音声とユニファイド コミュニケーション : Cisco Unity Express

Cisco Unity Express のインストールとアップグレード ガイド

2016 年 10 月 27 日 - 機械翻訳について
その他のバージョン: PDFpdf | 英語版 (2015 年 8 月 22 日) | フィードバック


目次


概要

このドキュメントでは、Cisco Unity Express(CUE)システム ソフトウェアをインストールまたはアップグレードする手順およびこの結果を実現する最も適切な方法を選択するプロセスについて説明します。 このドキュメントの目的は、Cisco Unity Express モジュールにソフトウェアをロードするために使用する方法(ブート ヘルパー インストール方式クリーン インストール方式、およびアップグレード インストール方式)について説明することです。

特別なセクションには、ライセンスのアップグレードや統合のタイプなど、よく寄せられる質問(FAQ)に対する回答も記載されています。

前提条件

要件

このドキュメントでは、Cisco Unity Express の知識、 特にコマンドライン インターフェイス(CLI)および Web ページ(GUI)を使用してシステムにアクセスする方法についての知識が必要です。

使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、Cisco Unity Express に基づいています。

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。 このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。 ネットワークが稼働中の場合は、コマンドが及ぼす潜在的な影響を十分に理解しておく必要があります。

表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

ソフトウェア インストールおよびアップグレードの準備

Cisco Unity Express のアップグレードまたはソフトウェア インストールを準備するときに、以下の準備手順を実行する必要があります。

  1. 現在の Cisco Unity Express のバージョンとライセンスを確認します。

    個人およびグループのメールボックスと統合タイプ(CallManager Express または CallManager)および言語を書き留めます。

  2. インストールまたはアップグレードを計画しているリリースに対応する Cisco Unity Express ソフトウェアのリリース ノートを確認します。

  3. 既存の設定を復元する場合、以下に示すバックアップ/復元に関する注意事項を確認します。

    • ユーザが復元するバックアップ情報は、バージョンが復元しようとするシステムのバージョン以下の Cisco Unity Express システムからの情報である必要があります。 たとえば、2.1.3 システムのバックアップを 2.0.1 システムに復元しないようにしてください。

    • バックアップ システムは、復元しようとするシステムと同じタイプ(CallManager または CallManager Express)のライセンスが必要です。

    • バックアップ システムは、復元しようとするシステムと同じか、もしくはそれ以下の容量のライセンスが必要です。 技術的には、より容量の小さいライセンスを持つシステムに復元しても問題はありません。 ただし、バックアップが、より多くのメールボックスを備えている場合、または新しいシステムがサポートできる容量を超えてボイスメール ストレージを消費する場合、復元することはできません。

    • バックアップ システムは、復元しようとするシステムと同じ言語を使用している必要があります(「よく寄せられる質問(FAQ)」セクションを参照)。

  4. 新規インストールを計画している場合は、必ずソフトウェアをインストールしてから新しいライセンスをロードします。

  5. 適切なソフトウェアのインストール方法(アップグレードクリーン、またはブート ヘルパー方式)を選択します。

  6. 必要なサーバ(FTP、場合により TFTP)が使用可能であることを確認します。

アップグレード方式によって(「ソフトウェアのインストール方法を選択する」を参照)、TFTP サーバが必要になる場合があります。 TFTP サーバは、16 MB を超えるファイル サイズをサポートする必要があります(古い TFTP サーバには、サポートするファイル サイズが最大 16 MB の場合があります)。

FTP サーバは、パッシブ FTP(PASV)をサポートする必要があります。 これらの要件を満たす FTP サーバは正しく動作すると想定されますが、シスコが正常に使用できたいくつかの特定の製品があります。

  • Microsoft Windows オペレーティング システムの場合:

    • FileZilla FTP サーバ

    • GuildFTPd

    • Serv-U FTP サーバ

    • Microsoft IIS FTP サーバ

  • Linux オペレーティング システムの場合:

    • ProFTPD サーバ

    • PureFTPd

    • WU-FTPD

シスコは、これらの FTP サーバの製品を推奨したり、サポートしたりするものではありません。 このリストは、シスコがこれまでに使用し、正常に実証されたソフトウェアの一部にすぎません。 FTP エラーによりバックアップ/復元またはソフトウェアのロードに失敗し、アカウント/パスワード/アクセス レベルの特権が確認された場合は、考えられる互換性の問題を除去するために、これらのサーバのいずれかを試行してください。

FTP サーバ(および、場合により TFTP サーバ)が正常に作動していることを確認します。 PC の場合、PC 上で TFTP および FTP プログラムがアクティブになっていることを確認します。 Microsoft Windows TFTP クライアントのコマンドライン ツールを使用して、TFTP サーバをテストします。 次に、例を示します。

cue-install-upgrade-guide-1.gif

FTP サーバを同じようにテストすることができます。 FTP をサポートするブラウザ(Internet Explorer、Firefox など)では、 たとえば、ftp://user:password@14.80.227.128/2.2.1/ のように、ユーザ名とパスワードとともに、使用する URL を入力します。 これは、ユーザ名として「user」、パスワードとして「password」を使用し、2.2.1 ディレクトリのホスト 14.80.227.128 にアクセスしようとすることを意味します。 ディレクトリの一覧表示で、必要なすべてのファイルを確認し、それぞれをダウンロードできます。 これにより、FTP プロセスのあらゆる面がテストされるわけではありませんが、最も一般的な問題がテストされます。

最新のリリースを使用できる場合がありますが、Cisco Unity Express 2.2.2 は、このドキュメントの公開時点でインストール用に推奨されるリリースです。 特に、2.0.1、2.1.1、2.1.2、および 1.x 以前のリリースを使用しないでください(特に AIM-Cisco Unity Express を展開する場合)。 最新のリリース ドキュメントと警告については、『Cisco Unity Express リリース ノート』を参照してください。

ドメイン ネーム システム(DNS)サーバは、初期化時に任意に選択できます。 DNS を使用する場合は、続行する前に、PC またはサーバ上に DNS サーバをインストールし、アクティブにしてください。

ソフトウェアのインストール方法を選択する

どの Cisco Unity Express ソフトウェアのアップグレードおよびインストール方法を実行する場合でも、すべてのデータと設定情報を保存するために、システムのバックアップを取ることが推奨されますが、ほとんどの場合は必ずバックアップを取る必要があります。

いくつかの要因によって、Cisco Unity Express ソフトウェアをアップグレードまたは(再)インストールするには、以下の 3 つの方法を使用できます。

  • 「アップグレード」オプションでオンライン インストーラを使用する。 このドキュメントでは、ソフトウェアをインストールする方法をアップグレード方式と呼びます。

  • 「クリーン」オプションでオンライン インストーラを使用する。 このドキュメントでは、このソフトウェアをインストール方法をクリーン方式と呼びます。

  • TFTP サーバからブート ヘルパー(インストーラ)のイメージを使用する。 このドキュメントでは、このソフトウェアをインストールする方法をブート ヘルパー方式と呼びます。

