この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
Cisco Jabber Video for iPad の設定を開始する前に、次の項目を確認します。
Cisco Jabber Video for iPad は、インスタント メッセージ(IM)、ビデオ コールや音声コール、社内ディレクトリ検索、プレゼンス ステータス、およびボイスメールを提供する Unified Communications アプリケーションです。 基盤となる技術は次のとおりです。
(注) |
コールのビデオ品質および音声品質は、Wi-Fi またはモバイル データ ネットワーク接続によって異なります。 ユーザがクライアントを 3G または 4G モバイル データ ネットワーク上で使用している場合、あるいは Cisco AnyConnect Secure Mobility Client などのアプリケーションによる VPN 接続を利用して社外の Wi-Fi ネットワーク上で使用している場合、シスコでは接続に関する問題をトラブルシューティングしません。 |
(注) |
Cisco Jabber Video for TelePresence および Cisco WebEx TelePresence サービスには、両方とも Jabber Video for TelePresence ログインを使用します。 |
このマニュアルは、組織固有のテクノロジーがユーザ デバイス上で正しく機能するように、それらのテクノロジーの設定に役立つ情報を提供しています。 次の表を確認して、必要なコンテンツにすばやく移動できます。
設定内容 | 参照する章 |
---|---|
ドメイン ネーム サーバのサービス レコード | DNS SRV を使用した簡易サイン インのセットアップ |
Cisco WebEx Messenger のみ | Cisco WebEx Messenger の設定 |
Cisco Unified Presence のみ | Cisco Unified Presence の設定 |
Cisco Unified Communications Manager のみ | Cisco Unified Communications Manager 8.x の設定 |
Cisco TelePresence Video Communication Server のみ | Cisco TelePresence Video Communication Server の設定 |
Cisco WebEx Messenger および Cisco Unified Communications Manager | Cisco WebEx Messenger および Cisco Unified Communications Manager の設定 |
Cisco WebEx Messenger および Cisco TelePresence Video Communication Server | Cisco WebEx Messenger および Cisco TelePresence Video Communication Server の設定 |
Cisco Unified Presence および Cisco Unified Communications Manager | Cisco Unified Presence および Cisco Unified Communications Manager の設定 |
(注) |
ドメイン ネーム サーバのサーバ レコード(DNS SRV)のセットアップは、Cisco Jabber Video for iPad の導入設定で最初の手順にする必要があります。 |
(注) |
Cisco Jabber Video for TelePresence および Cisco WebEx TelePresence の管理設定は必要ありません。 ユーザから質問があった場合は、次のサポート サイトに誘導してください。 |
Cisco Jabber Video for iPad は、iTunes 内または iPad デバイス上で App Store からダウンロードし、インストールできるアプリケーションです。
Cisco Jabber Video for iPad には Connect on Demand VPN 機能が含まれています。 Connect on Demand VPN 機能により、アプリケーションでは必要なときに自動的に VPN 接続を確立することができます。エンド ユーザによる追加操作は必要ありません。 Connect On Demand VPN 機能を使用するには、ユーザが App Store から Cisco AnyConnect Secure Mobility Client をダウンロードしてインストールする必要があります。
Connect on Demand VPN 機能を Cisco Jabber Video for iPad で提供するためには、Cisco AnyConnect Secure Mobility Client で証明書認証を設定する必要があります。 この設定の情報および手順については、『Cisco AnyConnect Secure Mobility Client Administrator Guide』を参照してください。 『Cisco AnyConnect Secure Mobility Client Administrator Guide』の最新バージョンは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps10884/products_installation_and_configuration_guides_list.html から入手できます:。
特定のネットワーク展開では、追加の Cisco Unified Communications Manager 設定が必要な場合があります。 詳細については、Connect On Demand VPN の設定を参照してください。
(注) |
Cisco Jabber Video for iPad では、Connect on Demand VPN 機能の有効/無効の切り替え以外の設定はありません。 この機能は、アプリケーションがインストールされると、デフォルトでオンになります。 |
Cisco Jabber Video for iPad は Safari などのブラウザから起動して、次のいずれかのタスクを実行できます。
次の表に、サード パーティ アプリケーションが Cisco Jabber Video for iPad の機能を利用するために使用できる相互起動の URL を示します。
シスコでは、最新のメジャー iOS リリースでのみ Cisco Jabber の各リリースをサポートします。 Apple は iOS を管理し、無料の iOS アップデートを提供し、アクティブにユーザに新しい iOS リリースにアップグレードすることを推奨しています。 企業のお客様が新しいメジャー iOS アップデートに移行しやすくするため、シスコのサポート担当者は、新しいリリースが発表されてから 3 か月間は、前のメジャー リリースの最後のドットのリリースをサポートします。
iPad を電話として使用すると、911、999、112 などの緊急コールで最新のまたは正確なロケーション データが提供されない場合があります。 不適切な緊急応答センターにコールが発信されたり、緊急応答センターで正確な位置が把握できない場合があります。 緊急時には、他に連絡手段がない場合にのみ、お使いのデバイスを電話としてご使用ください。 シスコは、発生したエラーまたは遅延の責任を負いません。
目次
Cisco Jabber Video for iPad の設定を開始する前に、次の項目を確認します。
- Cisco Jabber Video for iPad とは
- このマニュアルの使用方法
- Cisco Jabber Video for iPad のダウンロードとインストール
- Connect On Demand VPN
- Cisco Jabber Video for iPad の相互起動
- Apple iOS のサポートに関する情報
- 緊急コールに関する重要な注意事項
Cisco Jabber Video for iPad とは
Cisco Jabber Video for iPad は、インスタント メッセージ(IM)、ビデオ コールや音声コール、社内ディレクトリ検索、プレゼンス ステータス、およびボイスメールを提供する Unified Communications アプリケーションです。 基盤となる技術は次のとおりです。
- Cisco WebEx Messenger
- Cisco Unified Presence
