音声 : 音声品質

Cisco - 音声品質問題の症例の認識と分類

2003 年 5 月 16 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2007 年 2 月 22 日) | フィードバック

目次

概要
高度なトラブルシューティング手順
症例の分類と定義
録音サンプル
ノイズ
音声の歪み
     エコーのかかった音声
     不明瞭な音声
     音量の歪み
サウンド ファイルを聴く場合に共通する問題
関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション
関連情報

概要

この文書の目的は、音声品質問題の症例を取り挙げる際に使う用語を定義することです。サウンド ファイルは、症例を識別するプロセスを補助するために含まれています。また、含まれている可能性があるものに、定義されている症例の 1 つあるいはそれ以上の原因(必ずしも 1 つとは限りません)があります。

この文書で使われるサウンド ファイルと症例名は、シスコの Technical Assistance Center(TAC)ケースで使われている共通用語に則っています。これらの用語は TAC Web サイトと他のソースにあります。この文書は、新しい問題の発生や追加の録音が使えるようになるに従って、随時、症例リストが更新されるような生きたリソースを目指しています。

高度なトラブルシューティング手順

この文書を使用した、音声品質問題に対応する高度なトラブルシューティングの推奨手順を次に示します。

  1. 現在の症例に一致あるいは類似した症例のサウンド ファイルをこの文書で調べます。ユーザから直接に症状を聞いていない場合は、この文書のリンクをユーザに知らせることもできます。

  2. 症状発生の状況、ネットワーク トポロジ、プロトコル、および選択機能についての情報を提供して、TAC Case Collection (TAC CC) を利用します。TAC CC では、テキスト検索に文字列を入力し、問題を説明できます。一致するものがあれば、そのツールは問題を絞り込むための次の質問を投げかけます。一致するものがなければ、ツールが症例リストを表示して、そのリストからの選択を求めます。プラス(+)記号をクリックして値を展開し、現在の問題にできるだけ絞り込まれたものにします。次に TAC CC は、問題の絞り込みの過程で、さらに質問を返します。

  3. TAC CC が提案する類似問題の解決法を読みます。

  4. 提案された解決法で、現在の問題を解決できそうなものをテストします。

  5. TAC CC で解決法が得られなかった場合は、この文書で定義されている症例用語を使っている TAC ケースを立ち上げます。

  6. TAC カスタマー サービス エンジニアが、問題の Real Time Protocol(RTP)ストリームのキャプチャと wav ファイルへの変換を行う Cisco ユーティリティの使用をお願いすることもあります。症例に wav ファイルを添付して、問題の症例の連絡の補助とすることができます。同意いただける場合には、その wav ファイルの該当する部分をこの文書に使用し、TAC CC から参照することにより、ご経験を他の方々と共用させていただくことがあります。

症例の分類と定義

音声品質問題の症例を分類するために、次の定義が作られ、適用されています。

  • ノイズ

    これには通常、音声信号以外にも、回線や音声メール メッセージでのあらゆるノイズが含まれます。通常は、ノイズによって会話が不明瞭になることはありませんが、優れているというには程遠いものとなります。送話側と受話側がお互いに理解はできても、それには多少の努力を要するような例としては、静電ノイズ、ハム ノイズ、クロストーク、間歇的なポップ音があります。音声が不明瞭になるほどひどいノイズもあります。この文書で提供されているサンプルの中の例では、モーター音と記述されているものがこれにあたります。

  • 音声の歪み

    これは、通常、音声そのものに影響するあらゆる問題です。このカテゴリはさらに以下のものに分類されています。

    • エコーのかかった音声 : エコーとは音声信号が回線上で反復されることを表します。これは通話者のどちら側でも聞こえるものですが、程度はさまざまで、エコー信号そのものの遅延や損失など多くの組合せがあります。

    • 不明瞭な音声 : 不明瞭な音声信号とは、音声の本来の性質が著しく変わってしまうようなもので、多くの場合、品質は不安定に変動します。場合によっては、音声が不明瞭になります。

    • 音量の歪み : 音量の歪みの問題とは、不適切な音量レベルに関連するもので、音量レベルが一定の場合もあれば、不安定な場合もあります。

    注: 症例の分類は、症例の程度、知覚的要因、および文化的要因に大きく依存します。そのため、多くの場合、カテゴリ内での症状のグループ分けと配置決定については議論の余地があるところです。さらに、カテゴリが重なり合う状況も起こり得ます。たとえば、回線上の静電気が、ある形態の音声の歪みを起こすような場合です。症例の分類は、これらの用語に何らかの構造を与え、その用語を定義付けするための最大限の試みです。

