Small Business VoIP ルータの背後のコンピュータのアクセス制限の実装

概要

この記事は、Cisco Small Business 製品（以前の Linksys Business シリーズ）のセットアップ、トラブルシューティング、およびメンテナンスを支援する一連のドキュメントの 1 つです。

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

Q.ルータの背後にあるコンピュータにアクセス制限を実装するにはどうすればよいのですか。

A.アクセス制限を使用すると、ネットワーク上のインターネットアクセスを制限できます。特定のコンピュータのインターネットアクセスを拒否し、DNS、Ping、HTTP、HTTPS、FTP、POP3、IMAO、SMTP、NNTP、Telnet、SNMP、TFTP、IKE、サービスなどの特定のアプリケーションをブロックできます。この機能を使用すると、IPアドレスまたはMACアドレスによって識別される特定のPCに対して、最大10の異なるインターネットアクセスポリシーをカスタマイズできます。

Linksysルータでのアクセス制限の有効化

次のステップを実行します。

1. ルータのWebベースのセットアップページにアクセスします。詳細と手順については、『Access the VOIP Router's Web-Based Setup Page』を参照してください。
2. ルータのWebベースのセットアップページが表示されたら、[Access Restrictions] > [Internet Access]を選択します。

   

3. [Internet Access Policy]ドロップダウンメニューで、ポリシー番号を1 ～ 10の順に選択します。
4. ポリシーにPCを追加するには、[Enter Policy Name]フィールドにポリシーの名前を入力し、[Edit List of PCs]をクリックします。手順 7 と同様のウィンドウが開きます。

   

5. [List of PCs]画面が表示されたら、IPアドレスまたはMACアドレスでPCを指定します。IPフィールドに適切なIPアドレスを入力します。フィルタリングするIPアドレスの範囲がある場合は、適切な[IP Range]フィールドに入力します。MACフィールドに適切なMACアドレスを入力します。

   

   注：Linksysには3つの列（MACアドレス、IPアドレス、IP範囲）が用意されている理由は、アドレスに基づいてキーを入力できるようにするためです。たとえば、ある顧客のMACアドレスが制限されている場合は、[MAC Address]列で特定のMACアドレスをキーインする必要があります。IPアドレスと同じです。IP Rangeの場合、IPアドレスのグループ(192.168.1.20から192.168.1.40など)を制限するには、[IP Range]列でIPアドレスの範囲をキー入力する必要があります。

6. [Save Settings]をクリックし、ウィンドウを閉じて[Internet Access]画面に戻ります。
7. 指定した日時にインターネットアクセスからリストされているPCをブロックする場合は、[Deny]を選択します。
8. アクセスがフィルタされる日を設定します。[毎日]または適切な曜日を選択します。
9. アクセスがフィルタされる時間を設定します。[24 Hours]を選択するか、[From]の横にあるボックスを選択し、ドロップダウンボックスから特定の期間を選択します。

   

10. [設定の保存]をクリックします。
11. 追加のポリシーを作成または編集するには、手順3 ～ 10を繰り返します。

関連情報

• テクニカル サポートとドキュメント – Cisco Systems