- Cisco Unified Communications Manager
- Cisco TelePresence Video Communication Server
- Cisco Jabber Video for TelePresence(旧称無料 Jabber Video サービス)
- Cisco WebEx TelePresence(旧称有料 Jabber Video サービス)
(注)
コールのビデオ品質および音声品質は、Wi-Fi またはモバイル データ ネットワーク接続によって異なります。 ユーザがクライアントを 3G または 4G モバイル データ ネットワーク上で使用している場合、あるいは Cisco AnyConnect Secure Mobility Client などのアプリケーションによる VPN 接続を利用して社外の Wi-Fi ネットワーク上で使用している場合、シスコでは接続に関する問題をトラブルシューティングしません。
(注)
Cisco Jabber Video for TelePresence および Cisco WebEx TelePresence サービスには、両方とも Jabber Video for TelePresence ログインを使用します。
このマニュアルの使用方法
このマニュアルは、組織固有のテクノロジーがユーザ デバイス上で正しく機能するように、それらのテクノロジーの設定に役立つ情報を提供しています。 次の表を確認して、必要なコンテンツにすばやく移動できます。
設定内容 参照する章 ドメイン ネーム サーバのサービス レコード DNS SRV を使用した簡易サイン インのセットアップ Cisco WebEx Messenger のみ Cisco WebEx Messenger の設定 Cisco Unified Presence のみ Cisco Unified Presence の設定 Cisco Unified Communications Manager のみ Cisco Unified Communications Manager 8.x の設定 Cisco TelePresence Video Communication Server のみ Cisco TelePresence Video Communication Server の設定 Cisco WebEx Messenger および Cisco Unified Communications Manager Cisco WebEx Messenger および Cisco Unified Communications Manager の設定 Cisco WebEx Messenger および Cisco TelePresence Video Communication Server Cisco WebEx Messenger および Cisco TelePresence Video Communication Server の設定 Cisco Unified Presence および Cisco Unified Communications Manager Cisco Unified Presence および Cisco Unified Communications Manager の設定
(注)
ドメイン ネーム サーバのサーバ レコード(DNS SRV)のセットアップは、Cisco Jabber Video for iPad の導入設定で最初の手順にする必要があります。
(注)
Cisco Jabber Video for TelePresence および Cisco WebEx TelePresence の管理設定は必要ありません。 ユーザから質問があった場合は、次のサポート サイトに誘導してください。
Cisco Jabber Video for iPad のダウンロードとインストール
Cisco Jabber Video for iPad は、iTunes 内または iPad デバイス上で App Store からダウンロードし、インストールできるアプリケーションです。
Connect On Demand VPN
Cisco Jabber Video for iPad には Connect on Demand VPN 機能が含まれています。 Connect on Demand VPN 機能により、アプリケーションでは必要なときに自動的に VPN 接続を確立することができます。エンド ユーザによる追加操作は必要ありません。 Connect On Demand VPN 機能を使用するには、ユーザが App Store から Cisco AnyConnect Secure Mobility Client をダウンロードしてインストールする必要があります。
Connect on Demand VPN 機能を Cisco Jabber Video for iPad で提供するためには、Cisco AnyConnect Secure Mobility Client で証明書認証を設定する必要があります。 この設定の情報および手順については、『Cisco AnyConnect Secure Mobility Client Administrator Guide』を参照してください。 『Cisco AnyConnect Secure Mobility Client Administrator Guide』の最新バージョンは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps10884/products_installation_and_configuration_guides_list.html から入手できます:。
特定のネットワーク展開では、追加の Cisco Unified Communications Manager 設定が必要な場合があります。 詳細については、Connect On Demand VPN の設定を参照してください。
(注)
Cisco Jabber Video for iPad では、Connect on Demand VPN 機能の有効/無効の切り替え以外の設定はありません。 この機能は、アプリケーションがインストールされると、デフォルトでオンになります。
Cisco Jabber Video for iPad の相互起動
Cisco Jabber Video for iPad は Safari などのブラウザから起動して、次のいずれかのタスクを実行できます。
次の表に、サード パーティ アプリケーションが Cisco Jabber Video for iPad の機能を利用するために使用できる相互起動の URL を示します。
機能 相互起動 URL 前提条件 電話番号の呼び出し ciscotel://<phone_number> Cisco Unified Communications Manager のアカウント チャット セッションの開始 xmpp://<instant_message_id> ビデオ コールの発信 インスタントメッセージの送信 ciscojabber://goim?screenname=<contact_id>&
message=<message_tx>
VoIP またはビデオ コールの発信 ciscojabber://call?address=<user_address>&
type=<call_type>
コール タイプ:
- 0:ポイントツーポイント
- 1:Cisco Unified Communications Manager
- 2:Cisco TelePresence Video Communication Server
- 3:Cisco Jabber Video for TelePresence / Cisco WebEx TelePresence
- 4:アクティブなアカウントのタイプを判定、そのタイプでコールを発信。
(注) URL が値 1、2、3 を使用し、かつそのアカウント タイプが存在しない場合、その URL は無視されます。
担当者の追加 ciscojabber://addbuddy?screenname=
<user_name>
プロファイルの表示 ciscojabber://goprofile?screenname=
<user_name>
Cisco Jabber Video for iPad へのサインイン ciscojabber://login?type=<account_type>&username=
<user_name>&token=<login_token>&primaryserver=
<primary_login_server>&secondaryserver=
<secondary_login_server>&sipdomain=<sip_domain>
&devicename=<ucm_device>
アカウント タイプ: