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目次
この章の内容は、次のとおりです。
Cisco UCS は、Quality Of Service を実装するために、次の方法を提供しています。
Cisco UCS では、Cisco UCS ドメイン内のすべてのトラフィックを処理するために、Data Center Ethernet(DCE)が使用されます。 イーサネットに対するこの業界標準の機能拡張では、イーサネットの帯域幅が 8 つの仮想レーンに分割されています。 内部システムと管理トラフィック用に 2 つの仮想レーンが予約されています。 それ以外の 6 つの仮想レーンの Quality of Service を設定できます。 Cisco UCS ドメイン全体にわたり、これら 6 つの仮想レーンで DCE 帯域幅がどのように割り当てられるかは、システム クラスによって決定されます。
各システム クラスでは、特定のトラフィック タイプのために、帯域幅の特定セグメントが予約されています。 これにより、オーバーサブスクライブされたシステムでも、ある程度のトラフィック管理ができるようになります。 たとえば、ファイバ チャネル プライオリティ システム クラスを設定して、FCoE トラフィックに割り当てられる DCE 帯域幅の割合を決定することができます。
次の表は、設定可能なシステム クラスをまとめたものです。
システム クラス |
説明 |
---|---|
Platinum Gold Silver Bronze |
サービス プロファイルの QoS ポリシーにインクルードできる設定可能なシステム クラスのセット。 各システム クラスはトラフィック レーンを 1 つ管理します。 これらのシステム クラスのプロパティはすべて、カスタム設定やポリシーを割り当てるために使用できます。 |
Best Effort |
ベーシック イーサネット トラフィックのために予約されたレーンに対する Quality Of Service を設定するシステム クラス。 このシステム クラスのプロパティの中にはあらかじめ設定されていて、変更できないものもあります。 たとえば、このクラスには、必要に応じて、データ パケットのドロップを許可するドロップ ポリシーがあります。 このシステム クラスをディセーブルにはできません。 |
ファイバ チャネル |
Fibre Channel over Ethernet トラフィックのために予約されたレーンに対する Quality Of Service を設定するシステム クラス。 このシステム クラスのプロパティの中にはあらかじめ設定されていて、変更できないものもあります。 たとえば、このクラスには、データ パケットが絶対にドロップされないことを保証するドロップなしポリシーがあります。 このシステム クラスをディセーブルにはできません。 |
サーバ内のアダプタのタイプによっては、サポートされる MTU の最大値が制限される場合があります。 たとえば、ネットワーク MTU が最大値を超えた場合、次のアダプタでパケットがドロップする可能性があります。
デフォルトでは、Best Effort システム クラスまたは Fibre Channel システム クラスはイネーブルになっています。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [LAN] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [QoS System Class] ノードを選択します。 |
ステップ 4 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | イネーブルにする QoS システム クラスの [Enabled] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 6 | [Save Changes] をクリックします。 |
ベスト エフォート システム クラスやファイバ チャネル システム クラスはディセーブルにできません。
ディセーブルにされたシステム クラスに関連付けられているすべての QoS ポリシーのデフォルトは、Best Effort です。ディセーブルにされたシステムの Class of Service(CoS; クラス オブ サービス)が 0 に設定されている場合のデフォルトは、Cos 0 システム クラスになります。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [LAN] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [QoS System Class] ノードを選択します。 |
ステップ 4 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | ディセーブルにする QoS システムの [Enabled] チェックボックスをオフにします。 |
ステップ 6 | [Save Changes] をクリックします。 |
Quality Of Service(QoS)ポリシーは、vNIC または vHBA に向けた発信トラフィックにシステム クラスを割り当てます。 このシステム クラスにより、このトラフィックに対する Quality Of Service が決定されます。 一部のアダプタでは、発信トラフィックでバーストやレートなど追加の制御を指定することもできます。
