非同期転送モード(ATM) : ATM トラフィック管理

キャンパス ATM スイッチでのリンク フラグメンテーション アンド インターリービング(LFI)の設定

2016 年 10 月 28 日 - 機械翻訳について
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目次


概要

このドキュメントでは、(フレーム リレー フォーラムまたは FRF.8 実装協定で定義されている)Link Fragmentation and Interleaving(LFI)over a Frame Relay to ATM Interworking(IWF)接続の技術概要、および WAN クラウドで LS1010 または Catalyst 8500 を IWF デバイスとして使用するための設定例について説明します。 LFI は ATM とフレーム リレー上でマルチリンク PPP(MLPPP)カプセル化の組み込みフラグメンテーション機能を使用して、帯域幅が最大 768 kbps の低速リンクにエンドツーエンド フラグメンテーションおよびインターリービング ソリューションを提供します。

前提条件

要件

このドキュメントを読むには、次の内容を理解している必要があります。

使用するコンポーネント

このドキュメントは、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。

表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

ATM およびフレーム リレーで MLPPP を使う理由

フラグメンテーションは、シリアライゼーション遅延のほか、リアルタイムおよび非リアルタイムのトラフィック両方を伝送する低速リンクの遅延変動を制御するための主要な技術です。 シリアライゼーション遅延とは、ネットワーク インターフェイス上に音声またはデータのフレームを送出するのに必要な固定遅延であり、トランク上のクロック レートに直接関連しています。 クロック速度が低く、フレーム サイズが小さい場合には、フレームを分割するための追加フラグが必要になります。

LFI は、MLPPP に実装されたフラグメンテーション機能を使用して、比較的小さな音声パケット間でキューイングされたさまざまなサイズの大きいパケットによって生じる遅延やジッター(遅延の種類)を防止します。 LFI によって、設定されたフラグメント サイズよりも大きいパケットは MLPPP ヘッダー内でカプセル化されます。 RFC 1990 では、MLPPP ヘッダーのほか、以下についても定義されています。leavingcisco.com

  • 最初のフラグメント ビット(B)は 1 ビットのフィールドであり、PPP パケットから派生した最初のフラグメントでは 1 に設定され、同じ PPP パケットのその他すべてのフラグメントでは 0 に設定されます。

  • 最後のフラグメント ビット(E)は 1 ビットのフィールドであり、最後のフラグメントでは 1 に設定され、その他すべてのフラグメントでは 0 に設定されます。

  • シーケンス フィールドは 24 ビットまたは 12 ビットの番号で、フラグメントが送信されるたびに増加していきます。 デフォルトの長さは 24 ビットですが、次に示す LCP 設定オプションを使用して 12 ビットのみにネゴシエートすることができます。

フラグメンテーション以外でも、遅延に影響されやすいパケットの場合は、大きいパケットのフラグメントとの間で適切な優先度に基づいたスケジュール設定をする必要があります。 フラグメンテーションでは、重み付け均等化キューイング(WFQ)によってパケットがフラグメントされているのか、されていないのかが「認識」されます。 WFQ は着信パケットごとにシーケンス番号を割り当てて、その番号に基づきパケットのスケジュールを設定します。

レイヤ 2 フラグメンテーションは、「大きいパケットの問題」を解決するその他すべてのアプローチと比べて優れた解決策を提供します。 次の表は、その他の考えられる解決策の長所と短所を示しています。

考えられる解決策 利点 短所
大きいパケットの送信を中断して、遅延の影響を受けやすいトラフィックの後に再度キューイングします。
  • パケットの送信を遅らせるだけです。
  • パケットが再送されると同じ問題が発生します。 パケットが繰り返し再キューイングされ、さらに破棄されることがあれば、帯域幅が枯渇する可能性があります。
  • 一部の物理インターフェイスでは、破棄された送信パケットをサポートしていないか、または破棄時にパフォーマンス ペナルティが実行されます(送信キュー全体をリセットするなど)。
ネットワーク レイヤ フラグメンテーション技術を使用して大きいパケットをフラグメント化します。
  • IP と CLNP の両方は、宛先ホストで再構成が発生した場合のフラグメント化をすべてのルータでサポートしています。
  • MTU Discovery により大きいパケットのフラグメント化を回避できます。
  • 基本的にローカルな(ワンホップ)問題を解決する共通メカニズム(すべてのダウンストリーム ホップは、後続のリンクすべてが高速な場合に、スイッチへの大量のパケットを処理しなければならない)を使用します。
  • TCP/IP ヘッダー圧縮のオプションを無効にします。
  • 多くのアプリケーションはフラグメント化が許可されておらず、IP ヘッダーには「Do Not Fragment」ビットが設定されています。 このような設定のパケットは、フラグメント化されると破棄されます。 フラグメント化されたパケットを許可しないアプリケーションは、この環境では動作しません。
リンク レイヤ技術でパケットをフラグメント化します。
  • ネットワーク レイヤ パケットまたはブリッジド パケットでサポートされています。
  • フラグメント化されたパケットをエンドツーエンドで転送する代わりに、リンクごとのフラグメント化を実行します。 低速リンクに接続されたルータのみが追加パケットの処理と再構成を実施できます。

マルチリンク PPP over ATM(MLPPPoATM)の最適なフラグメント サイズは、ATM セルのちょうど 2 倍のサイズのフラグメントが許可される大きさである必要があります。 フラグメンテーション値の選択方法については、『フレーム リレーおよび ATM 仮想回線に関するリンク断片化およびインターリービングの設定』を参照してください。

MLPPPoA および MLPPPoFR ヘッダー

FRF.8 の標準的なコンフィギュレーションは、次のとおりです。

  • フレーム リレー エンドポイント

  • ATM エンドポイント

  • インターワーキング(IWF)デバイス

各エンドポイントは、レイヤ 2 カプセル化ヘッダー内でデータおよび音声パケットをカプセル化し、フレームまたはセル内にカプセル化されて転送されるプロトコルと通信します。 フレーム リレーおよび ATM のいずれもネットワーク レイヤ プロトコル ID(NLPID)のカプセル化ヘッダーをサポートします。 国際電気標準会議(IEC)の TR 9577 ドキュメントでは、いくつかのプロトコルで既知の NLPID 値が定義されています。 0xCF は PPP に割り当てられています。

RFC 1973 はフレーム リレーおよび MLPPPoFR ヘッダー内の PPP を定義し、RFC 2364 は PPP over AAL5 および MLPPPoA ヘッダーを定義します。leavingcisco.com leavingcisco.com いずれのヘッダーも、PPP をカプセル化プロトコルとして認識するために、NLPID 値には 0xCF を使用しています。

図 1 に、これらのヘッダーを示します。

/image/gif/paws/24041/mlpppoatm_encaps.gif

図 1. NLPID カプセル化を用いる PPP over AAL5 ヘッダ、MLPPPoA ヘッダ、および VC多重化の MLPPPoA ヘッダ

MLPPPoFR ヘッダーには、1 バイトのフラグ フィールドである 0x7e も含まれています(図 1 に示されていません)。 ヘッダーに続いて、バイト番号 5 から PPP または MLPPP プロトコル フィールドが開始されます。

表 1 - FRF.8 透過的な対翻訳 FRF.8。

mlpppoatm_headers.gif

mlpppoatm_nlpid_frag_ex.gif

図 2: NLPID を使用した MLPPPoATM パケットをフラグメント化する方法

mlpppoatm_vcmux_frag_ex.gif

図 3: VC 多重化を使用した MLPPPoATM パケットをフラグメント化する方法

/image/gif/paws/24041/mlpofr_atm_header.gif

バイト値の意味は、次のとおりです。

  • 0xFEFE:論理リンク制御(LLC)ヘッダー内の宛先と送信元サービス アクセス ポイント(SAP)を示します。 0xFEFE の値は、続く値が短い形式の NLPID ヘッダーであることを示しています。このヘッダーは、定義された NLPID 値を持つプロトコルで使用されます。

  • 0x03:ハイレベル データ リンク コントロール(HDLC)を含む多くのカプセル化で使用する制御フィールドです。 このほか、パケット コンテンツが非番号制情報で構成されていることを示しています。

  • 0xCF:PPP の既知の NLPID 値です。

FRF.8 トランスペアレント モードと変換モードの比較

FRF.8 実装協定では、IWF デバイスの 2 つの動作モードが定義されています。

  • トランスペアレント:IWF デバイスはカプセル化ヘッダーを変更せずに転送します。 プロトコル ヘッダー マッピング、フラグメンテーション、または再構成などは行われません。

