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コマンドまたはアクション |
目的 |
ステップ 1 |
configure terminal
例: Controller# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
ap dot11 5ghz shutdown
例:Controller(config)# ap dot11 5ghz shutdown |
802.11a 帯域をディセーブルにします。
(注) |
802.11a ネットワーク パラメータを設定する前に、802.11a 帯域をディセーブルにする必要があります。 |
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ステップ 3 |
ap dot11 24ghz shutdown
例:Controller(config)# ap dot11 24ghz shutdown |
802.11b 帯域をディセーブルにします。
(注) |
802.11b ネットワーク パラメータを設定する前に、802.11b 帯域をディセーブルにする必要があります。 |
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ステップ 4 |
ap dot11 {5ghz | 24ghz} beaconperiod time_unit
例:Controller(config)# ap dot11 5ghz beaconperiod 500 |
アクセス ポイントによる SSID のブロードキャスト レートを指定します。 ビーコン間隔は時間単位(TU)で測定されます。 1 TU は 1024 マイクロ秒です。 20 ~ 1000 ミリ秒ごとにビーコンを送信するように、アクセス ポイントを設定できます。 |
ステップ 5 |
ap dot11 {5ghz | 24ghz} fragmentation threshold
例:Controller(config)# ap dot11 5ghz fragmentation 300 |
パケットを断片化するサイズを指定します。 しきい値は、256 ~ 2346 バイト(両端の値を含む)です。 接続不良や多くの無線干渉が発生している領域では、この値を小さくします。 |
ステップ 6 |
ap dot11 {5ghz | 24ghz} dtpc
例:Controller(config)# ap dot11 5ghz dtpc Controller(config)# no ap dot11 24ghz dtpc |
アクセスポイントによる、チャネルのアドバタイズ、ビーコンの電力レベル送信、応答プローブをイネーブルにします。
デフォルト値はイネーブルです。 Dynamic Transmit Power Control(DTPC; 送信電力の動的制御)を使用するクライアント デバイスは、アクセス ポイントからチャネルおよび電力レベル情報を受信して、自身の設定を自動的に調整します。 たとえば、主に日本で使用されているクライアント デバイスをイタリアに移送し、そこのネットワークに join した場合、チャネルと電力設定の自動調整を DTPC に任せることができます。
(注) |
Cisco IOS ソフトウェアを実行しているアクセス ポイントでは、この機能はワールド モードと呼ばれます。 |
このコマンドの no 形式は、802.11a または 802.11b DTPC 設定をディセーブルにします。 |
ステップ 7 |
wireless client association limit number interval milliseconds
例:Controller(config)# wireless client association limit 50 interval 1000 |
設定できるクライアントの最大数を指定します。 単一アクセス ポイント スロットの、所定の間隔内におけるアソシエーション要求の最大数を設定できます。 設定できるアソシエーション制限の範囲は 1 ~ 100 です。 アソシエーション要求制限間隔は 100 ~ 10000 ミリ秒です。 |
ステップ 8 |
ap dot11 {5ghz | 24ghz} rate rate {disable | mandatory | supported}
例:Controller(config)# ap dot11 5ghz rate 36 mandatory |
データをコントローラとクライアント間で送信できる速度を指定します。
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[disabled]:クライアントが通信に使用するデータ レートを指定するように定義します。
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[mandatory]:クライアントがコントローラのアクセス ポイントにアソシエートするにはこのデータ レートをサポートする必要があると定義します。
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[supported]:アソシエートしたクライアントは、このデータ レートをサポートしていれば、このレートを使用してアクセス ポイントと通信することができます。 ただし、クライアントがこのレートを使用できなくても、アソシエートは可能です。
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[rate]:データが送信されるレートを指定します。 802.11a、802.11b 帯域では、データは 1、2、5.5、6、9、11、12、18、24、36、48、または54 Mbps のレートで送信されます。
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ステップ 9 |
no ap dot11 5ghz shutdown
例: Controller(config)# no ap dot11 5ghz shutdown |
802.11a 帯域をイネーブルにします。
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ステップ 10 |
no ap dot11 24ghz shutdown
例:Controller(config)# no ap dot11 24ghz shutdown |
802.11b 帯域をイネーブルにします。
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ステップ 11 |
ap dot11 24ghz dot11g
例:Controller(config)# ap dot11 24ghz dot11g |
802.11g ネットワークのサポートをイネーブルまたはディセーブルにします。 デフォルト値はイネーブルです。 このコマンドは、802.11b 帯域が有効になっている場合のみ使用できます。 この機能を無効にすると、802.11b 帯域は 802.11g をサポートせずに有効になります。 |
ステップ 12 |
end
例:Controller(config)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 |