この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
インストールのオプションを確認し、Cisco UC Integration for Microsoft Lync のインストールのさまざまな方法を学習します。 インストールを開始する前に、正常な導入の要件について理解します。
Microsoft Windows 8(32 ビット)
Microsoft Windows 8(64 ビット)
Microsoft Windows 7(32 ビット)
Microsoft Windows 7(64 ビット)
(注) |
Cisco UC Integration for Microsoft Lync には、Microsoft .NET Framework または Java モジュールは必要ではありません。 |
インストール要件の詳細については、「ハードウェア要件」および「ソフトウェア要件」のトピックを参照してください。
(注) |
Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールした後、Microsoft Outlook を再起動して Click to Call 機能が適切に初期化されるようにします。 |
コマンドライン ウィンドウで引数を使用してインストール プロパティを指定して、Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールできます。
組織間に渡る複数のインスタンスをインストールする場合は、このオプションを選択します。
詳細については、「コマンドラインの使用」を参照してください。
Microsoft Orca などのプログラムを使用して、Cisco UC Integration for Microsoft Lync のインストール パッケージをカスタマイズできます。 MSI を再パッケージ化すると、デフォルトのインストール パッケージを開いて必要なインストール プロパティを指定して、カスタム インストール パッケージを保存できます。
同じインストール プロパティを持つインストール パッケージを配布する場合は、このオプションを選択します。
詳細については、「Transform the Installer」を参照してください。
クライアント コンピュータのファイル システムで MSI を手動で実行してから、Cisco UC Integration for Microsoft Lync の初回起動時に接続のプロパティを指定できます。
テストまたは評価用に単一インスタンスをインストールする場合は、このオプションを選択します。
詳細については、MSI の手動による実行を参照してください。
必ず [完全(Complete)] インストーラ オプションを使用してアプリケーションをインストールし、Click to Call 機能がインストールされるようにします。 [標準(Typical)] オプションの場合、Click to Call 機能は含まれません。 [カスタム(Custom)] オプションの場合、Click to Call を含めるか除外するかを指定できます。
インストール時にプロパティを Cisco UC Integration for Microsoft Lync に適用するために、コマンドラインの引数を指定できます。
ソフトウェア設定管理プログラムを使用して導入するために Cisco UC Integration for Microsoft Lync を準備します。
引数 | 値 | 説明(Description) | ||
---|---|---|---|---|
TFTP | IP アドレス ホストネーム FQDN |
|
||
[CTI] | IP アドレス ホストネーム FQDN |
CTI サーバのアドレスを指定します。 この引数は、CTI サーバのアドレスが TFTP サーバのアドレスと異なる場合にのみ必要です。 サーバ アドレスが同じである場合、この引数を指定する必要はありません。 |
||
CCMCIP | IP アドレス ホストネーム FQDN |
CCMCIP サーバのアドレスを指定します。 この引数は、CCMCIP サーバのアドレスが TFTP サーバのアドレスと異なる場合にのみ必要です。 サーバ アドレスが同じである場合、この引数を指定する必要はありません。 |
||
LANGUAGE | Cisco UC Integration for Microsoft Lync が使用する言語のロケール ID(LCID)を 10 進数で定義します。 値は、サポートされる言語に対応する、10 進数の LCID でなくてはなりません。 この引数は省略可能です。 値を指定しなかった場合は、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はデフォルトとしてシステム ロケールの言語が使用されます。 |
|||
LOG_DIRECTORY | ディレクトリ パス | ログ ファイルのカスタム ディレクトリの場所を指定します。 ディレクトリの場所は、テンプレート LOG_DIRECTORY=<directory_location> を使用して指定されます。 スペースを含むディレクトリ パスは二重引用符で囲みます。 このパラメータを使用した例を次に示します。 msiexec /i CUCILyncSetup.msi LOG_DIRECTORY=C:\CUCILyncCustomLogDirectory サイレント インストールにこのパラメータを使用した例を次に示します。 msiexec /i CUCILyncSetup.msi LOG_DIRECTORY=C:\CUCILyncCustomLogDirectory /quiet
|
||
FORGOT_PASSWORD_URL | ユーザがパスワードを忘れたか、パスワードをリセットする必要がある場合に、ユーザがリダイレクトされる URL を指定します。 機能を有効にするために、この引数を指定する必要はありません。 ただし、ユーザが新しいパスワードを取得できるよう、有効な URL を指定する必要があります。 |
|||
TFTP_FILE_NAME | TFTP サーバ上にある、グローバル設定ファイルの一意の名前を指定します。 グローバル設定ファイルが、デフォルト名(jabber-config.xml)を使用しない場合は、この引数の値を指定する必要があります。 値として、未修飾か完全修飾のファイル名を指定できます。 この引数の値として指定した名前は、TFTP サーバ上のその他のグローバル設定ファイルよりも優先されます。 |