すべてのインストール方法に対して、バックアップおよびソフトウェア インストール用に FTP サーバが必要です。 ブート ヘルパー方式では、TFTP サーバも必要です。

これらの方式のそれぞれで、Cisco Unity Express モジュールに新しいソフトウェアをインストールします。 ブート ヘルパー方式とクリーン方式では、モジュールを完全にクリーンアップしてから新しいソフトウェアをインストールします。 アップグレード方式では、あるリリースから別のリリースに変更を適用します。再インストールは一切行われません。 これは、通常、アップグレード方式に必要なソフトウェア イメージが、ブート ヘルパー方式またはクリーン方式を使用するフル インストールよりも小さいためです。 アップグレード方式では、アップグレード後データおよび設定を復元する必要はありません。

既存の Cisco Unity Express ソフトウェア バージョンを必ず書き留めてください。 これを行うには、CLI から show software version コマンドを発行します。 次に、アップグレードしようとするソフトウェア バージョンの『Cisco Unity Express リリース ノート』を参照します。このドキュメントに含まれている情報にその他の警告が記載されている場合があります。

以下に示すいくつかの要因が、Cisco Unity Express のインストール方法の選択に影響を及ぼします。

  • 何らかの理由で(Cisco Unity Express コマンドライン プロンプトがまったく表示されない場合など)現在システムが起動できない場合、またはシステムが現在 Cisco Unity Express 2.0.1 より前のリリースを実行している場合、唯一のオプションはブート ヘルパー方式を使用することです。 このオプションは、TFTP サーバを必要とし、アップグレード プロセス全体を通じて、呼び出し元にとってシステムが使用不能になる唯一の方式であるため、最後の手段と見なすことができます。

  • システムが Cisco Unity Express バージョン 2.0.1 以降を実行し、Cisco Unity Express の CLI にアクセスできる場合は、オンライン インストーラ方式の方がより良い選択肢です。 アップグレード方式は、特定の状況でのみ使用できます。 特定のリリースから別の特定のリリース(2.1.1 から 2.1.2 または 2.1.2 から 2.1.3 など)にアップグレードする場合にのみ、アップグレード方式を使用できます。 通常、あるメジャー リリースから別のメジャー リリース(2.1.3 から 2.2.1 など)にアップグレードするために、この方式を使用することはできません。 特定のリリースの要件については、『Cisco Unity Express リリース ノート』を参照してください。 アップグレード時の言語または統合方法の変更もサポートされません。 アップグレード方式の利点は、最速の方式であり、アップグレードの最後に、すべての設定とデータをリロードするために復元する必要がないことです。

  • 現在 2.0.1 以降を実行し、アップグレード方式を使用できないシステムの場合、クリーン方式を使用するオンライン インストーラが次善の選択肢です。 この方式は、言語を変更する必要がある場合(現在のシステムが米国英語を実行し、希望する言語がイギリス英語の場合など)、またはメジャー リリースの間でアップグレードする場合に使用することができます。 この方式では、最初にシステムをバックアップし、インストール後に復元する必要があります。

ブート ヘルパー方式およびクリーン方式の両方とも、Cisco Unity Express システムをダウングレードする場合に使用することができます。 ダウングレード後、最新の Cisco Unity Express リリースでバックアップされた情報を復元することはできません。 システムを 2.0 より前のリリースにダウングレードする場合、ブート ヘルパー方式を使用する必要があります。

インストール手順

必須インストール ファイル

ソフトウェアをインストールするために選択した方式に応じて、FTP サーバ(および TFTP サーバ)上に様々なファイルが必要になります。 下表に、Cisco Unity Express 2.1.3 に対応するファイルの一覧を示します。 通常、他のバージョンにも同じ名前付け規則が適用されますが、バージョン番号が異なります。 特に指定のない限り、ファイルは FTP サーバに配置する必要があります。

表 1

ファイル名 説明 必須インストール方式(クリーン、アップグレード、またはブート ヘルパー)
cue-installer.2.1.3 ブート ヘルパー方式用インストーラ。 ブート ヘルパー(TFTP サーバ上)
cue-vm-installer.2.1.3.prt1 オンライン インストーラ方式用インストーラ。 クリーンおよびアップグレード方式
cue-vm.2.1.3.pkg 主要なボイスメール パッケージ ファイル。 クリーン、アップグレード、およびブート ヘルパー方式
cue-vm-lang-pack.2.1.3.pkg 言語パッケージ ファイル。 クリーン、アップグレード、およびブート ヘルパー方式
cue-vm-full.2.1.3.prt1 ボイスメール パッケージ ファイルの完全なペイロード。 クリーンおよびブート ヘルパー方式。
cue-vm-en_US-lang-pack.2.1.3.prt1 言語プロンプト ペイロード ファイル。 これらの 1 つのみ必要になります。 クリーンおよびブート ヘルパー方式(米国英語でインストールする場合)
cue-vm-da_DK-lang-pack.21.3.prt1 クリーンおよびブート ヘルパー方式(デンマーク語でインストールする場合)
cue-vm-en_GB-lang-pack.21.3.prt1 クリーンおよびブート ヘルパー方式(英国英語でインストールする場合)
cue-vm-fr_FR-lang-pack.2.1.3.prt1 クリーンおよびブート ヘルパー方式(フランス語でインストールする場合)
cue-vm-de_DE-lang-pack.2.1.3.prt1 クリーンおよびブート ヘルパー方式(ドイツ語でインストールする場合)
cue-vm-pt_BR-lang-pack.21.3.prt1 クリーンおよびブート ヘルパー方式(ブラジル ポルトガル語でインストールする場合)
cue-vm-it_IT-lang-pack.21.3.prt1 クリーンおよびブート ヘルパー方式(イタリア語でインストールする場合)
cue-vm-es_ES-lang-pack.2.1.3.prt1 クリーンおよびブート ヘルパー方式(ヨーロッパ スペイン語でインストールする場合)
cue-vm-es_CO-lang-pack.21.3.prt1 クリーンおよびブート ヘルパー方式(コロンビア スペイン語でインストールする場合)
cue-vm-upgrade.2.1.2_2.1.3.prt1 アップグレード用の主要なボイスメール ペイロード。 アップグレード方式
cue-vm-en_US-upg-lang-pack.2.1.3.prt1 個々の言語プロンプト アップグレード ペイロード ファイル。 これらの 1 つのみ必要になります。 アップグレード方式(現在、米国英語を使用している場合)
cue-vm-fr_FR-upg-lang-pack.2.1.3 アップグレード方式(現在、フランス語を使用している場合)
cue-vm-de_DE-upg-lang-pack.2.1.3.prt1 アップグレード方式(現在、ドイツ語を使用している場合)
cue-vm-es_ES-upg-lang-pack.2.1.3.prt1 アップグレード方式(現在、ヨーロッパ スペイン語を使用している場合)
cue-vm-license_XXmbx_ccm_2.1.3.pkg Cisco CallManager 対応 XX メールボックスのライセンス。 容量を増加する場合、または統合タイプを変更する場合にのみで必要です。
cue-vm-license_XXmbx_cme_2.1.3.pkg Cisco CallManager Express 対応 XX メールボックスのライセンス 容量を増加する場合、または統合タイプを変更する場合にのみで必要です。

