製品名:15454E-CTP-MIC48V=(-48 V DC 電源用バージョン)
このマニュアルでは、MIC-C/T/P カードの機能、取り付け手順、取り外し手順、および技術仕様について説明します。このマニュアルは、MIC-C/T/P カードを扱う場合に、『 Cisco ONS 15454 SDH Installation and Operations Guide 』と『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting and Reference Guide 』とともに使用してください。
• 「MIC-C/T/P フロント マウント電気回路接続カード」
• 「取り付け手順」
• 「取り外し手順」
「MIC-C/T/P カードがターンアップしたかどうかの確認」
(注) 回線やカードの機能については、『Cisco ONS 15454 SDH Installation and Operations Guide』を参照してください。
MIC-C/T/P カード(図1参照)は、2 つの冗長電源入力のどちらか一方に接続できます。また、システム管理用のシリアル ポート、システム管理用の LAN ポート、モデム ポート(将来使用)およびシステム タイミングの入出力にも接続できます。このカードは、ONS 15454 SDH サブラック Electrical Facility Connection Assembly(EFCA; 電気ファシリティ接続アセンブリ)エリアの中央にあるスロット 24 に取り付けます。
(注) シスコでは、MIC-A/P または MIC-C/T/P カードのいずれか 1 つだけで ONS 15454 SDH を運用することを推奨しません。またその運用もサポートしません。このような運用では電源入力が冗長構成でなくなるだけでなく、他方のカードの追加機能も使用できなくなります。システムの安全性を保護するために、常に冗長構成で運用してください。
(注) システムを正常に動作させるには、MIC-A/P カードと MIC-C/T/P カードの両方をシェルフに取り付ける必要があります。
図1 に MIC-C/T/P の前面プレートを示します。MIC-C/T/P のブロック図 にブロック図を示します。
MIC-C/T/P カードは ONS 15454 SDH の EFCA にあるスロット 24 に取り付けます。
• ローカル クラフト/モデム用の 2 つのシリアル ポートに接続(将来の使用に備えて)
–システムへの入力電圧:公称 -48 V DC
許容制限:- 40.5~- 57.0 V DC
–コネクタ:3WK3 Combo-D 電源ケーブル コネクタ
–インピーダンス:75 Ω ±5%(ジャンパで高インピーダンス 3KΩ未満に切り替え可能)
(120Ωインピーダンス、平衡型、外部マッチング ケーブルで可能)
–インピーダンス:75Ω ±5 %
(120Ω インピーダンス、平衡型、外部のマッチング ケーブルで可能)
–パルス マスク:ITU-T G.703 Figure 20
• MIC-C/T/P のシステム管理用シリアル ポート インターフェイス
–MIC-C/T/P のシステム管理用シリアル ポート クラフト インターフェイス
• MIC-C/T/P のシステム管理用 LAN ポート インターフェイス:
–消費電力:0.4 W 、(TCC-I から +5 V 供給時)、1. 37 B TU/時
–バックプレーン コネクタを含めた奥行き:98Mm(3.87 インチ)
–クラム シェルを含まない重量:0.2Kg(0.5 ポンド)
ONS 15454 SDH カードをシステムへ取り付けると、次の規格に準拠します。
–安全性:IEC 60950、EN 60950、UL 60950、CSA C22.2 No. 60950、TS 001、AS/NZS 3260
初めて MIC-C/T/P カードを取り付け、取り外しする場合は、この手順を行ってください。ONS 15454 SDH カードの取り付け、ブート手順に慣れた後は、参考として使用してください。
ステップ 1 スロット 24 のガイド レールにカードを慎重に挿入します(図3)。
ステップ 2 上部イジェクタを下に動かし、下部イジェクタを上に動かしてカードをバックプレーン コネクタに挿入します。
ステップ 3 カードをバックプレーンのコネクタにゆっくりと押し込みます。
ステップ 4 前面の取り付けネジをプラス ドライバまたはマイナス ドライバで締めます。
MIC-C/T/P カードには、シェルフ アセンブリ バックプレーン上の電気コネクタに接続する電気接続プラグがあります。イジェクタを完全に閉じ、取り付けネジを締めると、カードがシェルフ アセンブリ バックプレーンに差し込まれます。図3に、カード取り付けの概略を示します。電源ケーブルの接続については、『 Cisco ONS 15454 SDH Installation and Operations Guide 』の第 1 章「Installation」を参照してください。
図3 ONS 15454 SDH への FMEC カードの取り付け
ここで説明する手順に従って、カードがターンアップしたかどうかを確認します。「MIC-C/T/P カードがターンアップしたかどうかの確認」の手順に従って Cisco Transport Controller(CTC)ソフトウェア画面を確認し、状況が合っていない場合はカードを取り付け直します。状況が合致しない場合は、装置を交換してください。
初めて MIC-C/T/P カードを取り付け、取り外しする場合は、この手順を行ってください。ONS 15454 SDH カードの取り付け、ブート手順に慣れた後は、参考として使用してください。
ステップ 1 システムにトラフィックがある場合は、MIC-A/P カードの冗長電源入力で正しく電源が入っていることを確認してください。
(注) 電源が入っていない場合は、トラフィックが失われます。
ステップ 2 MIC-C/T/P カードのケーブル コネクタをすべて取り外します。後からの取り付けに備えて、忘れずにすべてのコネクタやケーブルに印を付けてください。
(注) FMEC から同軸ケーブルを取り外すには、コネクタの外側のリングを引いてからコネクタを取り外します。外側のリングを引いてコネクタのロックを解除しないでケーブルを取り外すと、ケーブルやコネクタ、またはその両方が損傷することがあります。
ステップ 3 前面の取り付けネジを緩めます(図3)。
ステップ 4 上部イジェクタを上に動かし、下部イジェクタを下に動かしてバックプレーン コネクタからカードを取り出します。
• DOC-7813038= Cisco ONS 15454 SDH Installation and Operations Guide
• DOC-7813037= Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting and Reference Guide
テクニカル サポートについては、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合せください。
Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト(http://www.cisco.com/tac)のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次のURLからアクセスしてください。
http://www.cisco.com/jp/go/tac
サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイトのドキュメントにアクセスできます。
Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。