録音サンプル

次のセクションでは、コントロール サンプルとともに定義された症例の録音を聴けます。コントロール サンプルでは、症例を伴わない場合の同じ録音が聴けます。症例の断片サンプルが含まれています。これにより、ダウンロード時間が短縮され、容易にブラウズできます。フル録音の方は、より長いサンプルを提供するので、症例を正確に聴き取ることができます。

症例の録音は wav ファイルで保存されており、Windows Media Player、RealOne、FreeMusicPlayer、Quicktime、WinAmp、あるいは Windows Sound Recorder などのどのサウンド プレーヤでも再生可能です。また、含まれている可能性があるものに、定義されている症例の 1 つあるいはそれ以上の原因(必ずしも 1 つとは限りません)があります。

注: 最初は音量を低く保つように注意してください。いったん、録音の音量レベルが適正であるのを確認した上で、必要に応じて音量を上げてください。これらの録音を聴いたり、ダウンロードするのが技術的に困難な場合は、この文書の サウンド ファイルを聴く場合に共通する問題 セクションを参照してください。

注: Internet Explorer(IE)のバージョンによっては、この文書から直接にサウンド ファイルにアクセスすると問題が発生することが確認されています。トラブルシューティング情報については 文書から直接に音声の再生ができない を参照してください。

ノイズ

このセクションには、音声品質に影響するノイズ問題のサンプル録音があります。テーブル内のリンクをクリックして、ノイズのフル録音、コントロール録音、断片を聴きます。ノイズの説明、および考えられる原因も書かれています。

完全無音状態

症例 : 通話中に音声が聞こえず、相手がまだ電話口にいるのかどうかわからないような状態を経験したことがあれば、通話中のこのタイプの無音状態は理解できます。

原因 : この問題の一般的な原因は、コンフォート ノイズ無しの Voice Activity Detection(VAD; 無音圧縮)です。通常、この症例を体験するのは、無音を挿入するには背景ノイズが知覚できるほど著しく大きい場合ですが、それが十分小さければ VAD が機能します。

完全無音期間の症例録音

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症例のないコントロール録音

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完全無音期間の断片録音

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クリック ノイズ

症例 : クリック ノイズは、通常、間隔を置いて入るノックのような外部音です。

原因 : 一般的な原因はクロックずれかデジタル エラーです。

クリック ノイズの症例録音

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症例のないコントロール録音

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クリック ノイズの断片録音

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クラックル ノイズ

症例 : クラックル ノイズは微弱な静電ノイズの不規則な形態で、火が燃えるときに発するような(パチパチ)音です。

原因 : 一般的な原因は、特にケーブルの接続の不備のような、不完全な電気接続です。他の原因は電気障害や、電話機の電源の欠陥です。

クラックル ノイズの症例録音

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症例のないコントロール録音

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クラックル ノイズの断片録音

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クロストーク(漏話、混線)

症例 : クロストーク(漏話、混線)は良く知られており、電話で他人の会話が聞こえて来るものです。通常は、この他の会話グループには、あなた方の会話は聞こえていません。すべての会話グループ間でお互いが聞こえるようなクロストークの形態もあります。

原因 : この問題の一般的な原因は、電線上の信号が他の電線に誘電するような近接したワイアリングです。

クロストークの症例録音

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クロストークの断片録音

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ヒス ノイズ

症例 : ヒス ノイズは静電ノイズより発生し易く、定常的です。ホワイト ノイズという用語が、強いヒス ノイズとよく関連付けられます。ピンク ノイズはもっと非定常的なヒス ノイズで、ブラウン ノイズはさらに非定常的です。

原因 : ヒス ノイズの一般的な原因は Voice Activity Detection(VAD)です。

ヒス ノイズの症例録音

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症例のないコントロール録音

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ヒス ノイズの断片録音

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症例 : 音声を不明瞭にするようなヒス ノイズは、音声にかぶさるホワイト ノイズです。次に例を示します。ホワイト ノイズは定常的です。

原因 : この問題は Cisco bug ID CSCea15121登録されたお客様専用)で取りあげられています。この問題は DSP ファームに AIM-VOICE-30 を使った NM-2V/3275 での通話で発生します。