アップグレード方式に必要なファイルが異なる場合があります。 リリース間(たとえば、2.1.3 から 2.2.2 へのアップグレード)で言語ファイルが変更されなかった場合、言語アップグレード ファイルはありません(たとえば、cue-vm-en_US-upg-lang-pack.2.2.2.prt1 はありません)。

システム バックアップを実行する

インストール方式に関係なく、最初の手順はアクティブ コンフィギュレーションを保存することです。

これを行うには、write memory CLI コマンドを実行するか、または GUI で [Administration] > [Control Panel] の順に選択し、[Save Unity Express Configuration] を選択します。 下図に例を示します。

cue-install-upgrade-guide-2.gif

データをバックアップします。

この場合、Cisco Unity Express はオフラインとなっている必要があります。 したがって、着信コールを一時的にオペレータまたは他のユーザにルーティングできる場合、バックアップ(またはソフトウェア インストール)を実行中に Cisco Unity Express ボイスメールと自動応答が操作不能になるので、これは適切な方法です。 アップグレード方式では、情報を復元する必要は一切ありません。

オンライン インストーラ(クリーンまたはアップグレード方式)を使用する場合、最初にソフトウェアをカードにダウンロードしてから、バックアップを実行し、その後インストールを実行できます。 この方法により、特に低速ワイドエリア ネットワーク(WAN)を通じてソフトウェアをダウンロードする必要がある場合に、システムの使用不能時間を短縮できます。

適切なバックアップ手順については、Cisco Unity Express のドキュメントを参照してください。 GUI または CLI からバックアップを実行することができます。 まだ設定が完了していない場合、事前にバックアップ サーバを入力し、それを設定の一部として保存します。 次に、例を示します。

cue-3745-44a>configure terminal
Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.

!--- This command is wrapped to a second line due to spatial reasons:

cue-3745-44a(config)>backup server url ftp://172.18.106.11/back/ 
username user password mypass
cue-3745-44a(config)>end
cue-3745-44a>
cue-3745-44a>write memory 

バックアップを実行するには、システムをオフラインにして、backup category all コマンドを発行します。

cue-3745-44a>offline
!!!WARNING!!!: If you are going offline to do a backup, it is recommended
that you save the current running configuration using the 'write' command,
prior to going to the offline state.
Are you sure you want to go offline[n]? : y
cue-3745-44a(offline)>backup category all
Backup progress: 2253549 bytes
Backup Complete.
Check Backup history for detailed in
INFO:  Backup Successful!
cue-3745-44a(offline)>continue

システムを再度オンラインにするには、continue コマンドを発行します。 この段階とクリーンまたはブート ヘルパー インストールが完了するまでの間、変更(新しいボイス メールなど)は保存されません。 したがって、この期間を最小限に抑えるようにしてください。

GUI ユーザの場合、[Administration] > [Backup/Restore] > [Configuration] の順に選択し、次に [Administration] > [Backup/Restore] > [Start Backup] の順に選択してバックアップを開始するとバックアップ設定を実行できます。 [Configuration] と [Data] の両方がオンになっていることを確認します。

cue-install-upgrade-guide-3.gif

ブート ヘルパー方式が必要な場合、「ブート ヘルパー インストール方式」セクションにスキップすることができます。 それ以外の場合は、「オンライン インストーラを使用する」セクションを続けてください。

オンライン インストーラを使用する

オンライン インストーラは、アップグレードおよびクリーン インストール方式の両方に使用されます。 オンライン インストーラにより、ソフトウェアをバックグランドでダウンロードしてからインストールすることができます。 これは、イメージをダウンロードしている間もずっと、Cisco Unity Express モジュールが正常に動作することを意味します。 この結果、ソフトウェアをダウンロードし、システム バックアップを実行し、あらかじめダウンロードされたファイルを使用してインストールを開始することにより、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。

オンライン インストーラは、その動作を理解するのに役立つ複数のコマンドで構成されます。

コンフィギュレーション モードでは、ダウンロード サーバとパス(ファイルがダウンロードされるか場所)を設定する必要があります。 次に、例を示します。


!--- This command is wrapped to a second line due to spatial reasons:

cue-3745-44a(config)>software download server url 
ftp://10.1.1.4/2.2.1/ username user password mypass

その他のすべてのコマンドは、コンフィギュレーション モードではなく、コマンド モードにあります。

  • software download abort:現在のファイルのダウンロードを中止します。

  • software download clean <package name>:設定で指定された URL を使用して、クリーン方式用のすべてのインストール ファイルをダウンロードします。

  • software download clean url <url with package name> username <user> password <passwd> コマンドラインで指定した URL を使用して、クリーン方式用のすべてのインストール ファイルをダウンロードします。

  • software download statussoftware download clean または software download upgrade コマンドを発行後、ファイル ダウンロードのステータスを表示します。

  • software download upgrade <package name>:設定で指定された URL を使用して、アップグレード方式用のすべてのアップグレード ファイルをダウンロードします。

  • software download upgrade url <url with package name> username <user> password <passwd>:コマンドラインで指定した URL を使用して、アップグレード方式用のすべてのアップグレード ファイルをダウンロードします。

  • software install clean <package name>:ローカルにダウンロードしたファイルを使用して、クリーン方式用のすべてのファイルをダウンロードし、インストールします。

  • software install clean url <url> username <user> password <passwd>:コマンド ラインで指定した URL を使用して、クリーン方式用のすべてのファイルをダウンロードし、インストールします。

  • software install upgrade <package name>:ローカルにダウンロードしたファイルを使用して、アップグレード方式用のすべてのファイルをダウンロードし、インストールします。

  • software install upgrade url <url> username <user> password <passwd>:コマンド ラインで指定された URL を使用して、アップグレード方式用のすべてのファイルをダウンロードし、インストールします。

  • software install downgrade:現在どのリリースでもサポートされません。 システムを以前のリリースにダウングレードします。 このコマンドは、software install upgrade を実行後に使用可能になります。 サポート情報については、『Cisco Unity Express リリース ノート』を確認してください。

  • software remove all:ダウンロードしたファイルをすべて削除します。

  • software remove downgradefiles:ダウングレード プロセスで使用されたファイルをすべて削除します。

  • software remove downloadfilessoftware download コマンドを使用して以前にダウンロードした、ダウンロード済みファイルをすべて削除します。

  • show software directory download:ダウンロード ディレクトリの内容を表示します。

  • show software directory downgrade:ダウングレード ディレクトリの内容を表示します。

  • show software download server:コンフィギュレーション モードで software download server コマンドを使用して設定したダウンロード サーバを表示します。

クリーン インストール方式

動作している Cisco Unity Express システム バージョン 2.0 以降(CLI から show software version を実行して確認)から、アップグレード方式をサポートしないリリースにアップグレードする場合は、必ずクリーン インストール方式を使用してください。

標準インストールは、以下のタスクのシーケンスで構成されます。

  1. Cisco Unity Express コンフィギュレーション モードで、FTP サーバとソフトウェアのパスを設定します。 次に、例を示します。

    cue-3745-44a>configure terminal
    Enter configuration commands, one per line.  
    End with CNTL/Z.
    
