この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
警告 |
この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。 ステートメント 1030 |
(注) |
取り外しおよび取り付けを行うモジュールは、一度に 1 つだけにしてください。 モジュールの取り外しおよび取り付け後に、モジュールの LED を確認してから次の作業を始めます。 |
モジュールの取り外しおよび取り付けを行うと、スイッチはモジュールのトラフィック処理を停止し、設定の変更がないかどうかシステムを走査します。 各インターフェイス タイプがシステム コンフィギュレーションと照らし合わせてチェックされます。そのあと、システムは新しいモジュールに関して診断を実行します。 モジュールの取り付けおよび取り外し中に、通常の動作が中断されることはありません。
スイッチは、同一の交換モジュールだけをオンラインにできます。 同一モジュールの OIR をサポートするために、モジュールを取り外すときにモジュールの設定は running-config ファイルから削除されません。
交換モジュールと取り外したモジュールが異なる場合は、交換モジュールを設定してからでないと、スイッチはモジュールをオンラインにできません。
レイヤ 2 MAC アドレスは EEPROM 上に保存され、システムがスイッチング テーブルおよびデータ構造を更新しなくても、モジュールをオンラインで交換できます。 レイヤ 2 MAC アドレスは、インストールされているモジュールのタイプとは関係なく、スーパーバイザ エンジンを交換しない限り変更されません。 スーパーバイザ エンジンを交換すると、すべてのポートのレイヤ 2 アドレスが、新しいスーパーバイザ エンジン上のアドレス アロケータで指定されるアドレスに変更されます。
(注) |
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注意 |
電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。 |
AC 入力 PSM の取り付け手順は、次のとおりです。
警告 |
高リーク電流:システムの電源接続の前にアース接続を行う必要があります。 ステートメント 342 |
アースの接続方法については、次を参照してください。 システム アースの確立
PSM のネジを締めるには、マイナス ドライバか No.2 プラス ドライバが必要な場合があります。
ステップ 1 |
電源装置ベイにブランク カバーが取り付けられている場合はそれを外します。 電源装置ベイからブランク カバーを取り外すには、ブランク カバーの 2 つの固定クリップを親指と人差し指でつかみます。
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ステップ 2 | PSM を出荷パッケージから取り出します。 | ||||||||||
ステップ 3 |
電源装置ベイに PSM を差し入れます。 電源装置がベイに完全に装着されていることを確認します
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ステップ 4 | ラッチを回転させ、非脱落型ネジを締めてラッチを固定します。 | ||||||||||
ステップ 5 |
対応する電源入力モジュール(PEM)に AC 電源コード(片方の端は電源に接続)を接続します。 たとえば、PSM をベイ 1 にインストールした場合は電源コードを AC1 に接続します。 特定の AC 電源装置でサポートされる AC 電源コードのリストについては、3000 W 電源装置の AC 電源コードを参照してください。 |
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ステップ 6 | PEM の横のケーブル クランプのネジを締めます。 これにより、電源ケーブルが誤って引き抜かれないようにします。 次の番号(5)を参照してください。 図 1 |
各電源モジュールは 100 % 負荷時に 20 ミリ秒の電源保持時間を持ち、OIR を完全にサポートします。 AC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。
警告 |
システムの稼働中は、バックプレーンに危険な電圧またはエネルギーが生じています。 作業を行うときは注意してください。 ステートメント 1034 |
非脱落型ネジを緩めるには、マイナス ドライバまたは No.2 プラス ドライバが必要な場合があります。
ここでは、ファン トレイの取り外しおよび取り付けの方法について説明します。
(注) |
ファン トレイは、システムの動作中(電源オン)に取り外しや取り付けを行っても、電気事故が発生したりシステムが損傷したりすることがないように設計されています。 |
新しいファン トレイを取り付ける手順は、次のとおりです。
ステップ 1 | パッケージからファン トレイを取り外します。 |
ステップ 2 | ファン トレイ ハンドルを片手で持ちます。 もう一方の手をファン トレイの下に置きます。 (正しく置いた場合、ファン トレイ LED が一番上になります)。 |