一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

音声を不明瞭にするようなヒス ノイズの症例録音

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音声を不明瞭にするようなヒス ノイズの断片録音

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症例 : ヒス ノイズがよく発生する時間帯は、信号全体を通してよりも、会話セグメントの間です。

原因 : 一般的な原因は Voice Activity Detection(VAD)です。

ヒス ノイズ時間帯の症例録音

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ヒス ノイズ時間帯の断片録音

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ハム ノイズ

症例 : ハム ノイズは、電磁ソースからの障害によるバズ(蜂の羽音のような)ノイズです。例としては、携帯電話が着信しようとする際、あるいはセルを検出している際に、その至近距離にあるラジオが発する音があります。

原因 : この問題は、電磁ソース、あるいは、電源ラインのそばを走る電話線でよく発生します。

ハム ノイズの症例録音

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症例のないコントロール録音

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ハム ノイズの断片録音

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ポップ ノイズ

症例 : ポップ ノイズは クリック ノイズ より幅広くはあるけれども一般的ではない外部音です。これは双方向無線で聴かれるポップ音に似ています。

原因 : この一般的な原因は、余分なポップ音を入れてしまう Cisco Unity NIC カードの問題です。

ポップ ノイズの症例録音

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ポップ ノイズの断片録音

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モータ音ノイズ

症例 : モータ音ノイズとは、甚だしい歪みとか、大きくて耳障りな衝撃音です。

原因 : 一般的な原因は高速スイッチされる Compressed Real-Time Protocol(cRTP; 圧縮 リアルタイム プロトコル)のバグです。Cisco bug ID CSCdw73527登録されたお客様専用)では、「no ip route-cache」がこの問題の回避策として紹介されています。

一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

モータ音ノイズの症例録音

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症例のないコントロール録音

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モータ音ノイズの断片録音

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スクリーチ ノイズ

原因 : スクリーチ ノイズの一般的な原因は Digital Signal Processor(DSP)のバグまたは障害です。

静電ノイズ

症例 : 静電ノイズはざらついた歪みで、ラジオの受信不良に似ています。

原因 : 一般的な原因は電気障害か Voice Activity Detection(VAD)です。

静電ノイズの症例録音

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症例のないコントロール録音

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静電ノイズの断片録音

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症例 : 次の甚だしい静電ノイズは、背景ノイズを発生させるばかりではなく、ダイヤルやリング トーン、および音声そのものにも影響するような静電ノイズの例です。この症例は、引っ掻き(scratchy)音声や耳障りな(gravel)音声とも表現されます。

原因 : 一般的な原因は A-law/Mu-law コーデックの不一致です。例としては、誤ってアナログ音声ポートに取り込まれたコンパンド タイプ A-law があります。

甚だしい静電ノイズの症例録音

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症例のないコントロール録音

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甚だしい静電ノイズの断片録音

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音声の歪み

このセクションには音声の歪みに関する音響問題の録音サンプルがあります。テーブル中のリンクをクリックすると、フル録音、コントロール録音、または音声の歪みの断片を聴けます。歪みの説明、および考えられる原因も書かれています。

エコーのかかった音声

次のセクションでは、エコー品質に関する音声の問題を説明します。

受話者側エコー

症例 : 受話者側と送話者側のエコーの響きは似ていますが、受話者側エコーの方が信号強度が低いことが多いです。両者間の根本的な違いは、だれにエコーが聴こえるかという点と、それがどこで発生するかという点です。受話者側エコーは、近端ハイブリッド回路から漏洩し、再度、受話者に返されて、遅れた弱いエコーを発生させる送話者側エコー成分です。受話者は送話者の言葉を二度聴くことになります。

原因 : 一般的な原因は次のものです。

  • エコー信号の不十分な損失。

  • エコーの長い持続。

  • 隣接ゲートウェイで近端ハイブリッド回路へのエコー キャンセラが非アクティブ。

送話者側エコー

症例 : 送話者側エコーは、遠端ハイブリッド回路で漏洩し、送信者(送話者)に返される信号です。送話者は自分自身の音声のエコーを聞きます。

原因 : 一般的な原因は次のものです。

  • エコー信号の不十分な損失。

  • 隣接ゲートウェイで遠端ハイブリッド回路へのエコー キャンセラーが非アクティブ。

  • 受話者の電話機で発生したアコースティック エコー。

送話者側エコーの症例録音

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症例のないコントロール録音

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送話者側エコーの断片録音

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トンネル音声

症例 : トンネル音声は、トンネル内での会話や品質のよくない自動車用移動電話キットによる会話に似ています。

原因 : 一般的な原因は、ある程度の損失を伴う密接したエコーです。例としては、10 ミリ秒の遅延と 50 % の損失を伴うエコー信号があります。

トンネル音声の症例録音

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症例のないコントロール録音

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トンネル音声の断片録音

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不明瞭な音声

次のセクションでは、音声が不明瞭になる問題を説明します。

Choppy Voice(途切れる音声)