    !--- This command is wrapped to a second line due to spatial reasons:
    
    cue-3745-44a(config)>software download server url 
    ftp://10.1.1.4/2.2.1/ username george password mypass
    cue-3745-44a(config)>end
    
  2. ソフトウェア ダウンロードを開始します。 次に、例を示します。

    
    !--- This command is wrapped to a second line due to spatial reasons:
    
    cue-3745-44a>software download clean cue-vm.2.2.1.pkg 
    username george password mypass
    

    512 MB Cisco Unity Express カードでは、バックグラウンド ダウンロード機能はサポートされません。

  3. 続行するかどうかを確認します。

    主要なパッケージ、インストーラ、および言語パック(この場合、cue-vm.2.2.1.pkg、cue-vm-installer.2.2.1.prt1、および cue-vm-lang-pack.2.2.1)がダウンロードされます。 言語メニューが表示されます。

  4. 適切な番号を選択し、目的の言語を設定します。

    特定の言語のメニュー オプションは、リリースごとに異なる場合があります。 このドキュメントの公開時点では、システム上で一度に 1 つの言語のみサポートされます。

  5. 言語メニューが再度表示されます。 言語の選択を終了するには、x を押します。

    ペイロード ファイルは、バックグラウンドでダウンロードされています。

  6. ソフトウェア ダウンロードのステータスを確認します(終了するまで、何度も繰り返し実行します)。 software download status コマンドを発行します。 次に、例を示します。

    cue-3745-44a>software download status 
         Download request in progress.
         downloading file : cue-vm-de_DE-lang-pack.2.2.1.prt1
         bytes downloaded : 26424744 

    完了すると、「Download request completed successfully(ダウンロード要求が正常に完了しました)」というメッセージが表示されます。 問題がある場合(FTP サーバと通信できない場合など)、software remove all コマンドを発行して、ダウンロードを再開する前にダウンロードしたファイルをすべて削除します。

  7. 必要に応じて、設定を保存します(write memory コマンドを発行します)。

  8. Cisco Unity Express バックアップを実行します。 「システム バックアップを実行する」を参照してください。

  9. インストールを開始します。

    cue-3745-44a>software install clean cue-vm.2.2.1.pkg
    
  10. 続行するかどうかを確認します。

    この時点で、(software download server コマンドにより入力された)URL が再度確認されます。 何らかの理由で、インストーラに必要なファイルがローカルに見つからない場合、ファイルは FTP サーバから再度ダウンロードされます。 software download server コマンドを使用して URL が入力されていない場合、エラーが表示されます。

  11. 言語メニューから再度言語を選択します。

  12. 言語の選択を終了するには、x を押します。

  13. システムがファイルをインストールし、再起動します。

  14. システムが起動すると、ポスト インストール手順を開始するメッセージが表示されます。 常にインストールを開始し、確認する必要があります。

    IMPORTANT:: Welcome to Cisco Systems Service Engine 
         IMPORTANT:: post installation configuration tool. 
         IMPORTANT::
         IMPORTANT:: This is a one time process which will guide 
         IMPORTANT:: you through initial setup of your Service Engine.
         IMPORTANT:: Once run, this process will have configured 
         IMPORTANT:: the system for your location.
         IMPORTANT::
         IMPORTANT:: If you do not wish to continue, the system will be halted 
         IMPORTANT:: so it can be safely removed from the router.
         IMPORTANT::
         Do you wish to start configuration now (y,n)? y
         Are you sure (y,n)? y
    
  15. システムが以前の設定を検出します。

    以前にインストールしたシステムの設定(show running-config)が実行されます。 ボイスメール グリーティング、メッセージ、スクリプト、プロンプトなどは含まれません。 アップグレードの場合、情報は復元されます。 クリーン インストールの場合、通常、設定は復元されないことを意味します。

    IMPORTANT:: A Cisco Unity Express configuration has been found in flash. 
         IMPORTANT:: You can choose to restore this configuration into the 
         IMPORTANT:: current image.
         IMPORTANT:: 
         IMPORTANT:: A stored configuration contains some of the data from a 
         IMPORTANT:: previous installation, but not as much as a backup. For 
         IMPORTANT:: example: voice messages, user passwords, user PINs, and
         IMPORTANT:: auto attendant scripts are included in a backup, but are
         IMPORTANT:: not saved with the configuration.
         IMPORTANT::
         IMPORTANT:: If you are recovering from a disaster and do not have a
         IMPORTANT:: backup, you can restore the saved configuration.
         IMPORTANT::
         IMPORTANT:: If you are going to restore a backup from a previous 
         IMPORTANT:: installation, you should not restore the saved configuration.
         IMPORTANT::
         IMPORTANT:: If you choose not to restore the saved configuration, it 
         IMPORTANT:: will be erased from flash.
         IMPORTANT::
         Would you like to restore the saved configuration? (y,n) y
         Are you sure (y,n)? y
    
  16. 前述の手順でシステムが復元されない場合、この段階でシステムは通常のインストール手順を実行できます。 NTP サーバ、DNS サーバ、およびタイム ゾーンは、GUI アクセス用の管理者アカウントと一緒に入力する必要があります。 保存された設定が復元されると、すべての設定が以前の設定から取得されます。

  17. これで、システムでは、すべてのコンポーネントが完全に初期化されました。 システムは、大きく変動する可能性があるカウントを開始します。 AIM-Cisco Unity Express では、15 分以上になる可能性があります。 管理者アカウントの入力が求められます。

    waiting 562 ...
    
    IMPORTANT::
    IMPORTANT::        Administrator Account Creation
    IMPORTANT::
    IMPORTANT:: Create an administrator account. With this account,
    IMPORTANT:: you can log in to the Cisco Unity Express GUI and
    IMPORTANT:: run the initialization wizard.
    IMPORTANT::
    
    Enter administrator user ID:
      (user ID): administrator
    Enter password for administrator:
      (password): 
    Confirm password for administrator by reentering it:
      (password): 
  18. これで、システムはアップグレードされました。 このドキュメントに記載された復元手順を実行してください。

アップグレード インストール方式

あるリリースから別のリリースにアップグレードする場合、それがサポートされている場合は、アップグレード インストール方式が最善の選択肢です。 必ずアップグレードを計画するリリースの『Cisco Unity Express リリース ノート』を確認し、アップグレードされるリリースのバージョンを確認してください。 アップグレード方式がサポートされていない場合、クリーン インストール方式が次善の選択肢です。

標準アップグレード方式は、以下のタスクのシーケンスで構成されます。

  1. Cisco Unity Express コンフィギュレーション モードで、FTP サーバとソフトウェアのパスを設定します。

    cue-3745-44a>configure terminal
    Enter configuration commands, one per line.  
    End with CNTL/Z.
    