|||
PRESENCE_DOMAIN |
使用するドメイン名 |
Active Directory の連絡先を解決するために使用するドメイン名を指定します。 (domain.com など。) |
||
VOICEMAIL_ENABLED |
true false |
|
||
CLEAR | 1 | Cisco UC Integration for Microsoft Lync が以前のインストールからの既存のブートストラップ ファイルを上書きするかどうかを指定します。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、インストール中に設定した引数や値をブートストラップ ファイル jabber-bootstrap.properties に保存します。その後 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は起動時にブートストラップ ファイルから設定をロードします。
|
||
|
|
msiexec.exe /i CUCILyncSetup.msi CLEAR=1 |
次の表に、Cisco UC Integration for Microsoft Lync でサポートされる言語を示します。
(注) |
Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、すべてのサブ言語のロケール ID はサポートしていません。 たとえば、フランス語(カナダ)を指定した場合は、Cisco UC Integration for Microsoft Lync ではフランス語(フランス)が使用されます。 本リリース以降、Cisco UC Integration for Microsoft Lync では中国語(簡体字)と中国語(繁体字)のロケール ID のみをサポートします。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、中国語のその他のサブ言語のロケール ID はサポートしません。 たとえば、中国語(シンガポール)を指定した場合は、Cisco UC Integration for Microsoft Lync では英語が使用されます。 |
必要なインストール プロパティを含むカスタム MSI を作成するために、CUCILyncSetup.msi を再パッケージ化できます。
CUCILyncProperties.mst トランスフォーム ファイルを使用して、CUCILyncSetup.msi を変更し、カスタム インストーラを作成します。
カスタム インストーラから 1033(英語)以外のすべての言語コード削除する必要があります。
Microsoft Orcaでは、デフォルト(1033)以外のいずれの言語ファイルもカスタム インストーラで保持されません。 カスタム インストーラからすべての言語コードを削除しない場合、言語が英語以外のオペレーティング システムでインストーラを実行できません。
(注) |
トランスフォーム ファイルを適用しても、CUCILyncSetup.msi のデジタル署名は変更されません。 |
Microsoft の Web サイトから Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4 をダウンロードしてインストールします。
Microsoft Orca を使用して、CUCILyncSetup.msi のカスタム バージョンを作成します。 Microsoft Orca は、Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4 の一部として使用できます。
ステップ 1 |
Microsoft Orca を起動します。 |
ステップ 2 |
Microsoft Orca で CUCILyncSetup.msi を開きます。
Microsoft Orcaで CUCILyncSetup.msi を開きます。 インストーラのテーブルのリストが [テーブル(Tables)] ペインに表示されます。 |
ステップ 3 |
1033(英語)以外のすべての言語コードを削除します。
英語がカスタム インストーラの言語として設定されます。 |
ステップ 4 | CUCILyncProperties.mst を適用します。 |
ステップ 5 |
[テーブル(Tables)] ペインのテーブルのリストから [プロパティ(Property)] を選択します。 CUCILyncSetup.msi のプロパティのリストが、アプリケーション ウィンドウの右側のパネルに表示されます。 これらのプロパティは、コマンドラインの引数に対応し、同じ値が設定されています。 各プロパティと指定できる値の説明については、「コマンドライン引数」を参照してください。 |
ステップ 6 | 必要に応じてプロパティの値を指定するか、不要なプロパティを削除します。 |
ステップ 7 | カスタム インストーラで埋め込みストリームを保存できるようにします。 |
ステップ 8 | カスタム インストーラを保存します。 |
ソフトウェア設定管理プログラムを使用して展開するためにカスタム インストーラを準備します。
カスタム トランスフォーム ファイルには、インストーラに適用できるプロパティおよび値が含まれます。 たとえば、インストール時に Cisco UC Integration for Microsoft Lync のデフォルト言語をフランス語に設定するトランスフォーム ファイルと、デフォルト言語をスペイン語に設定するもう 1 つのトランスフォーム ファイルを作成できます。 その後、各トランスフォーム ファイルを CUCILyncSetup.msi に適用し、2 つのインストーラ(それぞれの言語に 1 つずつ)を作成できます。
ステップ 1 |
Microsoft Orca を起動します。 |
ステップ 2 |
CUCILyncSetup.msi を開いてから、CUCILyncProperties.mst を適用します。 詳細については、「Transform the Installer」を参照してください。 |
ステップ 3 | 該当するインストーラ プロパティに値を指定します。 |
ステップ 4 | トランスフォーム ファイルを生成して保存します。 |
作成したトランスフォーム ファイルは、file_name.mst として保存されます。 このトランスフォーム ファイルを適用して、CUCILyncSetup.msi のプロパティを変更できます。