  • 変換:IWF デバイスは、カプセル化タイプのわずかな違いも考慮できるように、2 つのカプセル化ヘッダー間でプロトコル ヘッダー マッピングを実行します。

Cisco ATM キャンパス スイッチまたは PA-A3 ATM ポート アダプタ対応の 7200 シリーズ ルータを含む IWF デバイスで設定されるモードは、インターワーキング リンクの ATM セグメントとフレーム リレー セグメント上のレイヤ 2 ヘッダーのバイト数を変更します。 次に、このオーバーヘッドの詳細について取り上げます。

次の 2 つの表には、データ パケットのオーバーヘッド バイトと Voice over IP(VoIP)パケットのバイトを示しています。

表 2. FRF.8 リンク上のデータ パケットにおけるデータ リンク オーバーヘッド(バイト)

FRF.8 モード トランスペアレント 変換
トラフィック方向 フレーム リレーから ATM ATM からフレーム リレー フレーム リレーから ATM ATM からフレーム リレー
PVC のフレーム リレー区間または ATM 区間 フレーム リレー ATM ATM フレーム リレー フレーム リレー ATM ATM フレーム リレー
                 
フレーム フラグ(0x7e) 1 0 0 1 1 0 1 0
フレーム リレー ヘッダー 2 0 0 2 2 0 0 2
LLC DSAP/SSAP(0xfefe) 0 0 2 2 0 2 2 0
LLC 制御(0x03) 1 1 1 1 1 1 1 1
NLPID(PPP は 0xcf) 1 1 1 1 1 1 1 1
MLP プロトコル ID(0x003d) 2 2 2 2 2 2 2 2
MLP シーケンス番号 4 4 4 4 4 4 4 4
PPP プロトコル ID(最初のフラグのみ) 2 2 2 2 2 2 2 2
ペイロード(レイヤ 3+) 0 0 0 0 0 0 0 0
ATM アダプテーション層(AAL)5 0 8 8 0 0 8 8 0
フレーム チェック シーケンス(FCS) 2 0 0 2 2 0 0 2
                 
オーバーヘッド合計(バイト) 15 18 20 17 15 20 20 15

表 3. FRF.8 リンク上の VoIP パケットにおけるデータ リンク オーバーヘッド(バイト)

FRF.8 モード トランスペアレント 変換 フレーム リレーからフレーム リレー
トラフィック方向 フレーム リレーから ATM ATM からフレーム リレー フレーム リレーから ATM ATM からフレーム リレー  
PVC のフレーム リレー区間または ATM 区間 フレーム リレー ATM ATM フレーム リレー フレーム リレー ATM ATM フレーム リレー
                   
フレーム フラグ(0x7e) 1 0 0 1 1 0 0 1 1
フレーム リレー ヘッダー 2 0 0 2 2 0 0 2 2
LLC DSAP/SSAP(0xfefe) 0 0 2 2 0 2 2 0 0
LLC 制御(0x03) 1 1 1 1 1 1 1 1 1
NLPID(PPP は 0xcf) 1 1 1 1 1 1 1 1 1
PPP ID 2 2 2 2 2 2 2 2 0
ペイロード(IP + User Datagram Protocol(UDP) + RTP + 音声) 0 0 0 0 0 0 0 0 0
AAL5 0 8 8 0 0 8 8 0 0
FCS 2 0 0 2 2 0 0 2 2
                   
オーバーヘッド合計(バイト) 9 12 14 11 9 14 14 9 7

上記の表では、次の点を確認します。

  • 指定したフラグメント化サイズよりも小さいパケットは、MLPPP ヘッダーではなく PPP ヘッダーでのみカプセル化されます。 同様に、指定したフラグメント化サイズよりも大きいパケットは、PPP ヘッダーと MLPPP ヘッダーの両方でカプセル化されます。 よって、VoIP パケットのオーバーヘッドは最大でも 8 バイト少なくなります。

  • 最初のマルチリンク PPP(MLPPP)フラグメントにのみ、PPP プロトコル ID フィールドが含まれます。 このため、最初のフラグメントは追加で 2 バイトのオーバーヘッドを持っています。

  • トランスペアレント モードの場合、カプセル化ヘッダーは変更されないまま IWF デバイスを通過します。 このことから、オーバーヘッドは方向およびセグメントごとに異なります。 具体的には、MLPPPoA ヘッダーは短い形式の NLPID ヘッダーである 0xFEFE で始まります。 トランスペアレント モードの場合、このヘッダーは変更されないまま IWF デバイスを通過し、ATM セグメントからフレーム リレー セグメントへと渡されます。 ただし、フレーム リレーから ATM の方向では、いずれのセグメントでもトランスペアレント モードのこのようなヘッダーは存在しません。

  • 変換モードの場合、IWF デバイスはカプセル化ヘッダーを変更します。 このため、双方向の各セグメントのオーバーヘッドは同一になります。 具体的には、ATM からフレーム リレー方向では、ATM エンドポイントが MLPPPoA ヘッダーのパケットをカプセル化します。 IWF デバイスは、残りのフレームをフレーム リレー セグメントへ渡す前に NLPID ヘッダーを削除します。 フレーム リレーから ATM 方向の場合、IWF は再度フレームを変更し、セグメント化フレームを ATM エンドポイントへ渡す前に NLPID ヘッダーを付加します。

  • MLP を使用する FRF リンクを設計するときは、データ リンクの オーバーヘッド バイトが正しい値になっていることを必ず確認してください。 このようなオーバーヘッドは、各 VoIP コールによって消費される帯域幅の量に影響を与えます。 また、最適な MLP フラグメント サイズの決定にも関与します。 ATM セルの整数と一致するようにフラグメント サイズを最適化することは重要です。特に低速の PVC では、最後のセルを倍の 48 バイトへパディングするために大量の帯域幅を消費することもあることから、とても重要です。

明確にするために、パケットがトランスペアレント モードでフレーム リレーから ATM 方向へ流れる場合のパケット カプセル化プロセスについて見て行きます。

  1. フレーム リレー エンドポイントが MLPPPoFR ヘッダー内のパケットをカプセル化します。

  2. IWF が Data Link Connection Identifier(DLCI)を使用する 2 バイトのフレーム リレー ヘッダーを削除します。 次に、残りのパケットは IWF の ATM インターフェイスへと転送され、そこでパケットはセルにセグメント化されて ATM セグメントへと転送されます。

  3. ATM エンドポイントは受信パケットのヘッダーを検証します。 受信パケットの最初の 2 バイトが 0x03CF であれば、ATM エンドポイントにより、それが有効な MLPPPoA パケットであると判断されます。

  4. ATM エンドポイントの MLPPP 機能によって、さらに処理が実行されます。

次に、パケットがトランスペアレント モードで ATM からフレーム リレー方向へと流れる場合のパケット カプセル化プロセスについて見て行きます。

  1. ATM エンドポイントが MLPPPoA ヘッダー内のパケットをカプセル化します。 次に、パケットをセルにセグメント化して ATM セグメントへ転送します。

  2. IWF で受信されたパケットはフレーム リレー インターフェイスへ転送され、そこで 2 バイトのフレーム リレー ヘッダーが付加されます。

  3. フレーム リレー エンドポイントは受信パケットのヘッダーを検証します。 2 バイトのフレーム リレー ヘッダーに続く最初の 4 バイトが 0xfefe03cf であれば、IWF により正規の MLPPPoFR パケットとして扱われます。

  4. フレーム リレー エンドポイントの MLPPP 機能によって、さらに処理が実行されます。

次の図は、MLPPPoA パケットと MLPPPoFR パケットの形式を示しています。

/image/gif/paws/24041/mlpppoa-overhead.gif

図 6. MLPPPoA オーバーヘッド。 (最初のフラグメントのみが PPP ヘッダーを搬送)

mlpppofr-overhead.gif

図 7. MLPPPoFR オーバーヘッド。 (最初のフラグメントのみが PPP ヘッダーを搬送)

VoIP の帯域幅要件

VoIP の帯域幅をプロビジョニングする際は、帯域幅の計算にデータ リンク オーバーヘッドを含める必要があります。 表 4 は、コーデックや圧縮リアルタイム転送プロトコル(RTP)の使用に応じたコールごとの帯域幅要件を示しています。 表 4 の計算は、RTP ヘッダー圧縮(cRTP)の最良のシナリオを想定しています。言い換えると、UDP チェックサムや送信速度は考慮されていません。 この場合、ヘッダーは常に 40 バイトから 2 バイトに圧縮されます。

表 4. VoIP あたりのコール帯域幅要件(kbps)