    !--- This command is wrapped to a second line due to spatial reasons:
    
    cue-3745-44a(config)>software backup server url 
    ftp://1.1.1.40/2.2.2/ user jdoe password mypass
    cue-3745-44a(config)>end
    
  2. ソフトウェア ダウンロードを開始します。

    cue-3745-44a>software download upgrade cue-vm.2.2.1.pkg
    WARNING:: This command will download the necessary software to
    WARNING:: complete an upgrade.  It is recommended that a backup be done
    WARNING:: before installing software.
  3. 続行するかどうかを確認します。

    Would you like to continue? [n] y
    Validating package signature ... done
    Validating installed manifests ..........complete.
    Validating package signature ... done[17797 refs]

    主要なパッケージ、アップグレード、およびインストーラ ファイル(cue-vm.2.2.1.pkg、cue-vm-upgrade.2.1.3_2.2.2.prt1、および cue-vm-installer.2.2.1.prt1 など)がダウンロードされます。

  4. ソフトウェア ダウンロードのステータスを確認します(終了するまで、何度も繰り返し実行します)。 software download status コマンドを発行します。

    cue-3745-44a>software download status
    Download request in progress.
    downloading file : cue-vm-upgrade.2.1.3_2.2.2.prt1
    bytes downloaded : 21327592
    cue-3745-44a>software download status
    Download request completed successfully.
    

    完了すると、software download status の出力として、「Download request completed successfully(ダウンロード要求が正常に完了しました)」というメッセージが表示されます。

  5. 必要に応じて、write memory コマンドを発行して設定を保存します。

  6. Cisco Unity Express バックアップを実行します。 「システム バックアップを実行する」を参照してください。

  7. インストールを起動し、確認してインストールを開始します。

    cue-3745-44a>software install upgrade cue-vm.2.2.2.pkg
    
    
    WARNING:: This command will install the necessary software to
    WARNING:: complete an upgrade.  It is recommended that a backup be done
    WARNING:: before installing software.
    
    Would you like to continue? [n] y
    Validating package signature ... done
    Validating installed manifests ..........complete.
    Validating package signature ... done
    Validating payloads match registered checksums...
     - cue-vm-upgrade.2.1.3_2.2.2.prt1 ......................verified
    Calculating delta.... complete.
    Retrieving calculated file change sets:
     - Installed file sets...complete.
     - Target file change sets...complete.
    Comparing changed source and target files...complete.
    Calculating upgrade work order ... complete.
    Creating uninstall change sets:
     - backing up removed components ... complete. No added files found.
     - logging added components ... complete.  No removed files found.
    Clearing previous downgrade files ... complete.
    Uninstall change set processing complete.
    Writing upgrade work order to disk ... complete.
    [20104 refs]

    ファイルがローカルに使用できない場合、システムは、不足しているファイルを FTP サーバから自動的にダウンロードしようとします(設定されている場合)。 FTP サーバが設定されていない場合、エラー メッセージが表示されます。

    システムをシャット ダウンし、アップグレードを適用し、再起動します。 起動が完了して最終的に復帰すると、アップグレードが完了し、システムは再び動作します。

ブート ヘルパー インストール方式

ブート ヘルパー方式は、インストール方式の最後の拠り所です。 この方式は、システムが破損し、正常に起動しない場合、またはソフトウェアが 2.0 より前のバージョンを実行している場合に使用する必要があります。

この方式については、『1.1 から 2.0 または 2.1 リリースへの Unity Express のアップグレード』で詳細に説明されています。

アップグレード手順

Cisco Unity Express リリース 1.x のソフトウェア アップグレードでは、以下の 3 種類のソフトウェア ロード作業が必要になります。

  • ブートローダをロードおよび設定する。

  • 適切な新しいライセンスをロードする。

  • Cisco Unity Express ソフトウェアをロードする。

ブートローダをロードおよび設定する

次の手順を実行します。

  1. cue-installer.2.0.1(または、ロードしようとする Cisco Unity Express ソフトウェア リリース用のインストール ファイル)を TFTP サーバに配置し、その他のファイルを FTP サーバに配置します(表 1 を参照)。

  2. Cisco Unity Express モジュールを搭載する Cisco IOS ルータへの接続(Telnet を使用するか、または直接コンソールを通じて)を確立します。 そこから、service-module service-engine <slot/0> session コマンドを発行して、Cisco Unity Express モジュールに接続します。 Cisco Unity Express AIM の場合、スロット番号は 0 です。次に例を示します。

    [user1-mac:~] root%telnet 14.80.227.140
    Trying 14.80.227.140...
    Connected to 14.80.227.140.
    Escape character is '^]'.
    
    vnt-3660-41c>enable
    Password: 
    vnt-3660-41c#show ip interface brief 
    Interface IP-Address OK? Method Status Protocol
    FastEthernet0/0 14.80.227.140 YES NVRAM up up 
    Service-Engine5/0 14.80.227.140 YES TFTP up up 
    vnt-3660-41c#service-module service-Engine 5/0 session
    Trying 14.80.227.140, 2161 ... 
    % Connection refused by remote host
    
    vnt-3660-41c#clear line 161 
    [confirm]
    [OK]
    vnt-3660-41c#service-module service-Engine 5/0 session
    Trying 14.80.227.140, 2161 ... 
    
    cue-3660-41c>
  3. Cisco Unity Express の IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイを必ず書き留めてください。 この情報を取得するには、CLI から show interfaces および show ip route コマンドを使用します。

    cue-3660-41c>show interfaces 
    FastEthernet 1 is up, line protocol is up
    Internet address is 14.80.227.141 mask 255.255.255.0 
    
    !--- Configured on the router.
    
    Broadcast address is 14.255.255.255
     176 input, 18507 bytes
     0 input errors
     172 output, 16756 bytes
     0 output errors
    IDE hd0 is up, line protocol is up
     3385 reads, 39324672 bytes
     0 read errors
     2393 write, 23195648 bytes
     0 write errors
    cue-3660-41c>show ip route 
    DEST           GATE           MASK IFACE
    14.80.227.0   0.0.0.0         255.255.255.0 eth1 
    127.0.0.0     0.0.0.0         255.0.0.0 lo 
    0.0.0.0      14.80.227.140    0.0.0.0 eth1
  4. データをバックアップします。

  5. バックアップが正常に完了したら、reload コマンドを発行して Cisco Unity Express をリロードします。

  6. 「Please enter '***' to change boot configuration(「***」を入力してブート設定を変更してください)」というメッセージが表示されたら、**? と入力します。

    これにより、Cisco Unity Express はブートローダ モードになります。

  7. ServicesEngine boot loader> プロンプトで、config と入力します。

  8. config 出力によって表示されるさまざまなプロンプトで、以下の情報を入力します。

    • Cisco Unity Express IP アドレス

    • Cisco Unity Express サブネット マスク

    • TFTP サーバ アドレス

    • Cisco Unity Express デフォルト ゲートウェイ

    イーサネット インターフェイスは internal です。 デフォルト ヘルパー イメージに対して、cue-installer.2.0.1 と入力します。 デフォルト ブートは常に disk、デフォルト ブートローダは常に primary、イーサネット インターフェイスは常に internal に設定されていることを確認します。