Microsoft Group Policy Management Console(GPMC)を使用して、グループ ポリシー付きで Cisco UC Integration for Microsoft Lync を Microsoft Windows Server にインストールします。
(注) |
グループ ポリシーを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールするには、Cisco UC Integration for Microsoft Lync を導入する予定のすべてのコンピュータまたはユーザが同じドメインにある必要があります。 |
Microsoft Orca を起動します。
Microsoft Orca は、Microsoft Web サイトからダウンロードできる Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4 の一部として提供されます。
CUCILyncSetup.msi を開きます。
を選択します。
[言語(Language)] フィールドを見つけます。
インストール言語に対応するロケール ID を設定します。
たとえば、インストールの言語として英語を指定するには、ロケール ID に 1033 を設定します。
[OK] を選択します。
インストール パッケージを保存します。
ステップ 1 |
導入のためのソフトウェア配布ポイントにインストール パッケージをコピーします。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync を導入する予定のすべてのコンピュータまたはユーザは、分散ポイントのインストール パッケージにアクセスできる必要があります。 |
ステップ 2 |
を選択し、次のコマンドを入力します。GPMC.msc [グループ ポリシー管理(Group Policy Management)] コンソールが開きます。 |
ステップ 3 |
新しいグループ ポリシー オブジェクトを作成します。
|
ステップ 4 |
導入の範囲を設定します。
|
ステップ 5 |
インストール パッケージを指定します。
|
各コンピュータの次回起動時に、グループ ポリシーによって Cisco UC Integration for Microsoft Lync がそれぞれのコンピュータにインストールされます。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync には、[通話中(On the Phone)] のカスタム プレゼンス ステータスが含まれています。 この状態は custompresence.xml ファイルに保存されます。 このファイルはアプリケーションとともにインストールされます。 ファイルのデフォルトの場所は C:\Program Files (x86)\Cisco Systems\CUCILync\custompresence.xml です。
カスタム プレゼンス ファイルの場所を定義するレジストリ キーは、ファイルの場所が https:// で始まっていないと Microsoft Lync 2010 によって無視されるため、Microsoft Lync 2010 はデフォルトではこのファイルを使用できません。 そのため、カスタム プレゼンス ファイルを導入するために、管理者には以下の 2 つの選択肢があります。
現在 Lync SIP 高セキュリティ モードを使用していないか、または Lync SIP 高セキュリティ モードの使用が必要でない場合、管理者はローカル マシンにインストールされた custompresence.xml ファイルを使用できます。 Lync SIP 高セキュリティ モードは、Windows レジストリで EnableSIPHighSecurityMode 値をゼロ(0)に設定することによって無効になります。 この値は、 Microsoft Lync 2010 用が HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Communicator に、Microsoft Lync 2013 用が HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Office\15.0\Lync にあります。
Cisco Media Services Interface では、Cisco Prime Collaboration Manager および Cisco Medianet 対応ルータと連動する Microsoft Windows サービスを提供し、Cisco UC Integration for Microsoft Lync がネットワークで遅延やパケット損失を最小限に抑えて音声メディアとビデオ メディアを送信できるようにします。 この項では、Cisco Media Services Interface およびこのインターフェイスのトラフィック マーキングとデスクトップ フォン ビデオのための使用について説明します。
トラフィック マーキング
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、メディア サービス インターフェイスを使用してフロー情報を提供することができます。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、音声メディアまたはビデオ メディアを送信する前に、メディア サービス インターフェイスが使用可能かどうかを確認します。
メディア サービス インターフェイスがコンピュータに存在する場合、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はメディア サービス インターフェイスにフロー情報を提供します。
その後、サービスはネットワークに信号を送信し、ルータはフローを分類して Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラフィックを優先させます。
サービスが存在しない場合には、Cisco UC Integration for Microsoft Lync ではサービスを使用せずに、通常どおりに音声メディアとビデオ メディアを送信します。
(注) |
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、音声通話またはビデオ コールごとに Cisco メディア サービス インターフェイスが使用可能かどうかを確認します。 |
デスクフォン ビデオ機能
