FXOS Chassis ManagerによるFTDのパスワードの変更または回復
概要
このドキュメントでは、現在のパスワードがわからない場合でも、Cisco Firepower eXtensible Operating System(FXOS)Chassis Managerを使用してCisco Firepower Threat Defense(FTD)インスタンスのパスワードを変更する方法について説明します。
前提条件
要件
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
- Cisco Firepower Threat Defense（FTD）
- Cisco Firepower eXtensible Operating System(FXOS)Chassis Manager
使用するコンポーネント
- Cisco Firepower Threat Defense(FTD) 6.2.2以降
- Cisco Firepower 4120セキュリティアプライアンスバージョンFXOS 2.2以降
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期（デフォルト）設定の状態から起動しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
背景説明
セキュリティポリシーでは、ネットワーク管理者がデバイスのパスワードを定期的に変更する必要がある場合があります。
また、デバイスのパスワードが失われ、回復する必要がある場合もあります。
FP41xxおよびFP93xxセキュリティアプライアンスを介したFTDインスタンスの場合は、FXOS Chassis Managerを使用して実行できます。
設定
設定
FTDアプリケーションのパスワードを変更するには,手順は以下のとおりです。
ステップ1：管理者権限を持つユーザ名でChassis Managerにログインします。
ステップ2:[Devices]タブに移動し、関連するFTDアプリケーションの[Edit]ボタンを選択します。
ステップ3：図に示すように、FTDインスタンスのアイコンを選択します。
ステップ4:[Configuration]ウィンドウが表示されます。その後、[設定]タブに移動します。
ステップ5:[Password]テキスト・ボックスにFTDアプリケーションの新しいパスワードを入力します。
ステップ6:[パスワードの確認]テキストボックスに新しいパスワードを再入力します。
確認
SSH経由でFTDアプリケーションにログインし、新しいパスワードが正しく適用されていることを確認します。
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