=3

128MB DIMM 2 枚

U39 および U42

256 MB

MEM-GRP-256=4

256MB DIMM 1 枚

U39

512 MB

MEM-GRP-512=5

256MB DIMM 2 枚

U39 および U42

  

1異なるメモリ サイズを混在させないでください。 2 枚の DIMM を装着する場合は、両方の DIMM は同じサイズである必要があります。

2以前のデフォルトの 64MB のメモリが GRP に装着されている場合、このオプションによって 2 枚目の 64MB DIMM が追加されるため、合計で 128 MB になります。

3この製品の販売はすでに終了しています。 シスコ製品番号 MEM-GRP-256= に交換してください。

4MEM-GRP-256= と互換性があるのは製品番号 GRP-B= だけです。 さらに、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0(19)S, 12.0(19)ST 以降が必要です。 ROMMON リリース 11.2(181) 以降も必要です。

5GRP に 512 MB のルート メモリを装着する場合は、互換性があるのは製品番号 GRP-B= だけです。 さらに、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0(19)S, 12.0(19)ST 以降が必要です。 ROMMON リリース 11.2(181) 以降も必要です。

カードの種類が GRP= と GRP-B= のどちらであっても、show diag コマンドはすべての GRP カードに対して「FRU: Linecard/Module: GRP-B=」と表示します。 Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM) は,これらのカードで正常に書き込みができないことがあるため、カードの識別を可能にする回避策が作成されました。 この問題は、CSCdx62997 - GRP FRU の変更を行った Cisco IOS ソフトウェア バージョン 12.0(22)S 以降で解決されています。 12.0(22)S 以降の Cisco IOS ソフトウェア リリースを実行している場合、show diag コマンドの出力を利用できます。

ただし、12.0(22)S より前の Cisco IOS ソフトウェアのバージョンを実行している場合、GRP を最も簡単にチェックする方法は、show diag の出力の 2 行目を確認することです。ここには、GRP のスロット番号が示されています。

  • MAIN: type 19, 800-2427-01 は GRP です。

  • MAIN: type 19, 800-2427-03 は、新しい ROMMON のバージョン 181 を搭載した GRP-B で、オプションで最大 512 MB の DRAM を装備できます。

次に、12.0(22)S より前のリリースで GRP−B として表示される通常の GRP に対する show diag コマンドの出力例を示します。 この場合、800 という番号を信頼する必要があります。

Router#show diag 0 
  SLOT 0 (RP/LC 0 ): Route Processor 
    MAIN: type 19, 800-2427-01 rev J0 dev 16777215 
    HW config: 0xFF SW key: FF-FF-FF 
  PCA: 73-2170-03 rev G0 ver 3 
    HW version 1.4 S/N CAB03515XTY 
  MBUS: MBUS Agent (1) 73-2146-07 rev B0 dev 0 
    HW version 1.2 S/N CAB03505RM6 
    Test hist: 0xFF RMA#: FF-FF-FF RMA hist: 0xFF 
  DIAG: Test count: 0xFFFFFFFF Test results: 0xFFFFFFFF 
  FRU: Linecard/Module: GRP-B= 
  !--- ここが混乱の原因です。これは実際には GRP です。
   
                               it is actually a GRP.
    Route Memory: MEM-GRP/LC-256=    
  MBUS Agent Software version 01.46 (RAM) (ROM version is 02.02) 
  Using CAN Bus A 
  ROM Monitor version 180 
  Primary clock is CSC 1 
  Board is analyzed 
  Board State is IOS Running (ACTV RP ) 
  Insertion time: 00:00:03 (16w6d ago) 
  DRAM size: 268435456 bytes  
  

GRP で DRAM を 512 MB にアップグレードする

使用している Gigabit Route Processor(GRP; ギガビット ルート プロセッサ)のタイプと現在の ROMMON のバージョンが分かれば、次の異なる可能性を考慮することができます。

  • GRP - 512 MB のオプションをサポートしていません。 このカードは GRP-B に交換する必要があります。

  • ROMMON バージョン 180 搭載 GRP-B - まず Cisco IOS ソフトウェア リリースを 12.0(19)S 以降にアップグレードし、次に upgrade rom slot X コマンドを使用して ROMMON バージョンを手動でアップグレードします。ここで X は GRP があるスロットの番号です。