ステップ 3 | シャーシによりかかかるようにファン モジュールをファン トレイ ベイの前面に置き、ファン モジュールを少し持ち上げてベイの最上部および最下部と位置を合わせ、ファン モジュールがバックプレーンに配置されるまでシャーシに押し込みます。 ファン モジュールが配置されます。 |
新しいファン アセンブリが正しく設置されていることを確認します。 詳細については、「ファン トレイの取り付けの確認」を参照してください。
新しいファン アセンブリが正しく取り付けられているかどうかを確認する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 | スイッチの電源を投入したら、ファンの音を聞きます。稼動している音がすぐに聞えるはずです。 聞こえない場合は、ファン モジュールがベイに完全かつ正しく挿入され、ファン モジュールの外側の表面とシャーシの外側の表面との位置が合っていることを確認します。 |
ステップ 2 | ファン ステータス LED がグリーンに点灯していることを確認します。 LED がレッドの場合は、1 つまたは複数のファンが故障しています。 |
ステップ 3 | 複数回試行してもファンが動作しない場合、または設置時に問題が発生した場合はシスコの代理店に連絡してサポートを受けてください。 |
ファン トレイを取り外すには以下の手順を実行します。
ステップ 1 | シャーシのファン トレイを見つけます。 | ||||||||
ステップ 2 |
親指で両方のスプリング ラッチをつかんで同時に左方向から右方向へ押します。 ファン トレイをベイから半分ほど引き出します。 必要に応じて電源コネクタをそっと揺すってバックプレーンから外してください。
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ステップ 3 |
ハンドルを握ってファン アセンブリをシャーシから引き出し、脇に置きます。
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このセクションでは、PSC の取り外しと取り付けについて説明します。
PSC を取り付けるには、次の手順を実行します。
システム アースが接続されていることを確認します。 アースの接続方法については、次を参照してください。 システム アースの確立
PSC のネジを締めるには、マイナス ドライバか No.2 プラス ドライバが必要な場合があります。
ステップ 1 | PSC をパッケージから取り出します。 | ||||
ステップ 2 | PSC を PSC ベイに挿入します。 電源装置がベイに完全に装着されていることを確認します。 | ||||
ステップ 3 |
取り付けネジを挿入して締め、コネクタを完全に固定します。 システムの電源がオンで、PSC が正しく取り付けられている場合、PSC STATUS LED はグリーンです。
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PSC を取り外すには、次の手順を実行します。
システム アースが接続されていることを確認します。 アースの接続方法については、システム アースの確立を参照してください。
PSC のネジを緩めるには、マイナス ドライバか No.2 プラス ドライバが必要な場合があります。
ステップ 1 | PSC の取り付けネジを緩めます。 これによりコネクタが外れます。 |
ステップ 2 | PSC をベイから引き出します。 |
目次
警告
この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。 ステートメント 1030
ホットスワップ(OIR)
活性挿抜(OIR)機能を使用して、システムをオンラインにしたままモジュールの取り外しおよび交換を行うことができます。 モジュールを取り外す前にシャットダウンし、取り付けたあとで再起動しても、他のソフトウェアまたはインターフェイスはシャットダウンされません。
(注)
取り外しおよび取り付けを行うモジュールは、一度に 1 つだけにしてください。 モジュールの取り外しおよび取り付け後に、モジュールの LED を確認してから次の作業を始めます。モジュールの取り外しおよび取り付けを行うと、スイッチはモジュールのトラフィック処理を停止し、設定の変更がないかどうかシステムを走査します。 各インターフェイス タイプがシステム コンフィギュレーションと照らし合わせてチェックされます。そのあと、システムは新しいモジュールに関して診断を実行します。 モジュールの取り付けおよび取り外し中に、通常の動作が中断されることはありません。
スイッチは、同一の交換モジュールだけをオンラインにできます。 同一モジュールの OIR をサポートするために、モジュールを取り外すときにモジュールの設定は running-config ファイルから削除されません。
交換モジュールと取り外したモジュールが異なる場合は、交換モジュールを設定してからでないと、スイッチはモジュールをオンラインにできません。
レイヤ 2 MAC アドレスは EEPROM 上に保存され、システムがスイッチング テーブルおよびデータ構造を更新しなくても、モジュールをオンラインで交換できます。 レイヤ 2 MAC アドレスは、インストールされているモジュールのタイプとは関係なく、スーパーバイザ エンジンを交換しない限り変更されません。 スーパーバイザ エンジンを交換すると、すべてのポートのレイヤ 2 アドレスが、新しいスーパーバイザ エンジン上のアドレス アロケータで指定されるアドレスに変更されます。