デスクフォンのビデオ機能を有効にするには、Cisco メディア サービス インターフェイスをインストールする必要があります。 Cisco メディア サービス インターフェイスでは Cisco UC Integration for Microsoft Lync を有効にするドライバが提供されており、以下を行うことができます。
Cisco Prime Collaboration Manager をインストールします。
適切であれば、Cisco Medianet に対応したルータまたはスイッチを設置します。
Cisco Media Services Interface によってアプリケーションに適用されるメタデータ属性を扱うようにネットワークを設定します。
ネットワークにあるすべてのデバイスが Cisco Medianet をサポートしている必要はありません。 最初の手順は、Cisco Media Services Interface のメタデータ属性に基づいてトラフィックの優先順位を決めることです。 トラフィックがネットワークを通過するときに、他のすべてのデバイスも、そのトラフィックの優先順位を決める必要があります。ただし、そのトラフィックに対する特定の扱いを指定したポリシーがこれらのデバイスに設定されている場合はこの限りではありません。 ネットワークの設定の詳細については、『Medianet Knowledge Base Portal』を参照してください。
ステップ 1 |
Cisco.com にある Cisco UC Integration for Microsoft Lync のダウンロード サイトから Cisco Media Services Interface のインストール プログラムをダウンロードします。 |
ステップ 2 |
Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールする各コンピュータに Cisco Media Services Interface をインストールします。 Cisco Media Services Interface のインストールについては、該当の Cisco Medianet マニュアルを参照してください。 |
コマンドラインまたは Microsoft Windows コントロール パネルを使用して、Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールできます。 このトピックでは、コマンドラインを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールする方法について説明します。
コマンドラインを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールするには、MSI または製品コードを使用します。 MSI がファイル システムで使用できる場合、MSI を使用します。 ただし、MSI がファイル システムで使用できない場合には、製品コードを使用します。
ステップ 1 | コマンドライン ウィンドウを開きます。 | ||||||||
ステップ 2 |
次のいずれかのコマンドを入力して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールします。
|
コマンドによって、Cisco UC Integration for Microsoft Lync がコンピュータから削除されます。
目次
インストールのオプションを確認し、Cisco UC Integration for Microsoft Lync のインストールのさまざまな方法を学習します。 インストールを開始する前に、正常な導入の要件について理解します。
- インストレーションの概要
- コマンドラインの使用
- サポートされる言語
- MSI の再パッケージ化
- グループ ポリシーを使用した導入
- カスタム プレゼンス ステータス
- Cisco Media Services Interface
- Cisco UC Integration for Microsoft Lync のアンインストール
インストレーションの概要
次のオペレーティング システムにクライアントをインストールできます。
Microsoft Windows 8(32 ビット)
Microsoft Windows 8(64 ビット)
Microsoft Windows 7(32 ビット)
Microsoft Windows 7(64 ビット)
(注)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync には、Microsoft .NET Framework または Java モジュールは必要ではありません。
インストール要件の詳細については、「ハードウェア要件」および「ソフトウェア要件」のトピックを参照してください。
(注)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールした後、Microsoft Outlook を再起動して Click to Call 機能が適切に初期化されるようにします。
インストール オプション
Cisco UC Integration for Microsoft Lync で提供される MSI インストール パッケージでは、次のインストール オプションが用意されています。
- コマンドライン経由のインストール
コマンドライン ウィンドウで引数を使用してインストール プロパティを指定して、Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールできます。
組織間に渡る複数のインスタンスをインストールする場合は、このオプションを選択します。
詳細については、「コマンドラインの使用」を参照してください。
- MSI の再パッケージ化
Microsoft Orca などのプログラムを使用して、Cisco UC Integration for Microsoft Lync のインストール パッケージをカスタマイズできます。 MSI を再パッケージ化すると、デフォルトのインストール パッケージを開いて必要なインストール プロパティを指定して、カスタム インストール パッケージを保存できます。
同じインストール プロパティを持つインストール パッケージを配布する場合は、このオプションを選択します。
詳細については、「Transform the Installer」を参照してください。
- MSI の手動による実行
