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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、指定されたhostアドレスではなくanyアドレスが誤って一致することにより、ASR9Kがhostアクセスコントロールエントリ(ACE)を誤って処理することに起因します。攻撃者は、この脆弱性を不正利用してアクセスコントロールリスト(ACL)をバイパスし、トラフィックの損失や望ましくない許可を引き起こす可能性があります。
シスコはこの脆弱性を確認し、ソフトウェアアップデートをリリースしました。
エクスプロイトの影響は、影響を受けるシステムで使用されているACLによって異なります。設定されたACLをバイパスできる攻撃者は、制限されたネットワークリソースにアクセスする可能性があり、その結果、攻撃者が重要なシステムにアクセスする可能性があります。ACLが設定されていない場合、またはACLがホスト値を使用していない場合、影響を受けるシステムは影響を受けません。
この脆弱性を不正利用するために特別なエクスプロイトコードは必要ありません。
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
設定されたACLのhostの値は、ip/32の値で置き換えることを推奨いたします。
影響を受けるシステムを監視することを推奨します。
修正済みソフトウェア
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
1.0 | 初版リリース | 適用外 | Final | 2015年4月9日 |
利用規約
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