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Customer Order Number: DOC-J-7815751=
このマニュアルでは、Catalyst 6500シリーズ スイッチのContent Switching Module(CSM)のハードウェアおよびソフトウェア要件と取り付け手順を説明します。
図1に、CSMの前面パネルを示します。
(注) RJ-45コネクタは着脱式プレートで覆われています。
CSMの起動時、各種ハードウェア コンポーネントが初期化され、スーパバイザ エンジンとの通信が行われます。STATUS LEDは、スーパバイザ エンジンの動作と初期化の結果を示します。通常の初期化シーケンスの間に、STATUS LEDは消灯状態からレッド、オレンジ、グリーンへと変化します。
(注) スーパバイザ エンジンのLEDの詳細については、『Catalyst 6500 Series Switch Module Installation Guide』を参照してください。
表 1 に、STATUS LEDの動作を示します。
• モジュールはスーパバイザ エンジンからの電力供給を待機しています。 • モジュールに電力が供給されていません。次の原因が考えられます。 –モジュール温度が制限値を超えている1。 |
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• モジュールがハードウェアを初期化中、またはスーパバイザ エンジンと通信中です。 • モジュールは起動時にField Programmable Gate Array(FPGA)をダウンロードできませんでしたが、初期化シーケンスを続行し、スーパバイザ エンジンからモジュール オンライン ステータスを得ます。 • モジュールはスーパバイザ エンジンからモジュール オンライン ステータスを得ていません。この問題は、CSMに発行された外部ループバック テストでスーパバイザ エンジンがエラーを検出した場合に発生します。 |
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• モジュールは動作可能です。スーパバイザ エンジンからモジュールにモジュール オンライン ステータスが与えられています。 |
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• スーパバイザ エンジンのCLI2でset module disable modコマンドを使用した結果、モジュールがディセーブルになっています。 |
1.CSMの4つの各センサの温度を表示するには、show environment temperature modコマンドを入力します。 |
• 「環境要件」
• 「システム要件」
表 2 に、CSMの環境要件を示します。
警告 安全上の重要事項
「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。
これらの注意事項を保存しておいてください。
警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。
警告 システムの作動中には、バックプレーンに危険な電圧またはエネルギーが存在します。保守を行うときは注意してください。
警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置へのEMI(電磁波干渉)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーをスロットに正しく取り付けた状態で、システムを運用してください。
警告 作業中は、カードのESD(静電気放電)破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。
(注) スーパバイザ エンジン(冗長スーパバイザ エンジンがある場合)をはじめ、すべてのモジュールはホットスワップをサポートしています。システム電源を中断したり、他のソフトウェアまたはインターフェイスをシャット ダウンしたりせずに、モジュールを追加、交換、または取り外しできます。ホットスワップ モジュールの詳細については、『Catalyst 6500 Series Switch Module Installation Guide』を参照してください。
警告 作業中は、モジュールのESD破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。
ステップ 2 モジュールのポートにインターフェイス機器を直接接続できるだけのスぺースがあることを確認します。可能であれば、モジュール フィラー プレートが取り付けられている、空のスロットの間にモジュールを搭載してください。
ステップ 3 シャーシに搭載されているすべてのモジュールについて、非脱落型ネジがきちんと締まっていることを確認します。
この手順によって、全モジュールのEMIガスケットが完全に圧縮されていることが保証され、交換用モジュールに最大限のスペースを確保できます。
(注) 非脱落型ネジが緩んでいると、搭載モジュールのEMIガスケットが空いているスロットに隣りのモジュールを押し出し、空きスペースが小さくなって、交換用モジュールの取り付けが困難になります。
ステップ 4 モジュール フィラー プレートの2本のなべネジを外し、フィラー プレートを取り外します(モジュールの取り外し手順については、モジュールの取り外しを参照)。
ステップ 5 新しいモジュールまたは交換用モジュールのイジェクト レバーを両方とも完全に開いた状態にします(図2を参照)。
ステップ 6 シャーシ スロットの方向(水平または垂直)に応じて、どちらか一方の手順に従ってください。
a. スロットにモジュールを取り付けます。モジュール キャリアの左右がスロットの両側のスロット ガイドと重なるようにします(図2を参照)。
