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Cisco Catalyst OS SNMP トラップのサポートおよび設定方法

2008 年 12 月 18 日 - ライター翻訳版
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目次

概要
前提条件
      要件
      使用するコンポーネント
      表記法
スイッチ上で有効になっているトラップの種類を調べるにはどうすればよいのですか。
スイッチ上で SNMP トラップ レシーバを設定するにはどうすればよいのですか。
スイッチ上でトラップを有効にするにはどうすればよいのですか。また、各トラップの意味を教えてください。
個々のポートで linkUp/linkDown などのトラップを有効にするにはどうすればよいのですか。
Catalyst スイッチでは他にどのようなトラップを送信できるのですか。
確認
トラブルシューティング
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関連情報

概要

このドキュメントでは、Catalyst OS(CatOS)でサポートされているトラップの種類と、スイッチでトラップを設定する方法について説明しています。

トラップ操作を使用すると、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)エージェントからイベントの発生に関する非同期通知を送信できます。トラップはベストエフォート方式で送信されます。トラップが受信されたかどうかを確認する方法はありません。

前提条件

要件

この設定を開始する前に、次の要件が満たされていることを確認してください。

  • スイッチ上で SNMP コミュニティ ストリングが適切に設定されている。

注:詳細については、『SNMP コミュニティ ストリングを設定する方法』を参照してください。

使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。

  • Catalyst 4500/4000、5500/5000、および 6500/6000 シリーズ スイッチ

  • CatOS バージョン 7.3

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのような作業についても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。

表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

スイッチ上で有効になっているトラップの種類を調べるにはどうすればよいのですか。

イネーブル モードで show snmp コマンドを発行します。次に出力例を示します。

6509 (enable) show snmp 

RMON:                       Enabled 
Extended RMON Netflow Enabled : None. 
Traps Enabled: 
Port,Module,Chassis,Bridge,Repeater,Vtp,Auth,ippermit,Vmps,config,entity,stpx,syslog
Port Traps Enabled: 2/1-2,3/1-48,4/1-8 

Community-Access     Community-String 
.... 
.... 

!--- 出力を省略。

スイッチ上で SNMP トラップ レシーバを設定するにはどうすればよいのですか。

set snmp trap host string コマンドを発行します。

注:このコマンド構文の内容は、次のとおりです。

  • host:SNMP トラップを受信するシステムの IP アドレスまたは IP エイリアス。

  • string:認証トラップを送信するために使用するコミュニティ ストリング。

次に例を示します。

6509 (enable) set snmp trap 1.1.1.1 public
SNMP trap receiver added.

この set snmp trap 文が追加されていることを確認するには、show snmp コマンドを発行します。次に出力例を示します。

6509 (enable)  show snmp
6509 (enable)  show snmp 
RMON:                       Enabled 
Extended RMON Netflow Enabled : None. 

!--- 出力を省略。
 
.... 
.... 

!--- 出力を省略。
 
Trap-Rec-Address  Trap-Rec-Community
---------------       ----------------- 
1.1.1.1               public

スイッチ上でトラップを有効にするにはどうすればよいのですか。また、各トラップの意味を教えてください。

システムで各種 SNMP トラップを有効または無効にするには、set snmp trap コマンドを発行します。このコマンドを発行すると、SNMP 認証トラップ レシーバ テーブルにエントリが追加されます。

構文

set snmp trap {enable | disable} [all | auth | bridge | chassis | config | entity | entityfru | envfan | envpower | envshutdown | ippermit | module | repeater | stpx | syslog | system | vmps | vtp]

注:このコマンドは、1 行にする必要があります。

構文の説明

キーワード

説明

トラップ

MIB

enable

SNMP トラップを有効にします。

   

disable

SNMP トラップを無効にします。

   

all

(オプション)すべてのトラップ タイプを指定します。このオプションを使用する前に、スイッチのマニュアルを参照してください。

   

auth

(オプション)RFC 1157 leavingcisco.comで規定されている authenticationFailure トラップを指定します。

authenticationFailure 
(.1.3.6.1.2.1.11.0.4)

