Concept - 社員の仕事と暮らし、健康を支える新オフィスで情報共有の基盤を強化 楽天株式会社

楽天クリムゾンハウス
楽天株式会社は 1997 年の創業から大きな成長を遂げ、現在は約1 万 3,000 人の社員を有しています。社内体制のグローバル化を進め、世界各国の人材が集まり多様な働き方が実践される職場へ変化する中で、分散していたオフィスを集約し、情報の共有をより活発に行える新しい環境を目指して 2015 年 8 月に二子玉川の「楽天クリムゾンハウス」へ本社移転しました。創業当時に立ち返り、スタートアップの雰囲気あふれる新オフィスの ICT 基盤にはシスコ ソリューションが数多く採用され、緊密なコミュニケーションとスピーディな意思決定を可能にしています。
仕事はもちろん健やかな生活もサポートする 新しいコンセプトのオフィスを二子玉川で実現
「楽天は 2016 年で 20 年目を迎えます。社員、事業とも規模が拡大してオフィスが不足するようになり、東品川を中心に都内に複数のビルを借りてきましたが、オフィス間の行き来は意外と負担が大きく、コミュニケーションも悪くなるという問題も起きていました。そこで数年前からオフィス移転を検討し始め、二子玉川にオフィスを集約することにしたのです。
私たちのビジネス モデルでは、必ずしも都心にオフィスを構える必要のないものが多くあります。二子玉川という場所は商業施設や住宅環境が充実していて、都心へのアクセスもしやすく、オフィスとプライベートの近接を高い次元で実現できると思いました。今は 9,000 人ほどが勤務しており、将来的には 1 万人くらいまではここで働けると見込んでいます。」
「新しいオフィス『楽天クリムゾンハウス』では、積極的に情報共有できるオープンなコミュニケーション環境の実現に加え、もう 1 つポイントがあります。それは社員の健康を大切にして、仕事の場とともに生活の場もサポートすることで最大限能力を発揮してもらえる環境を整えることです。心身ともに健全な状態であることは、仕事で良い結果を出すうえでも大切です。社内にはカフェテリアやフィットネスジム、託児所といった施設を設けています。楽天の社員の平均年齢は 33 歳ほどで、ちょうど子育ての世代に当たる人がたくさんいるので、出産や育児から早く復帰できてキャリアも継続してもらえるようにしたいと考えました。
今は働き方が多様化し、いわゆるオンとオフの境目もあいまいになっていると言われます。だからこそ、オフィスでは仕事を楽しく充実してできるように、そしてオフにはすっきりリフレッシュできるように、会社としてしっかり環境を整えて支援していくことが必要だと思っています。」
 活発な情報共有とオープンなコミュニケーション   「大企業病」にならないように全員が常に意識
「楽天では、非常に情報共有を大切にしています。案件を共有するメールのやり取りは多く、しかるべき人にきちんと知らせることが徹底されていると感じます。周囲の人や事業が何をしているかを常に見聞きし、他の事業の成功事例を自分の担当事業にも取り入れることができるようにしているのです。社員が 6 人だった 1997 年の創業初期ならともかく、これだけの人数と事業規模になると、いわゆるセクショナリズム、大企業病のようなものもだんだん生まれてきます。そこを常に意識して、そうならないようにするために経営陣も常にメッセージを発信しています。社長の三木谷も社長室をつくらずにオープンなスペースで仕事をしていて、楽天クリムゾンハウスのオープンさを体現していますし、経営、人事、総務をはじめ各事業部門でも取り組みを行っています。」
「すべての社員が参加する『朝会』は、50 以上の拠点を同時接続して行っています。本社のメイン会場に 2,000 人ほど、あとは自席や各拠点から参加します。社長の話、各事業や会社全体の状況などを 40 ~ 45 分ほどで共有するのですが、ここでビデオ会議システムを活用しています。グループ全体で 1 万数千人の社員全員に経営トップのメッセージと会社の状況をリアルタイムに伝えられるのは、ビデオ会議システムがあればこそ可能なことでしょう。」
「10 年前はほぼ国内の仕事だけで、一般の社員が海外と直接やり取りすることはほとんどありませんでした。今は、社内、社外ともコミュニケーションは非常に活発です。社内の公用語を英語にするといったグローバル化を進める中で、何かソリューションを探すときも海外を含めて一番良いものを探すようになっています。日本語に対応していないからといって選択対象から外すことはなくなりましたね。逆に日本以外でも問題なく使えるかということを意識するようになりました。」
楽天クリムゾンハウスのコンセプト 人が、アイデアが、OPENに行き交う。
まったく新しいWORK × LIFEで、世界を動かそう。
創業の頃から大切にしてきた、働く環境へのこだわりがつまったオフィスとして、豊富なオープン スペースとビデオ会議システムを備えた「最新のWORK環境」を実現。さらに「日々のLIFE環境を豊かにする場所」として、カフェテリア、ジム、託児所などさまざまな設備を完備。社員一人一人の「日々の生活をたいせつに」して、新しい働き方を模索しながら、止まることなく進化を続けています。
ビデオ会議ができない場所はない いつでも簡単につながるオフィスにシスコが貢献
「楽天クリムゾンハウスでは、ほぼすべての会議室とオープン スペースにビデオ会議システムを設置しました。以前のオフィスでは、ビデオ会議システムがある会議室が予約できないので今日話すべきことが翌日以降になってしまうとか、いざ使うときにどうすればいいのかわからないといったことが問題になっていましたが、今はどの会議室でもストレスなく相手とつながり、別の拠点を交えた会議ができます。画質、音質も格段に良くなり、PC の画面も簡単にシェアできます。自宅や外出先であっても遜色なく仕事ができ、コミュニケーションが取れるという良い状況になりました。」
「楽天では極力同じオフィスに多くの事業や部署の人を集めて直接話せる環境をつくることを大切にしているのですが、物理的に難しい場合もあるのでビデオ会議システムは欠かせません。以前のオフィスでもシスコのビデオ会議システムを使っていたので、その実績に加えて使いやすさも評価して今回も採用しました。社員の PC にもビデオ会議と簡単に接続できる仕組みを加えて、どこでもシームレスに仕事ができる環境にしています。
ビデオ会議システムを使うとき、裏では複雑な処理や技術的な仕組みがたくさん動いていますが、シスコはそうした基盤の部分に加えてインターフェイスの使いやすさや、相手とつながるまでの簡単さなどの面でも先進的に取り組まれていると感じます。
ストレスなく拠点同士をつなぐことがさらに充実していくと、社員は仕事がしやすくなり、システムを導入する IT 部門や我々のような立場では社員へ活用を促しやすくなるというメリットも生まれます。今後の進化に期待しながら、社内の活用をしっかりサポートしていきたいですね。」
高橋 朋之 様
楽天株式会社
総務部
ファシリティマネジメント課
シニアマネージャー
「会社がどういう方向に進んでいて、経営陣が何を考えているのか。かなり高い次元で共有していると思います。社員はポジティブなことも今後の課題なども理解して、日々最善のアクションを起こせるように努めています。」
高橋 朋之 様 楽天株式会社総務部ファシリティマネジメント課シニアマネージャー