b. モジュール上部のEMIガスケットが上段スロットのモジュールと接触し、左右のイジェクト レバーがモジュール前面プレートから45度程度に閉じるまで、モジュールをスロットに静かに押し込みます(図3を参照)。
図3 EMIガスケットの通過(水平スロット シャーシの場合)
c. 両手の親指と人差し指で、左右のイジェクト レバーを押し下げて、EMIガスケットと上段のモジュールの間に隙間を少し(0.040インチ[1 mm])作ります(図3を参照)。
d. 押し下げながら、左右のイジェクト レバーを同時に閉じて、モジュールをバックプレーン コネクタに完全に装着します。イジェクト レバーが完全に閉じると、モジュールの前面プレートと一直線になります(図4を参照)。
図4 イジェクト レバーが閉じた状態(水平スロット シャーシの場合)
(注) モジュールがバックプレーン コネクタに完全に装着されていないと、エラー メッセージが表示されます。
(注) イジェクト レバーが完全に閉じていることを確認してから、非脱落型ネジを締めてください。
a. スロットにモジュールを取り付けます(図5を参照)。モジュール キャリアの両側がスロット上下のスロット ガイドと重なるようにします。
b. モジュール右側のEMIガスケットが隣接スロットのモジュールと接触し、両方のイジェクト レバーがモジュール前面プレートから45度程度に閉じるまで、モジュールをスロットに静かに押し込みます(図6を参照)。
c. 両手の親指と人差し指で両方のイジェクト レバーを持ち、左側に多少押しつけるようにして、モジュールを0.040インチ(1 mm)ほど傾け、モジュールのEMIガスケットと隣接モジュールの間に隙間を少し作ります(図6を参照)。
図6 EMIガスケットの通過(垂直スロット シャーシの場合)
d. 押しつけながら、両方のイジェクト レバーを同時に閉じて、モジュールをバックプレーン コネクタに完全に装着します。イジェクト レバーが完全に閉じると、モジュールの前面プレートと一直線になります(図7を参照)。
図7 イジェクト レバーが閉じた状態(垂直スロット シャーシの場合)
(注) イジェクト レバーが完全に閉じていることを確認してから、非脱落型ネジを締めてください。
CSMをCatalyst 6500シリーズ スイッチに取り付けると、モジュールは起動シーケンスを自動的に実行します。介入は不要です。起動シーケンスが正常に終了すると、グリーンのSTATUS LEDが常に点灯した状態になります。STATUS LEDがグリーンにならない場合、または別の色になった場合は、表 1を参照してモジュールの状態を判断してください。
ここでは、Catalyst 6500シリーズ スイッチ シャーシのスロットから、既存のモジュールを取り外す手順について説明します。
警告 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。
ステップ 1 モジュールに接続されている、ネットワーク インターフェイス ケーブルをすべて外します。
ステップ 2 シャーシに搭載されているすべてのモジュールについて、非脱落型ネジがきちんと締まっていることを確認します。
この手順によって、モジュールを取り外すことによって生まれたスペースを確実に維持できます。
(注) 非脱落型ネジが緩んでいると、搭載モジュールのEMIガスケットが空いているスロットにモジュールを押し出し、空きスペースが小さくなって、交換用モジュールの取り付けが困難になります。
ステップ 4 シャーシ スロットの方向(水平または垂直)に応じて、どちらか一方の手順に従ってください。
a. 左右のイジェクト レバーに親指を当てて、レバーを外側に同時に回転させ、バックプレーン コネクタからモジュールを外します。
b. モジュール前面の端を持って、スロットの中ほどまでモジュールを引き出します。反対の手をモジュールの底面に当てて、モジュールの重量を支えます。モジュールの回路に触れないように注意してください。
a. モジュールの上下にあるイジェクト レバーに親指を当てて、レバーを外側に同時に回転させ、バックプレーン コネクタからモジュールを外します。
b. モジュールの端を持ち、スロットからまっすぐモジュールを引き出します。モジュールの回路に触れないように注意してください。
ステップ 5 静電気防止用マットまたは静電気防止材などの上にモジュールを置くか、ただちに別のスロットに取り付けます。
ステップ 6 モジュールを取り外したスロットを空のままにする場合は、モジュール フィラー プレートを取り付け、シャーシに埃が入らないように、また、シャーシの通気が正しく維持されるようにしてください。
警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置へのEMIの影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーをスロットに正しく取り付けた状態で、システムを運用してください。
このマニュアルとともに以下のシスコのマニュアルも参照してください。
• 『Release Notes for the Catalyst 6500 Series Switch Content Switching Module』
• 『Catalyst 6500 Series Switch Content Switching Module Configuration Note』
• 『Catalyst 6500 Series Switch Content Switching Module Command Reference』
• 『Catalyst 6500 Series Switch Cisco IOS Software Configuration Guide』
• 『Catalyst 6500 Series Switch Software Configuration Guide』
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