    これらの作業が完了したら、『ルート プロセッサのルート メモリの交換とアップグレード』で説明されている手順に従って、メモリを物理的にアップグレードします。

  • ROMMON バージョン 181 以降を搭載した GRP-B - 12.0(19)S 以降の Cisco IOS ソフトウェア リリースが実行されていることを確認する必要があります。その後、『ルート プロセッサのルート メモリの交換とアップグレード』で説明されている手順に従って、メモリを物理的にアップグレードします。

GRP での DRAM メモリのサイズ調整

GRP には最低でも 128MB の DRAM が必要です。 GRP で Border Gateway Protocol(BGP; ボーダーゲートウェイ プロトコル)インターネット テーブルを完全に処理する場合は、256MB を推奨します。 128MB でも十分な場合があります。 必要な総メモリ数は、BGP ピアの数など、多くの要素に依存します。 安全策をとるには、現在のトポロジで 256MB を推奨します。 インターネットのルーティング テーブルの増加率を考慮すると、将来的にはこれで足りる場合も足りなくなる場合もあります。

共有ランダム アクセス メモリ(SRAM)

SRAM は、二次的な CPU キャッシュ メモリとなります。 標準的な GRP 構成は 512KB です。 この最も重要な機能は、ラインカードとの間で行き来するルーティング テーブルの更新情報の中間準備地の役割をすることです。 SRAM はユーザによる構成やフィールドでのアップグレードができません。

GRP での DRAM メモリのサイズの調整に関する詳細は、『Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータに対するルート プロセッサおよびラインカードのメモリの推奨事項』を参照してください。

GRP フラッシュ メモリ

オンボード フラッシュ メモリおよび PCMCIA カードベースのフラッシュ メモリは、いずれも複数の Cisco IOS ソフトウェアやマイクロコード イメージをリモートでロードおよび保存するために使用できます。 新しいイメージは、ネットワーク経由またはローカル サーバからダウンロードできます。 その後、その新しいイメージをフラッシュ メモリに追加するか、既存のファイルを新しいイメージで置き換えることができます。 保存されたイメージを使用して手作業または自動でルータをブートできます。 フラッシュ メモリは Trivial File Transfer Protocol(TFTP、トリビアル ファイル転送プロトコル)サーバとしても機能し、保存されたイメージを使用して他のサーバをリモートからブートさせることや、他のサーバのフラッシュ メモリへイメージをコピーすることができます。

オンボード フラッシュ SIMM

オンボード フラッシュ メモリ(ブートフラッシュと呼ばれます)は、GRP の U17 ソケットにあり、Cisco IOS ソフトウェアのブート イメージと他のユーザ定義のファイルを保持しています。 これは 8MB の SIMM で、ユーザによる設定やフィールドでのアップグレードは行えません。また、ブート イメージをメインの Cisco IOS ソフトウェア イメージと同期させておくことが常に推奨されます。

フラッシュ メモリ カード

フラッシュ メモリ カードには、Cisco IOS ソフトウェア イメージが保存されます。 フラッシュ メモリ カードは、製品番号 MEM-GRP-FL20= が使用可能です。これは 20MB の PCMCIA フラッシュ メモリ カードで、スペアとして、あるいは Cisco 12000 シリーズ システムの一部として出荷されています。 このカードは GRP の 2 つの PCMCIA スロットのいずれかに装着します。したがって、Cisco IOS ソフトウェアは GRP のメイン メモリにロードされます。 タイプ 1 およびタイプ 2 の PCMCIA カードが使用できます。

PCMCIA フラッシュ カードと各種プラットフォームとの互換性については、PCMCIA ファイルシステムの互換性一覧を参照してください。

不揮発性 RAM(NVRAM)

NVRAM に記録される情報は不揮発性です。これは、システムが再ロードされた後もその情報がメモリ上に残ることを意味します。 システム コンフィギュレーション ファイル、ソフトウェア構成レジスタの設定、そして環境監視ログなどが 512KB の NVRAM に記録されます。これは最低 5 年間は内容を保持できる組み込み式のリチウム電池でバックアップされています。 NVRAM はユーザによる設定やフィールドでのアップグレードができません。

Erasable Programmable Read Only Memory(EPROM)

