非同期転送モード(ATM) : ATM トラフィック管理

ATM インターフェイスでの OAM に関する FAQ

2003 年 5 月 27 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2007 年 12 月 18 日) | フィードバック

質問

概要
OAM について詳しく知るにはどこを見ればいいですか。
OAM セルのフォーマットを教えてください。
受信された OAM セルの数と OAM セル廃棄の数を表示する show コマンドには、show atm pvc コマンド以外にどのようなものがありますか。
show atm pvc の出力には OAM セグメント ループバック カウンタが表示されますが、Cisco ATM ルータ インターフェイスはセグメント OAM ループバック セルを送信するのですか。
OAM セルは PA-A3 のシェーパによってカウントされますか。
ATM PVC が輻輳した場合、OAM セルは廃棄されますか。
OAM 管理をサポートしている Cisco IOS(R) のバージョンを教えてください。
Catalyst 5000 および 6000 ATM モジュールは OAM PVC 管理をサポートしていますか。
「oam-pvc manage」コマンドの「no」形式を実行したところ、設定に「oam-pvc manage 0」と表示されました。何か問題はありますか。
OAM 管理は Switched Virtual Circuit(SVC; 相手先選択接続)でも使用できますか。
Cisco ルータ インターフェイスは OAM ping をサポートしていますか。
Catalyst 8500 シリーズや LS1010 などの ATM スイッチ ルータで OAM を有効にするにはどうすればいいですか。
ルータなどの Cisco ATM エッジ デバイスは、受信回線で信号消失を検出したときに、送信回線で RDI セルを送信しますか。
当社のお客様は暗号化トラフィックを通過させるために「no atm oam intercept」コマンドの設定が必要でした。なぜこのような設定が必要となるのですか。
OAM で問題が生じているように見える場合、トラブルシューティングにはどの show コマンドを使用すればよいですか。
OAM に関連する既知の問題にはどのようなものがありますか。
関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション
関連情報

概要

このドキュメントは、ATM インターフェイスの Operations, Administration, and Maintenance(OAM)セルに関する FAQ について記載しています。

Q. OAM について詳しく知るにはどこを見ればいいですか。

A.OAM は、International Telecommunications Union(ITU-T; 国際電気通信連合電気通信標準化部門)の仕様番号 ITU-T I.610 leavingcisco.com で規定されています。

Q. OAM セルのフォーマットを教えてください。

A.OAM セルは I.610 仕様で規定されているフォーマットに従います。

oamfaq1.gif

各フィールドの説明を次の表に示します。

フィールド

長さ

説明

ヘッダー

5 バイト

ITU-T 標準 I.361 で規定されています。F5 フローはセル ヘッダーで事前定義された 2 つの Payload Type Identifier(PTI; ペイロード タイプ識別子)値を使用し、F4 フローは事前定義された 2 つの VCI 値を使用します。

セル タイプ

4 ビット

障害管理、性能管理、有効化/無効化など、セルの管理機能を示します。

機能タイプ

4 ビット

OAM セル タイプ フィールドで指定された管理タイプに属するこのセルが、実際に実行する機能を示します。たとえば、Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)および Remote Defect Indication(RDI; リモート障害表示)セルは、障害管理セル タイプに属する 2 つの機能タイプです。

機能固有フィールド

45 バイト

メッセージの本体を示します。

Rsvd

6 ビット

将来の使用のために予約されています。

CRC-10

10 ビット

CRC フィールドそのものを除くすべてのビットのエラーを検出します。

OAM セルの本体は、セル タイプと機能タイプに基づく固有のフォーマットに従います。ループバック セルのフォーマットは次のとおりです。

oamfaq2.gif

各フィールドの内容の説明を次の表に示します。

フィールド

説明

ループバック ロケーション表示

この 8 ビット フィールドの第 1 ビットは、方向に応じて 0 または 1 に設定されます。コマンド セル ダウンストリームは 1 に設定され、宛先デバイスは応答セルを返し、このビットを 0 に変更します。

相関タグ

発信コマンド セルを対応する着信応答セルに関連付けます。

ループバック ロケーション ID

着信コマンド セルの場合、ループバック ロケーション ID フィールドはループバックが発生する VC セグメントを示します。

  • すべて 1 : エンドポイントを表します。

  • すべて 0 : セグメント ループバック セルにのみ適用されます。

  • 0x6A : 「ループバックは実行されません」

  • 他のすべての値 : ループバックが発生する特定の場所を示します。

送信元 ID

(オプション)ループバック セルの送信元を示します。

OAM セルのプロトコル デコードをキャプチャするには、Cisco ATM スイッチ ルータで debug atm oam-pkt コマンドを使用します。 次の出力は、既知の QSAAL および ILMI VC 上の F5 エンドツーエンドおよびセグメント ループバック セルをキャプチャしたものです。

