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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章では、次の事項について説明します。
スイッチ モジュールに触れる前に、静電放電(ESD)からモジュールを保護するために自分自身をアース接続する必要があります。 自分自身をアース接続するには、アースされたシャーシまたはアースされたラックに接続された静電気防止用リスト ストラップを着用します。
注意 |
モジュールを扱うときは、必ずフレームの端(通常はモジュールのカバーされた下部、側面、および前面)を持ち、モジュールの回路部分には絶対に触れないでください。 |
シャーシ内のコンポーネントを取り付ける場所の近くにアース接続を行う必要があります。
ステップ 1 | 静電気防止用リスト ストラップを腕に取り付けるか、または巻き付けます。 |
ステップ 2 | 次のいずれかの方法で、ストラップのもう一方の端をアースされたシャーシに取り付けます。 |
自分自身をアースしたら、シャーシのモジュールを交換することができます。
もう 1 つのスーパーバイザ モジュールが取り付けられ、動作している限り、スイッチの動作中にスーパーバイザ モジュールの取り付けまたは交換を行うことができます。 2 つのスーパーバイザ モジュールを備えるシャーシのスロットからアクティブ スーパーバイザを取り出すと、動作は自動的にスタンバイ スーパーバイザ モジュールに切り替わります。 1 つしかスーパーバイザを備えていないシャーシでスーパーバイザを交換する必要がある場合は、空きスーパーバイザ スロットに新しいスーパーバイザを取り付け、新しいスーパーバイザをアクティブにしてから、他のスーパーバイザ モジュールを取り外します。
(注) |
スーパーバイザ モジュールを交換せずに取り外すだけの場合は、シャーシの設計どおりの通気を確保するためにブランク フィラー プレートを使ってスロットを埋める必要があります。 |
次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。
シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。
次の工具と部品があることを確認します。
少なくとももう 1 つの I/O モジュールがスイッチに取り付けられ、動作している限り、動作中に I/O モジュールの取り付けまたは交換を行うことができます。 I/O モジュールを交換せずに取り外すだけの場合は、シャーシの設計どおりの通気を確保するためにブランク フィラー プレートを使ってスロットを埋める必要があります。
次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。
シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。
次の工具と部品があることを確認します。
ステップ 1 |
次の手順に従って、新しい I/O モジュール用にシャーシのスロットを開きます。
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ステップ 2 |
次の手順に従って、新しい I/O モジュールを空きスロットに取り付けます。
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シャーシで動作するファン トレイ モジュールが少なくとも他に 2 つある限り運用中にファン トレイ モジュールを交換できます。 また、後ろに取り付けられた 2 つのファブリック モジュールのいずれかを交換するためにファン トレイを取り外すこともできます。 ファン トレイまたはファブリック モジュールを交換しない場合は、シャーシで 3 台のファン トレイが動作しているはずです。
(注) |
スイッチは交換するファン トレイなしに 3 分間稼働可能ですが、スイッチのエアインレット温度が 86°F(30°C)未満の場合、ファン トレイの交換に 72 時間まで費やすことができます。 温度は時間の経過につれて変わる場合があるため、ファン トレイを 3 分以内に交換することをお勧めします。 |
ファブリック モジュールを交換するためにファン トレイを取り外す必要がある場合は、ファブリック モジュールの取り付けまたは交換を参照してください。
(注) |
ファン トレイの後ろに取り付けられた 2 個のファブリック モジュールのステータスを認識できるようにするため、ファン トレイにはファブリック モジュール LED が表示されます。 |
次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。
シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。
次の工具と部品があることを確認します。
ステップ 1 |
次のようにファン トレイを取り外します。
|
ステップ 2 |
新規ファン トレイを空きスロットに次のように取り付けます。
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ステップ 3 |
ファン トレイのステータス LED がグリーンであることで、ファン トレイが機能していることを確認します。 ファン トレイの LED の詳細については、I/O モジュールの LEDを参照してください。 |
