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Cisco IOS と NX-OS ソフトウェア : Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4 メインライン

White Paper:Cisco IOS リファレンス ガイド

ライター翻訳版 - May 24, 2006
機械翻訳版 - September 18, 2006
Document ID: 15166

英語版 - July 16, 2007

目次

概要
Cisco IOS ソフトウェア ファミリー
Cisco IOS ソフトウェア ファミリーとハードウェア
Cisco IOS ソフトウェア ファミリーの番号規則
      IOS T の番号規則
      IOS S の番号規則
      IOS XR の番号規則
Cisco IOS ソフトウェア リリースの移行
      IOS T の移行例
      IOS S の移行例
      IOS XR の移行例
Cisco IOS ソフトウェアのライフ サイクル
ソフトウェアの廃止
Cisco IOS ソフトウェア リリースに関する重要なアナウンス
Cisco IOS のパッケージング
Cisco IOS XR のパッケージング
Cisco IOS および IOS XR のイメージ
      イメージのネーミング規則
      ルータで稼働するイメージ
ツールとリソース
関連情報

概要

Cisco IOS ソフトウェアは、高機能ネットワーク インフラストラクチャ ソフトウェアで、技術革新、ビジネスクリティカルなサービス、およびハードウェア サポートがシームレスに統合されています。 現在、世界中の小規模なホーム オフィス ルータから大規模なサービス プロバイダー ネットワークのコア システムに至るまで、何百万もの実稼働システムで運用されている Cisco IOS ソフトウェアは、世界で最も普及しているネットワーク オペレーティング ソフトウェアです。

Cisco IOS ソフトウェアは、今日の IP ベース ネットワークに合わせて最適化され、高速なコンバージェンスを提供します。また、コントロール プレーン、転送プレーン、および管理プレーンを切り離すことで優れた復元力と高度なネットワーキング サービスを提供し、革新的なサービスと高いパフォーマンスを提供いたします。 Cisco IOS ソフトウェアは、柔軟性、適応性、スケーラビリティに優れており、ハイエンドの分散ハードウェア上でも、ローエンドのシングル プロセッサ システム上でも稼働できます。 高度なネットワーク プロセッサを使用したハードウェア スイッチング、特定用途向け集積回路、および高速アクセス メモリ(Content Addressable Memory)を採用しており、格納されたデータ項目はメモリ自身の内容により配置されます。

Cisco IOS ソフトウェアは、運用コストを最小限にし、投資収益率(ROI)を最大限にし、ビジネスの生産性を向上させます。

  • 新しいインフラストラクチャの最小化 - 機能を継続的に拡張することで、進化するビジネス ニーズに対応できます。

  • 組織の生産性向上 - 時間や場所を問わず、ビジネスクリティカルなアプリケーションへのアクセスを確実に提供します。

  • 事故や悪意ある攻撃からのネットワークの保護 - 介入と運用サポート コストを最小限にします。

Cisco IOS ソフトウェア ファミリー

Cisco IOS ソフトウェアは、最も要求の厳しい企業とサービス プロバイダーのネットワークにおいて刻々と変化する要求を満たすため、時とともに進化し続けています。 1 つのリリース ファミリーとして、Cisco IOS ソフトウェアでは、業界でも比類ない豊富な機能と幅広いハードウェア サポートが提供されています。

表 1 は、Cisco IOS ソフトウェア ファミリーを構成する最新リリースをまとめたものです。

表 1 - Cisco IOS ソフトウェア ファミリーのタイプとリリース

タイプ リリース 説明

IOS T

12.3 メインライントレイン

12.4 メインライントレイン

企業ネットワーク、アクセス ネットワーク、および商用ネットワークに対応する、幅広いハードウェアの選択肢と Cisco IOS ソフトウェアのテクノロジーについての包括的なポートフォリオ。 以前の T リリースで導入された新しいソフトウェア機能とハードウェア サポート、および追加のソフトウェア修正が次期メインライントレインに継承されます。 メインライントレインは、T トレインの Cisco IOS ソフトウェア機能とハードウェアを受け継ぎます。 これは、通常は新機能です。 メインライントレインでは、ハードウェアの新規サポートはありません。

 

12.4T リリース

企業ネットワーク、アクセス ネットワーク、および商用ネットワークでの、セキュリティ、音声、およびワイヤレスに対応する Cisco IOS ソフトウェアの新機能と新しいハードウェア サポートの拡張。

IOS S

12.2SB リリース

ブロードバンドおよび専用回線の集約と、サービス プロバイダーのエッジ ネットワークにおけるミッドレンジ ルータの包括的ポートフォリオでの MPLS Provider Edge(PE; プロバイダー エッジ)に対応する Cisco IOS の機能とハードウェア サポート。

 

12.2SX リリース

企業アクセス、ディストリビューション、コア ネットワークおよびデータ センター ネットワークにおけるハイエンドのイーサネット LAN スイッチングに対応する Cisco IOS ソフトウェアの機能とハードウェア サポート。

 

12.2SE リリース

12.2SG リリース

企業アクセス、ディストリビューション ネットワークでのミッドレンジおよびローエンドのイーサネット LAN スイッチングと、サービス プロバイダーのエッジ ネットワークでのミッドレンジおよびローエンドのメトロ イーサネットに対応する Cisco IOS ソフトウェアの機能とハードウェア サポート。

 

12.2SR リリース

サービス プロバイダーのエッジ ネットワークでの、ハイエンドのメトロ イーサネットと MPLS PE に対応する、Cisco IOS ソフトウェアの機能とハードウェア サポート。