症例 : Choppy voice とは声に隙間が入るような(途切れる)音声を指します。音節が始まりと終わりで欠けたり、不自然に遅れたりします。

注: このような音声を表すには、clipped voice や broken voice という言葉も使われます。この文書では、clipped voice は別の概念を表し、Clipped Voice(部分的に欠ける音声)のセクションで詳細を説明しています。

原因 : 一般的な原因は、連続したパケットの損失や、甚だしい遅延により DSP の予測挿入が使えず、代わりに無音が挿入されることにあります。例としては、大きなデータ パケットにより起こされたコンテンションで通話に遅延が挿入される場合があります。

Choppy Voice(途切れる音声)の症例録音

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症例のないコントロール録音

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Choppy Voice(途切れる音声)の断片録音

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Clipped Voice(部分的に欠ける音声)

症例 : Clipping は、言葉が切り捨てられるような場合です。これは言葉の始まりか終わりで発生することがあります。場合によっては、会話の先頭で発生します。

注: clipped voice という言葉は、いくつかの別の文脈で使われます。場合によっては、この文書の choppy voice(途切れる音声)で説明されている音響を表すこともあります。場合によっては、Clipped voice は、音響が過度に増幅された場合に信号に起きる歪みを表すのに使われます。この文書では、このような症例は fuzzy voice(濁った音声)の項で説明しています。

原因 : clipped voice の一般的な原因は Voice Activity Detection(VAD)です。

言葉の始まりでの Clipped Voice の症例録音

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症例のないコントロール録音

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言葉の始まりでの Clipped Voice の断片録音

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Robotic Voice(ロボットのような音声)

症例 : Robotic voice と synthetic voice という用語はある程度、入れ替え可能です。Cisco bug ID CSCdx36894登録されたお客様専用)は TAC のケースで robotic voice と説明されているので、この文書ではこの用語を使っています。しがし、これは実際には synthetic voice(合成音のような音声)の特定の場合です。

一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

原因 : これは 6608 と 6624 カードの Cisco bug ID CSCdx36894登録されたお客様専用)で説明されています。デフォルトの playout delay は十分に小さいので、Cisco Unity が起こすジッターがパケットの脱落を起こし、予測挿入が発生することを意味しています。

一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

Robotic Voice(ロボットのような音声)の症例録音

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Robotic Voice(ロボットのような音声)の断片録音

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Synthetic Voice(合成音のような音声)

症例 : synthetic という用語は音声の響きが人工的で、震えや不明瞭さがあることを意味します。パケットが脱落した時に、失った音響を前のサンプルからの最適の推量で置き換えることにより、予測挿入がこの合成音を発生させます。通常、Synthetic と choppy voice(途切れる音声)は、一緒に発生します。

原因 : 一般的な原因は単一のパケット損失か、抗ジッター バッファの playout 期間の集合以上の遅延です。DSP の予測挿入が音声の合成的な性質を起こします。例としては、コールに十分な帯域幅が割り当てられなかった場合です(たとえば、64 Kbps での G711 コーデックなど)。

Synthetic Voice(合成音のような音声)の症例録音

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症例のないコントロール録音

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Synthetic Voice(合成音のような音声)の断片録音

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Underwater Voice(水中で話しているような音声)

症例 : この音声の問題は水中で聴く自分の声の響きに似ています。

注: underwater voice という用語は、他の文書では、この文書で synthetic voice と呼んでいる音声を意味しています。

原因 : これは、1700 DSP ファームウェアに関する高速スイッチ cRTP(圧縮 Real-Time Protocol)のバグで発生します。Cisco bug ID CSCdy57722登録されたお客様専用)「ip ルート キャッシュなし」で、この問題の回避方法を紹介します。

一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

明瞭な Underwater Voice(水中で話しているような音声)の症例録音

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症例のないコントロール録音

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明瞭な Underwater Voice(水中で話しているような音声)の断片録音