電源モジュールの取り外しおよび取り付け
このセクションでは、PSM の取り外しと取り付けについて説明します。
(注)
スイッチ シャーシに取り付けた PSM は AC 入力だけにする必要があります。
PSM は、システムの動作中に取り外しや取り付けを行っても、電気事故が発生したりシステムが損傷したりすることがないように設計されています。
注意
電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。
AC 電源の取り付け
はじめる前に手順
アースの接続方法については、次を参照してください。 システム アースの確立
PSM のネジを締めるには、マイナス ドライバか No.2 プラス ドライバが必要な場合があります。
ステップ 1 電源装置ベイにブランク カバーが取り付けられている場合はそれを外します。 電源装置ベイからブランク カバーを取り外すには、ブランク カバーの 2 つの固定クリップを親指と人差し指でつかみます。 ステップ 2 PSM を出荷パッケージから取り出します。 ステップ 3 電源装置ベイに PSM を差し入れます。 電源装置がベイに完全に装着されていることを確認します
ヒント 電源装置ベイ内のスロットは、PSM が 1 方向のみに確実に設置されるようにします。
ステップ 4 ラッチを回転させ、非脱落型ネジを締めてラッチを固定します。 ステップ 5 対応する電源入力モジュール(PEM)に AC 電源コード(片方の端は電源に接続)を接続します。 たとえば、PSM をベイ 1 にインストールした場合は電源コードを AC1 に接続します。 特定の AC 電源装置でサポートされる AC 電源コードのリストについては、3000 W 電源装置の AC 電源コードを参照してください。
ステップ 6 PEM の横のケーブル クランプのネジを締めます。 これにより、電源ケーブルが誤って引き抜かれないようにします。 次の番号(5)を参照してください。 図 1
AC 入力電源装置の取り外し
手順各電源モジュールは 100 % 負荷時に 20 ミリ秒の電源保持時間を持ち、OIR を完全にサポートします。 AC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。
警告
システムの稼働中は、バックプレーンに危険な電圧またはエネルギーが生じています。 作業を行うときは注意してください。 ステートメント 1034
ステップ 1 電源モジュールの非脱落型ネジを緩め、ラッチを押し下げます。 ステップ 2 電源装置ラッチをつかみ、電源装置を引いてシャーシから少し引き出します。 反対の手で電源装置の底面を支え、電源装置をシャーシから完全に引き抜きます。 ステップ 3 電源装置ベイを空いたままにして置く場合は以下を実行します。
ファン トレイの取り外しおよび取り付け
ここでは、ファン トレイの取り外しおよび取り付けの方法について説明します。
(注)
ファン トレイは、システムの動作中(電源オン)に取り外しや取り付けを行っても、電気事故が発生したりシステムが損傷したりすることがないように設計されています。
関連資料
ファン トレイの取り付け
手順
ステップ 1 パッケージからファン トレイを取り外します。 ステップ 2 ファン トレイ ハンドルを片手で持ちます。 もう一方の手をファン トレイの下に置きます。 (正しく置いた場合、ファン トレイ LED が一番上になります)。 ステップ 3 シャーシによりかかかるようにファン モジュールをファン トレイ ベイの前面に置き、ファン モジュールを少し持ち上げてベイの最上部および最下部と位置を合わせ、ファン モジュールがバックプレーンに配置されるまでシャーシに押し込みます。 ファン モジュールが配置されます。
次の作業
新しいファン アセンブリが正しく設置されていることを確認します。 詳細については、「ファン トレイの取り付けの確認」を参照してください。
ファン トレイの取り付けの確認
電源コンバータの取り外しおよび取り付け
このセクションでは、PSC の取り外しと取り付けについて説明します。
関連コンセプト
関連資料
電源コンバータの取り付け
はじめる前に手順
システム アースが接続されていることを確認します。 アースの接続方法については、次を参照してください。 システム アースの確立
PSC のネジを締めるには、マイナス ドライバか No.2 プラス ドライバが必要な場合があります。
ステップ 1 PSC をパッケージから取り出します。 ステップ 2 PSC を PSC ベイに挿入します。 電源装置がベイに完全に装着されていることを確認します。 ステップ 3 取り付けネジを挿入して締め、コネクタを完全に固定します。 システムの電源がオンで、PSC が正しく取り付けられている場合、PSC STATUS LED はグリーンです。
電源コンバータの取り外し
はじめる前に手順
システム アースが接続されていることを確認します。 アースの接続方法については、システム アースの確立を参照してください。
PSC のネジを緩めるには、マイナス ドライバか No.2 プラス ドライバが必要な場合があります。
ステップ 1 PSC の取り付けネジを緩めます。 これによりコネクタが外れます。 ステップ 2 PSC をベイから引き出します。