シスコのキャリアグレードWi-Fiの導入サービスプロバイダー、全世界で200社を突破


シスコのキャリアグレードWi-Fiの導入サービスプロバイダー、全世界で200社を突破

世界中でライフサイクルの変化、生産性の向上、 リッチなメディア体験を実現

  * 当資料は、米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。

2014年3月17日

米国シスコ(本社:カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下シスコ)は、本日、同社のキャリアグレードWi-Fiテクノロジーを採用しているサービスプロバイダーが全世界で200社を超え、新たなビジネスメリットとなっているだけでなく、加入ユーザーの新たなエクスペリエンスを実現させていることを発表しました。世界のモバイルインターネットトラフィックは拡大の一途をたどっており、今後4年間で11倍近く増加して、2018年には年間190エクサバイトに達すると予測されています。

サービスプロバイダーはネットワークのインフラストラクチャにキャリアグレードWi-Fiを統合することによって、加入者の他社への乗り換えを防ぎ、モバイルデータのオフロード量を増加させるなど、コンシューマ向け事業で大きな成果が期待できるほか、小売店舗やイベント会場、スタジアムなどでビジネスに直接的な効果がもたらされるなど、さまざまなエンタープライズ市場でも明確なメリットがもたらされます。

新たなビジネスチャンスの宝庫として、人やモノ、データ、プロセスの相互のつながりからリアルタイム、あるいはリアルタイムに近い状態で生成されるデータ「Data in Motion」(動的状態にあるデータ)への注目が急速に高まっています。これらはいずれもWi-Fiモバイルネットワークによってもたらされます。「Cisco Visual Networking Index (VNI) Global Mobile Data Traffic Forecast」によれば、Wi-Fiやスモールセル ネットワークにオフロードされるトラフィックが世界のモバイル トラフィックに占める割合は、2013年から2018年の間に45パーセントから52パーセントに増加すると予測されます。

シスコのWi-Fi技術のハイライト

シスコは今日までにWi-Fi技術に関連してさまざまなマイルストーンを打ち立て、世界市場をけん引しています。

  • シスコのService Provider Wi-Fiを導入しているサービスプロバイダーが全世界で200社を突破
  • 世界各国のサービスプロバイダー、エンタープライズ、スタジアム、公共機関、商業組織で運用されるあらゆるネットワークを通じて導入されたキャリアグレードのアクセスポイントが1,800万台を突破
  • 全世界のモバイルユーザーの半数以上がシスコのWi-Fi技術を通じて最新のモバイルサービスを利用
  • クラウドで全面的に運用管理される業界初の802.11ac対応Wi-Fiを実現
  • 802.11acはギガビットWi-Fiとして知られる次世代のワイヤレス標準規格で、サービスプロバイダーはモバイルユーザーをセルラーネットワークからWi-Fiへとシームレスにオフロードでき、帯域幅を維持できます。802.11acへ移行することによって、屋内施設向けに独自の専用モバイル アプリケーションを作成し、エンドユーザー向けにパーソナライズされたサービスを提供するなど、新たなビジネスチャンスを広げることができます。
  • GSMAの「Mobile World Congress 2014」において、Hotspot 2.0を初めて大規模に導入し、カンファレンス参加者や出展企業など8万人を超す人達へのサービスを実現。このカンファレンスでAT&T、Cisco、Accuris Networksの3社が複数のグローバルモバイルオペレーターと協力して、次世代のHotspotネットワークを提供しました。

グローバル サービスプロバイダーは、インテリジェントなモバイルネットワークを活用して新たなエクスペリエンスを提供し、収益機会を拡大することの重要性を認識し始めています。インドネシアではPT Telkomがシスコを利用して国内10万カ所にアクセスポイントを設置しようとしており、これが実現すれば、単独のサービス プロバイダーとしてはアジア最大規模の導入となります。PT Telkomとシスコは、各国の政府や経済界を代表するリーダーが一堂に会する重要な国際会議「The Asia- Pacific Economic Cooperation (APEC) Summit」(APEC首脳会議)でも、協力して高速・高密度なWi-Fiネットワークの設計、計画、構築を行いました。会議参加者には空港やコンベンションセンター、51のホテルなど会議に関連する複数の施設で、Wi-Fi対応のすべてのデバイスに対してSSID(Service Set Identification)によるシングルサインオン(SSO)でのネットワークにアクセスが提供されました。