    ServicesEngine boot-loader>config 
    IP Address [14.80.227.141] >14.80.227.141
    Subnet mask [255.255.255.0] >255.255.255.0
    TFTP server [14.80.227.128] >14.80.227.128
    Gateway [14.80.227.140] >14.80.227.140
    Default Helper-file [cue-installer.2.0.1] >cue-installer.2.0.1
    Ethernet interface [internal] >internal
    Default Boot [disk] >disk
    Default bootloader [primary|secondary] [primary] >primary
    
    Updating flash with bootloader configuration
  9. システムがフラッシュに情報を書き込み、ServicesEngine boot loader> プロンプトが再度表示されます。

インストーラから新しい Cisco Unity Express ソフトウェアをロードする

次の手順を実行します。

  1. ServicesEngine boot loader> プロンプトで、boot helper と入力します。

    Cisco Unity Express が、TFTP サーバからヘルパー イメージを起動します。

    システムが TFTP サーバからインストーラ パッケージをロードし、そこから起動します。

    起動プロセスの最後に、次のメニューが表示されます。

    Welcome to Cisco Systems Service Engine Helper Software
    Please select from the following
    1       Install software
    2       Reload module
    (Type '?' at any time for help)
  2. 新しいソフトウェアをインストールするには、1 を入力します。

  3. パッケージ名、サーバ URL、および FTP のユーザ名/パスワードの入力が要求され、確認されます。

    Package name: cue-vm.2.0.1.pkg
    
    Server url: ftp://14.80.227.128/2.0.1
    
    Username: jdoe
    
    Password: 
    
    WARNING:: Software installation will clear disk contents
    
    Continue [n]? y
    Downloading  cue-vm.2.0.1.pkg
    Bytes downloaded :  1448
    Validating package signature ... done
    Downloading  cue-vm-lang-pack.2.0.1.pkg
    Bytes downloaded :  147456
    Validating package signature ... done

    この出力例では、システム FTP は、指定されたパスワードを持つユーザ「jdoe」として 14.80.227.128 にログインし、2.0.1 ディレクトリに移動して、cue-vm.2.0.1.pkg ファイルを取得します。 この同じディレクトリから、cue-vm-lang-pack.2.0.1.pkg ファイルも取得されます。 この手順が何らかの理由で失敗した場合、これらのファイルの両方が指定されたパスに存在し、指定された FTP ユーザがこれらのファイルをダウンロードする適正な権限を有することを確認します。

  4. 言語メニューが表示されます。 以下の例では、4(米国英語)が選択されます。 1 つの言語のみ選択できます。 言語を選択したら(言語の横に * が表示されます)、x を押して終了します。

    Language Selection Menu:
    
    #  Selected   SKU   Language Name
    -----------------------------------------------------------------
    1             FRA   CUE Voicemail European French (2.0.1)
    2             ESP   CUE Voicemail European Spanish (2.0.1)
    3             DEU   CUE Voicemail German (2.0.1)
    4             ENG   CUE Voicemail US English (2.0.1)
    
    Available commands are:
    # - enter the number for the language to select one
    r # - remove the language for given #
    i # - more information about the language for given #
    x - Done with language selection
    
    > 4
    Language Selection Menu:
    
    #  Selected   SKU   Language Name
    -----------------------------------------------------------------
    1             FRA   CUE Voicemail European French (2.0.1)
    2             ESP   CUE Voicemail European Spanish (2.0.1)
    3             DEU   CUE Voicemail German (2.0.1)
    4      *      ENG   CUE Voicemail US English (2.0.1)
    
    Available commands are:
    # - enter the number for the language to select one
    r # - remove the language for given #
    i # - more information about the language for given #
    x - Done with language selection
    
    > x
    

    同じ FTP ディレクトリとパスから、cue-vm-full.2.0.1.prt1 および cue-vm-en_US-lang-pack.2.0.1.prt1 ファイルがダウンロードされました。 cue-vm-en_US-lang-pack.2.0.1.prt1 ファイルは、この手順で米国英語が選択された場合にのみダウンロードされます。 他の言語には、異なる言語パックがあります。

  5. システムがインストールを終了し、再起動して(この時点で *** との組み合わせを押さないでください)、ポスト インストール スクリプトを実行します。

    IMPORTANT::
    IMPORTANT:: Welcome to Cisco Systems Service Engine 
    IMPORTANT:: post installation configuration tool. 
    IMPORTANT::
    IMPORTANT:: This is a one time process which will guide 
    IMPORTANT:: you through initial setup of your Service Engine.
    IMPORTANT:: Once run, this process will have configured 
    IMPORTANT:: the system for your location.
    IMPORTANT::
    IMPORTANT:: If you do not wish to continue, the system will be halted 
    IMPORTANT:: so it can be safely removed from the router.
    IMPORTANT::
    
    Do you wish to start configuration now (y,n)? y
    Are you sure (y,n)? y
    
  6. 既存の設定を復元するかどうかを選択します。

    設定がシステム上に保存されていない限り、このオプションは利用できません。 ほとんどの場合、アップグレードを完了したときに、設定とデータがアップグレード前と同じ状態になっている必要があります。 この場合、保存された設定が若干迅速に復旧されます。 この保存された設定は、システム上の実行コンフィギュレーションのみです(show run コマンドで表示できます)。 グリーティング、音声名、メッセージなどは含まれません。 これらは、別途復元する必要があります。 ただし、DNS サーバ、NTP サーバ、およびタイム ゾーン情報は含まれています。そうでない場合は、手動で入力する必要があります。

    IMPORTANT:: 
    IMPORTANT:: A Cisco Unity Express configuration has been found in flash. 
    IMPORTANT:: You can choose to restore this configuration into the 
    IMPORTANT:: current image.
    IMPORTANT:: 
    IMPORTANT:: A stored configuration contains some of the data from a 
    IMPORTANT:: previous installation, but not as much as a backup. For 
    IMPORTANT:: example: voice messages, user passwords, user PINs, and
    IMPORTANT:: auto attendant scripts are included in a backup, but are
    IMPORTANT:: not saved with the configuration.
    IMPORTANT::
    IMPORTANT:: If you are recovering from a disaster and do not have a
    IMPORTANT:: backup, you can restore the saved configuration.
    IMPORTANT::
    IMPORTANT:: If you are going to restore a backup from a previous 
    IMPORTANT:: installation, you should not restore the saved configuration.
    IMPORTANT::
    IMPORTANT:: If you choose not to restore the saved configuration, it 
    IMPORTANT:: will be erased from flash.
    IMPORTANT::
    
    Would you like to restore the saved configuration? (y,n) y
    Are you sure (y,n)? y
    
  7. 手順 6 で「n」を選択した場合、DNS サーバ、NTP サーバ、およびタイム ゾーンの入力が求められます。 完了すると、システムはすべてのアプリケーションを起動して、ポスト インストールを終了します。 この処理には数分間かかる場合があります。 最後に、ユーザは管理者ユーザ ID とパスワードを作成するように求められます。

    Configuring the system. Please wait...
    Changing owners and file permissions.
    Change owners and permissions complete.
    INIT: Switching to runlevel: 4
    INIT: Sending processes the TERM signal
    STARTED: cli_server.sh
    STARTED: ntp_startup.sh
    STARTED: LDAP_startup.sh
    STARTED: superthread_startup.sh
    STARTED: SQL_startup.sh
    STARTED: HTTP_startup.sh
    STARTED: ${ROOT}/usr/wfavvid/run
    STARTED: probe
    STARTED: dwnldr_startup.sh
    
     waiting 160 ...
    