ファブリック モジュールは次のようにシャーシ背面のファン トレイの背後に配置されています。
ファブリック スロット 1 および 2 はファン トレイ スロット 1 の後ろにあります
ファブリック スロット 3 および 4 はファン トレイ スロット 2 の後ろにあります
ファブリック スロット 5 および 6 はファン トレイ スロット 3 の後ろにあります
ファン トレイが取り付けられていると、後ろに取り付けられているファブリック モジュールの LED 状態が表示されます。
シャーシに少なくとも 1 つの他のファブリック モジュールが取り付けられており動作していれば、運用中にファブリック モジュールを取り付けることができます。 ファブリック モジュールの取り付けまたは交換を行うには、まずファブリック モジュールの前面にあるファン トレイを取り外す必要があります。 シャーシのファブリック モジュールが 6 個未満の場合は、空のスロットを空にしておいてください。ファブリック モジュールの外部に配置したファン トレイによって、シャーシに設計どおりのエアーフローが維持されます。
シャーシはアースされている必要があります(スイッチ シャーシのアースを参照)。
アースされたシャーシの ESD ポートに接続された静電気防止用リスト ストラップ(または他の ESD 防止デバイス)を着用する必要があります。
ステップ 1 |
これらの手順に従って、交換するファブリック モジュールを覆っているファン トレイを取り外します。
|
ステップ 2 |
新しいファブリック モジュールのファブリック スロットを開く必要がある場合は、次の手順に従ってファブリック モジュールを取り外します。
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ステップ 3 |
次の手順に従って、新しいファブリック モジュールをシャーシに取り付けます。
|
ステップ 4 |
次の手順に従って、取り付け済みファブリック モジュールの上にファン トレイを再度取り付けます。
|
次のタイプの電源モジュールを最大 8 台まで搭載できます。
電源モジュールのスロットを空のままにする場合は、設計どおりの通気を確保するために、そのスロットにブランク フィラー プレート( N77-3KPS-BLANK-H=)を取り付ける必要があります。
(注) |
シャーシは電源モジュールを取り付けた状態で出荷されますが、設置時に電源モジュールを取り外してシャーシを軽くすることもできます。 |
AC 電源モジュールと DC 電源モジュールをスイッチに取り付ける手順は同じですが、アースに接続する手順は異なります。 AC 電源モジュールの場合、電源モジュールと電源を電源コードに接続すると、自動的にアースに接続されます。 3 kW DC 電源モジュールの場合、電源モジュールは直接アースに接続しません。
次の工具と機器を別途用意する必要があります。
トルク機能付きの No.1 プラス ドライバまたはラチェット レンチ用のナット ドライバ アタッチメント(DC 電源モジュールのみに使用)
圧着工具
3 kW DC 電源モジュールの場合、DC 電源モジュールまたは電源インターフェイス ユニット(PIU)に接続できるようにサイズ調整された 4 本の電源コードが必要
アース線:このアース線を地域および各国の設置要件を満たすようにサイズ調整します。 米国で設置する場合は、 6 AWG 銅線を使用する必要があります。 米国以外で設置する場合は、地域および国の電気規格を参照してください。 アース線の長さは、スイッチとアース設備の間の距離によって決まります。
ステップ 1 |
別の電源モジュール用の電源モジュール スロットを開く必要がある場合は、次の手順を実行します。
|
||
ステップ 2 |
次の手順に従って、新しい電源モジュールを空きスロットに取り付けます。
|
AC 電源モジュールの場合、AC 電源に接続する必要があります(「Connecting an AC Power Supply to AC Power Sources」トピックを参照)。 電源モジュールは、電源コードを通じて自動的にアースされます。
3 kW DC 電源モジュールの場合、DC 電源に接続する必要があります(「Connecting a DC Power Supply to DC Power Sources」トピックを参照)。
1 本の電源コードを使用して、3 kW 電源モジュールを AC 電源に接続し、電源モジュールを適切にアースします。 スイッチに使用する電源モードに応じて、すべての電源モジュールを 1 つの AC 電源に接続するか、電源モジュールの半分を 1 つの AC 電源に接続し、残りの半分を別の AC 電源に接続します。
複合電源モード(電源冗長性なし)の場合、スイッチのすべての動作に電力を供給するのに十分な電源モジュールを設置し、すべての電源モジュールを同じ AC 電源に接続する必要があります。 シャーシの空いている電源モジュール スロットに電源モジュールを設置できます。
電源の冗長性モード(n +1 冗長性モード)の場合、スイッチのすべての動作に電力を供給するのに十分な電源モジュールを設置し、故障した電源モジュールに置き換えることができる 1 個の追加電源モジュールが必要です。 同じ AC 電源にすべての電源モジュールを接続します。 シャーシの空いている電源モジュール スロットに電源モジュールを設置できます。