21:00:42: % Intf: 0/0/1 VPI: 0 VCI: 5 OAM: F5-END-LPBK
        21:00:42: A0 00 00 05 00
        21:00:42: 18 01 00 00 00 1F FF FF FF FF FF FF
        21:00:42: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
        21:00:42: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
        21:00:42: FF FF 6A 6A 6A 6A 6A 6A 6A 6A 00 00
        21:00:42: % OAM Pkt Sent
        21:00:42: % Intf: 0/0/1 VPI: 0 VCI: 16 OAM: F5-END-LPBK
        21:00:42: A0 00 00 10 00
        21:00:42: 18 01 00 00 00 1F FF FF FF FF FF FF
        21:00:42: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
        21:00:42: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
        21:00:42: FF FF 6A 6A 6A 6A 6A 6A 6A 6A 00 00
        21:00:42: % OAM Pkt Sent
        21:00:42: % Intf: 0/0/0 VPI: 0 VCI: 5 OAM: F5-SEG-LPBK
        21:00:42: 80 00 00 05 00
        21:00:42: 18 01 00 00 00 0A FF FF FF FF FF FF
        21:00:42: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
        21:00:42: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
        21:00:42: FF FF 6A 6A 6A 6A 6A 6A 6A 6A 00 00
        21:00:42: % OAM Pkt Sent
        21:00:42: % Intf: 0/0/0 VPI: 0 VCI: 5 OAM: F5-END-LPBK
        21:00:42: A0 00 00 05 00
        21:00:42: 18 01 00 00 00 1F FF FF FF FF FF FF
        21:00:42: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
        21:00:42: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
        21:00:42: FF FF 6A 6A 6A 6A 6A 6A 6A 6A 00 00

ITU-T は複数のバージョンの OAM 仕様を発行しています。 1993 バージョンと 1999 アップデートを含むこれらのバージョンは、ループバック ロケーション ID、送信元 ID、および充填領域フィールドの長さが異なります。 まれに、異なるフォーマットを使用するデバイスによって相互運用性の問題が生じることがあります。

1993 バージョン フィールドの長さ

1999 アップデート フィールドの長さ

相関タグ

4

4

ループバック ロケーション ID

12

16

送信元 ID

12

16

充填領域

16

-

未使用

-

8

予約済み/CRC

-

16

Cisco ルータは 1993 フォーマットを実装しています。 Catalyst 8540 は 1999 バージョンを使用し、受信セルのループには 1993 フォーマットを使用します。 Cisco Bug ID CSCds68007登録ユーザのみ)により、1999 フォーマットで OAM セルを発信するオプションが Cisco ルータに実装されました。

一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

Q. 受信された OAM セルの数と OAM セル廃棄の数を表示する show コマンドには、show atm pvc コマンド以外にどのようなものがありますか。

A.ルータでは、OAM、AIS、および RDI セルが次の 2 つの入力パケット カウンタでカウントされます。

  • show atm interface atm : 「input」カウンタを見ます。このカウンタはファースト スイッチングされていない入力パケットを記録します。

    7200-1.3#show atm interface atm 6/0 
       Interface ATM6/0: 
       AAL enabled:  AAL5 , Maximum VCs: 4096, Current VCCs: 16 
       Maximum Transmit Channels: 0 
       Max. Datagram Size: 4528 
       PLIM Type: DS3 - 45000Kbps, Framing is C-bit PLCP, 
       DS3 lbo: short, TX clocking: LINE 
       Cell-payload scrambling: OFF 
       0 input, 0 output, 0 IN fast, 0 OUT fast, 0 out drop 
       Bandwidth distribution :  PVP: 45000VBR-NRT : 6400 
       Link oversubscribed by 6400 kbps 
       Config. is ACTIVE
  • show atm traffic : 「Input packets」カウンタを見ます。