    IMPORTANT::
    IMPORTANT:: Administrator Account Creation
    IMPORTANT::
    IMPORTANT:: Create an administrator account. With this account,
    IMPORTANT:: you can log in to the Cisco Unity Express GUI and
    IMPORTANT:: run the initialization wizard.
    IMPORTANT::
    
    Enter administrator user ID:
      (user ID): administrator
    Enter password for administrator:
      (password): 
    Confirm password for administrator by reentering it:
      (password): 
    
    cue-3660-41c> 
  8. 重要: Cisco CallManager と統合されたシステムの場合、ここでシステムは Cisco CallManager への登録を試みます。

    Cisco Unity Express 2.0 以降では、登録プロセス中に Cisco Unity Express が現在実行しているバージョンとは異なる JTAPI バージョンを検出すると、互換性のある JTAPI ライブラリをインストールし、再起動します。 たとえば、Cisco Unity Express Release 2.1 には、Cisco CallManager 4.1 と互換性のある JTAPI ライブラリが付属しています。 Cisco Unity Express 2.1 システムがサポートしている 4.1 以外の Cisco CallManager(4.0 または 3.3 など)に初めて登録すると、新しいライブラリをロードし、自動的に再起動します。 Cisco CallManager が、あるバージョンから別のバージョンにアップグレードされると、同じ処理が行われます。 これは、正常な動作です。 Cisco Unity Express と Cisco CallManager の互換性が適正かどうかを確認するには、リリース ノートを参照してください。 たとえば、Cisco Unity Express 2.0 は Cisco CallManager 4.1 をサポートしていません。 したがって、この場合は動作しません。

  9. システム ソフトウェアを確認するには、show software versions コマンドを入力します。

    cue-3660-41c>show software versions 
    Installed Packages:
     - Bootloader (Primary)  1.0.17
     - Global  2.0.1
     - Voice Mail  2.0.1
     - Bootloader (Secondary)  2.0.1
     - Core  2.0.1
     - Installer  2.0.1
     - Auto Attendant  2.0.1
    Installed Languages:
     - US English  2.0.1
    

    プライマリおよびセカンダリ ブートローダのバージョンの相違を気にする必要はありません。 これは、正常な動作です。

  10. 適用するソフトウェア ライセンスを確認します。 特に、統合タイプ(Cisco CallManager Express または Cisco CallManager)とポートおよびメールボックスの数を確認します。

    cue-3660-41c>show software licenses 
    Core:
     - application mode: CCME
     - total usable system ports: 4
    Voicemail/Auto Attendant:
     - max system mailbox capacity time: 6000
     - max general delivery mailboxes: 5
     - max personal mailboxes: 12
    Languages:
     - max installed languages: 1
     - max enabled languages: 1
    
    cue-3660-41c> 
  11. 必要に応じて、system restoration を実行します。

システムを復元する

GUI または CLI のいずれかを使用して、システムを復元することができます。 このトピックは、Cisco Unity Express のドキュメントでさらに詳細に説明されています。 このセクションでは、CLI を使用する例を示します。 復元の準備を行う場合、以下に示すように、いくつかの考慮事項があります。

  • ユーザが復元するバックアップ情報は、バージョンが復元しようとするシステムのバージョン以下の Cisco Unity Express システムからの情報である必要があります。 たとえば、2.1.3 システムを 2.0.1 システムにバックアップを復元しないでください。

  • バックアップされるシステムは、復元しようとするシステムと同じタイプ(CallManager または CallManager Express)のライセンスが必要です。

  • バックアップされるシステムは、復元しようとするシステムと同じか、またはそれ以下の容量を持つライセンスが必要です。 技術的には、より容量の小さいライセンスを持つシステムに復元しても問題はありません。 ただし、バックアップが、より多くのメールボックスを備えている場合、または新しいシステムがサポートできる容量を超えてボイスメール ストレージを消費する場合、復元することはできません。

  • バックアップされるシステムは、復元しようとするシステムとと同じ言語を使用している必要があります。 詳細については、「よく寄せられる質問(FAQ)」セクションを参照してください。

システムを復元するには、以下の手順を実行します。

  1. システムをオフラインにします。

    以前の設定(または変更された何らかの設定)を復元していなかった場合、バックアップ サーバの情報を変更する必要がある場合があります。 復元後、Cisco Unity Express を再起動して、復元された設定をロードする必要があります。 次に、例を示します。

    cue-3660-41c>offline
    !!!WARNING!!!: Putting the system offline will terminate all active calls.
    Do you wish to continue[n]? : y
    cue-3660-41c(offline)> restore id 1 category all 
    Restore progress: 417227 bytes
    Restore Complete.
    Check Restore history for detailed information.
    cue-3660-41c(offline)>show backup history 
    #Start Operation
    Category:      Configuration 
    Backup Server: ftp://172.18.106.10/cue/41c 
    Operation:     Restore 
    Backupid:      1 
    Restoreid:     1 
    Date:          Mon Jan 10 15:01:02 EST 2005 
    Result:        Success 
    Reason:         
    #End Operation
    #Start Operation
    Category:      Data 
    Backup Server: ftp://172.18.106.10/cue/41c 
    Operation:     Restore 
    Backupid:      1 
    Restoreid:     1 
    Date:          Mon Jan 10 15:01:04 EST 2005 
    Result:        Success 
    Reason:         
    #End Operation
  2. 復元された設定をロードするには、復元後、Cisco Unity Express を再起動します。

    cue-3660-41c(offline)>reload
    cue-3660-41c(offline)> 
    MONITOR SHUTDOWN...