SNMPv2-MIB

bridge

(オプション)RFC 1493 leavingcisco.comで規定されている newRoot トラップと topologyChange トラップを指定します。『BRIDGE-MIB』を参照してください。

newRoot (.1.3.6.1.2.1.17.0.1)
topologyChange (.1.3.6.1.2.1.17.0.2)

BRIDGE-MIB

chassis

(オプション)CISCO-STACK-MIB で規定されている chassisAlarmOn.1.3.6.1.4.1.9.5.0.5)トラップおよび chassisAlarmOff.1.3.6.1.4.1.9.5.0.6)トラップを指定します。

chassisAlarmOn (.1.3.6.1.4.1.9.5.0.5)
chassisAlarmOff (.1.3.6.1.4.1.9.5.0.6)

CISCO-STACK-MIB

config

(オプション)CISCO-STACK-MIB で規定されている sysConfigChange トラップを指定します。

sysConfigChangeTrap 
(.1.3.6.1.4.1.9.5.0.9)

CISCO-STACK-MIB

entity

(オプション)ENTITY-MIB で規定されている entityMIB トラップを指定します。

entConfigChange 
(.1.3.6.1.2.1.47.2.0.1)

ENTITY-MIB

entityfru

(オプション)エンティティ FRU1 を指定します。

cefcModuleStatusChange 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.117.2.0.1) 
cefcPowerStatusChange 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.117.2.0.2) 
cefcFRUInserted 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.117.2.0.3) 
cefcFRURemoved 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.117.2.0.4)

CISCO-ENTITY-FRU-CONTROL-MIB

envfan

(オプション)環境ファンを指定します。

ciscoEnvMonFanNotification 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.13.3.0.4)

CISCO-ENVMON-MIB

envpower

(オプション)環境電源を指定します。

ciscoEnvMonRedundantSupplyNotification 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.13.3.0.5)

CISCO-ENVMON-MIB

envshutdown

(オプション)環境シャットダウンを指定します。

ciscoEnvMonShutdownNotification 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.13.3.0.1)

CISCO-ENVMON-MIB

envtemp

(オプション)環境温度通知を指定します。

ciscoEnvMonTemperatureNotification 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.13.3.0.3)

CISCO-ENVMON-MIB

ippermit

(オプション)CISCO-STACK-MIB で規定されている IP Permit Denied アクセスを指定します。

ipPermitDeniedTrap 
(.1.3.6.1.4.1.9.5.0.7)

CISCO-STACK-MIB

macnotification

(オプション)MAC アドレス通知を指定します。

cmnMacChangedNotification 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.215.2.0.1)

CISCO-MAC-NOTIFICATION-MIB

module

(オプション)CISCO-STACK-MIB で規定されている moduleUp トラップおよび moduleDown トラップを指定します。

moduleUp (.1.3.6.1.4.1.9.5.0.3)
moduleDown (.1.3.6.1.4.1.9.5.0.4)

CISCO-STACK-MIB

repeater

(オプション)RFC 1516 leavingcisco.comで規定されている rptrHealthrptrGroupChangerptrResetEvent の各トラップを指定します。『SNMP-REPEATER-MIB』を参照してください。

rptrHealth (.1.3.6.1.2.1.22.0.1)
rptrGroupChange (.1.3.6.1.2.1.22.0.2) 
rptrResetEvent (.1.3.6.1.2.1.22.0.3)

SNMP-REPEATER-MIB

stpx

(オプション)STPX2 トラップを指定します。

stpxInconsistencyUpdate 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.82.2.0.1) 
stpxLoopInconsistencyUpdate 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.82.2.0.3) 
stpxRootInconsistencyUpdate 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.82.2.0.2)

CISCO-STP-EXTENSIONS-MIB

syslog

(オプション)syslog 通知トラップを指定します。

clogMessageGenerated 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.41.2.0.1)

