この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ここでは、Cisco Prime Virtual Network Analysis Module(Prime vNAM)を導入して設定する前に満たす必要のある、ホストとクライアントの要件について説明します。次の項に要件および制限事項を示します。
• Prime vNAM の仮想環境導入に適切なリソースを持つ X86_64 ハードウェア。ハードウェア要件については、 表 2-1 を参照してください。
• 選択したハードウェアにインストールされた、VMware(ESXi 使用)または RHEL(KVM 使用)。サポートされるハイパーバイザの詳細については、 表 2-1 を参照してください。
ハイパーバイザは、導入のために FTP または HTTP サーバ上の Prime vNAM ソフトウェア イメージにアクセスできる必要があります。
Cisco Prime vNAM 仮想アプライアンスは、 表 2-1 のプラットフォーム/ハイパーバイザをサポートします。
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vNAM 用に 100 GB2 |
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(注) 仮想アプライアンスを導入する前に、ホスト サーバがサポート対象ハードウェアで実行されていることを確認します。64 ビット VM をサポートできる環境かどうかわからない場合、サーバ ツールを使用して確認する必要があります。ESXi の場合、64 ビット VMware サポートを示す VMware CPU Identification Utility をダウンロードして実行することで確認できます。このユーティリティは、次の VMware のサイトで参照できます。http://www.vmware.com/download/shared_utilities.html RHEL の場合、コマンド ライン シェルから uname -a を実行します。
Prime vNAM ソフトウェア実行には、製品ライセンスが必要です。評価ライセンスが製品に付属しています。これは 60 日間ソフトウェアを使用することができます。評価ライセンスを使用する場合、[About] ウィンドウから、評価ライセンスの期限切れまでの日数や永久ライセンスについての詳細といったライセンス情報を参照できます。
評価ライセンスには、100 Mbps のトラフィック制限があります。60 日後にはユーザ インターフェイスにアクセスできなくなり、永続ライセンスをインストールする必要があります。ライセンスを購入すると、ソフトウェアに永続的にアクセスできます。
Prime vNAM には、NAM-VX10 と NAM-VX20 の 2 種類のライセンス オプションがあります。オプションの違いは、トラフィック モニタリング スループットのパフォーマンスにあります。詳細については、『 Cisco Prime Virtual Network Analysis Module Data Sheet 』を参照してください。
60 日間の評価ライセンスを使用して Prime vNAM をすぐに実行し、ライセンス期限までにシスコから永続ライセンスを取得することができます。ログイン ウィンドウに、評価ライセンスの期限が切れるまでの日数が表示されます。評価ライセンスの期限が切れると、ユーザ インターフェイスにログインできなくなります。
ライセンスのインストールの詳細については、「ライセンスのインストール」を参照してください。CLI ライセンシング コマンドについては、『 Cisco Prime Network Analysis Module Command Reference Guide 』を参照してください。
ここでは、仮想アプライアンスでの Prime vNAM ライセンスの取得方法とインストール方法について説明します。
2. Prime vNAM から、製品 ID(PID)とシリアル番号(SN)を取得します。
3. ご使用のライセンス情報のシスコ製品登録 Web サイトにログインします。
4. メールで送られたライセンス ファイルを FTP サーバにコピーします。
5. 有効な Prime vNAM ソフトウェアライセンスをインストールします。
ステップ 1 仮想 NAM にインストールし、ログインします。「インストレーションの概要」を参照してください。
ステップ 2 show inventory CLI コマンドを Prime vNAM コンソールから使用して、PID と SN を取得します。次に例を示します。
• VID:デバイスのバージョン ID。バージョン番号が使用できない場合は、0 と表示されます。
ステップ 3 Cisco.com から、ライセンス製品アクティベーション キットにアクセスします。show inventory コマンドからの PID と SN を使用して、自分のライセンスにアクセスします。
ステップ 5 vNAM のサーバからアクセスできる FTP サーバに PAK ファイルをコピーします。
ステップ 6 Prime vNAM ライセンスを license install CLI コマンドを使用してインストールします。
次に、install license コマンドの例を示します。
license install ftp://joseph@computer.com/bin/licenses/ NAM_VA_License .lic
この例では、 install license コマンドがライセンス ファイル NAM_VA_License.lic を、ホストである computer.com のディレクトリ /bin/licenses からフェッチします。
ステップ 7 インストールされているライセンスの状態を表示するには、 show license コマンドを実行します。
Prime vNAM にトラフィックを受信させるため、仮想マシンからデータ トラフィックを受信するデータ ポートを設定する必要があります。データ ポートに着信したすべてのトラフィックが処理され、分析されます。
VMware ESXi の vSwitch を使用した接続では、無差別モードを設定する必要があります。詳細は、VMware のマニュアルを参照してください。
RHEL KVM のネットワーク ブリッジを使用した接続では、無差別モードを設定する必要があります。詳細は、RHEL のマニュアルを参照してください。ネットワーク ブリッジの作成の詳細については、 仮想ネットワーク ブリッジの設定を参照してください。