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症例 : 不明瞭な Underwater Voice(水中で話しているような音声)とは、声を聴き取ることをできなくするような歪みを表します。この音響の説明は、早送りしたカセット テープの音響、gulping sound(ゴロゴロした音)、wishy-washy sound(弱々しい音)を含みます。

原因 : この問題の一般的な原因は G729 IETF と pre-IETF コーデックの不一致です。

不明瞭な Underwater Voice(水中で話しているような音声)の症例録音

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症例のないコントロール録音

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不明瞭な Underwater Voice(水中で話しているような音声)の断片録音

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Quack(アヒルの鳴き声のような音声)

Duck Quack(アヒルの鳴き声のような音声)の症例録音

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音量の歪み

このセクションでは、音量が歪んだ場合の音声の問題を説明します。

Fluctuating Voice(音量が変動する音声)

症例 : Fluctuating Voice(音量が変動する音声)とは、音量が波打つように増減する場合です。この変動が速い場合には、不明瞭な音声と混同される可能性があります。

原因 : 一般的な原因は IP telephone load P00303020208 のバグです。(Cisco bug ID CSCdy27331登録されたお客様専用)) スピーカへ切り替えたり戻したりすることで、この問題に対応します。

一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

Fluctuating Voice(音量が変動する音声)の症例録音

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Fluctuating Voice(音量が変動する音声)の断片録音

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Fuzzy Voice(濁った音声)

症例 : Fuzzy Voice(濁った音声)は、音量を大きくしすぎて音声が震えているラジオに似ています。これは適用されているゲインのレベルによって、センテンス内の特定の信号レベルでのみ発生します。

原因 : 多くの場合、これは信号のゲインが大きすぎることが原因です。おそらくネットワーク内の多くのポイントの 1 つが発生源です。例としては、PBX、あるいは、Cisco Unity の Tag-switched Path(TSP; タグ スイッチ型パス)設定による高いゲインにより過度の信号が流されている可能性があります。

Fuzzy Voice(濁った音声)の症例録音

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Fuzzy Voice(濁った音声)の断片録音

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Loud Voice(大きすぎる音声)

原因 : 通常、Loud Voice(大きすぎる音声)は信号のゲインが大きすぎると発生します。おそらくネットワーク内の多くのポイントの 1 つが発生源です。例としては、PBX、あるいは、Cisco Unity の Tag-switched Path(TSP; タグ スイッチ型パス)設定による高いゲインにより過度の信号が流されている可能性があります。これは fuzzy voice(濁った音声)と同じですが、歪みは知覚されません。

Loud Voice(大きすぎる音声)の症例録音

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症例のないコントロール録音

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Loud Voice(大きすぎる音声)の断片録音

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Muffled Voice(こもった音声)

症例 : Muffled Voice(こもった音声)は、手を口にあてて話しているのに似た響きです。

原因 : 一般的には、過度の信号、あるいは、音声通話に重要な周波数帯域(440 から 3500)での信号レベルをカットまたは減衰する他の原因があります。

Muffled Voice(こもった音声)の症例録音

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症例のないコントロール録音

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Muffled Voice(こもった音声)の断片録音

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Soft Voice(小さすぎる音声)

原因 : 通常は、Soft Voice(小さすぎる音声)は信号の減衰が大きすぎる場合に発生します。おそらくネットワーク内の多くのポイントの 1 つが発生源です。(たとえば、エコーを抑えようとした時の音声ゲートウェイ、あるいは Cisco Unity AGC 設定 3.1(3)です。)

Soft Voice(小さすぎる音声))の症例録音

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症例のないコントロール録音

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Soft Voice(小さすぎる音声)の断片録音

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Tinny Voice(きんきんする音声)

症例 : Tinny Voice(きんきんする音声)は旧式の無線放送を聴いているのに似ています。

原因 : 通常は、過度の信号、あるいは、音声通話以外の周波数帯域(440 未満、3500 以上、これは音声の豊かさの点では重要です)での信号レベルをカットまたは減衰させる他の原因があります。

Tinny Voice(きんきんする音声)の症例録音

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症例のないコントロール録音

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Tinny Voice(きんきんする音声)の断片録音

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サウンド ファイルを聴く場合に共通する問題

このセクションでは、サウンド ファイルとそれに類したものを聴く場合に発生する共通の問題について説明します。

サウンド プレイヤが再生中にバッファリングをする

もし、お使いのサウンド プレイヤが再生前に wav ファイル全体をバッファリングしておらず、ネットワーク輻輳が激しい場合には、プレイヤが情報の受信を待つ間、音声が中断することがあります。次の対応策をお奨めします。