入力電源の冗長性(グリッドの冗長性)モードまたは完全な冗長性モードの場合、スイッチの動作に電力を供給するために必要な電源モジュールの数の 2 倍が必要になります。 電源モジュールの半分をアクティブな電源の 1 つの電源に接続し、残りの半分を冗長電源に接続します。 シャーシの左側にある電源モジュール(スロット 1、2、5、および 6)を 1 つのグリッドに接続し、シャーシの右側の電源モジュール(スロット 3、4、7、および 8)をもう一方のグリッドに接続してください。
1 つまたは 2 つの電源に接続する前に、次のすべての項目を確認します。
ステップ 1 | 電源装置前面のスイッチがスタンバイ(0 の位置)に設定されていることを確認します。 | ||||||
ステップ 2 | 1 本の AC 電源コードを電源モジュールに接続し、電源コードのプラグの上にある固定クリップを引き下げます。 | ||||||
ステップ 3 |
電源コードのもう一方の端を、データセンターに付属の AC 電源に接続します。
ステートメント 1018
250V、20 A ステートメント 1005 |
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ステップ 4 | 電源モジュールのスイッチをスタンバイからオンに切り替えます(電源スイッチを 0 から 1 の位置に切り替えます)。 | ||||||
ステップ 5 |
INPUT と OUTPUT の電源 LED が点灯し、FAULT LED が点灯も点滅もしていないことを確認し、電源モジュールが AC 電力を受電し、DC 電力を出力していることを確認します。 電源モジュールのすべての LED、および LED が示す状態については、表 D-5 を参照してください。
Fault LED が赤色に点滅している場合は、電源スイッチをスタンバイ(0 の位置)に切り替え、電源装置および AC 電源に AC 電力が接続されていることを確認した後、電源スイッチをオン(1 の位置)に戻します。 接続した電源装置の Input および Output の LED がグリーンに点灯し、Fault LED はオフになります。 |
次の手順に従って、取り付けられている各 DC 電源モジュールと DC 電源回路を接続します。
(注) |
複合電源モード(電源冗長性なし)または電源モジュール(n+1)電源モードを使用する場合は、すべての電源モジュールを同じ電源回路(グリッド)に接続します。 入力電源(n+n)または完全電源モードを使用する場合は、電源モジュールの半分(スロット 1、2、5、および 6 のモジュール)を 1 つの AC 電源回路に接続し、電源モジュールの残り半分(スロット 3、4、7、および 8 のモジュール)を別の AC 電源回路に接続します。 |
注意 |
DC 戻り線はフレーム(NEBS DC-I)から絶縁します。 |
ステップ 1 | 電源スイッチをスタンバイ(電源スイッチの 0 の位置)に切り替えます。 | ||||||
ステップ 2 |
接続している DC グリッド電源の回路ブレーカーで電源をオフにし、電源装置上のすべての LED が消灯していることを確認します。
ステートメント 1003 |
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ステップ 3 |
電源装置と DC 電源グリッドの間の距離に合わせて電源ケーブルの長さを調整します。 ケーブルを切断する必要がある場合は、DC 電源グリッドに接続する側を切断し、被覆を切断部から 0.75 インチ(19 mm)はがし、DC 電源システムに接続します。 必ずマイナス側のケーブルをマイナス側の回線に接続し、プラス側のケーブルをプラス側の回路に接続してください。
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ステップ 4 |
DC 電源モジュール前面の端子ボックスの保護カバーを留めている 3 本のネジを外し、カバーを取り外します(次の図を参照)。
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ステップ 5 |
次のように、4 つの端子スロットに 4 本のケーブル(2 本のプラス側ケーブルと 2 本のマイナス側ケーブル)を取り付けます。
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ステップ 6 |
次のように、DC 電源モジュールから 4 本のケーブルを DC 電源に接続します。
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||||||
ステップ 7 | 電源装置に接続された回路の電源がオフになっている場合、回路ブレーカーで電源を入れます。 接続された各電源装置の Input 1(IN1)の LED および Input 2(IN2)の LED が点灯します。 | ||||||
ステップ 8 |
電源スイッチを 1 に設定して電源モジュールの電源をオンにします。 LED が点滅し、Input LED のほかに、Output LED もオンになります。 FAULT LED が点灯または点滅する場合、Cisco TAC に連絡してください。 |
これでスイッチをネットワークに接続できます。
目次
この章では、次の事項について説明します。
スイッチ モジュールに触れる前に、静電放電(ESD)からモジュールを保護するために自分自身をアース接続する必要があります。 自分自身をアース接続するには、アースされたシャーシまたはアースされたラックに接続された静電気防止用リスト ストラップを着用します。
注意 |