    7200#show atm traffic 
       0 Input packets 
       0 Output packets 
       0 Broadcast packets 
       0 Packets received on non-existent VC 
       0 Packets attempted to send on non-existent VC 
       0 OAM cells received 
       F5 InEndloop: 0, F5 InSegloop: 0, F5 InAIS: 0, F5 InRDI: 0 
       F4 InEndloop: 0, F4 InSegloop: 0, F4 InAIS: 0, F4 InRDI: 0 
       0 OAM cells sent 
       F5 OutEndloop: 0, F5 OutSegloop: 0,     F5 OutRDI: 0 
       F4 OutEndloop: 0, F4 OutSegloop: 0,     F4 OutRDI: 0 
       0 OAM cell drops
       

Q. show atm pvc の出力には OAM セグメント ループバック カウンタが表示されますが、Cisco ATM ルータ インターフェイスはセグメント OAM ループバック セルを送信するのですか。

A.はい。ただし、Cisco ATM ルータ インターフェイスがセグメント OAM ループバック セルを受信し、それに対して応答を送信する必要がある場合に限られます。

Router# show atm pvc 0/99 
   ATM 2/0.2: VCD 102, VPI: 0, VCI: 60 
   UBR, PeakRate: 155000 
   AAL5-LLC/SNAP, etype:0x0, Flags: 0xC20, VCmode: 0x1 
   OAM frequency: 3 second(s), OAM retry frequency: 1 second(s) 
   OAM up retry count: 3, OAM down retry count: 5 
   OAM Loopback status: OAM Sent 
   OAM VC state: Not Verified 
   ILMI VC state: Not Managed 
   VC is managed by OAM 
   InARP frequency: 15 minute(s) 
   InPkts: 1, OutPkts: 1, InBytes: 32, OutBytes: 32 
   InPRoc: 1, OutPRoc: 0, Broadcasts: 0 
   InFast: 0, OutFast:0, InAS: 0, OutAS: 0 
   OAM cells received: 14 
   F5 InEndloop: 14, F5 InSegloop: 0, F5 InAIS: 0, F5 InRDI: 0 
   F4 InEndloop: 0, F4 InSegloop: 0, F4 InAIS: 0, F4 InRDI: 0 
   OAM cells sent: 25 
   F5 OutEndloop: 25, F5 OutSegloop: 0, F5 OutRDI: 0 
   OAM cell drops: 0 
   PVC Discovery: NOT_VERIFIED 
   Status: DOWN, State: NOT_VERIFIED 

Q. OAM セルは PA-A3 のシェーパによってカウントされますか。

A.いいえ。シェーパはデータ セルはカウントしますが、OAM セルはカウントしません。ATM スイッチは通常、ポリシングと Usage Parameter Control(UPC; 使用量パラメータ制御)が適用されている Peak Cell Rate(PCR; ピーク セルレート)内の OAM セルとデータ セルを両方ともカウントします。

OAM 勧告によれば、1 秒間に 2 個以上の OAM ループバック セルが生成されるのは望ましくないとされています(User to Network Interface(UNI)仕様の 3.6.3.2.3.7 項に、「ATM スイッチでポリシングされた PCR には OAM セルを含める必要がある」と記載されている点にも注意してください)。 1 秒あたり 1 個の OAM セルは 424 bps に相当します。両端が OAM セルを送信するとしてこの値を 2 倍すると、上限は約 1 kbps となります。特に、厳しい Cell Delay Variation Tolerance(CDVT; セル遅延変動許容値)値が適用されている場合に、ATM スイッチでセルが非適合と宣言されないようにするには、ATM ルータ インターフェイスで設定されている PCR および SCR 値を 1 kbps 減らします。

Q. ATM PVC が輻輳した場合、OAM セルは廃棄されますか。

A.7x00 シリーズの PA-A3 ATM ポート アダプタは常に OAM セルに最高の優先順位を割り当てます。そのため、スケジューラは常にデータ セルよりも OAM セルに優先的にセル タイムスロットを与えるので、OAM セルは輻輳の影響を受けません。GSR の 4xOC3 ATM ラインカードも、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0(13)S1 以降で同様の優先順位方式を実装しています。

Q. OAM 管理をサポートしている Cisco IOS(R) のバージョンを教えてください。

A.OAM および PVC 管理は、Cisco IOS ソフトウェア リリース 11.1(22)CC 以降、および Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0 以降でサポートされています。 それより前の Cisco IOS のバージョンでは、OAM セル処理のみが有効になっています。セル処理とは、ルータが F5 OAM ループバック セルを生成したものの、設定された数の隣接ループバック応答セルを受信しなければ VC をダウンさせないことを意味します。