vNIC ポリシー、または vHBA ポリシーに QoS ポリシーをインクルードし、その後、このポリシーをサービス プロファイルにインクルードして、vNIC または vHBA を設定する必要があります。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 2 | [LAN] タブで、 を展開します。 | ||||||||||||
ステップ 3 |
プールを作成する組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 |
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ステップ 4 | [QoS Policy] を右クリックし、[Create QoS Policy] を選択します。 | ||||||||||||
ステップ 5 |
[Create QoS Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
QoS ポリシーは、vNIC または vHBA テンプレートにインクルードします。
使用中の QoS ポリシーを削除した場合、または QoS ポリシーで使用されているシステム クラスをディセーブルにした場合、この QoS ポリシーを使用している vNIC と vHBA はすべて、ベスト エフォート システム クラスまたは CoS が 0 のシステム クラスに割り当てられます。 マルチテナント機能を実装しているシステムでは、Cisco UCS Manager はまず、組織階層から一致する QoS ポリシーを見つけようとします。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [QoS Policies] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | 削除する QoS ポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 5 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
フロー制御ポリシーは、ポートの受信バッファがいっぱいになったときに、Cisco UCS ドメインのアップリンク イーサネット ポートが IEEE 802.3x ポーズ フレームを送信および受信するかどうかを決定します。 これらのポーズ フレームは、バッファがクリアされるまでの数ミリ秒間、送信側ポートからのデータの送信を停止するように要求します。
LAN ポートとアップリンク イーサネット ポートの間でフロー制御が行われるようにするには、両方のポートで、対応する受信および送信フロー制御パラメータをイネーブルにする必要があります。 Cisco UCS では、これらのパラメータはフロー制御ポリシーによって設定されます。
送信機能をイネーブルにした場合、受信パケット レートが高くなりすぎたときに、アップリンク イーサネット ポートはネットワーク ポートにポーズ要求を送信します。 ポーズは数ミリ秒有効になった後、通常のレベルにリセットされます。 受信機能をイネーブルにした場合、アップリンク イーサネット ポートは、ネットワーク ポートからのポーズ要求すべてに従います。 ネットワーク ポートがポーズ要求をキャンセルするまで、すべてのトラフィックはこのアップリンク ポートで停止します。
ポートにフロー制御ポリシーを割り当てているため、このポリシーを変更すると同時に、ポーズ フレームやいっぱいになっている受信バッファに対するポートの反応も変わります。
必要なフロー制御に対応する設定を使用して、ネットワーク ポートを設定します。 たとえば、ポリシーのフロー制御ポーズ フレームに対する送信設定をイネーブルにした場合は、必ず、ネットワーク ポートの受信パラメータを on または desired に設定します。 Cisco UCS ポートでフロー制御フレームを受信する場合は、ネットワーク ポートの送信パラメータが on または desired に設定されていることを確認します。 フロー制御を使用する必要がない場合は、ネットワーク ポートの受信パラメータと送信パラメータを off に設定できます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | [LAN] タブで、 を展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 |
[root] ノードを展開します。 ルート組織内のフロー制御ポリシーだけを作成できます。 サブ組織内のフロー制御ポリシーは、作成できません。 |
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ステップ 4 | [Flow Control Policies] ノードを右クリックし、[Create Flow Control Policy] を選択します。 | ||||||||||
ステップ 5 |
[Create Flow Control Policy] ウィザードで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
フロー制御ポリシーと、アップリンク イーサネット ポート、またはポート チャネルを関連付けます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [LAN] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Flow Control Policies] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | 削除するポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 5 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