FRF.8 モード トランスペアレント 変換 フレーム リレーからフレーム リレー
トラフィック方向 フレーム リレーから ATM ATM からフレーム リレー フレーム リレーから ATM ATM からフレーム リレー  
PVC のフレーム リレー区間または ATM 区間 フレーム リレー ATM ATM フレーム リレー フレーム リレー ATM ATM フレーム リレー
                   
G729 - 20 ミリ秒サンプル - cRTP なし 27.6 42.4 42.4 28.4 27.6 42.4 42.4 27.6 26.8
G729 - 20 ミリ秒サンプル - cRTP 12.4 21.2 21.2 13.2 12.4 21.2 21.2 12.4 11.6
G729 - 30 の ms サンプル- cRTP 無し 20.9 28.0 28.0 21.4 20.9 28.0 28.0 20.9 20.3
G729 - 30 の ms サンプル- cRTP 10.8 14.0 14.0 11.4 10.8 14.0 14.0 10.8 10.3
G711 - 20 の ms サンプル- cRTP 無し 83.6 106.0 106.0 84.4 83.6 106.0 106.0 83.6 82.8
G711 - 20 ミリ秒 サンプル - cRTP 68.4 84.8 84.8 69.2 68.4 84.8 84.8 68.4 67.6
G711 - 30 ミリ秒 サンプル - cRTP なし 76.3 97.9 97.9 76.8 76.3 97.9 97.9 76.3 75.8
G711 - 30 ミリ秒サンプル - cRTP 66.3 84.0 84.0 66.8 66.3 84.0 84.0 66.3 65.7

オーバーヘッドは PVC のレッグごとに異なるため、最悪のシナリオを想定して設計することを推奨ます。 たとえば、トランスペアレント PVC での G.279 コールは 20 ミリ秒のサンプリングと cRTP がかかると想定します。 フレーム リレーのレッグでは、一方向の帯域幅要件は 12.4 Kbps で、逆方向の帯域幅要件は 13.2 Kbps です。 よって、コールあたり 3.2 Kbps に基づいてプロビジョニングすることを推奨します。

圧縮の目的から、FRF.12 フラグメンテーションが設定されたエンドツーエンド フレーム リレー PVC の VoIP 帯域幅要件も表に示します。 表にあるとおり、PPP はコールあたりの帯域幅に加えて 0.5 ~ 0.8 Kbps を消費します。これは、追加のカプセル化ヘッダー バイトをサポートするためです。 このため、エンドツーエンド フレーム リレー VC では FRF.12 の使用を推奨します。

ATM 上の Compressed RTP (cRTP)は Cisco IOS を必要としますか。 ソフトウェア リリース 12.2(2)T。 cRTP で MLPoFR および MLPoATM が有効化されている場合、TCP/IP ヘッダー圧縮は自動で有効化され、無効化することはできません。 この制約は RFC 2509 によるもので、この規約では TCP ヘッダー圧縮のネゴシエーションなしに RTP ヘッダー圧縮の PPP ネゴシエーションを実行することを許可していません。

Cisco デバイスの変換およびトランスペアレントのサポート

もともと LFI には、トランスペアレント モードで動作する IWF デバイスが必要です。 最近、フレーム リレー フォーラムは FRF.8.1 で変換モードをサポートすると発表しました。 シスコでは、次の Cisco IOS ソフトウェアのバージョンで FRF.8.1 および変換モードをサポートしています。

  • LS1010 の 12.0(18)W5(23) と、4CE1 FR-PAM(CSCdt39211)の Catalyst 8500 シリーズ

  • APA-A3(CSCdt70724)など、TM インターフェイス対応の Cisco IOS ルータ 12.2(3)T および 12.2(2)

サービス プロバイダーの中には、まだ自社の FRF.8 デバイスで PPP 変換をサポートしていないところがあります。 その場合は、プロバイダー側で PVC をトランスペアレント モードに設定する必要があります。

ハードウェアおよびソフトウェア

リンクの効率化メカニズムの概要」の章には、LFI 機能をサポートするハードウェアのリストが記載されています。 このコンフィギュレーションでは、次のハードウェアとソフトウェアを使用します。

  • ATM エンドポイント:Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(8)T が稼働する 7200 シリーズ ルータの PA-A3-OC3 (注: LFI は、PA-A3-OC3 と PA-A3-T3 のみでサポートされ、 IMA と ATM OC-12 ポート アダプタではサポートされません)

  • IWF デバイス:チャネライズド T3 ポート アダプタ モジュールと Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.1(8)EY を使用する LS1010

  • フレーム リレー エンドポイント:Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(8)T が稼働する 7200 シリーズ ルータの PA-MC-T3

トポロジ ダイアグラム

/image/gif/paws/24041/lfi-topology.gif

設定

このセクションでは、トランスペアレント モードの FRF.8 リンクで LFI 機能を設定する方法について説明します。 2 つのルータ エンドポイントでは仮想テンプレートが使用され、MLP バンドルの仮想アクセス インターフェイスがクローニングされています。 LFI は、MLPPP のプロトコル レイヤ パラメータでダイヤラ インターフェイスと仮想テンプレートをサポートします。 Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(8)T では、ルータあたりに設定できる固有の仮想テンプレート数が 200 に増えています。 以前のバージョンでは、ルータあたり 25 の仮想テンプレートしかサポートされていませんでした。 こうした制限があると、PVC それぞれが固有の IP アドレスを必要とする場合に、ATM ディストリビューション ルータは拡張できなくなります。 回避策は、非番号 IP を使用するか、または番号付きリンクで仮想テンプレートをダイヤラ インターフェイスと置き換えます。

Cisco IOS リリース 12.1(5)T では、MLPPP バンドルあたり 1 つのメンバ リンクのみで LFI をサポートできるようになりました。 よって、このコンフィギュレーションの各エンドポイントで使用する VC は 1 つだけになります。 今後の Cisco IOS のリリースで、バンドルあたり複数の VC をサポートする予定です。

フレーム リレー エンドポイント
  1. チャネライズド T3 ポート アダプタでは、チャネル グループを作成してタイムスロットを指定する必要があります。 デフォルトでは、インターフェイスが存在しません。
    FRAMEside#show ip int brief 
    Interface        IP-Address      OK? Method Status   Protocol 
    FastEthernet0/0  172.16.142.231  YES NVRAM  up       up  
    Loopback1        191.1.1.1       YES NVRAM  up       up  
    
    
  2. show diag コマンドを使用してインストール済みのポート アダプタを特定します。 この例では、T3 PA は Cisco IOS のスロット 3.最新バージョンにハードウェア障害の発生時に命令するために今表示するフィールド置換可能(FRU)部品番号をあります。
    FRAMEside#show diag 3 
    Slot 3: 
       CT3 single wide Port adapter, 1 port 
       Port adapter is analyzed  
       Port adapter insertion time 13:16:35 ago 
       EEPROM contents at hardware discovery: 
       Hardware revision 1.0           Board revision A0 
       Serial number     23414844      Part number    73-3037-01 
       FRU Part Number:  PA-MC-T3= (SW) 
    
       Test history      0x0           RMA number     00-00-00 
       EEPROM format version 1 
       EEPROM contents (hex): 
         0x20: 01 A0 01 00 01 65 48 3C 49 0B DD 01 00 00 00 00 
         0x30: 50 00 00 00 00 10 30 00 FF FF FF FF FF FF FF FF 
    
    
  3. show controller t3 コマンドを実行すると、物理レイヤのアラームと統計情報が表示されます。
    FRAMEside#show controller t3 3/0  
    T3 3/0 is up.  Hardware is CT3 single wide port adapter 
      CT3 H/W Version : 1.0.1, CT3 ROM Version : 1.1, CT3 F/W Version : 2.4.0 
      FREEDM version: 1, reset 0 resurrect 0 
      Applique type is Channelized T3 
      No alarms detected. 
      FEAC code received: No code is being received 
      Framing is M23, Line Code is B3ZS, Clock Source is Internal 
      Rx throttle total 0, equipment customer loopback 
      Data in current interval (75 seconds elapsed): 
         2 Line Code Violations, 1 P-bit Coding Violation 
         0 C-bit Coding Violation, 1 P-bit Err Secs 
         0 P-bit Severely Err Secs, 0 Severely Err Framing Secs 
         0 Unavailable Secs, 1 Line Errored Secs 
         0 C-bit Errored Secs, 0 C-bit Severely Errored Secs 
      [output omitted] 
    