Q. Catalyst 5000 および 6000 ATM モジュールは OAM PVC 管理をサポートしていますか。

A.いいえ。これらのモジュールは旧式の atm pvc コマンドのみをサポートします。 このコマンドは、OAM ループバック セル間の間隔の設定をサポートします。 Cisco Bug ID CSCdv08361登録ユーザのみ)は機能拡張要求です。 詳細については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)にお問い合せください。

一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

Q.「oam-pvc manage」コマンドの「no」形式を実行したところ、設定に「oam-pvc manage 0」と表示されました。何か問題はありますか。

A.いいえ。これは正常な出力です。

Q. OAM 管理は Switched Virtual Circuit(SVC; 相手先選択接続)でも使用できますか。

A.はい、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2 以降であれば、oam-svc manage コマンドで設定できます。詳しい説明については、コンフィギュレーション ガイドを参照してください。通常は、エンドツーエンド パスに問題がある場合、SVC はティアダウンされます。

Q. Cisco ルータ インターフェイスは OAM ping をサポートしていますか。

A.はい。この機能は、選ばれた一部のプラットフォーム用の Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2T(Cisco Bug ID CSCdt24476登録ユーザのみ))で導入されました。 次のコマンドを使用します。

一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

   ping atm <atm interface> <vpi> <vci> {seg-loopback | end-loopback}
     [<repeat>] [<timeout>]
   

Q. Catalyst 8500 シリーズや LS1010 などの ATM スイッチ ルータで OAM を有効にするにはどうすればいいですか。

A.atm oam グローバル設定コマンドを使用すると、すべての VC で OAM が有効になります。

switch#show atm vc interface atm 0/0/1 7 187
   
             Interface: ATM0/0/1, Type: oc3suni
             VPI = 7  VCI = 187
             Status: UP
             Time-since-last-status-change: 00:07:49
             Connection-type: PVC
             Cast-type: point-to-point
             Packet-discard-option: disabled
             Usage-Parameter-Control (UPC): pass
             Wrr weight: 2
             Number of OAM-configured connections: 19 OAM-configuration: Seg-loopback-on End-to-end-loopback-on
               Ais-on Rdi-on OAM-states: OAM-Up
             !--- 状態が OAM-UP であることを確認します。
             OAM-Loopback-Tx-Interval: 5
             Cross-connect-interface: ATM-P1/1/0, Type: ATM-PSEUDO
             Cross-connect-VPI = 1
             Cross-connect-VCI = 219
             Cross-connect-UPC: pass
             Cross-connect OAM-configuration: Seg-loopback-on Ais-on Cross-connect OAM-state:
               OAM-Up Segment-loopback-failed OAM-Loopback-Tx-Interval: 5
             Threshold Group: 3, Cells queued: 0
             Rx cells: 8, Tx cells: 155
             Tx Clp0:143,  Tx Clp1: 12
             Rx Clp0:8,  Rx Clp1: 0
             Rx Upc Violations:0, Rx cell drops:0
             Rx Clp0 q full drops:0, Rx Clp1 qthresh drops:0
             Rx connection-traffic-table-index: 703
             Rx service-category: VBR-NRT (Non-Realtime Variable Bit Rate)
             Rx pcr-clp01: 2605
             Rx scr-clp0 : 2605
             Rx mcr-clp01: none
             Rx      cdvt: 1024 (from default for interface)
             Rx       mbs: 50
             Tx connection-traffic-table-index: 703
             Tx service-category: VBR-NRT (Non-Realtime Variable Bit Rate)
             Tx pcr-clp01: 2605
             Tx scr-clp0 : 2605
             Tx mcr-clp01: none
             Tx      cdvt: none
             Tx       mbs: 50

Q. ルータなどの Cisco ATM エッジ デバイスは、受信回線で信号消失を検出したときに、送信回線で RDI セルを送信しますか。

A.Cisco Bug ID CSCdm37634登録ユーザのみ)によって、PA-A3 ポート アダプタに限り、受信回線で信号消失が検出されたときに送信回線で AIS アラームを生成可能にする隠しコマンドが実装されます。 このコマンドは、F3 RDI が受信されたときに F4/F5 OAM AIS セルを生成しないサードパーティ製スイッチとの相互運用性の問題の回避策となります。