GRP 上の EPROM には ROM モニタが含まれます。これにより、フラッシュ メモリ SIMM にブート ヘルパー イメージがない場合は、フラッシュ メモリ カードからデフォルトの Cisco IOS ソフトウェア イメージをブートできます。 有効なイメージが見つからない場合、ブート プロセスは ROMMON モードになります。これはメインの Cisco IOS ソフトウェアのサブセットであり、基本的なコマンドが使用できます。 512KB のフラッシュ EPROM は、ユーザによる設定もフィールドでのアップグレードも行えません。

ラインカード上のメモリ

ライン カードには、ユーザによる設定が可能な次の 2 つのタイプのラインカード メモリがあります。

  • ルート メモリまたはプロセッサ メモリ(DRAM 内に存在)

  • パケット メモリ(SDRAM 内に存在)

ラインカード メモリの構成とメモリ ソケットの位置は、ラインカードのエンジンのタイプによって異なります。一般的には、すべてのラインカードは、プロセッサ メモリとルート メモリ用に共通のメモリ構成オプションを共有します。しかし、パケット メモリ用には、ラインカードに装着されているエンジンのタイプに基づいて、異なるデフォルトの最大構成をサポートしています。

ラインカードで使用されているレイヤ 3 エンジンのタイプを調べる場合は、「」を参照してください。 12.0(9)S 以降の Cisco IOS ソフトウェアが動作している場合は、次のコマンドが実行できます。

  Router#show diag | i (SLOT | Engine)   
        ... 
        SLOT 1  (RP/LC 1 ): 1 port ATM Over SONET OC12c/STM-4c Multi Mode 
          L3 Engine: 0 - OC12 (622 Mbps) 
        SLOT 3  (RP/LC 3 ): 3 Port Gigabit Ethernet 
          L3 Engine: 2 - Backbone OC48 (2.5 Gbps) 
        ... 

ラインカードでは、メイン メモリを工場出荷時デフォルトの 128MB(エンジン 0、1、2)から最大構成の 256MB までの範囲で設定することが可能です。256MB はエンジン 3 および 4 のラインカードではデフォルトです。

注:Cisco Express Forwarding(CEF)テーブルをラインカードにロードするために十分な DRAM がない場合、そのラインカードでは CEF が自動的にディセーブルになります。これは 12000 シリーズのインターネット ルータで実行できる唯一のスイッチング方式なので、そのラインカード自体がディセーブルになります。 

シンクロナス ダイナミック ランダム アクセス メモリ(SDRAM)- パケット メモリ

ラインカードのパケット メモリは、ラインカード プロセッサによるスイッチングの決定を待つデータ パケットを一時的に保存します。 ラインカード プロセッサによってスイッチングが決定されると、そのパケットはルータのスイッチ ファブリックへ伝搬されて、適切なラインカードへ転送されます。ラインカードが動作するためには、受信パケット メモリ用の dual in-line memory module(DIMM; デュアル インライン メモリ モジュール)ソケットと、送信パケット メモリ用の DIMM ソケットが実装されている必要があります。 受信バッファと送信バッファは互いに異なるメモリ サイズで動作できますが、バッファに装着される SDRAM DIMM(受信、送信のいずれか)は、タイプとサイズが同じである必要があります。

エンジンのタイプ

デフォルトのパケット メモリ

アップグレードの可否

アップグレード用製品

エンジン 0

MEM-LC-PKT-128=

不可能

 

エンジン 1

MEM-LC1-PKT-256=

不可能

 

エンジン 2

MEM-LC1-PKT-256=

可能

MEM-PKT-512-UPG=

エンジン 3

512MB - FRU なし

不可能

 

エンジン 4

MEM-LC4-PKT-512=

不可能

 

  

エンジン 0 とエンジン 1 のラインカード(図 2 を参照)には、パケット バッファ メモリ用に 4 つの SDRAM DIMM 用ソケットが備わっています。 これらのソケットは次のように対になります。

  • 受信(Rx)バッファ:RX DIMM0 および RX DIMM1 とラベル付けされた 2 つの SDRAM DIMM ソケット

  • 送信(TX)バッファ:TX DIMM0 および TX DIMM1 とラベル付けされた 2 つの SDRAM DIMM ソケット

エンジン 2 のラインカード(図 3 を参照)には、バッファ メモリ用に 4 つの SDRAM DIMM 用ソケットが備わっています。 これらのソケットは次のように対になります。