クライアント コンピュータのファイル システムで MSI を手動で実行してから、Cisco UC Integration for Microsoft Lync の初回起動時に接続のプロパティを指定できます。
テストまたは評価用に単一インスタンスをインストールする場合は、このオプションを選択します。
詳細については、MSI の手動による実行を参照してください。
コマンドラインの使用
手順
ステップ 1 コマンドライン ウィンドウを開きます。 ステップ 2 次のコマンドを入力します。 msiexec.exe /i CUCILyncSetup.msiステップ 3 コマンドライン ウィンドウでコマンドラインの引数を parameter=value のペアで指定します。 次に、Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールするためのコマンドの例を示します。
インストールの例 msiexec.exe /i CUCILyncSetup.msi LANGUAGE=1033 /quietここで、
- LANGUAGE=1033 により、英語が言語として指定されます。
- /quiet により、サイレント インストールが指定されます。
コマンドラインの引数の詳細については、「コマンドライン引数」を参照してください。
ステップ 4 コマンドを実行して、Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールします。
コマンドライン引数
次の表に、 Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールするために使用されるコマンドライン引数を説明します。
引数 値 説明(Description) TFTP IP アドレス
ホストネーム
FQDN
TFTP サーバのアドレスを指定します。 値として次のいずれかを設定します。
- ホストネーム
- 例:hostname
- IP アドレス
- たとえば、123.45.254.1 と指定します。
- 完全修飾ドメイン名
- 例:hostname.domain.com
[CTI] IP アドレス
ホストネーム
FQDN
CTI サーバのアドレスを指定します。
この引数は、CTI サーバのアドレスが TFTP サーバのアドレスと異なる場合にのみ必要です。 サーバ アドレスが同じである場合、この引数を指定する必要はありません。
CCMCIP IP アドレス
ホストネーム
FQDN
CCMCIP サーバのアドレスを指定します。
この引数は、CCMCIP サーバのアドレスが TFTP サーバのアドレスと異なる場合にのみ必要です。 サーバ アドレスが同じである場合、この引数を指定する必要はありません。
LANGUAGE Cisco UC Integration for Microsoft Lync が使用する言語のロケール ID(LCID)を 10 進数で定義します。 値は、サポートされる言語に対応する、10 進数の LCID でなくてはなりません。
この引数は省略可能です。 値を指定しなかった場合は、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はデフォルトとしてシステム ロケールの言語が使用されます。
LOG_DIRECTORY ディレクトリ パス ログ ファイルのカスタム ディレクトリの場所を指定します。 ディレクトリの場所は、テンプレート LOG_DIRECTORY=<directory_location> を使用して指定されます。 スペースを含むディレクトリ パスは二重引用符で囲みます。
このパラメータを使用した例を次に示します。
msiexec /i CUCILyncSetup.msi LOG_DIRECTORY=C:\CUCILyncCustomLogDirectory
サイレント インストールにこのパラメータを使用した例を次に示します。
msiexec /i CUCILyncSetup.msi LOG_DIRECTORY=C:\CUCILyncCustomLogDirectory /quiet
(注) 仮想化環境ではこの機能に既知の制限があります。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync を起動させてから HVD を再起動させると、この機能は動作します。
FORGOT_PASSWORD_URL ユーザがパスワードを忘れたか、パスワードをリセットする必要がある場合に、ユーザがリダイレクトされる URL を指定します。
機能を有効にするために、この引数を指定する必要はありません。 ただし、ユーザが新しいパスワードを取得できるよう、有効な URL を指定する必要があります。
TFTP_FILE_NAME TFTP サーバ上にある、グローバル設定ファイルの一意の名前を指定します。 グローバル設定ファイルが、デフォルト名(jabber-config.xml)を使用しない場合は、この引数の値を指定する必要があります。
値として、未修飾か完全修飾のファイル名を指定できます。 この引数の値として指定した名前は、TFTP サーバ上のその他のグローバル設定ファイルよりも優先されます。
PRESENCE_DOMAIN
使用するドメイン名
Active Directory の連絡先を解決するために使用するドメイン名を指定します。 (domain.com など。)
VOICEMAIL_ENABLED
true
false
CLEAR 1 Cisco UC Integration for Microsoft Lync が以前のインストールからの既存のブートストラップ ファイルを上書きするかどうかを指定します。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、インストール中に設定した引数や値をブートストラップ ファイル jabber-bootstrap.properties に保存します。その後 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は起動時にブートストラップ ファイルから設定をロードします。
- この引数を指定する場合
- この引数を指定しない場合
(注) Cisco UC Integration for Microsoft Lync を再インストールする場合は、次の点を検討する必要があります。既存のブートストラップ ファイルを上書きするには、コマンドラインに CLEAR を次のように指定します。msiexec.exe /i CUCILyncSetup.msi CLEAR=1サポートされる言語
次の表に、Cisco UC Integration for Microsoft Lync でサポートされる言語を示します。
- アラビア語
- 中国語(簡体字)
- 中国語(繁体字)
- チェコ語
- デンマーク語
- Dutch
- 英語
- フランス語
- フィンランド語
- ドイツ語
- ギリシャ語
- ヘブライ語
- イタリア語
- 日本語
- Korean
- Norwegian
- ポーランド語
- ポルトガル語(ブラジル)
- ポルトガル語(ポルトガル)
- ロシア語
- スウェーデン語
- スペイン語
- Turkish
(注)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、すべてのサブ言語のロケール ID はサポートしていません。 たとえば、フランス語(カナダ)を指定した場合は、Cisco UC Integration for Microsoft Lync ではフランス語(フランス)が使用されます。
本リリース以降、Cisco UC Integration for Microsoft Lync では中国語(簡体字)と中国語(繁体字)のロケール ID のみをサポートします。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、中国語のその他のサブ言語のロケール ID はサポートしません。 たとえば、中国語(シンガポール)を指定した場合は、Cisco UC Integration for Microsoft Lync では英語が使用されます。
MSI の再パッケージ化
カスタム インストーラの使用
CUCILyncProperties.mst トランスフォーム ファイルを使用して、CUCILyncSetup.msi を変更し、カスタム インストーラを作成します。
制約事項:カスタム インストーラから 1033(英語)以外のすべての言語コード削除する必要があります。
Microsoft Orcaでは、デフォルト(1033)以外のいずれの言語ファイルもカスタム インストーラで保持されません。 カスタム インストーラからすべての言語コードを削除しない場合、言語が英語以外のオペレーティング システムでインストーラを実行できません。
(注)
トランスフォーム ファイルを適用しても、CUCILyncSetup.msi のデジタル署名は変更されません。
はじめる前に手順
- Cisco.com から Cisco UC Integration for Microsoft Lync 管理パッケージをダウンロードします。
- CUCILyncProperties.mst を管理パッケージからファイル システムにコピーします。
Microsoft の Web サイトから Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4 をダウンロードしてインストールします。
Microsoft Orca を使用して、CUCILyncSetup.msi のカスタム バージョンを作成します。 Microsoft Orca は、Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4 の一部として使用できます。
ステップ 1 Microsoft Orca を起動します。 ステップ 2 Microsoft Orca で CUCILyncSetup.msi を開きます。 Microsoft Orcaで CUCILyncSetup.msi を開きます。 インストーラのテーブルのリストが [テーブル(Tables)] ペインに表示されます。
ステップ 3 1033(英語)以外のすべての言語コードを削除します。
英語がカスタム インストーラの言語として設定されます。
ステップ 4 CUCILyncProperties.mst を適用します。 ステップ 5 [テーブル(Tables)] ペインのテーブルのリストから [プロパティ(Property)] を選択します。 CUCILyncSetup.msi のプロパティのリストが、アプリケーション ウィンドウの右側のパネルに表示されます。
これらのプロパティは、コマンドラインの引数に対応し、同じ値が設定されています。 各プロパティと指定できる値の説明については、「コマンドライン引数」を参照してください。
ステップ 6 必要に応じてプロパティの値を指定するか、不要なプロパティを削除します。 ステップ 7 カスタム インストーラで埋め込みストリームを保存できるようにします。 ステップ 8 カスタム インストーラを保存します。
次の作業ソフトウェア設定管理プログラムを使用して展開するためにカスタム インストーラを準備します。
カスタム トランスフォーム ファイルの作成
手順カスタム トランスフォーム ファイルには、インストーラに適用できるプロパティおよび値が含まれます。 たとえば、インストール時に Cisco UC Integration for Microsoft Lync のデフォルト言語をフランス語に設定するトランスフォーム ファイルと、デフォルト言語をスペイン語に設定するもう 1 つのトランスフォーム ファイルを作成できます。 その後、各トランスフォーム ファイルを CUCILyncSetup.msi に適用し、2 つのインストーラ(それぞれの言語に 1 つずつ)を作成できます。
ステップ 1 Microsoft Orca を起動します。 ステップ 2 CUCILyncSetup.msi を開いてから、CUCILyncProperties.mst を適用します。 詳細については、「Transform the Installer」を参照してください。
ステップ 3 該当するインストーラ プロパティに値を指定します。 ステップ 4 トランスフォーム ファイルを生成して保存します。
作成したトランスフォーム ファイルは、file_name.mst として保存されます。 このトランスフォーム ファイルを適用して、CUCILyncSetup.msi のプロパティを変更できます。
グループ ポリシーを使用した導入
Microsoft Group Policy Management Console(GPMC)を使用して、グループ ポリシー付きで Cisco UC Integration for Microsoft Lync を Microsoft Windows Server にインストールします。
(注)
グループ ポリシーを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールするには、Cisco UC Integration for Microsoft Lync を導入する予定のすべてのコンピュータまたはユーザが同じドメインにある必要があります。
はじめる前に手順インストール パッケージの言語コードを設定するには、次の手順を実行します。
Microsoft Orca を起動します。
Microsoft Orca は、Microsoft Web サイトからダウンロードできる Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4 の一部として提供されます。
CUCILyncSetup.msi を開きます。
を選択します。
[言語(Language)] フィールドを見つけます。
インストール言語に対応するロケール ID を設定します。
たとえば、インストールの言語として英語を指定するには、ロケール ID に 1033 を設定します。
[OK] を選択します。
インストール パッケージを保存します。
を選択した場合は、組み込みストリームを有効にする必要があります。
ステップ 1 導入のためのソフトウェア配布ポイントにインストール パッケージをコピーします。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync を導入する予定のすべてのコンピュータまたはユーザは、分散ポイントのインストール パッケージにアクセスできる必要があります。
ステップ 2 を選択し、次のコマンドを入力します。 GPMC.msc[グループ ポリシー管理(Group Policy Management)] コンソールが開きます。
ステップ 3 新しいグループ ポリシー オブジェクトを作成します。
ステップ 4 導入の範囲を設定します。
ステップ 5 インストール パッケージを指定します。
各コンピュータの次回起動時に、グループ ポリシーによって Cisco UC Integration for Microsoft Lync がそれぞれのコンピュータにインストールされます。
カスタム プレゼンス ステータス
Cisco UC Integration for Microsoft Lync には、[通話中(On the Phone)] のカスタム プレゼンス ステータスが含まれています。 この状態は custompresence.xml ファイルに保存されます。 このファイルはアプリケーションとともにインストールされます。 ファイルのデフォルトの場所は C:\Program Files (x86)\Cisco Systems\CUCILync\custompresence.xml です。
カスタム プレゼンス ファイルの場所を定義するレジストリ キーは、ファイルの場所が https:// で始まっていないと Microsoft Lync 2010 によって無視されるため、Microsoft Lync 2010 はデフォルトではこのファイルを使用できません。 そのため、カスタム プレゼンス ファイルを導入するために、管理者には以下の 2 つの選択肢があります。
- custompresence.xml ファイルをセキュアな Web サーバ(Microsoft Lync サーバ上で実行する Microsoft Internet Information Services のインスタンスなど)に導入し、すべての Lync ユーザ用にその場所でレジストリ値 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Communicator\CustomStateURL(Microsoft Lync 2010 の場合)または HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Office\15.0\Lync\CustomStateURL(Microsoft Lync 2013 の場合)を更新します。 詳細については、以下の Microsoft サイトを参照してください。
現在 Lync SIP 高セキュリティ モードを使用していないか、または Lync SIP 高セキュリティ モードの使用が必要でない場合、管理者はローカル マシンにインストールされた custompresence.xml ファイルを使用できます。 Lync SIP 高セキュリティ モードは、Windows レジストリで EnableSIPHighSecurityMode 値をゼロ(0)に設定することによって無効になります。 この値は、 Microsoft Lync 2010 用が HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Communicator に、Microsoft Lync 2013 用が HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Office\15.0\Lync にあります。
Cisco Media Services Interface
Cisco Media Services Interface では、Cisco Prime Collaboration Manager および Cisco Medianet 対応ルータと連動する Microsoft Windows サービスを提供し、Cisco UC Integration for Microsoft Lync がネットワークで遅延やパケット損失を最小限に抑えて音声メディアとビデオ メディアを送信できるようにします。 この項では、Cisco Media Services Interface およびこのインターフェイスのトラフィック マーキングとデスクトップ フォン ビデオのための使用について説明します。
トラフィック マーキング
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、メディア サービス インターフェイスを使用してフロー情報を提供することができます。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、音声メディアまたはビデオ メディアを送信する前に、メディア サービス インターフェイスが使用可能かどうかを確認します。
メディア サービス インターフェイスがコンピュータに存在する場合、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はメディア サービス インターフェイスにフロー情報を提供します。