一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。

Q. 当社のお客様は暗号化トラフィックを通過させるために「no atm oam intercept」コマンドの設定が必要でした。なぜこのような設定が必要となるのですか。

A.暗号化機能の中には OAM セルを使用して情報を交換するものがあるため、OAM セルはエンドツーエンドで通過させる必要があります。このコマンドがなければ、LS1010 などの Cisco ATM キャンパス スイッチは OAM ループバック セルを処理するために CPU にリダイレクトします。 このコマンドは 8540 MSR には関係ありません。これは、中継接続上にある 8540 MSR スイッチでは、すべてのエンドツーエンド ループバック セルが変更されずにそのまま通過するためです。

Q. OAM で問題が生じているように見える場合、トラブルシューティングにはどの show コマンドを使用すればよいですか。

A.Cisco ATM キャンパス スイッチは次の 2 つの debug コマンドをサポートしています。

  • debug atm oam-all : 汎用的な OAM セルを使用します。

  • debug atm oam-pkt : OAM パケットを使用します。

詳しい説明については、「スイッチ ルータ ATM インターフェイス接続のトラブルシューティング」を参照してください。また、「トラブルシューティング:OAM セルおよび PVC 管理を使用している場合の PVC 障害」も参照してください。

Q. OAM に関連する既知の問題にはどのようなものがありますか。

A.次の表は、OAM 問題に関連する Cisco Bug ID の一覧を示しています。

Cisco Bug ID

リリース ノート

CSCdt03498登録ユーザのみ

発信 OAM ループバック応答で誤った相関タグが使用される。 7x00 ATM インターフェイスでの debug atm oam の出力には、ルータが OAM ループバック コマンド セルに応答するときに、受信したコマンド セルの CTAG 値をエコーバックせず、自身の CTAG 値をループバック応答に含めているように表示されます。 これはデバッグ出力のみの問題です。 実際のセルでは正しい値が返されています。 同じ問題が、Cisco Bug ID CSCdt41215登録ユーザのみ)、CSCdt04481登録ユーザのみ)、CSCdt03498登録ユーザのみ)、および CSCdu31104登録ユーザのみ)のトラブルシューティング時にも見られます。 この修正は、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(0.18)S、12.1(7)EC、12.2(1)PI、12.2(1)、12.2(1)T、および 12.1(7)A に統合されています。

CSCdp01411登録ユーザのみ

OAM ループバック セルへの応答が途中で廃棄される。OAM ループバック セルが、Cisco Stratacom WAN スイッチが配置された ATM ネットワークを通過する場合、第 3 バイトに 1 が設定された(つまり、値 > 65535)相関タグを受信した AUSM IMA カードは ATM クラウドに応答セルを転送します。コマンド セルを待ち受けている受信側ルータはその応答セルを廃棄します。そのため、OAM PVC 管理機能によって接続がダウンします。次に、この状況が発生する可能性のあるトポロジを示します。

Router A --  AUSM A --  ATM Cloud -- AUSM B -- Router B 
     Command cell -->  
                    |  
                    +-- Response cell -----------> Drops cell 

CSCds68007登録ユーザのみ

OAM F5 ループバック セルの送信元 ID フィールドが正しくない(R)。 Cisco ルータの ATM インターフェイスと、異なるバージョンの OAM 標準のフォーマットを使用するサードパーティ製 ATM スイッチの間で相互運用性に関する問題が生じる場合があります。 具体的には、このバグは OAM ループバック セルの送信元 ID フィールドの値に関する問題を解決します。このバグが統合されている Cisco IOS ソフトウェア リリースは次のとおりです。

  • Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(1)

  • Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(1)T

  • Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.1(7)

  • Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(0.7)PI1

  • Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.1(6.5)EC

  • Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(0.18)S

CSCdr92682登録ユーザのみ

oam-pvc manage によってコントローラでの VC 割り当てが解除される。ルータはメイン インターフェイスを初期化するときにメモリ内に PVC データ構造を作成します。サブインターフェイスがアップして PVC がアクティブになると、OAM ループバック プロセスが開始されます。しかし、メイン インターフェイスがアップしない限り、OAM セルは伝送できません。伝送に失敗した OAM ループバック セルがルータに設定された数に達して PVC のダウンが宣言されると、サブインターフェイスがダウンします。この問題を回避するには、oam-pvc manage コマンドを除去するか、または oam retry コマンドを使用して、VC のダウンが宣言されるまでに ATM インターフェイスが連続して送信するループバック セルの数を増やします。

一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。


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Document ID: 9202