CISCO-SYSLOG-MIB

system

(オプション)システムを指定します。

ciscoSystemClockChanged 
(1.3.6.1.4.1.9.9.131.2.0.1)

CISCO-SYSTEM-MIB

vmps

(オプション)CISCO-VLAN-MEMBERSHIP-MIB で規定されている vmVmpsChange トラップを指定します。

vmVmpsChange 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.68.2.0.1)

CISCO-VLAN-MEMBERSHIP-MIB

vtp

(オプション)CISCO-VTP-MIB で規定されている VTP3 を指定します。

vtpConfigDigestError 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.46.2.0.2) 
vtpConfigRevNumberError 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.46.2.0.1) 
vlanTrunkPortDynamicStatusChange 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.46.2.0.7) 
vtpVersionOneDeviceDetected 
(.1.3.6.1.4.1.9.9.46.2.0.6)

CISCO-VTP-MIB

1 FRU = Field Replaceable Unit(現場交換可能ユニット)

2 STPX = Spanning Tree Protocol Extensions(スパニング ツリー プロトコル拡張)

3 VTP = VLAN Trunk Protocol(VLAN トランク プロトコル)

個々のポートで linkUp/linkDown などのトラップを有効にするにはどうすればよいのですか。

1 つまたはある範囲のポートで標準の SNMP リンク トラップを有効または無効にするには、set port trap コマンドを発行します。デフォルトでは、すべてのポート トラップが無効になっています。

注:このコマンドは、Network Analysis Module(NAM; ネットワーク解析モジュール)ではサポートされません。

構文

set port trap mod/port {enable | disable}

構文の説明

  • mod/port:モジュールおよびそのモジュール上のポートの番号。

  • enable:SNMP リンク トラップを有効にするためのキーワード。

  • disable:SNMP リンク トラップを無効にするためのキーワード。

これらのトラップを有効にすると、対応するトラップとして linkUp.1.3.6.1.2.1.11.0.3)および linkDown.1.3.6.1.2.1.11.0.2)が生成されます。これらのトラップは IF-MIB で規定されています。

次の例は、モジュール 1、ポート 2 に対して SNMP リンク トラップを有効にする方法を示しています。

Console> (enable) set port trap 1/2 enable
Port 1/2 up/down trap enabled.
Console> (enable)

Catalyst スイッチでは他にどのようなトラップを送信できるのですか。

次の表を参照してください。

MIB オブジェクト名

OID

MIB

ciscoFlashCopyCompletionTrap

.1.3.6.1.4.1.9.9.10.1.3.0.1

CISCO-FLASH-MIB

ciscoFlashDeviceChangeTrap

.1.3.6.1.4.1.9.9.10.1.3.0.4

CISCO-FLASH-MIB

ciscoFlashMiscOpCompletionTrap

.1.3.6.1.4.1.9.9.10.1.3.0.3

CISCO-FLASH-MIB

coldStart

.1.3.6.1.6.3.1.1.5.1

RFC 1157-SNMP leavingcisco.comSNMPv2-MIB

warmStart

.1.3.6.1.6.3.1.1.5.2

RFC 1157-SNMP leavingcisco.comSNMPv2-MIB

tokenRingSoftErrExceededTrap

.1.3.6.1.4.1.9.5.0.10

CISCO-STACK-MIB

lerAlarmOn

.1.3.6.1.4.1.9.5.0.1

CISCO-STACK-MIB

lerAlarmOff

.1.3.6.1.4.1.9.5.0.2

CISCO-STACK-MIB

entSensorThresholdNotification

.1.3.6.1.4.1.9.9.91.2.0.1

CISCO-ENTITY-SENSOR-MIB

fallingAlarm

.1.3.6.1.2.1.16.0.2

RMON-MIB

risingAlarm

.1.3.6.1.2.1.16.0.1

RMON-MIB

確認

現在のところ、この設定を確認する手順はありません。

トラブルシューティング

現在のところ、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。


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Document ID: 15455