    
  4. T3 コントローラ設定モードから T1 を選択してチャネル グループを作成し、グループにタイムスロットを割り当てます。
    FRAMEside(config)#controller t3 3/0 
    b13-8-7204(config-controller)#? 
    Controller configuration commands: 
      cablelength  cable length in feet (0-450) 
      clock        Specify the clock source for a T3 link 
      default      Set a command to its defaults 
      description  Controller specific description 
      equipment    Specify the equipment type for loopback mode 
      exit         Exit from controller configuration mode 
      framing      Specify the type of Framing on a T3 link 
      help         Description of the interactive help system 
      idle         Specify the idle pattern for all channels on a T3 interface 
      loopback     Put the entire T3 line into loopback 
      mdl          Maintenance Data Link Configuration 
      no           Negate a command or set its defaults 
      shutdown     Shut down a DS3 link (send DS3 Idle) 
      t1           Create a T1 channel 
    
    b13-8-7204(config-controller)#t1 ? 
      <1-28>  T1 Channel number <1-28> 
    
    b13-8-7204(config-controller)#t1 1 channel-group ? 
      <0-23>  Channel group number 
    
    b13-8-7204(config-controller)#t1 1 channel-group 1 ? 
      timeslots  List of timeslots in the channel group 
    
    b13-8-7204(config-controller)#t1 1 channel-group 1 timeslots ? 
      <1-24>  List of timeslots which comprise the channel 
    
    b13-8-7204(config-controller)#t1 1 channel-group 1 timeslots 1-2 
    b13-8-7204(config-controller)# 
    13:22:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface Serial3/0/1:1, changed state to down 
    13:22:29: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Serial3/0/1:1, changed state to down 
    13:22:46: %LINK-3-UPDOWN: Interface Serial3/0/1:1, changed state to up 
    13:22:47: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Serial3/0/1:1, changed state to up 
    13:23:07: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Serial3/0/1:1, changed state to down 
    
    

    接続されたリモート インターフェイスに同様の設定がなされていない場合、新規のチャネライズド インターフェイスのリンク レイヤがアップしても、回線プロトコルはダウンしたままになります。

  5. インターフェイス シリアル 3/0/1:1 が新規のチャネライズド インターフェイスを認識します。 フレーム リレー カプセル化のインターフェイスを設定したら、メイン インターフェイスでフレーム リレー トラフィック シェーピング(FRTS)を有効化します。
    FRAMEside(config)#int serial 3/0/1:1 
    FRAMEside(config-if)#encapsulation frame-relay ietf 
    FRAMEside(config-if)#frame-relay traffic-shaping
    
    !--- FRTS must be enabled for MLPoFR.
    
    
  6. フレーム リレーのマップクラスを設定して、(次で作成される)フレーム リレー VC にトラフィック シェーピング パラメータを適用します。
    FRAMEside(config)#map-class frame-relay mlp 
    FRAMEside(config-map-class)#frame-relay cir ? 
      <1-45000000>  Applied to both Incoming/Outgoing CIR, Bits per second 
      in            Incoming CIR 
      out           Outgoing CIR 
    
    FRAMEside(config-map-class)#frame-relay cir 128000 
    FRAMEside(config-map-class)#frame-relay mincir 128000 
    FRAMEside(config-map-class)#frame-relay bc ? 
      <300-16000000>  Applied to both Incoming/Outgoing Bc, Bits 
      in             Incoming Bc 
      out             Outgoing Bc 
      <cr> 
    FRAMEside(config-map-class)#frame-relay bc 1280
    
    !--- Configure a burst committed (Bc) value of 1/100th of the CIR or 1280 bps.
    
    FRAMEside(config-map-class)#frame-relay be 0
    
    !--- Configure an excess burst (Be) value of 0.
    
    FRAMeside(config-map-class)#no frame-relay adaptive-shaping
    
  7. QoS サービス ポリシーを作成します。 ATM 側でも同じパラメータを使用します。 下記を参考に設定してください。
    FRAMEside#show policy-map example 
      Policy Map example 
        Class voice 
          Weighted Fair Queueing 
                Strict Priority 
                Bandwidth 110 (kbps) Burst 2750 (Bytes) 
        Class class-default 
          Weighted Fair Queueing 
                Flow based Fair Queueing 
                Bandwidth 0 (kbps) Max Threshold 64 (packets)
  8. 仮想テンプレート インターフェイスを作成して MLPPP パラメータを適用します。 さらに、VC に QoS サービス ポリシーを適用します。
    FRAMEside(config)#interface Virtual-Template1 
    FRAMEside(config-if)#ip address 1.1.1.2 255.255.255.0 
    FRAMEside(config-if)#service-policy output example 
    FRAMEside(config-if)#ppp multilink 
    FRAMEside(config-if)#ppp multilink fragment-delay 10 
    FRAMEside(config-if)#ppp multilink interleave 
    FRAMEside(config-if)#end 
    
    
  9. サブインターフェイスを作成してデータ リンク接続識別子(DLCI)番号を割り当てます。 次に、PPP カプセル化、仮想テンプレート、マップクラスを適用します。
    FRAMEside(config)#int serial 3/0/1:1.1 point 
    FRAMEside(config-subif)#frame-relay interface-dlci ? 
      <16-1007>  Define a switched or locally terminated DLCI 
    
    FRAMEside(config-subif)#frame-relay interface-dlci 20 ppp ? 
      Virtual-Template  Virtual Template interface 
    
    FRAMEside(config-subif)#frame-relay interface-dlci 20 ppp Virtual-Template 1 
    FRAMEside(config-fr-dlci)#class mlp 
    
    
  10. show frame-relay pvc コマンドを実行して、VC に仮想テンプレートとマップクラスのパラメータが適用されたことを確認します。
    FRAMEside#show frame-relay pvc 20  
    
    PVC Statistics for interface Serial3/0/1:1 (Frame Relay DTE) 
    
    DLCI = 20, DLCI USAGE = LOCAL, PVC STATUS = INACTIVE, INTERFACE = Serial3/0/1:1.1 
    
      input pkts 0      output pkts 0         in bytes 0 
      out bytes 0       dropped pkts 0        in FECN pkts 0 
      in BECN pkts 0    out FECN pkts 0       out BECN pkts 0 
      in DE pkts 0      out DE pkts 0  
      out bcast pkts 0  out bcast bytes 0  
      5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec 
      5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec 
      pvc create time 00:03:24, last time pvc status changed 00:03:24 
    Bound to Virtual-Access1 (down, cloned from Virtual-Template1) 
      cir 128000    bc 1280      be 0         byte limit 160    interval 10  
      mincir 128000    byte increment 160   Adaptive Shaping none 
      pkts 0       bytes 0       pkts delayed 0   bytes delayed 0 
      shaping inactive  
      traffic shaping drops 0 
      Queueing strategy: fifo 
      Output queue 0/40, 0 drop, 0 dequeued 
    
  11. show controller serial 3/0/1:1 コマンドを使用して、フレーム リレー リンクが up ステータスであり、物理レイヤ アラームが無効であることを確認します。 各チャネライズド インターフェイスには「VC」番号が割り当てられています。 次の出力結果では、チャネル グループ 1(3/0/1:1)の VC 番号に 0 が割り当てられています。
    FRAMEside#show controller serial 3/0/1:1 
    CT3 SW Controller 3/0 
      ROM ver 0x10001, h/w ver 1.0.1, f/w ver 2.4.0, FREEDM rev 1
    
    !--- FREEDM is the HDLC controller on the channelized T3 port adapter. 
    It extracts data from the 24 timeslots of a T1, validates the CRC, and checks for 
    any other frame errors.
    
    T3 linestate is Up, T1 linestate 0x00000002, num_active_idb 1 
      Buffer pool size 640, particle size 512, cache size 640, cache end 128/127 
      Rx desctable 0xF1A5A20, shadow 0x628C6AFC, size 512, spin 128
    
    !--- When it initializes, the interface driver builds a control structure 
    known as the receive ring.  The receive ring consists of a list of 512 packet buffer 
    descriptors. As packets arrive, FREEDM DMAs the data into the buffer to which a 
    descriptor points.
    
    rx queue 0xF1B8000, cache 0xF1B8000, fq base 0xF1B8800 
        rdq base 0xF1B8000, host_rxrdqr 0xF1B8004, host_rxfqw 0xF1B8804 
      Tx desctable 0xF1A7A60, shadow 0x628B6AD0, size 4096, spin 256 
    
    !--- When it initializes, the interface driver also creates the transmit 
    queue or transmit ring. In the case of the channelized T3 PA, the driver creates a 
    queue of 4096 entries and sets all fields in the descriptors to NULL or empty.
    
    tx queue 0xF1C0000, cache 0xF1C0000 
        host_txrdqw 1802, fq base 0xF1C4000, host_txfqr 0xF1C5C20 
      dynamic txlimit threshold 4096 
      TPD cache 0x628C7A54, size 4096, cache end 4096/4094, underrun 0 
      RPD cache 0x628C7328, size 448, cache end 0 
      Freedm fifo 0x628AA7B0, head ptr 0x628AA7C8, tail ptr 0x628AB7A8, reset 0 
      PCI bus 6, PCI shared memory block 0xF1A454C, PLX mailbox addr 0x3D820040 
      FREEDM devbase 0x3D800000, PLX devbase 0x3D820000 
      Rx overruns 0, Tx underruns 0, tx rdq count 0 
    
    !--- The "tx rdq count" indicates the number of outstanding transmit packets in 
    FREEDM's "transmit ready" queue. This queue holds a packet before it reaches the 
    transmit ring.
    
    Tx bad vc 0 
      FREEDM err: cas 0, hdl 0, hdl_blk 0, ind_prov 0, tavail 0, tmac busy 0, rmac b 
    usy 0 
             rxrdq_wt 0x2, rxrdq_rd 0x1, rxsfq_wt 0x201, rxsfq_rd 0x206 
    
    VC 0 (1:1) is enabled, T1 1 is enabled/Up, rx throttle 0 
    Interface Serial3/0/1:1 is up (idb status 0x84208080) 
      xmitdelay 0, max pak size 1608, maxmtu 1500, max buf size 1524 
      started 8, throttled 0, unthrottled 0, in_throttle FALSE 
      VC config: map 0xC0000000, timeslots 2, subrate 0xFF, crc size 2, non-inverted data 
        freedm fifo num 3, start 0x628AA7B0, end 0x628AA7C0, configured = TRUE 
      Rx pkts 0, bytes 0, runt 0, giant 0, drops 0 
        crc 0, frame 0, overrun 0, abort 1, no buf 0 
      Tx pkts 194313, bytes 2549490, underrun 0, drops 0, tpd udr 0 
        tx enqueued 0, tx count 0/36/0, no buf 0 
        tx limited = FALSE 
    
    !--- The "tx count x/y/z" counter includes the following information:
    !--- "x" = Number of transmit ring entries in use.
    !--- "y" = Maximum number of packets allowed on the transmit queue.
    !--- "z" = Number of times that the transmit limit has been exceeded.
    
    

LS1010 設定
  1. show hardware コマンドを使用して、LS1010 にチャネライズド フレーム リレー ポート アダプタ モジュール(PAM)が実装されていることを確認します。
    LS1010#show hardware    
    LS1010 named LS1010, Date: 07:36:40 UTC Mon May 13    2002    
    Feature Card's FPGA Download Version: 11    
    Slot Ctrlr-Type    Part No.  Rev  Ser No  Mfg Date  RMA No.   Hw Vrs  Tst EEP    
    ---- ------------  ---------- -- -------- --------- -------- ------- --- ---    
    0/0  155MM PAM     73-1496-03 A0 02829507 May 07 96 00-00-00   3.1     0   2    
    1/0  1CT3 FR-PAM   73-2972-03 A0 12344261 May 17 99 00-00-00   3.0     0   2    
    2/0  ATM Swi/Proc  73-1402-03 B0 03824638 Sep 14 96 00-00-00   3.1     0   2    
    2/1  FeatureCard1  73-1405-03 B0 03824581 Sep 14 96 00-00-00   3.2     0   2
    
  2. show ip int brief コマンドでコントローラ インターフェイスを確認します。
    LS1010#show ip int brief    
    Interface      IP-Address         OK? Method Status       Protocol    
    ATM0/0/0       unassigned         YES unset  up           up    
    ATM0/0/1       unassigned         YES unset  down         down     
    ATM0/0/2       unassigned         YES unset  down         down     
    ATM0/0/3       unassigned         YES unset  down         down     
    ATM-P1/0/0     unassigned         YES unset  up           up     
    T3 1/0/0       unassigned         YES unset  up           up
    
  3. チャネライズド インターフェイスを作成して、同じタイムスロットをシリアル ポート アダプタ(PA)として選択します。
    LS1010(config)#controller t3 1/0/0 
    LS1010(config-controller)#channel-group 1 t1 ? 
      <1-28>  T1 line number <1-28> 
    
    LS1010(config-controller)#channel-group 1 t1 1 timeslots ? 
      <1-24>  List of timeslots which comprise the channel 
    
    LS1010(config-controller)#channel-group 1 t1 1 timeslot 1-2 
    LS1010(config-controller)# 
    
    2w1d: %LINK-3-UPDOWN: Interface Serial1/0/0:1, changed state to up 
    2w1d: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Serial1/0/0:1, changed state to up 
    
    
  4. 新しいシリアル インターフェイスでフレーム リレー カプセル化を設定します。 さらに、ローカル管理インターフェイス(LMI)タイプを NNI から DCI に変更します。
    LS1010(config)#int serial 1/0/0:1 
    LS1010(config-if)#encap frame ? 
      ietf  Use RFC1490 encapsulation 
    
    LS1010(config-if)#encap frame ietf 
    LS1010(config-if)#frame-relay intf-type dce 
    
  5. show interface serial コマンドを使用してフレーム リレー カプセル化を確定します。
    LS1010#show int serial 1/0/0:1 
    Serial1/0/0:1 is up, line protocol is up  
      Hardware is FRPAM-SERIAL 
      MTU 4096 bytes, BW 128 Kbit, DLY 0 usec,  
         reliability 139/255, txload 1/255, rxload 1/255 
      Encapsulation FRAME-RELAY IETF, loopback not set 
      Keepalive set (10 sec) 
      LMI enq sent  32, LMI stat recvd 0, LMI upd recvd 0 
      LMI enq recvd 40, LMI stat sent  40, LMI upd sent  0, DCE LMI up 
      LMI DLCI 1023  LMI type is CISCO  frame relay DCE 
    
    !--- By default, the serial PAM and the serial PA use LMI type Cisco. The serial PAM 
    should show DCE LMI status of "up", and the serial PA should show DTE LMI status of 
    "up". 
    
    
    Broadcast queue 0/64, broadcasts sent/dropped 0/0, interface broadcasts 0 
      Last input 00:00:03, output 00:00:05, output hang never 
      Last clearing of "show interface" counters 00:06:40 
      Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0 
      Queueing strategy: fifo 
      Output queue :0/40 (size/max) 
      5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec 
      5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec 
         44 packets input, 667 bytes, 0 no buffer 
         Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles 
         5 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort 
         71 packets output, 923 bytes, 0 underruns 
         0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets 
         0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out 
         0 carrier transitions 
       Timeslots(s) Used: 1-2 on T1 1  
       Frames Received with: 
        DE set: 0, FECN set :0, BECN set: 0 
       Frames Tagged : 
        DE: 0, FECN: 0 BECN: 0 
       Frames Discarded Due to Alignment Error: 0 
       Frames Discarded Due to Illegal Length: 0 
       Frames Received with unknown DLCI: 5 
       Frames with illegal Header : 0  
       Transmit Frames with FECN set :0,  BECN Set :0  
       Transmit Frames Tagged FECN : 0 BECN : 0  
       Transmit Frames Discarded due to No buffers : 0 
       Default Upc Action : tag-drop 
       Default Bc (in Bits) : 32768 
    
    LS1010#show frame lmi 
    
    LMI Statistics for interface Serial1/0/0:1 (Frame Relay DCE) LMI TYPE = CISCO< 
      Invalid Unnumbered info 0             Invalid Prot Disc 0 
      Invalid dummy Call Ref 0              Invalid Msg Type 0 
      Invalid Status Message 0              Invalid Lock Shift 0 
      Invalid Information ID 0              Invalid Report IE Len 0 
      Invalid Report Request 0              Invalid Keep IE Len 0 
      Num Status Enq. Rcvd 120              Num Status msgs Sent 120 
      Num Update Status Sent 0              Num St Enq. Timeouts 0 
    