  • サウンド プレイヤの中には、使用される総バッファ量を指定できるものがあります。これができるのであれば、再生前に総バッファ量をもっと大きく指定してみてください。Windows Media Player の設定を変えるには、Tools > Options > Performance タブの順に選択して、必要な Network Buffering Value を指定します。たとえば、Windows Sound Recorder ならば、常に再生前にファイル全体をバッファリングします。

  • これでもなおインターネットから録音を聴くのに問題があれば、右クリックから Save As を選択してハード ドライブにファイルをダウンロードし、ローカルで再生します。

文書から直接に音声の再生ができない

この問題は、IE と オーディオ プレイヤの特定の組合せや設定で発生しており、通常のマウスの左クリックではサンプル wav ファイルのダウンロードがうまくできません。サウンド プレイヤは、wav ファイルが見つからないというエラー メッセージを送ります。この問題が発生した場合は、次の対策をとってください。

  • IE の最新のバージョンでは、wav ファイルをブラウザのメディア バー ウィンドウで再生します。IE がこれを実行するかを聞いてきます。その場合は Yes を選択します。

    そうでない場合は、ブラウザの標準ボタン メニューから Media を選択します。ブラウザの左側に WindowsMedia.com オプション ウィンドウが表示されます。このウィンドウの下端で、Media 下向き矢印をクリックして Settings > Play Web Media in the Bar の順に選択します。これで、wav ファイル リンクをクリックして、ブラウザから再生できます。

  • このリンクを右クリックして、Save As を選択すると、ハード ディスクにダウンロードされ、お好きなサウンド プレイヤで再生できます。

  • Netscape を使用します。

  • 次のステップで、Windows Media Player をデフォルトのブラウザとします。

    1. Start > Settings > Control Panel > Folder Options > File Types タブの順に選択します。WAV にスクロールして Advanced をクリックします。

    2. Windows Media Player が指定され、デフォルトの動作が "C:\Program Files\Windows Media Player\wmplayer.exe"/Play"%L" の再生になっていることを確認します。

サウンド ファイルのダウンロードに時間がかかりすぎる

この文書の最大のファイルの大きさは 900 KB で、28 Kbps リンクではダウンロードに 4 分かかります。ほとんどのファイルははるかに小さく、ずっと少ない時間で済みます。この問題が発生した場合は、次の対策をとってみてください。

  • サンプル ファイルのもっと小さい断片が準備され、表の他のカラムに置かれています。これらの断片の大きさの範囲は、だいたい 60 〜 150 KB からです。最大のファイルでも約 40 秒でダウンロードでき、小さいものでは 10 秒未満です。

  • 1.5 Mbps の DSL 接続だと、最大のファイルでも数秒でダウンロードできます。

再生音が小さすぎるか大きすぎる

最初は音量を低く保つように注意してください。いったん、録音の音量レベルが適正であるのを確認した上で、必要に応じて音量を上げてください。

  • PC かラップトップ コンピュータの音量設定つまみで音量を調整します。ミュートがかかっていないことを確認してください。

  • Windows で wav ファイルの音量を調整します。

    • Start > Settings > Control Panel > Sounds and Multimedia > Audio タブの順に選択します。Sound Playback ボックスの Volume をクリックして、Wave のスライダを調整します。ミュートがかかっていないことを確認してください。

  • お使いのサウンド プレイヤで音量を調整します。

何も再生されない

これらの録音を再生しても何も音が聴こえない場合は、次の対策をとってください。

  • ファイルがダウンロードされていることを確認します。サウンド プレイヤからのエラー メッセージ、特にファイルが見つからないという表示を探します。この場合は、文書から直接に音声の再生ができない を参照してください。

  • 音声にミュートがかかっていないことを確認してください。

  • ブラウザまたはサウンド プレイヤの設定に問題がある可能性があります。ブラウザを替えてみてください。それでも効果がなければ、サウンド プレイヤを替えてみてください。インターネットからサウンド プレイヤをダウンロードし、文書から直接に音声の再生ができない セクションの指示に従って、wav ファイルのデフォルト サウンド プレイヤに変更します。

  • これでもなおインターネットから録音を聴くのに問題があれば、右クリックから Save As を選択してハード ドライブにファイルをダウンロードし、ローカルで再生します。


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