「APECのWi-Fiプロジェクトでの連携は当社とシスコとの素晴らしい協力関係によって実現したものであり、こうした関係を業界の他の分野にも広げ、今後インドネシア国内で開催されるさまざまなイベントでも示していけるものと期待しています。APECにおけるWi-Fiネットワークについては、Detik.comの記事にある通り、エア・アジアのCEOをはじめ、ダーラン・イスカン(Dahlan Iskan)国有企業担当大臣、地元メディアなどサミット参加者から絶賛されており、PT Telkomの取締役社長アリエフ・ヤヒヤ(Arief Yahya)も非常に満足しています。この結果当社は、2013年12月に開催された世界貿易機関の行事をはじめ、バリで開催されるさらに多くの重要イベントのサポートを担当することになりました。2014年にも数多くのイベントサポートが予定されています」と、PT Telkom、ワイヤレス ブロードバンド部門担当エグゼクティブ ゼネラルマネージャー、プラマサレ・ウトモ(Pramasaleh Utomo)氏は述べています。

ケーブル ブロードバンド業界はWi-Fiの導入や活用を最も積極的に進めている業界です。スペイン国内に4社あるケーブル事業者のうち最有力のTelecableは、シスコのService Provider Wi-Fiソリューションを選択してWi-Fiネットワークの中核を作り上げ、それまでセルラー ネットワークしか使えなかったモバイル データサービスを大きく拡大させました。Telecableは今後、シスコのソリューションを活用して、データ トラフィックをセルラー ネットワークからWi-Fiネットワークへオフロードさせ、容量を拡大することによって、アストゥリアス州の顧客に高速アクセスを提供し、より優れたエクスペリエンスが提供できるようになります。

「スペイン・アストゥリアス州を代表するケーブル事業者として、当社はWi-Fiサービスの導入を通じてネットワーク容量や可用性の一層の強化に取り組んでいます。当社のお客様はインターネットを始め、テレビ、ビデオオンデマンド、電子メール、インスタントメッセージングなど高速なモバイルアクセスを通じてさまざまなマルチメディア アプリケーションを利用することを望んでおり、こうしたお客様に対して画期的なサービスを提供したいと考えています。5000シリーズのアグリゲーション サービスルーター製品と合わせてシスコのService Provider Wi-Fiソリューションを導入することで、当社はユーザー エクスペリエンスを最適化し、Wi-FiからLTEへのスムーズな移行を図りながらネットワークの将来需要に対応して、こうした目的を達成することができます」と、Telecable、戦略・商品、サービス担当マネージング ディレクター、ヘスス・ペレス・イグレシアス(Jesús Pérez Iglesias)氏は述べています。

テレコム・ニュージーランド(Telecom NZ)は、同社が推進するUltra Mobile (ウルトラモバイル) ブランドのサービスの一環として、スーパーマーケットやスタジアム、電話ボックス、スキー場、主要交通拠点などへのCisco Service Provider Wi-Fiソリューションの導入を進めています。これによって、どこにいても常にモバイルネットワークに接続でき、最新の802.11ac技術を利用することで他社を上回る高速なWi-Fi接続を提供し、新規顧客の獲得につながっています。Telecom NZは位置情報をベースとする新サービスや広告配信サービスにも積極的に取り組んでおり、キャリアグレードのWi-Fiネットワークは大きな収益源になっています。Telecom NZがシスコとの連携を決定するにあたっては、シスコがエンドツーエンドのソリューションを提供し、Telecom NZのモバイルパケットコアに統合して位置情報ベースのサービスを提供するために必要な豊富なノウハウを持っていることが決め手となりました。