  6. PVC を設定する前に、ATM インターフェイスが up/up であることを確認してください。
    LS1010#show int atm 0/0/0 
    ATM0/0/0 is up, line protocol is up  
      Hardware is oc3suni 
      MTU 4470 bytes, sub MTU 4470, BW 155520 Kbit, DLY 0 usec,  
         reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255 
      Encapsulation ATM, loopback not set 
      Last input 00:00:00, output 00:00:00, output hang never 
      Last clearing of "show interface" counters never 
      Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0 
      Queueing strategy: fifo 
      Output queue :0/40 (size/max) 
      5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec 
      5 minute output rate 1000 bits/sec, 2 packets/sec 
         253672 packets input, 13444616 bytes, 0 no buffer 
         Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles 
         0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort 
         2601118 packets output, 137859254 bytes, 0 underruns 
         0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets 
         0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out 
  7. 2 つの物理インターフェイスに加えて、LS1010 では論理インターフェイスを使用して ATM 側とフレーム リレー側を接続します。 論理インターフェイスは、ATM 疑似インターフェイスで「atm-p1」として認識されます。
    LS1010#show int atm-p1/0/0 
    ATM-P1/0/0 is up, line protocol is up  
      Hardware is ATM-PSEUDO 
      MTU 4470 bytes, sub MTU 4470, BW 45000 Kbit, DLY 0 usec,  
         reliability 0/255, txload 1/255, rxload 1/255 
      Encapsulation ATM, loopback not set 
      Keepalive not supported  
      Encapsulation(s): 
      2000 maximum active VCs, 0 current VCCs 
      VC idle disconnect time: 300 seconds 
      Last input never, output never, output hang never 
      Last clearing of "show interface" counters never 
      Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0 
      Queueing strategy: fifo 
      Output queue :0/40 (size/max) 
      5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec 
      5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec 
         0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer 
         Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles 
         0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort 
         0 packets output, 0 bytes, 0 underruns 
         0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets 
         0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out 
    
  8. シリアル インターフェイス コンフィギュレーション モードで、インターワーキング PVC を設定します。
    interface Serial1/0/0:1 
     no ip address 
     encapsulation frame-relay IETF 
     no arp frame-relay 
     frame-relay intf-type dce 
     frame-relay pvc 20 service transparent  interface  ATM0/0/0 1 100
    
  9. show vc interface atm コマンドを使用して設定を確定します。
    LS1010#show vc int atm 0/0/0    
    Interface      Conn-Id  Type   X-Interface     X-Conn-Id   Encap  Status    
    ATM0/0/0       0/5      PVC     ATM0           0/39        QSAAL    UP    
    ATM0/0/0       0/16     PVC     ATM0           0/35        ILMI     UP    
    ATM0/0/0       1/100    PVC     Serial1/0/0:1  20                   UP    

ATM エンドポイント
  1. 拡張 ATM PA または PA-A3 を使用していることを確認します。 show interface atm コマンドで確定します。
    ATMside#show int atm 1/0/0 
    ATM1/0/0 is up, line protocol is up  
      Hardware is cyBus ENHANCED ATM PA 
      MTU 4470 bytes, sub MTU 4470, BW 149760 Kbit, DLY 80 usec,  
         reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255 
      Encapsulation ATM, loopback not set 
      Encapsulation(s): AAL5 
      4095 maximum active VCs, 0 current VCCs 
    [output omitted] 
    
  2. 相手先固定接続(PVC)の ATM レイヤ パラメータを設定します。 この設定では、平均セル レート(SCR)150 Kbps のポイントツーポイント サブインターフェイスを使用しています。 この値には、フレーム リレー エンドポイントの CIR である 128 Kbps よりも 15 % 高い値が選択されました。 15 % 高いことで、両方の接続側に対して実際のユーザ トラフィックに匹敵する帯域幅を提供しながら、VC は ATM 側に十分なオーバーヘッドを用意することができます (『フレーム リレー/ ATM 間サービス インターワーキング(FRF.8)PVC でのトラフィック シェーピングの設定』も参照)。
    ATMside(config)#int atm 1/0/0.1 point 
    ATMside(config-subif)#pvc 1/100 
    ATMside(config-if-atm-vc)#vbr-nrt 300 150 ? 
      <1-65535>  Maximum Burst Size(MBS) in Cells 
      <cr> 
    
    ATMside(config-if-atm-vc)#vbr-nrt 300 150 
    ATMside(config-if-atm-vc)#end 
    ATMside(config-if-atm-vc)#tx-ring-limit 4 
    
    !--- Tune down the transmit ring to push most queueing to the layer-3 queues, where 
    our service policy will apply.
    
    
  3. VC テーブルに VC が表示されることを確認します。 show atm vc コマンドを実行します。 明示的な値を入力しないので、ルータに最大バースト サイズ(MBS)の 94 が割り当てられていることを確認します。
    ATMside#show atm vc 
               VCD /                             Peak Avg/Min Burst 
    Interface Name VPI  VCI Type Encaps SC  kbps kbps Cells Sts 
    1/0/0.1    1    1   100 PVC  SNAP   VBR 300  150  94    UP 
  4. QoS サービス ポリシーを作成します。 下記で表示されているポリシーでは、ルータ作成の class-default クラスを含む 4 つのクラスを作成します。
    1. Voice over IP(VoIP)パケットのクラスマップを作成します。
      ATMside(config)#class-map voice  
      ATMside(config-cmap)#match ip rtp ? 
        <2000-65535>  Lower bound of UDP destination port 
      
      ATMside(config-cmap)#match ip rtp 16384 ?  
        <0-16383>  Range of UDP ports 
      
      ATMside(config-cmap)#match ip rtp 16384 16383 
      
      
      !--- Cisco IOS H.323 devices use this UDP port range to transmit VoIP packets.
      
      
    2. 音声シグナリング パケットのクラスマップを作成します。 この例では、H.323 Fast Connect を使用します (『QoS を実装した PPP リンク上の VoIP(LLQ/IP RTP プライオリティ、LFI、cRTP)』の「LLQ 設定のガイドライン」も参照)。
      class-map voice-signaling 
        match access-group 103 
      ! 
      access-list 103 permit tcp any eq 1720 any  
      access-list 103 permit tcp any any eq 1720
      
    3. 名前の付いたポリシーマップを作成して、各クラスに QoS アクションを割り当てます。 この例では、priority コマンドを使用してプライオリティ キューイングを VoIP ユーザ パケットに割り当てるほか、bandwidth コマンドを使用してコール シグナリング パケットに最小帯域幅保証を設定します。 その他のトラフィックは class-default クラスに送信されます。このクラスでは、トラフィックを IP レイヤ フローに分割し、フローに対して fair-queue を提供します。
      policy-map example 
        class call-control 
          bandwidth percent 10 
        class voice 
           priority 110 
        class class-default 
          fair-queue 
      
      
    4. 設定を確定します。
      ATMside#show policy-map example 
        Policy Map example 
          Class call-control 
            bandwidth percent 10 
          Class voice 
            priority 110 
          Class class-default 
            fair-queue 
      
  5. 仮想テンプレートを作成して QoS サービス ポリシーを適用します。
    interface Virtual-Template1 
      bandwidth 150 
      ip address 1.1.1.1 255.255.255.0 
      service-policy output example 
      ppp multilink 
      ppp multilink fragment-delay 10 
      ppp multilink interleave 
    
    
    !--- You select a fragment size indirectly by specifying the maximum tolerable 
    serialization delay. The recommended maximum per-hop serialization delay for voice 
    environments is 10 milliseconds (ms). LFI also requires ppp multilink interleave. 
    
    
    
  6. AMT PVC に仮想テンプレートとマルチリンク PPP カプセル化を適用します。
    ATMside(config)#int atm 1/0/0.1 
    ATMside(config-subif)#pvc 1/100 
    ATMside(config-if-atm-vc)#protocol ppp ? 
      Virtual-Template  Virtual Template interface 
      dialer            pvc is part of dialer profile 
    
    ATMside(config-if-atm-vc)#protocol ppp Virtual-Template 1 
    
  7. ATM PVC の設定を確定します。
    ATMside#show run int atm 1/0/0.1 
    Building configuration... 
    
    Current configuration : 127 bytes 
    ! 
    interface ATM1/0/0.1 point-to-point 
     pvc 1/100  
      vbr-nrt 300 150 
      tx-ring-limit 4 
      protocol ppp Virtual-Template1 
     ! 
    end 
    
  8. ルータは自動的に仮想アクセス インターフェイスを作成します。 フレーム リレー エンドポイントに MSPPP を設定していない場合、仮想アクセス インターフェイスのステータスは up/down になります。
    ATMside#show int virtual-access 1 
    Virtual-Access1 is up, line protocol is down  
      Hardware is Virtual Access interface 
      Internet address is 1.1.1.1/24 
      MTU 1500 bytes, BW 150 Kbit, DLY 100000 usec,  
         reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255 
      Encapsulation PPP, loopback not set 
      DTR is pulsed for 5 seconds on reset 
      LCP Listen, multilink Closed 
      Closed: LEXCP, BRIDGECP, IPCP, CCP, CDPCP, LLC2, BACP, IPV6CP 
      Bound to ATM1/0/0.1 VCD: 1, VPI: 1, VCI: 100 
      Cloned from virtual-template: 1
    

show および debug コマンド

ATM エンドポイント

ATM エンドポイントで次のコマンドを実行し、LFI が正常に稼働していることを確認します。 debug コマンドを発行する前に、『debug コマンドの重要な情報』を参照してください。

  • show ppp multilink - LFI は 2 つの仮想アクセスインターフェイスを使用します -- PPP のための 1 つおよび MLP バンドルのための 1。 show ppp multilink コマンドで両方を区別します。

    ATMside#show ppp multilink 
    Virtual-Access2, bundle name is FRAMEside 
    
    !--- The bundle interface is assigned to VA 2.
    
      Bundle up for 01:11:55 
      Bundle is Distributed 
      0 lost fragments, 0 reordered, 0 unassigned 
      0 discarded, 0 lost received, 1/255 load 
      0x1E received sequence, 0xA sent sequence 
      Member links: 1 (max not set, min not set) 
        Virtual-Access1, since 01:11:55, last rcvd seq 00001D  187 weight 
    
    !--- The PPP interface is assigned to VA 1.
    
    
  • show interface virtual-access 1:仮想アクセス インターフェイスが up/up の状態であることを確認し、入力パケット カウンタと出力パケット カウンタを増分します。

    ATMside#show int virtual-access 1 
    Virtual-Access1 is up, line protocol is up 
      Hardware is Virtual Access interface 
      Internet address is 1.1.1.1/24 
      MTU 1500 bytes, BW 150 Kbit, DLY 100000 usec, 
         reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255 
      Encapsulation PPP, loopback not set 
      DTR is pulsed for 5 seconds on reset 
      LCP Open, multilink Open 
      Bound to ATM1/0/0.1 VCD: 1, VPI: 1, VCI: 100 
      Cloned from virtual-template: 1 
      Last input 01:11:30, output never, output hang never 
      Last clearing of "show interface" counters 2w1d 
      Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0 
      Queueing strategy: fifo 
      Output queue :0/40 (size/max) 
      5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec 
      5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec 
         878 packets input, 13094 bytes, 0 no buffer 
         Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles 
         0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort 
         255073 packets output, 6624300 bytes, 0 underruns 
         0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets 
         0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out 
         0 carrier transitions 
    
  • show policy-map int virtual-access 2:QoS サービス ポリシーが MLPPP バンドル インターフェイスにバインドされていることを確認します。

    ATMside#show policy-map int virtual-access 2 
     Virtual-Access2 
    
      Service-policy output: example 
    
        queue stats for all priority classes: 
          queue size 0, queue limit 27 
          packets output 0, packet drops 0 
          tail/random drops 0, no buffer drops 0, other drops 0 
    
        Class-map: call-control (match-all) 
          0 packets, 0 bytes 
          5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps 
          Match: access-group 103 
          queue size 0, queue limit 3 
          packets output 0, packet drops 0 
          tail/random drops 0, no buffer drops 0, other drops 0 
          Bandwidth: 10%, kbps 15 
    
        Class-map: voice (match-all) 
          0 packets, 0 bytes 
          5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps 
          Match: ip rtp 16384 16383 
          Priority: kbps 110, burst bytes 4470, b/w exceed drops: 0 
    
        Class-map: class-default (match-any) 
          0 packets, 0 bytes 
          5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps 
          Match: any 
          queue size 0, queue limit 5 
          packets output 0, packet drops 0 
          tail/random drops 0, no buffer drops 0, other drops 0 
          Fair-queue: per-flow queue limit 2
    
  • debug ppp packet および debug atm packet:これらのコマンドですべてのインターフェイスが up/up の状態であることを確認します。ただし、エンドツーエンドで ping は実行できません。 このほか、次に示すとおり、これらのコマンドで PPP キープアライブをキャプチャできます。

    2w1d: Vi1 LCP-FS: I ECHOREQ [Open] id 31 len 12 magic 0x52FE6F51 
    2w1d: ATM1/0/0.1(O): 
    VCD:0x1 VPI:0x1 VCI:0x64 DM:0x0 SAP:FEFE CTL:03  Length:0x16 
    2w1d: CFC0 210A 1F00 0CB1 2342 E300 0532 953F 
    2w1d: 
    2w1d: Vi1 LCP-FS: O ECHOREP [Open] id 31 len 12 magic 0xB12342E3 
    
    !--- This side received an Echo Request and responded with an outbound Echo Reply.
    
    2w1d: Vi1 LCP: O ECHOREQ [Open] id 32 len 12 magic 0xB12342E3 
    2w1d: ATM1/0/0.1(O): 
    VCD:0x1 VPI:0x1 VCI:0x64 DM:0x0 SAP:FEFE CTL:03  Length:0x16 
    2w1d: CFC0 2109 2000 0CB1 2342 E300 049A A915 
    2w1d: Vi1 LCP-FS: I ECHOREP [Open] id 32 len 12 magic 0x52FE6F51 
    2w1d: Vi1 LCP-FS: Received id 32, sent id 32, line up
    
    !--- This side transmitted an Echo Request and received an inbound Echo Reply.
    
    

フレーム リレー エンドポイント

フレーム リレー エンドポイントで次のコマンドを実行し、LFI が正常に稼働していることを確認します。 debug コマンドを発行する前に、『debug コマンドの重要な情報』を参照してください。

  • show ppp multilink - LFI は 2 つの仮想アクセスインターフェイスを使用します -- PPP のための 1 つおよび MLP バンドルのための 1。 show ppp multilink コマンドで両方を区別します。

    FRAMEside#show ppp multilink 
    
    Virtual-Access2, bundle name is ATMside 
      Bundle up for 01:15:16 
      0 lost fragments, 0 reordered, 0 unassigned 
      0 discarded, 0 lost received, 1/255 load 
      0x19 received sequence, 0x4B sent sequence 
      Member links: 1 (max not set, min not set) 
        Virtual-Access1, since 01:15:16, last rcvd seq 000018  59464 weight 
    
  • show policy-map interface virtual-access :QoS サービス ポリシーが MLPPP バンドル インターフェイスにバインドされていることを確認します。

    FRAMEside#show policy-map int virtual-access 2 
     Virtual-Access2 
      Service-policy output: example 
    
        Class-map: voice (match-all) 
          0 packets, 0 bytes 
          5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps 
          Match: ip rtp 16384 16383 
          Weighted Fair Queueing 
            Strict Priority 
            Output Queue: Conversation 264 
            Bandwidth 110 (kbps) Burst 2750 (Bytes) 
            (pkts matched/bytes matched) 0/0 
            (total drops/bytes drops) 0/0 
    
        Class-map: class-default (match-any) 
          27 packets, 2578 bytes 
          5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps 
          Match: any 
          Weighted Fair Queueing 
            Flow Based Fair Queueing 
            Maximum Number of Hashed Queues 256 
            (total queued/total drops/no-buffer drops) 0/0/0 
    
    
  • debug frame packet および debug ppp packet:これらのコマンドですべてのインターフェイスが up/up の状態であることを確認します。ただし、エンドツーエンドで ping は実行できません。

    FRAMEside#debug frame packet 
    Frame Relay packet debugging is on 
    FRAMEside# 
    FRAMEside#ping 1.1.1.1 
    Type escape sequence to abort. 
    Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 1.1.1.1, timeout is 2 seconds: 
    !!!!! 
    Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 36/36/40 ms 
    FRAMEside# 
    2w1d: Serial3/0/1:1.1(o): dlci 20(0x441), NLPID 0x3CF(MULTILINK), datagramsize 52 
    2w1d: Serial3/0/1:1.1(o): dlci 20(0x441), NLPID 0x3CF(MULTILINK), datagramsize 52 
    2w1d: Serial3/0/1:1.1(o): dlci 20(0x441), NLPID 0x3CF(MULTILINK), datagramsize 28 
    2w1d: Serial3/0/1:1.1(o): dlci 20(0x441), NLPID 0x3CF(MULTILINK), datagramsize 52 
    2w1d: Serial3/0/1:1.1(o): dlci 20(0x441), NLPID 0x3CF(MULTILINK), datagramsize 52 
    2w1d: Serial3/0/1:1.1(o): dlci 20(0x441), NLPID 0x3CF(MULTILINK), datagramsize 28 
    2w1d: Serial3/0/1:1.1(o): dlci 20(0x441), NLPID 0x3CF(MULTILINK), datagramsize 52 
    2w1d: Serial3/0/1:1.1(o): dlci 20(0x441), NLPID 0x3CF(MULTILINK), datagramsize 52 
    2w1d: Serial3/0/1:1.1(o): dlci 20(0x441), NLPID 0x3CF(MULTILINK), datagramsize 28 
    2w1d: Serial3/0/1:1.1(o): dlci 20(0x441), NLPID 0x3CF(MULTILINK), datagramsize 52 
    2w1d: Serial3/0/1:1.1(o): dlci 20(0x441), NLPID 0x3CF(MULTILINK), datagramsize 52
    