モジュールを扱うときは、必ずフレームの端(通常はモジュールのカバーされた下部、側面、および前面)を持ち、モジュールの回路部分には絶対に触れないでください。 |
ステップ 1 | 静電気防止用リスト ストラップを腕に取り付けるか、または巻き付けます。 |
ステップ 2 | 次のいずれかの方法で、ストラップのもう一方の端をアースされたシャーシに取り付けます。 |
自分自身をアースしたら、シャーシのモジュールを交換することができます。
もう 1 つのスーパーバイザ モジュールが取り付けられ、動作している限り、スイッチの動作中にスーパーバイザ モジュールの取り付けまたは交換を行うことができます。 2 つのスーパーバイザ モジュールを備えるシャーシのスロットからアクティブ スーパーバイザを取り出すと、動作は自動的にスタンバイ スーパーバイザ モジュールに切り替わります。 1 つしかスーパーバイザを備えていないシャーシでスーパーバイザを交換する必要がある場合は、空きスーパーバイザ スロットに新しいスーパーバイザを取り付け、新しいスーパーバイザをアクティブにしてから、他のスーパーバイザ モジュールを取り外します。
(注) |
スーパーバイザ モジュールを交換せずに取り外すだけの場合は、シャーシの設計どおりの通気を確保するためにブランク フィラー プレートを使ってスロットを埋める必要があります。 |
次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。
シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。
次の工具と部品があることを確認します。
ステップ 1 |
スーパーバイザ モジュールを取り外して、新しいモジュール用のスロットを開く必要がある場合は、次のステップに従います(空きスロットがすでにある場合は、次のステップに進みます)。
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ステップ 2 |
次の手順に従って、新規または交換用スーパーバイザ モジュールを取り付けます。
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少なくとももう 1 つの I/O モジュールがスイッチに取り付けられ、動作している限り、動作中に I/O モジュールの取り付けまたは交換を行うことができます。 I/O モジュールを交換せずに取り外すだけの場合は、シャーシの設計どおりの通気を確保するためにブランク フィラー プレートを使ってスロットを埋める必要があります。
次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。
シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。
次の工具と部品があることを確認します。
ステップ 1 |
次の手順に従って、新しい I/O モジュール用にシャーシのスロットを開きます。
|
||
ステップ 2 |
次の手順に従って、新しい I/O モジュールを空きスロットに取り付けます。
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シャーシで動作するファン トレイ モジュールが少なくとも他に 2 つある限り運用中にファン トレイ モジュールを交換できます。 また、後ろに取り付けられた 2 つのファブリック モジュールのいずれかを交換するためにファン トレイを取り外すこともできます。 ファン トレイまたはファブリック モジュールを交換しない場合は、シャーシで 3 台のファン トレイが動作しているはずです。
(注) |
スイッチは交換するファン トレイなしに 3 分間稼働可能ですが、スイッチのエアインレット温度が 86°F(30°C)未満の場合、ファン トレイの交換に 72 時間まで費やすことができます。 温度は時間の経過につれて変わる場合があるため、ファン トレイを 3 分以内に交換することをお勧めします。 |
ファブリック モジュールを交換するためにファン トレイを取り外す必要がある場合は、ファブリック モジュールの取り付けまたは交換を参照してください。
(注) |
ファン トレイの後ろに取り付けられた 2 個のファブリック モジュールのステータスを認識できるようにするため、ファン トレイにはファブリック モジュール LED が表示されます。 |
次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。
シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。
次の工具と部品があることを確認します。
ステップ 1 |
次のようにファン トレイを取り外します。
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ステップ 2 |
新規ファン トレイを空きスロットに次のように取り付けます。
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ステップ 3 |
ファン トレイのステータス LED がグリーンであることで、ファン トレイが機能していることを確認します。 ファン トレイの LED の詳細については、I/O モジュールの LEDを参照してください。 |
ファブリック モジュールは次のようにシャーシ背面のファン トレイの背後に配置されています。
ファブリック スロット 1 および 2 はファン トレイ スロット 1 の後ろにあります