  • 送信(TX)バッファ:TX DIMM0 および TX DIMM1 とラベル付けされた 2 つの SDRAM DIMM ソケット

  • 受信(Rx)バッファ:RX DIMM0 および RX DIMM1 とラベル付けされた 2 つの SDRAM DIMM ソケット

show diag コマンド出力に、受信および送信パケット メモリの量が表示されます。

Router#show diag   
  SLOT 1  (RP/LC 1 ): 1 Port SONET based SRP OC-12c/STM-4 Single Mode 
  .... 
  FrFab SDRAM size: 134217728 bytes, SDRAM pagesize: 8192 bytes   !-- Transmit packet memory 
  ToFab SDRAM size: 134217728 bytes, SDRAM pagesize: 8192 bytes   !-- Receive packet memory 
  .... 

パケット メモリの詳細については、「Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータでの show controller frfab | tofab queue コマンドの出力の読み方」を参照してください。

エンジン 2 のラインカードにも、pointer lookup(PLU; ポインタ ルックアップ)メモリ用と table lookup(TLU; テーブル ルックアップ)メモリ用の SDRAM DIMM ソケットが 1 つと(図 3 を参照)、TLU メモリ用の SDRAM DIMM ソケットが 1 つ装備されています。 PLU メモリと TLU メモリは、現在はユーザによる設定ができません。

エンジン 0 とエンジン 1 のラインカードには、6 つの DIMM ソケットがあります。

図 2: エンジン 0 およびエンジン 1 のラインカードのメモリ位置

  

memory2.gif

  • ルート メモリ用の DIMM ソケット 2 つ

  • パケット バッファ DIMM ソケット 2 組(Rx と Tx の対)

エンジン 2 のラインカードには、8 つの DIMM ソケットがあります。

図 3: エンジン 2 のラインカードのメモリ位置

  

memory3.gif

  • ルート メモリ用の DIMM ソケット 2 つ

  • パケット バッファ DIMM ソケット 2 組(Rx と TX の対)

  • ポインタ ルックアップ(PLU)メモリ用 DIMM ソケット(ユーザによる設定不可)

  • テーブル ルックアップ(TLU)メモリ用 DIMM ソケット(ユーザによる設定不可)

ダイナミック ランダム アクセス メモリ(DRAM)- ルート メモリ

次の表では、使用可能なルート メモリの構成と、Cisco 12000 シリーズのラインカードでのルート メモリのアップグレードに使用できる DRAM DIMM の製品番号を一覧しています。

Cisco 12000 シリーズのラインカードのルート メモリの構成

要求されるルート メモリの合計

シスコ製品番号

DIMM モジュール

ルート メモリ用 DIMM ソケット

64 MB

MEM-GRP/LC-64=1

64MB DIMM 1 枚

DIMM0 または DIMM1

128 MB

MEM-DFT-GRP/LC-1282

128MB DIMM 1 枚

DIMM0 または DIMM1

128 MB

MEM-GRP/LC-128=3

128MB DIMM 1 枚

DIMM0 または DIMM1

256 MB

MEM-GRP/LC-256=

128MB DIMM 2 枚

DIMM0 および DIMM1

  

1このオプションは、以前 64 MB を装備していたラインカードに対し、2 番目の 64 MB DIMM を追加し、合計 128 MB とします。

2エンジン 0、1、または 2 のラインカード上のプロセッサ用の標準(デフォルト)の DRAM DIMM 設定は 128 MB で、エンジン 3 または 4 のラインカードの場合は 256 MB です。

3すでに 128MB の DIMM が装着されている LC の場合、このオプションを使用してスペアのモジュールを注文したり、2 枚目の 128MB DIMM として装着して合計で 256MB にすることもできます。

メモリの取り替えの説明については、Cisco 12000 シリーズ ギガビット スイッチ ルータのメモリ交換手順を参照してください。

メモリに関する推奨のガイドラインについては、『Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータに対するルート プロセッサおよびラインカードのメモリの推奨事項』を参照してください。


関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション

シスコ サポート コミュニティは、どなたでも投稿や回答ができる情報交換スペースです。


関連情報

  


Document ID: 47243