    

キューイングおよび LFI

MLPPPoA と MLPPPoFR は、ダイヤラ インターフェイスまたは仮想テンプレートから、仮想アクセス インターフェイスを 2 つクローニングします。 1 つは PPP リンクのインターフェイスで、もう 1 つは MLP バンドル インターフェイスとなります。 show ppp multilink コマンドを使用し、各機能で使用する特定のインターフェイスを決定します。 このドキュメントでは、バンドルあたり 1 つの VC のみをサポートするため、show ppp multilink の出力結果のバンドル メンバ リストには仮想アクセス インターフェイスが 1 つだけ表示されます。

仮想アクセス インターフェイス以外にも、各 PVC はメイン インターフェイスおよびサブインターフェイスと関連付けられています。 これらの各インターフェイスは、何らかのキューイングを提供します。 ただし、適用された QoS サービス ポリシーによって高度なキューイングをサポートできるのは、バンドル インターフェイスを表す仮想アクセス インターフェイスのみです。 その他 3 つのインターフェイスには、FIFO キューイングが必要です。 仮想テンプレートにサービス ポリシーを適用すると、ルータに次のメッセージが表示されます。

cr7200(config)#interface virtual-template 1
cr7200(config)#service-policy output Gromit
Class Base Weighted Fair Queueing not supported on interface Virtual-Access1

クラスベース重み付け均等化キューイングは、MLPPP バンドル インターフェイスでのみサポートされます。

これらのメッセージは異常を表すものではありません。 最初のメッセージは、サービスポリシーは PPP 仮想アクセス インターフェイスではサポートされないことを警告しています。 2 つ目のメッセージは、MLP バンドル仮想アクセス インターフェイスにサービス ポリシーが適用されていることを確認するものです。 MLP バンドル インターフェイスのキューイング方法を確認するには、show interface virtual-accessshow queue virtual-accessshow policy-map interface virtual-access のコマンドを使用します。

物理インターフェイスで MLPPPoFR を有効化するには、フレーム リレー トラフィック シェーピング(FRTS)が必要です。 FRTS は VC キューごとに有効化されます。 7200、3600、および 2600 シリーズなどのプラットフォームでは、次の 2 つのコマンドで FRTS を設定できます。

  • frame-relay traffic-shaping(メイン インターフェイスで実行)

  • map-class(どのシェーピング コマンドでも実行可能)

Cisco IOS の最新バージョンでは、FRTS なしで MLPPoFR が適用された場合に、次の警告メッセージが表示されます。

"MLPoFR not configured properly on Link x Bundle y"

この警告メッセージが表示されたら、FRTS が物理インターフェイスに設定されており、仮想テンプレートに QoS サービス ポリシーが付加されていることを確認してください。 設定を確認するには、show running-config serial interface コマンドと show running-config virtual-template コマンドを使用します。 MLPPPoFR が設定されると、次に示すとおり、インターフェイス キューイング方法がデュアル FIFO に変更されます。 優先度の高いキューでは、音声パケットやローカル管理インターフェイス(LMI)のような制御パケットが処理され、優先度の低いキューではデータまたは非音声パケットなどのフラグメント化パケットが処理されます。

Router#show int serial 6/0:0 
    Serial6/0:0 is up, line protocol is down 
      Hardware is Multichannel T1 
      MTU 1500 bytes, BW 64 Kbit, DLY 20000 usec, 
         reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255 
      Encapsulation FRAME-RELAY, crc 16, Data non-inverted 
      Keepalive set (10 sec) 
      LMI enq sent  236, LMI stat recvd 0, LMI upd recvd 0, DTE LMI down 
      LMI enq recvd 353, LMI stat sent  0, LMI upd sent  0 
      LMI DLCI 1023  LMI type is CISCO  frame relay DTE 
      Broadcast queue 0/64, broadcasts sent/dropped 0/0, interface broadcasts 0 
      Last input 00:00:02, output 00:00:02, output hang never 
      Last clearing of "show interface" counters 00:39:22 
      Queueing strategy: dual fifo 
      Output queue: high size/max/dropped 0/256/0
      !--- high-priority queue

      Output queue 0/128, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
      !--- low-priority queue

      5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec 
      5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec 
         353 packets input, 4628 bytes, 0 no buffer 
         Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles 
         0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort 
         353 packets output, 4628 bytes, 0 underruns 
         0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets 
         0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out 
         0 carrier transitions 
      no alarm present 
      Timeslot(s) Used:12, subrate: 64Kb/s, transmit delay is 0 flags

LFI はキューイングの 2 つの層を使用します -- 豪華なキューイングをサポートする、水平な FIFO キューイングだけをサポートする PVC レベル MLPPP バンドル。 バンドル インターフェイスは自身のキューを維持します。 すべての MLP パケットは、フレーム リレーまたは ATM レイヤの前に、まず MLP バンドルと仮想アクセス レイヤに渡されます。 LFI はメンバ リンクのハードウェア キューのサイズをモニタし、しきい値(元の値は 2)を下回る場合はパケットを取り出してハードウェア キューに渡します。 それ以外の場合は、パケットは MLP バンドル キューにキューイングされます。

トラブルシューティングと既知の問題

次の表では、LFI over FRF リンクの既知の問題を示し、症状を解決済みのバグと切り分けてトラブルシューティングするための手順について説明しています。

症状 トラブルシューティングの手順 解決済みのバグ
ATM レッグまたはフレーム リレー レッグでのスループット低下
  • 100 バイトから Ethernet MTU まで、さまざまなサイズのパケットで ping を実行します。
  • 大きいパケットでタイムアウトが発生するか確認します。
CSCdt59038:1500 バイトのパケットでフラグメンテーションが 100 バイトに設定されると、フラグメント化パケットは 15 になります。 遅延は、さまざまなレベルのキューイングによって発生しました。 CSCdu18344:FRTS では、パケットは予想よりも遅く取り出されます。 MLPPP バンドルの取り出し機能によって、トラフィック シェーパー キューのキュー サイズが確認されます。 FRTS で、このキューのクリアに時間がかかりすぎています。
パケットの順序が入れ替わる
  • show ppp multilink コマンドを実行します。 「lost fragments」カウンタ、「discarded」カウンタ、「lost received」カウンタで値が増分しているものを確認します。
    Virtual-Access4, bundle name is xyz 
    Bundle up for 03:56:11 
    2524 lost fragments, 3786 reordered, 
    0 unassigned 
    1262 discarded, 1262 lost received, 
    1/255 load 
    0x42EA1 received sequence, 0xCF7 
    sent sequence 
    Member links: 1 (max not set, min 
    not set)     
    Virtual-Access1, since 
    03:59:02, last rcvd seq 042EA0 400 
    weight 
    
  • debug ppp multi events を有効にして、「Lost fragment」メッセージと「Out of sync with peer」メッセージを探します。
    *Mar 17 09:14:08.216: Vi4 MLP: Lost 
    fragment 3FED9 in 'dhartr21' (all 
    links have rcvd higher seq#) 
    *Mar 17 09:14:08.232: Vi4 MLP: 
    Received lost fragment seq 3FED9, 
    expecting 3FEDC in 'dhartr21' 
    *Mar 17 09:14:08.232: Vi4 MLP: Out 
    of sync with peer, resyncing to last 
    rcvd seq# (03FED9) 
    *Mar 17 09:14:08.236: Vi4 MLP: 
    Unusual jump in seq number, from 
    03FEDC to 03FEDA 
    
CSCdv89201:ATM 物理インターフェイスが輻輳すると、リモート エンドで MLP フラグメントが破棄されるか、順序が入れ替わって受信されることがあります。 この問題は、2600 および 3600 シリーズの ATM ネットワーク モジュールでのみ発生します。 これは、インターフェイス ドライバが高速パス(高速スイッチングまたはシスコ エクスプレス フォワーディングなど)のパケットを正しくスイッチングしなかったことが原因です。 具体的には、あるパケットの 2 つめのフラグメントが、続くパケットの最初の フラグメントのあとに送信された場合などです。
3600 シリーズで IWF がトランスペアレント モードで実行されるとき、エンドツーエンド接続が切断される
  • 変換モードに変更してから再度テスを試みます。
CSCdw11409:CEF が MLPPP パケットのカプセル化ヘッダーの処理を開始するとき、バイトの正しい位置を見ていることを確認します。


関連情報


Document ID: 24041