    実際の復元 ID(この例では 1)はバック アップセットに固有です。 history.log ファイルを確認して、最新の ID を取得します。

    バックアップと復元の詳細については、「Microsoft FTP サーバを使用して Cisco Unity Express のバックアップと復元を実行する」を参照してください。 また、「データのバックアップと復元」など、一般的なマニュアルのバックアップと復元も参照することができます。

  3. Cisco Unity Express の Web ページにログインするには、http://<ip address of the CUE>/ を指定します。 管理者アカウントでログインします。

    以前に復元が完了している場合、情報を変更する必要はありません。 ただし、初期化ウィザードを再実行するよう求められます。 ウィザードを終了したら、ログアウトします。

よく寄せられる質問(FAQ)

稼働中のシステムで(システム上のデータをすべて保存しながら)言語を変更する必要があります。 どのような手順を実行する必要がありますか。

公式には、このプロセスは検討されませんでした。 ただし、事前にある程度の計画を行って実行することができます。 問題は、すべてのユーザ、音声プロンプト、トリガー、およびカスタム スクリプトの手順が、システム デフォルト(ロードされている言語)以外に定義されている言語が存在する場合があることです。 これらのアイエムが正しく処理されないと、ボイスメールにログイン後音声が出力されず、別の問題が発生する可能性があります。

最初に、CLI から show users コマンドを発行し、ユーザのリストを取得します。 次に、show user detail username userid コマンドを発行し、一つずつ確認します。 言語に対して、systemDefault が指定されていることを確認します。 ほとんどのバージョンで、show sysdb /sw/local/users | Inc preferredLanguage コマンドを発行することもできます。 このコマンドは、すべてのユーザのリストを、使用する言語と共に出力します。 フィールドが空白の場合、ユーザは systemDefault 言語を使用します。 次に、例を示します。

cue-3745-44a>show sysdb /sw/local/users  | include preferredLanguage
Administrator/Language/preferredLanguage
ckent/Language/preferredLanguage
gpburdell/Language/preferredLanguage       en_US

この出力例では、ユーザ ID gpburdell には en_US 言語が指定されています(ckent および Administrator には言語が指定されていないので、systemDefault 言語を使用します)。 これは、システムが米国英語(en_US)以外の言語に変更された場合、このユーザは正常に動作しないことを意味します。 たとえば、認証後、ユーザがボイスメールにログインしたときに、音声が出力されなくなります。 この問題を解決するには、言語が設定されている各ユーザから言語を削除する必要があります。 この出力例では、no user gpburdell language en_US を設定します。

これは、CLI のコンフィギュレーション モードではなく、コマンド モードで実行されます。

次に、show ccn prompts コマンドを発行して、すべての音声プロンプトのリストを取得します。 これらはそれぞれ、手動でバックアップする必要があります。 GUI を通じてログインし、それぞれを個別にダウンロードするか、または ccn copy prompt myprompt.wav url ftp://1.2.3.4/myprompt.wav username userid password mypass コマンドを使用して、各ファイルを FTP サーバにコピーします。 この手順を完了しないと、プロンプトが消え、通常の復元手順では復元できなくなります。 新しい言語により、システムの初期設定がやり直されると、プロンプトは GUI または CLI から再度アップロードできます。

すべてのトリガーに systemDefault ロケールが設定されていることを確認します。 CLI から show ccn trigger コマンドを発行します。 あるトリガーが systemDefault 以外のロケールに設定されている場合、コンフィギュレーション モードに移行して、トリガーからそのロケールを削除します。

最後に、カスタム自動応答を使用している場合、各手順で可能なあらゆる言語の依存関係について確認する必要があります。 ほとんどの手順では、これを確認する必要はありません。 ただし、プロンプトを生成するなどの一部の手順では、言語を指定することができます。 これは、さほど一般的ではありません。 ただし、Cisco Unity Express は、現在システムで複数の言語をサポートしていないため、カスタム スクリプトを別個にバックアップする必要があります。 GUI を通じてプロンプトをダウンロードした方法と同様に、GUI で [Voicemail] > [Script] メニューを選択して、スクリプトをダウンロードできます。 これらは、言語を変更した後で、この同じ場所からアップロードする必要があります。

これらの手順が完了したら、クリーン方式やブート ヘルパー方式を使用して、通常のインストールを実行できます。 次に、すべてのプロンプトおよびスクリプト ファイルを復元し、再アップロードする手順を続行します。

すでにバックアップを実行し、新しいソフトウェアをロードし(別の言語を使用して)、古い設定とデータを復元している場合、ユーザの言語が systemDefault 以外の言語に設定されているかどうかを確認します。 実行するには、show users detail コマンドまたは show sysdb /sw/local/users | Inc preferredLanguage コマンドのいずれかを発行します。 インストールされた言語に一致しない言語が設定されたユーザは、変更する必要があります。 すべてのカスタム スクリプトとプロンプトが削除されています。 これらは、すべて手動でシステムにアップロードし、設定する必要があります。

次に、自動応答といくつかのボイスメール ボックスをテストします。 ボイスメール メールボックスにログインしたときに、システム グリーティング(「you have no new messages(新しいメッセージはありません」など)が聞こえることを確認します。 また、自動応答をチェックして、すべてのプロンプトが正しくアップロードされていることを確認する必要もあります。

アップグレードされた容量に対応する新しいライセンス ファイルをインストールする必要があります。 どのような手順を実行する必要がありますか。

Cisco Unity Express バージョン 2.0 以降を実行している場合は、クリーン方式を使用する必要があります。 この変更を行う前にバックアップを取得することを忘れないでください。 software install clean <licensefilename> コマンド(Cisco Unity Express ボイスメール パッケージ名ではありません)を発行する以外は、クリーン インストール手順に従ってください。 ライセンス ファイルは、同じタイプ(CallManager または CallManager Express)である必要があり、現在実行中の Cisco Unity Express と同じバージョンである必要があります。 これを確認するには、show software version コマンドを発行します。 また、現在インストールされているライセンスより小さくない容量のライセンスである必要があります。 これを確認するには、show software license コマンドを発行します。 次に何をしますかという確認メッセージが表示されたら、ファイルをインストールします。 完了したら、reload コマンドを発行します。システムは新しいライセンスによって再起動されます。 終了したら、show software license コマンドを発行して、変更を確認します。 また、メールボックス サポートの追加数に対応するデフォルト値に、メールボックスを再構成する必要がある場合があります。 たとえば、最初に 12 ユーザ ライセンスでシステムをインストールした場合、デフォルトのボイスメール メールボックスのサイズが非常に大きくなります (システムは、ボイスメール ストレージの容量を取り、グループおよび個人用メールボックスの最大数によって除算して、デフォルト メールボックスのサイズを計算します)。 システムは、追加のメールボックスをサポートするためにアップグレードされているが、ボイスメール ストレージの容量が同じままになっている場合、システムは、総ボイスメールの限度に達したときに、これ以上メールボックスを追加することができません (新しいメールボックスが作成されると、デフォルト ストレージ容量は、作成時にこの最大メールボックス ストレージ スペースから除去されます)。 このため、通常、既存のメールボックスを削減する必要があるか、デフォルト メールボックスのサイズを(新しいメールボックスに使用するために)変更する必要があります。 これらを決定するには、show voicemail limitsshow voicemail usage、および show voicemail mailboxes コマンドが便利です。

ライセンスのタイプを CallManager/CallManager Express から CallManager Express/CallManager ライセンスに変更して、すべてのデータを保存する必要があります。 これを実現するにはどうすればいいですか。

これは、公式には現在サポートされていません。

CUE をアップグレードしようとすると次のエラー メッセージが表示されます。 "「Error: Upgrade of subsystem [Global manifest] from [2.3.3] to [2.3.4] not allowed.」 この問題をトラブルシューティングするにはどうすればよいですか。

アップグレード方式を使用しているときにこのエラーが表示される場合は、クリーン インストール方式を使用して、このエラーを回避することをお勧めします。


関連情報


Document ID: 69303