目次
この章の内容は、次のとおりです。
システム クラス
Cisco UCS では、Cisco UCS ドメイン内のすべてのトラフィックを処理するために、Data Center Ethernet(DCE)が使用されます。 イーサネットに対するこの業界標準の機能拡張では、イーサネットの帯域幅が 8 つの仮想レーンに分割されています。 内部システムと管理トラフィック用に 2 つの仮想レーンが予約されています。 それ以外の 6 つの仮想レーンの Quality of Service を設定できます。 Cisco UCS ドメイン全体にわたり、これら 6 つの仮想レーンで DCE 帯域幅がどのように割り当てられるかは、システム クラスによって決定されます。
各システム クラスでは、特定のトラフィック タイプのために、帯域幅の特定セグメントが予約されています。 これにより、オーバーサブスクライブされたシステムでも、ある程度のトラフィック管理ができるようになります。 たとえば、ファイバ チャネル プライオリティ システム クラスを設定して、FCoE トラフィックに割り当てられる DCE 帯域幅の割合を決定することができます。
次の表は、設定可能なシステム クラスをまとめたものです。
表 1 システム クラス システム クラス
説明
Platinum
Gold
Silver
Bronze
サービス プロファイルの QoS ポリシーにインクルードできる設定可能なシステム クラスのセット。 各システム クラスはトラフィック レーンを 1 つ管理します。
これらのシステム クラスのプロパティはすべて、カスタム設定やポリシーを割り当てるために使用できます。
Best Effort
ベーシック イーサネット トラフィックのために予約されたレーンに対する Quality Of Service を設定するシステム クラス。
このシステム クラスのプロパティの中にはあらかじめ設定されていて、変更できないものもあります。 たとえば、このクラスには、必要に応じて、データ パケットのドロップを許可するドロップ ポリシーがあります。 このシステム クラスをディセーブルにはできません。
ファイバ チャネル
Fibre Channel over Ethernet トラフィックのために予約されたレーンに対する Quality Of Service を設定するシステム クラス。
このシステム クラスのプロパティの中にはあらかじめ設定されていて、変更できないものもあります。 たとえば、このクラスには、データ パケットが絶対にドロップされないことを保証するドロップなしポリシーがあります。 このシステム クラスをディセーブルにはできません。
QoS システム クラスの設定
手順サーバ内のアダプタのタイプによっては、サポートされる MTU の最大値が制限される場合があります。 たとえば、ネットワーク MTU が最大値を超えた場合、次のアダプタでパケットがドロップする可能性があります。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [LAN] タブで、 を展開します。 ステップ 3 [QoS System Class] ノードを選択します。 ステップ 4 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 5 システムのトラフィック管理ニーズを満たすために設定するシステム クラスの次のプロパティを更新します。
(注) 一部のプロパティはすべてのシステム クラスに対して設定できない場合があります。
名前 説明 このチェックボックスをオンにすると、対応する QoS クラスがファブリック インターコネクト上で設定され、QoS ポリシーに割り当て可能になります。
このチェックボックスをオフにすると、このクラスはファブリック インターコネクト上で設定されず、このクラスに関連付けられた QoS ポリシーはデフォルトの [Best Effort] になるか、(システム クラスが 0 の Cos で設定されている場合は)Cos 0 システム クラスになります。
(注) このフィールドは、[Best Effort] と [Fibre Channel] の場合は常にオンです。
[Cos] フィールド
サービス クラス。 0 ~ 6 の整数を入力できます。0 は最低プライオリティを表し、6 は最高プライオリティを表します。 QoS ポリシーが削除されるか、割り当てられたシステム クラスがディセーブルになったときに、システム クラスをトラフィックのデフォルト システム クラスにする必要がある場合を除き、この値を 0 に設定することは推奨しません。
(注) このフィールドは、内部トラフィックの場合は 7 に、[Best Effort] の場合は [any] に設定されます。 これらの値は両方とも予約されており、他のプライオリティに割り当てることはできません。
[Packet Drop] チェックボックス
このチェックボックスをオンにすると、このクラスに対してパケットの破棄が許可されます。 このチェックボックスをオフにすると、送信時にパケットを破棄できません。
このフィールドは、[Fibre Channel] クラスの場合は常にオフであり(破棄パケットは決して許可されない)、[Best Effort] の場合は常にオンです(破棄パケットは常に許可される)。