その後、サービスはネットワークに信号を送信し、ルータはフローを分類して Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラフィックを優先させます。
サービスが存在しない場合には、Cisco UC Integration for Microsoft Lync ではサービスを使用せずに、通常どおりに音声メディアとビデオ メディアを送信します。
(注)
Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、音声通話またはビデオ コールごとに Cisco メディア サービス インターフェイスが使用可能かどうかを確認します。
デスクフォン ビデオ機能
デスクフォンのビデオ機能を有効にするには、Cisco メディア サービス インターフェイスをインストールする必要があります。 Cisco メディア サービス インターフェイスでは Cisco UC Integration for Microsoft Lync を有効にするドライバが提供されており、以下を行うことができます。
はじめる前に手順トラフィック マーキング用に Cisco Media Services Interface をインストールするには、次の作業を行う必要があります。
Cisco Prime Collaboration Manager をインストールします。
適切であれば、Cisco Medianet に対応したルータまたはスイッチを設置します。
Cisco Media Services Interface によってアプリケーションに適用されるメタデータ属性を扱うようにネットワークを設定します。
ネットワークにあるすべてのデバイスが Cisco Medianet をサポートしている必要はありません。 最初の手順は、Cisco Media Services Interface のメタデータ属性に基づいてトラフィックの優先順位を決めることです。 トラフィックがネットワークを通過するときに、他のすべてのデバイスも、そのトラフィックの優先順位を決める必要があります。ただし、そのトラフィックに対する特定の扱いを指定したポリシーがこれらのデバイスに設定されている場合はこの限りではありません。 ネットワークの設定の詳細については、『Medianet Knowledge Base Portal』を参照してください。
ステップ 1 Cisco.com にある Cisco UC Integration for Microsoft Lync のダウンロード サイトから Cisco Media Services Interface のインストール プログラムをダウンロードします。 ステップ 2 Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールする各コンピュータに Cisco Media Services Interface をインストールします。 Cisco Media Services Interface のインストールについては、該当の Cisco Medianet マニュアルを参照してください。
Cisco UC Integration for Microsoft Lync のアンインストール
手順コマンドラインまたは Microsoft Windows コントロール パネルを使用して、Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールできます。 このトピックでは、コマンドラインを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールする方法について説明します。
コマンドラインを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールするには、MSI または製品コードを使用します。 MSI がファイル システムで使用できる場合、MSI を使用します。 ただし、MSI がファイル システムで使用できない場合には、製品コードを使用します。
ステップ 1 コマンドライン ウィンドウを開きます。 ステップ 2 次のいずれかのコマンドを入力して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールします。
オプション コマンド(Command) MSI を使用したアンインストール msiexec.exe /x path_to_CUCILyncSetup.msi
次に、MSI を使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールするためのコマンドの例を示します。msiexec.exe /x C:\Windows\Installer\CUCILyncSetup.msi /quiet
ここで、 /quiet により、サイレント アンインストールが指定されます。製品コードを使用したアンインストール msiexec.exe /x product_code次に、製品コードを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールするためのコマンドの例を示します。msiexec.exe /x 45992224-D2DE-49BB-B085-6524845321C7 /quietここで、 /quiet により、サイレント アンインストールが指定されます。Cisco UC Integration for Microsoft Lync の製品コードを検索するには、次の手順を実行します。製品コードは、 C:\Windows\Installer\{product_code}\ARPPRODUCTICON.exe のように ProductIcon レジストリ キーの値データに示されます。
- Microsoft Windows レジストリ エディタを開きます。
- レジストリ キー HKEY_CLASSES_ROOT\Installer\Products を見つけます。
- を選択します。
- [検索(Find)] ウィンドウの [何を検索(Find what)] テキストボックスに「Cisco UC Integration for Microsoft Lync」を入力して、[次を検索(Find Next)] を選択します。
- ProductIcon レジストリ キーを見つけます。
(注) 製品コードは、Cisco UC Integration for Microsoft Lync の各バージョンによって変わります。
コマンドによって、Cisco UC Integration for Microsoft Lync がコンピュータから削除されます。