IDS管理ソフトウェアのSSL証明書検証の脆弱性

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Updated: 2005 年 8 月 24 日
Document ID:SA219844

偏向のない言語

この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポート コンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版（リンクからアクセス可能）もあわせて参照することを推奨します。

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アドバイザリーID : cisco-sa-20050824-idsmc
初公開日 : 2005-08-24 15:00
バージョン 1.1 : Final
回避策 : No Workarounds available
Cisco バグ ID :
 

日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。

概要

CiscoWorks Management Center for IDS Sensors(IDSMC)は、シスコの侵入検知システムおよび侵入防御システムの設定とシグニチャ管理を行うネットワークセキュリティソフトウェアエージェントです。

別個の、しかし密接に関連する製品であるMonitoring Center for Security（Security MonitorまたはSecmon）は、ネットワークデバイスのイベント収集、表示、およびレポート機能を提供します。

悪意のある攻撃者は、IDSMCおよびSecmonのSSL証明書チェック機能の脆弱性を不正利用することにより、Cisco Intrusion Detection Sensor(IDS)またはCisco Intrusion Prevention System(IPS)をスプーフィングできる可能性があります。

シスコはこの脆弱性に対処する無償ソフトウェアを提供しています。

このアドバイザリは、https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20050824-idsmcで確認できます。

該当製品

このセクションには、該当製品に関する詳細が掲載されています。

脆弱性のある製品

脆弱性を含む製品は次のとおりです。

  • IDSMCバージョン2.0およびバージョン2.1。
  • CiscoWorks Monitoring Center for Security（Security MonitorまたはSecmon）バージョン1.1 ～ 2.0およびバージョン2.1

脆弱性を含んでいないことが確認された製品

脆弱性を含んでいない製品は次のとおりです。

  • IDSMCバージョン1.0 ～ 1.2
  • CiscoWorks Monitoring Center for Security（Security MonitorまたはSecmon）バージョン1.0

他のシスコ製品において、この脆弱性の影響を受けるものは現在確認されていません。

詳細

悪意のある攻撃者は、IDSMCおよびSecmonのSSL証明書チェック機能の脆弱性を不正利用して、IDSまたはIPSをスプーフィングできる可能性があります。

SSL証明書は、IDSおよびIPSセンサーのセキュリティ保護と認証に使用されるため、ネットワーク全体で安全な通信が確保されます。

この脆弱性は、Cisco Bug ToolkitにBug ID CSCsa50100（登録ユーザ専用）およびCSCsb57379(登録ユーザ専用)として文書化されています

回避策

セキュリティのベストプラクティスとして、IPSセンサーにアクセスする信頼できるホストまたはネットワークのリストを使用してIPSデバイスを設定する必要があります。

信頼できるホスト型ネットワークのみがセンサーにアクセスできるようにIPSアクセスリストを設定する方法については、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/secursw/ps2113/products_configuration_guide_chapter09186a008045a77c.html#wp1031536を参照してください。

修正済みソフトウェア

この問題は、IPSMC 2.1およびSecurity Monitor 2.1のService Pack 1で対処されています。このサービスパックは、http://www.cisco.com/pcgi-bin/tablebuild.pl/mgmt-ctr-ids-appからダウンロードできます。

このサービスパックは、証明書情報のモニタリングを提供し、IDSMCとSecmonの両方で何らかの理由で証明書が変更された場合にログメッセージを提供します。

このService Packでは、証明書の変更をログに記録するだけでなく、証明書が変更された場合にSecmonで接続をオプションでドロップすることもできます。

IPSMCのリビジョン2.2では、証明書が変更された場合にセンサーとIPSMC間の接続を解除するオプションが提供されます。このリリースは2005年後半に提供される予定です。

推奨事項

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不正利用事例と公式発表

Cisco PSIRT では、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表は確認しておりません。

シスコは、この問題に注目していただいたNIL Data CommunicationsのJan Bervar氏に感謝いたします。

URL

改訂履歴

リビジョン 1.1

2005年8月24日

「概要」セクションのアドバイザリへのリンクを修正しました。

リビジョン 1.0

2005年8月24日

初回公開リリース

利用規約

本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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