ファブリック スロット 3 および 4 はファン トレイ スロット 2 の後ろにあります
ファブリック スロット 5 および 6 はファン トレイ スロット 3 の後ろにあります
ファン トレイが取り付けられていると、後ろに取り付けられているファブリック モジュールの LED 状態が表示されます。
シャーシに少なくとも 1 つの他のファブリック モジュールが取り付けられており動作していれば、運用中にファブリック モジュールを取り付けることができます。 ファブリック モジュールの取り付けまたは交換を行うには、まずファブリック モジュールの前面にあるファン トレイを取り外す必要があります。 シャーシのファブリック モジュールが 6 個未満の場合は、空のスロットを空にしておいてください。ファブリック モジュールの外部に配置したファン トレイによって、シャーシに設計どおりのエアーフローが維持されます。
シャーシはアースされている必要があります(スイッチ シャーシのアースを参照)。
アースされたシャーシの ESD ポートに接続された静電気防止用リスト ストラップ(または他の ESD 防止デバイス)を着用する必要があります。
ステップ 1 |
これらの手順に従って、交換するファブリック モジュールを覆っているファン トレイを取り外します。
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ステップ 2 |
新しいファブリック モジュールのファブリック スロットを開く必要がある場合は、次の手順に従ってファブリック モジュールを取り外します。
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ステップ 3 |
次の手順に従って、新しいファブリック モジュールをシャーシに取り付けます。
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ステップ 4 |
次の手順に従って、取り付け済みファブリック モジュールの上にファン トレイを再度取り付けます。
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次のタイプの電源モジュールを最大 8 台まで搭載できます。
電源モジュールのスロットを空のままにする場合は、設計どおりの通気を確保するために、そのスロットにブランク フィラー プレート( N77-3KPS-BLANK-H=)を取り付ける必要があります。
(注) |
シャーシは電源モジュールを取り付けた状態で出荷されますが、設置時に電源モジュールを取り外してシャーシを軽くすることもできます。 |
AC 電源モジュールと DC 電源モジュールをスイッチに取り付ける手順は同じですが、アースに接続する手順は異なります。 AC 電源モジュールの場合、電源モジュールと電源を電源コードに接続すると、自動的にアースに接続されます。 3 kW DC 電源モジュールの場合、電源モジュールは直接アースに接続しません。
次の工具と機器を別途用意する必要があります。
トルク機能付きの No.1 プラス ドライバまたはラチェット レンチ用のナット ドライバ アタッチメント(DC 電源モジュールのみに使用)
圧着工具
3 kW DC 電源モジュールの場合、DC 電源モジュールまたは電源インターフェイス ユニット(PIU)に接続できるようにサイズ調整された 4 本の電源コードが必要
アース線:このアース線を地域および各国の設置要件を満たすようにサイズ調整します。 米国で設置する場合は、 6 AWG 銅線を使用する必要があります。 米国以外で設置する場合は、地域および国の電気規格を参照してください。 アース線の長さは、スイッチとアース設備の間の距離によって決まります。
ステップ 1 |
別の電源モジュール用の電源モジュール スロットを開く必要がある場合は、次の手順を実行します。
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ステップ 2 |
次の手順に従って、新しい電源モジュールを空きスロットに取り付けます。
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AC 電源モジュールの場合、AC 電源に接続する必要があります(「Connecting an AC Power Supply to AC Power Sources」トピックを参照)。 電源モジュールは、電源コードを通じて自動的にアースされます。
3 kW DC 電源モジュールの場合、DC 電源に接続する必要があります(「Connecting a DC Power Supply to DC Power Sources」トピックを参照)。
1 本の電源コードを使用して、3 kW 電源モジュールを AC 電源に接続し、電源モジュールを適切にアースします。 スイッチに使用する電源モードに応じて、すべての電源モジュールを 1 つの AC 電源に接続するか、電源モジュールの半分を 1 つの AC 電源に接続し、残りの半分を別の AC 電源に接続します。
複合電源モード(電源冗長性なし)の場合、スイッチのすべての動作に電力を供給するのに十分な電源モジュールを設置し、すべての電源モジュールを同じ AC 電源に接続する必要があります。 シャーシの空いている電源モジュール スロットに電源モジュールを設置できます。