「テレコム・ニュージーランドがWi-Fiネットワークの導入を開始して1年余りが経過し、ビジネスモデルを探る初期トライアルからスタートして、現在では将来の重要性に焦点をあてた商品へと対象を拡大させています。シスコのコネクテッド モバイル エクスペリエンスやロケーション技術をベースとするサービスはパートナー企業に高い付加価値を提供し、当社が単に電話ボックスをベースとするネットワークから多様なメディアを通じてネットワークをホスティングする企業へと進化を遂げる上での大きな差別化要素を与えてくれます。現在当社はさまざまな施設の所有者と連携してWi-Fi接続の需要が高い場所でソリューションの導入を拡大させており、シスコのインフラストラクチャを使用することで、将来的には当社のモバイルネットワークとの統合できるものと考えています」と、Telecom NZ、Wi-Fi、テレコム、デジタル ベンチャー部門統括責任者、ケリー・ツレベット(Kerry Trevett)氏は述べています。

SONIFIソリューションズはホスピタリティ業界向け接続ソリューションの分野で30年以上に渡ってリーダーの地位にありますが、宿泊客にデジタル エクスペリエンスを提供する上ではWi-Fiを「トロイの木馬」と見なして警戒して二の足を踏んできました。

「SONIFIソリューションズはシスコとの協力によって、ホスピタリティ業界の主要パートナー企業に対し、これまでの複雑な方法を簡素化して、140万室を超えるホテルの部屋に安定した接続を提供し、宿泊客に優れたエンターテイメント体験を容易に提供できるようになるものと期待しています。SONIFIとシスコは今後も引き続き、モビリティに対する急速な需要の拡大に応じて柔軟性やカスタマイズ機能を高めたインテリジェントなソリューションを提供し、当社のソリューションを利用する4億6,150万人の旅行客に優れたエクスペリエンスを提供していきます」と、SONIFI ソリューションズ、プロダクト、コンシューマ マーケティング担当シニア バイスプレジデント、ジャニス・ナカノ・スピヴァック(Janis Nakano Spivack)氏は述べています。

コメント

  • ACGリサーチ、 創業者兼マネージングパートナー、レイ・モタ(Ray Mota)氏
    「本日のシスコの発表は、私自身が日ごろから世界各国のキャリア事業者から得ている情報とも符合しています。シスコのService Provider Wi-Fiはモバイル、ケーブル、固定電話のいずれの事業者にとっても最善の選択肢であり、データ戦略を前進させるために不可欠な武器だと考えられています。スマートモバイル機器の急速な普及によって、ネットワーク容量がひっ迫し、Wi-Fiやスモールセルを介して膨大な量のトラフィックをオフロードされるようになっています。シスコはキャリアグレードWi-Fiを積極的に普及し、サービスプロバイダー向けソリューションにおける確固たるリーダーの地位を活用して顧客エクスペリエンスの強化とネットワーク効率の向上を実現させています」
  • Analysys Mason、ワイヤレスリサーチ担当ディレクター、クリス・ニコル(Chris Nicoll)氏
    「通信事業者はより大量のモバイルデータがオフロードでき、ネットワークを最適化して顧客エクスペリエンスが強化できるなど、十分なメリットが得られる形でWi-Fiを自社ネットワークに統合する方法を考えなければなりません。シスコを始めとするITベンダーはWi-Fiの価値をさらに拡大させ、広範なデータ分析機能を提供してロケーション技術をベースとしたサービスが強化できます。各社にとって重要なビジネス目標の実現をサポートし、新たな収益機会を提供するとともに、Wi-Fiとセルラーサービスを戦略的に組み合わせていくことができます」

関連リソース

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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*Cisco およびシスコ ロゴは、シスコまたはその関連会社の米国およびその他の国における商標です。シスコの商標の一覧については、http://www.cisco.com/web/JP/trademark_statement.htmlをご覧ください。記載されているサードパーティの商標は、それぞれの所有者に帰属します。「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1305R)

* 米国で発表されたニュースリリースの内容は、以下をご参照ください。
<More Than 200 Service Providers Now Using Cisco Carrier-Grade Wi-Fi Technology>