音声 : メディア ゲートウェイ コントロール プロトコル(MGCP)

デフォルトの H.323 セッション アプリケーションへの MGCP ゲートウェイのフォールバック

2015 年 11 月 26 日 - 機械翻訳について
その他のバージョン: PDFpdf | ライター翻訳版 (2005 年 9 月 14 日) | 英語版 (2015 年 8 月 22 日) | フィードバック


目次


概要

このドキュメントでは、プライマリ Cisco CallManager サーバへの WAN Transmission Control Protocol(TCP)接続が失われ、使用可能なバックアップ Cisco CallManager サーバがない場合に、Media Gateway Control Protocol(MGCP)ゲートウェイを H323 セッション アプリケーションにフォールバックできるようにする方法について説明します。

前提条件

要件

このドキュメントに関する固有の要件はありません。

使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。

  • Cisco IOS(R) ソフトウェア リリース 12.3(4)T1

  • Cisco 3700 シリーズ ルータ

  • Cisco CallManager 3.3 およびそれ以降

注: MGCP フォールバックおよび Survivable Remote Site Telephony(SRST)を同じ装置上で実行する場合、最低でも Cisco IOS ソフトウェア バージョン 12.2(11)T が必要になります。

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。 このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。 対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのような作業についても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。

表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

設定

アクティブの MGCP アナログ コールおよび T1 Channel-Associated Signaling(CAS; チャネル対応シグナリング)コールはすべて、フォールバック移行中も維持されます。 フォールバック移行は通話者に気付かれることはなく、アクティブ MGCP コールがクリアされるのは、通話者が電話を切ったときだけです。 アクティブ MGCP PRI バックホール コールは、フォールバック中に解放されます。

過渡的な MGCP コール(まだ接続状態になっていないコール)は、フォールバック移行の開始時にクリアされるため、後で掛け直しが必要になります。

この設定は、ゲートウェイを通過する IP テレフォニー トラフィックに基本的な接続サービスを提供します。 ローカル MGCP ゲートウェイがフォールバック モードに移るとき、デフォルトの H.323 セッション アプリケーションに新規コールの処理責任が発生します。 フォールバック期間中サポートされるのは、2 者間の基本的なボイス コールだけです。

ISDN T1 コールおよび E1 PRI コールを除き、フォールバック時にアクティブであった MGCP コールはすべて維持され、過渡的なコールは解放されます。 ユーザがアクティブ MGCP コールを終了する(切る)と、MGCP アプリケーションはオンフック イベントを処理し、すべてのコール リソースをクリアします。

注: このドキュメントで使用されているコマンドの詳細を調べるには、Command Lookup Tool登録ユーザ専用)を使用してください。

ネットワーク構成図

このドキュメントでは次の図に示すネットワーク構成を使用しています。

/image/gif/paws/30061/mgcpfallback1.gif

設定

このドキュメントでは次に示す設定を使用しています。 次の 3 つの設定により、ユーザは次のことが可能になります。

  1. Cisco IOS ゲートウェイでフォールバックをイネーブルにする。

  2. フォールバック時に H.323 で発信コールを処理するように、MGCP 制御の POTS ダイヤル ピアを「destination-patterns」で設定する。

  3. (IP Phone への)着信コールを、IP Phone 用のバックアップになるローカル ルータ(フォールバック Cisco CallManager サーバ)にルーティングするよう、Voice over IP(VoIP)ダイヤル ピアを設定する。

IOS ゲートウェイ
Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.3(13)T またはそれ以前に関しては:
interface FastEthernet0/0
 ip address 192.168.1.12 255.255.255.0


ccm-manager fallback-mgcp 

call application alternate DEFAULT



!----H.323 is the default signalling protocol.
 


!--- An FXS-connected phone gets a dial-tone from the router 
!--- instead of being instructed to do so via MGCP by 
!--- Cisco CallManager.

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.3(14)T またはそれ以降に関しては:
R(config)#application
R(config-app)#global
R(config-app-global)#service alternate Default

POTS ダイヤル ピア
dial-peer voice X pots 
application mgcpapp 
destination-pattern 0T 

!----Note that the destination-pattern command is needed for
H.323 when the MGCP fallback happens.
 

port 2/0:15 
forward-digits all 
 
dial-peer voice X pots 
application mgcpapp 
destination-pattern 2000

!----Note that the destination-pattern command is needed for
H.323 when the MGCP fallback happens. 
 