電源の冗長性モード(n +1 冗長性モード)の場合、スイッチのすべての動作に電力を供給するのに十分な電源モジュールを設置し、故障した電源モジュールに置き換えることができる 1 個の追加電源モジュールが必要です。 同じ AC 電源にすべての電源モジュールを接続します。 シャーシの空いている電源モジュール スロットに電源モジュールを設置できます。
入力電源の冗長性(グリッドの冗長性)モードまたは完全な冗長性モードの場合、スイッチの動作に電力を供給するために必要な電源モジュールの数の 2 倍が必要になります。 電源モジュールの半分をアクティブな電源の 1 つの電源に接続し、残りの半分を冗長電源に接続します。 シャーシの左側にある電源モジュール(スロット 1、2、5、および 6)を 1 つのグリッドに接続し、シャーシの右側の電源モジュール(スロット 3、4、7、および 8)をもう一方のグリッドに接続してください。
1 つまたは 2 つの電源に接続する前に、次のすべての項目を確認します。
ステップ 1 | 電源装置前面のスイッチがスタンバイ(0 の位置)に設定されていることを確認します。 | ||||||
ステップ 2 | 1 本の AC 電源コードを電源モジュールに接続し、電源コードのプラグの上にある固定クリップを引き下げます。 | ||||||
ステップ 3 |
電源コードのもう一方の端を、データセンターに付属の AC 電源に接続します。
ステートメント 1018
250V、20 A ステートメント 1005 |
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ステップ 4 | 電源モジュールのスイッチをスタンバイからオンに切り替えます(電源スイッチを 0 から 1 の位置に切り替えます)。 | ||||||
ステップ 5 |
INPUT と OUTPUT の電源 LED が点灯し、FAULT LED が点灯も点滅もしていないことを確認し、電源モジュールが AC 電力を受電し、DC 電力を出力していることを確認します。 電源モジュールのすべての LED、および LED が示す状態については、表 D-5 を参照してください。
Fault LED が赤色に点滅している場合は、電源スイッチをスタンバイ(0 の位置)に切り替え、電源装置および AC 電源に AC 電力が接続されていることを確認した後、電源スイッチをオン(1 の位置)に戻します。 接続した電源装置の Input および Output の LED がグリーンに点灯し、Fault LED はオフになります。 |
次の手順に従って、取り付けられている各 DC 電源モジュールと DC 電源回路を接続します。
(注) |
複合電源モード(電源冗長性なし)または電源モジュール(n+1)電源モードを使用する場合は、すべての電源モジュールを同じ電源回路(グリッド)に接続します。 入力電源(n+n)または完全電源モードを使用する場合は、電源モジュールの半分(スロット 1、2、5、および 6 のモジュール)を 1 つの AC 電源回路に接続し、電源モジュールの残り半分(スロット 3、4、7、および 8 のモジュール)を別の AC 電源回路に接続します。 |
注意 |
DC 戻り線はフレーム(NEBS DC-I)から絶縁します。 |
ステップ 1 | 電源スイッチをスタンバイ(電源スイッチの 0 の位置)に切り替えます。 | ||||
ステップ 2 |
接続している DC グリッド電源の回路ブレーカーで電源をオフにし、電源装置上のすべての LED が消灯していることを確認します。
ステートメント 1003 |
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ステップ 3 |
電源装置と DC 電源グリッドの間の距離に合わせて電源ケーブルの長さを調整します。 ケーブルを切断する必要がある場合は、DC 電源グリッドに接続する側を切断し、被覆を切断部から 0.75 インチ(19 mm)はがし、DC 電源システムに接続します。 必ずマイナス側のケーブルをマイナス側の回線に接続し、プラス側のケーブルをプラス側の回路に接続してください。
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ステップ 4 |
DC 電源モジュール前面の端子ボックスの保護カバーを留めている 3 本のネジを外し、カバーを取り外します(次の図を参照)。
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ステップ 5 |
次のように、4 つの端子スロットに 4 本のケーブル(2 本のプラス側ケーブルと 2 本のマイナス側ケーブル)を取り付けます。
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ステップ 6 |
次のように、DC 電源モジュールから 4 本のケーブルを DC 電源に接続します。
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ステップ 7 | 電源装置に接続された回路の電源がオフになっている場合、回路ブレーカーで電源を入れます。 接続された各電源装置の Input 1(IN1)の LED および Input 2(IN2)の LED が点灯します。 | ||||
ステップ 8 |
電源スイッチを 1 に設定して電源モジュールの電源をオンにします。 LED が点滅し、Input LED のほかに、Output LED もオンになります。 FAULT LED が点灯または点滅する場合、Cisco TAC に連絡してください。 |
これでスイッチをネットワークに接続できます。