[Weight] ドロップダウン リスト
次のいずれかになります。
[Weight (%)] フィールド
チャネルに割り当てられる帯域幅を決定するために、Cisco UCS によって次の作業が実行されます。
[MTU] ドロップダウン リスト
チャネルの最大伝送単位。 次のいずれかになります。
1500 ~ 9216 の整数。 この値は最大パケット サイズに対応します。
[fc]:事前に定義されている 2240 のパケット サイズ。
[normal]:事前に定義されている 1500 のパケット サイズ。
(注) このフィールドは、[Fibre Channel] の場合は常に [fc] に設定されます。
[Multicast Optimized] チェックボックス
このチェックボックスをオンにすると、パケットを複数の宛先に同時に送信するように、クラスが最適化されます。
(注) このオプションは、[Fibre Channel] には適用されません。
ステップ 6 [Save Changes] をクリックします。
QoS システム クラスのイネーブル化
QoS システム クラスのディセーブル化
手順ベスト エフォート システム クラスやファイバ チャネル システム クラスはディセーブルにできません。
ディセーブルにされたシステム クラスに関連付けられているすべての QoS ポリシーのデフォルトは、Best Effort です。ディセーブルにされたシステムの Class of Service(CoS; クラス オブ サービス)が 0 に設定されている場合のデフォルトは、Cos 0 システム クラスになります。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [LAN] タブで、 を展開します。 ステップ 3 [QoS System Class] ノードを選択します。 ステップ 4 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 5 ディセーブルにする QoS システムの [Enabled] チェックボックスをオフにします。 ステップ 6 [Save Changes] をクリックします。
Quality Of Service ポリシー
Quality Of Service(QoS)ポリシーは、vNIC または vHBA に向けた発信トラフィックにシステム クラスを割り当てます。 このシステム クラスにより、このトラフィックに対する Quality Of Service が決定されます。 一部のアダプタでは、発信トラフィックでバーストやレートなど追加の制御を指定することもできます。
vNIC ポリシー、または vHBA ポリシーに QoS ポリシーをインクルードし、その後、このポリシーをサービス プロファイルにインクルードして、vNIC または vHBA を設定する必要があります。
QoS ポリシーの作成
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [LAN] タブで、 を展開します。 ステップ 3 プールを作成する組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。
ステップ 4 [QoS Policy] を右クリックし、[Create QoS Policy] を選択します。 ステップ 5 [Create QoS Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 [Name] フィールド
ポリシーの名前。
この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)以外の特殊文字またはスペースは使用できません。また、オブジェクトを保存した後、この名前を変更することはできません。
[Priority] ドロップダウン リスト
この QoS 定義に割り当てられたプライオリティ。 次のいずれかになります。
[Fc]:vHBA トラフィックだけを制御する QoS ポリシーにこのプライオリティを使用します。
[Platinum]:vNIC トラフィックだけを制御する QoS ポリシーにこのプライオリティを使用します。
[Gold]:vNIC トラフィックだけを制御する QoS ポリシーにこのプライオリティを使用します。
[Silver]:vNIC トラフィックだけを制御する QoS ポリシーにこのプライオリティを使用します。
[Bronze]:vNIC トラフィックだけを制御する QoS ポリシーにこのプライオリティを使用します。
[Best Effort]:このプライオリティを使用しないでください。 ベーシック イーサネット トラフィック レーンのために予約されています。 このプライオリティを QoS ポリシーに割り当て、別のシステム クラスを CoS 0 に設定する場合、Cisco UCS Manager はこのシステム クラスのデフォルトには戻りません。 そのトラフィックの CoS 0 でプライオリティがデフォルトに戻ります。
このポリシーを使用するサーバの通常バースト サイズ。 このフィールドにより、トラフィックがレート制限を超えていると見なされずに到達できるトラフィック バーストの最大サイズが決定されます。 デフォルトは 10240 です。 最小値は 0 で、最大値は 65535 です。
想定されるトラフィックの平均レート。 このレートを下回るトラフィックは、常に準拠です。 デフォルトは回線速度です。これは、値が 0 の場合と等しく、レート制限が指定されません。 最小値は 8 で、最大値は 40,000,000 です。
Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カード アダプタのレート制限の粒度は、1Mbps です。 これらのアダプタでは、要求したレートが「超えてはならない」レートとして扱われます。 したがって、4.5Mbps の値は 4Mbps と解釈されます。 0 より大きくて 1Mbps より小さい要求レートは、1Mbps と解釈されます。これは、サポートされる最低のハードウェア レート制限です。
レート制限は、一部のアダプタには適用されません。 たとえば、この設定は Cisco UCS M82-8P 仮想インターフェイス カードでサポートされていません。
Cisco UCS がサービス クラス(CoS)を制御するかどうか。 次のいずれかになります。
[None]:ホストによって割り当てられた CoS 値に関係なく、[Priority] ドロップダウン リストで選択されたプライオリティに関連付けられている CoS 値が Cisco UCS で使用されます。
[Full]:ホストによって割り当てられた有効な CoS 値がパケットにある場合、その値が Cisco UCS で使用されます。 そうでなければ、[Priority] ドロップダウン リストで選択されたプライオリティと関連付けられている CoS 値が Cisco UCS で使用されます。
この設定は、一部のアダプタには適用されません。
ステップ 6 [OK] をクリックします。
次の作業
QoS ポリシーは、vNIC または vHBA テンプレートにインクルードします。
QoS ポリシーの削除
手順使用中の QoS ポリシーを削除した場合、または QoS ポリシーで使用されているシステム クラスをディセーブルにした場合、この QoS ポリシーを使用している vNIC と vHBA はすべて、ベスト エフォート システム クラスまたは CoS が 0 のシステム クラスに割り当てられます。 マルチテナント機能を実装しているシステムでは、Cisco UCS Manager はまず、組織階層から一致する QoS ポリシーを見つけようとします。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 [QoS Policies] ノードを展開します。 ステップ 4 削除する QoS ポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 ステップ 5 Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。
フロー制御ポリシー
フロー制御ポリシーは、ポートの受信バッファがいっぱいになったときに、Cisco UCS ドメインのアップリンク イーサネット ポートが IEEE 802.3x ポーズ フレームを送信および受信するかどうかを決定します。 これらのポーズ フレームは、バッファがクリアされるまでの数ミリ秒間、送信側ポートからのデータの送信を停止するように要求します。
LAN ポートとアップリンク イーサネット ポートの間でフロー制御が行われるようにするには、両方のポートで、対応する受信および送信フロー制御パラメータをイネーブルにする必要があります。 Cisco UCS では、これらのパラメータはフロー制御ポリシーによって設定されます。
送信機能をイネーブルにした場合、受信パケット レートが高くなりすぎたときに、アップリンク イーサネット ポートはネットワーク ポートにポーズ要求を送信します。 ポーズは数ミリ秒有効になった後、通常のレベルにリセットされます。 受信機能をイネーブルにした場合、アップリンク イーサネット ポートは、ネットワーク ポートからのポーズ要求すべてに従います。 ネットワーク ポートがポーズ要求をキャンセルするまで、すべてのトラフィックはこのアップリンク ポートで停止します。
ポートにフロー制御ポリシーを割り当てているため、このポリシーを変更すると同時に、ポーズ フレームやいっぱいになっている受信バッファに対するポートの反応も変わります。
フロー制御ポリシーの作成
はじめる前に手順必要なフロー制御に対応する設定を使用して、ネットワーク ポートを設定します。 たとえば、ポリシーのフロー制御ポーズ フレームに対する送信設定をイネーブルにした場合は、必ず、ネットワーク ポートの受信パラメータを on または desired に設定します。 Cisco UCS ポートでフロー制御フレームを受信する場合は、ネットワーク ポートの送信パラメータが on または desired に設定されていることを確認します。 フロー制御を使用する必要がない場合は、ネットワーク ポートの受信パラメータと送信パラメータを off に設定できます。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [LAN] タブで、 を展開します。 ステップ 3 [root] ノードを展開します。 ルート組織内のフロー制御ポリシーだけを作成できます。 サブ組織内のフロー制御ポリシーは、作成できません。
ステップ 4 [Flow Control Policies] ノードを右クリックし、[Create Flow Control Policy] を選択します。 ステップ 5 [Create Flow Control Policy] ウィザードで、次のフィールドに値を入力します。 ステップ 6 [OK] をクリックします。
次の作業
フロー制御ポリシーと、アップリンク イーサネット ポート、またはポート チャネルを関連付けます。