!--  
port 1/0/0 

注: Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.3(7)T またはそれ以降に関しては、application mgcpapp コマンドは PRI バックホールをサポートする POTSダイヤルピアに適用されてはなりません。

次に示す SRST 設定は、Cisco IP Phone をサポートするために必要です。

SRST 設定
 call-manager-fallback

!--- Enables SRST support and enters Cisco CallManager fallback mode.


 max-conferences 8
 ip source-address 192.168.1.12 port 2000


!--- 192.168.1.12 is the IP address of the Cisco IOS gateway through which it
!--- communicates with the Cisco IP Phones.


!--- Here, the Cisco IOS gateway is also configured as a Cisco CallManager fallback server.

 
max-ephones 10
 max-dn 10

次に示す VoIP ダイヤル ピア設定は、Cisco IOS ゲートウェイに接続されているローカル ルータが他にあり、フォールバック Cisco CallManager サーバとして機能している場合に必要です。 稼働中の SRST により、ゲートウェイ自体がフォールバック Cisco Callmanager サーバとして機能する場合は、次の VoIP ダイヤル ピア設定は不要です。 MGCP フォールバックおよび SRST を同じ装置上で実行する場合、最低でも Cisco IOS ソフトウェア バージョン 12.2(11)T が必要になります。

VoIP ダイヤル ピア
dial-peer voice 5000 voip 

destination-pattern 5...  
!--- These are IP phone directory numbers.
 

session target ipv4: x.x.x.x  

!--- x.x.x.x. represents the IP address
!--- of the fallback Cisco CallManager server.

Cisco Unified CallManager と Cisco Unified SRST の統合

Cisco Unified CallManager V3.3 がある場合、4.x またはそれ以降

  1. SRST 参照を作成して下さい

    1. Cisco Unified CallManager から、システムおよび SRST をクリックして下さい。

    2. 検索およびリスト SRST 参照ページで、新しい SRST 参照を『Add』 をクリック して下さい。

    3. SRST 参照用 コンフィギュレーション ページで、SRST 参照 Name フィールドで名前および IP Address フィールドで Cisco SRST ルータの IP アドレスを入力して下さい

    4. [Insert] をクリックします。

  2. 一人以上のデバイス プールへの SRST 参照かデフォルト ゲートウェイを加えて下さい。

    1. Cisco Unified CallManager から、システムおよびデバイス プールをクリックして下さい。

    2. デバイス プール 設定 ページで、望ましい デバイス プール アイコンをクリックして下さい。

    3. デバイス プール 設定 ページで、SRST 参照を選択して下さいまたは「SRST 基準磁界のメニューからのデフォルト ゲートウェイ」を使用して下さい

確認

このセクションでは、設定が正常に動作しているかどうかを確認する際に役立つ情報を提供しています。

特定の show コマンドは、Output Interpreter Tool登録ユーザ専用)によってサポートされています。このツールを使用すると、show コマンド出力の分析を表示できます。

次のコマンドは、MGCP フォールバック設定の確認に使用できます。

注: 次に示す show ccm-manager fallback-mgcp コマンドの出力は、MGCP フォールバックの発生前に取得したものです。

mgcp-gateway# show ccm-manager fallback-mgcp
Current active Call Manager:    192.168.1.2
MGCP Fallback mode:             Enabled/OFF
Last MGCP Fallback start time:  None
Last MGCP Fallback end time:    None

Cisco CallManager への接続が失われると、MGCP フォールバックが発生し、出力は次のようになります。

mgcp-gateway# show ccm-manager fallback-mgcp
Current active Call Manager:    None
MGCP Fallback mode:             Enabled/ON
Last MGCP Fallback start time:  05:58:48 UTC Oct 6 2004
Last MGCP Fallback end time:    05:56:30 UTC Oct 6 2004

次のコンソール メッセージは、MGCP フォールバック動作の確認に役立ちます。

Sep 23 16:35:34.707: %CALL_CONTROL-6-APP_NOT_FOUND: Application mgcpapp in dial-peer 1 not found.
Handing callid 98 to the alternate app default

トラブルシューティング

トラブルシューティングのためのコマンド

特定の show コマンドは、Output Interpreter Tool登録ユーザ専用)によってサポートされています。このツールを使用すると、show コマンド出力の分析を表示できます。

注: debug コマンドを使用する前に、『debug コマンドの重要な情報』を参照してください。

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Document ID: 30061