IOS XR

3.2 リリース

サービス プロバイダーのコア ネットワークにおける Cisco CRS-1 キャリア ルーティング システムおよび Cisco XR 12000 シリーズ ルータに対応する、Cisco IOS XR ソフトウェアの機能とハードウェア サポート。 大規模な IP 次世代ネットワークにおける、テラビットの拡張性、セキュアなバーチャライゼーション、高アベイラビリティ、および分散処理の要求に対応する設計になっています。


Cisco IOS ソフトウェア ファミリーとハードウェア

表 2 は、シスコのハードウェアと推奨される Cisco IOS ソフトウェア ファミリー リリースを対応させたものです。

表 2 - Cisco IOS ソフトウェア ファミリーとハードウェア

ハードウェア 推奨される IOS T、IOS S、IOS XR
アクセスおよびダイヤル ルータ

Cisco 800、1700、2600、2800 シリーズ ルータ

12.4

12.4T

Cisco 3700 および 3800 シリーズ ルータ

12.4

12.4T

Cisco AS5x50

12.4

12.4T

スイッチ

Cisco Catalyst 2970、3560、および 3750 シリーズ

12.2SE

Cisco Catalyst 4500 および 4900 シリーズ スイッチ

12.2SG、12.2EW

Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチ

12.2SX、12.1E

ミッドレンジ ハードウェア

Cisco 7200 シリーズおよび Cisco 7301 ルータ

12.4

12.4T

12.2SB

Cisco 7304 ルータ

12.2SB

Cisco 7500 シリーズ ルータ

12.4

12.0S

Cisco 10000 シリーズ ルータ

12.2SB

ハイエンド ハードウェア

Cisco 7600 シリーズ インターネット ルータ

12.2SR、12.2SX、12.1E

Cisco 8550 MGX RPM-PR/XF ルータ

12.4T

Cisco 12000 シリーズ ルータ

IOS-XR、12.0S

Cisco CRS-1 キャリア ルーティング システム

IOS-XR


Cisco IOS ソフトウェア ファミリーの番号規則

Cisco IOS ソフトウェア リリースをネットワーク内で効率的に管理するには、IOS T、IOS S、および IOS XR の番号規則について理解することが重要です。

IOS T の番号規則

図 1 は、Cisco IOS ソフトウェア メインライントレイン 12.4 と Cisco IOS テクノロジートレイン 12.4T の関係を説明するとともに、Cisco IOS ソフトウェア メインライントレイン 12.5 と Cisco IOS テクノロジートレイン 12.5T への進化を示しています。

ios1-1.gif

図 1 - IOS T の関係(メインライントレインと T-トレインの関係)

Cisco IOS ソフトウェア メインライントレイン 12.4 には、ソフトウェアの定期的な修正が取り入れられますが、新しいソフトウェア機能とハードウェア サポートは取り入れられません。 Cisco IOS メインライントレイン 12.4 に適用される修正は、Cisco IOS ソフトウェア テクノロジートレイン 12.4T の後続バージョンに同期される点が重要です。 Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4 からの派生として、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4 T では定期的なソフトウェア修正が取り込まれ、さらに新しい機能とハードウェア サポートが提供されます。 この関係は、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.5 と 12.5T にも適用されます。 Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4 と 12.4T のソフトウェア修正と新しいソフトウェア機能およびハードウェア サポートは、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.5 に統合されます。 追加される新しいソフトウェア機能とハードウェア サポートは、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.5T で提供されます。 IOS T の番号規則の主な要素は、メジャーリリース番号、メインテナンスリリース番号、およびリビルドバージョン識別子です。 (図 2 参照)

ios1-2.gif

図 2 - IOS T の番号規則

注:

  • メジャーリリース番号は、そのリリースの固有番号です。

  • メインテナンスリリース番号は、そのリリースのバージョン識別子です。 Cisco IOS ソフトウェア メンテナンス リリース 12.4 の各メインテナンスリリースには、ソフトウェア修正が追加されています。 Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4T の各メインテナンスリリースには、ソフトウェア修正、新しいソフトウェア機能およびハードウェア サポートが追加されています。

  • リビルドバージョン識別子は、各リビルドリリースの差分バージョンを表します。 それぞれのリビルドバージョンでは、次に予定されているメインテナンスリリースに先立って、早急なスケジュールで追加のソフトウェア修正が提供されます。

Cisco IOS ソフトウェア メインライントレイン リリース 12.4 と Cisco IOS ソフトウェア テクノロジートレイン リリース 12.4T では、スケジュールが異なるため、メインテナンスリリース番号は常に同じ間隔でリリースされるわけではありません。 Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4 と Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4T でメインテナンスリリース番号が共有されている場合、2 つのリリースには同じソフトウェア修正が含まれることになります。

IOS S の番号規則

IOS S ファミリーの各リリースは、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2S のコードベースを共有しています。 共通のコード ベースの上に、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2SB、12.2SX、12.2SE、12.2SG、および 12.2SR には各バージョンのソフトウェア修正と新しいソフトウェア機能が追加されています。 それらが適切な場所に追加された後、追加されたソフトウェア修正と新しいソフトウェア機能は、必要に応じて他の IOS S ファミリーのメンバーに伝播されます。

共通のコード ベースを共有しながら、修正、機能、およびハードウェア サポートを個別に提供することにより、シスコは企業とサービス プロバイダーという重要な市場セグメントの急速に変化する要件を満たすよう、IOS S ファミリーのメンバーを最適化しています。

IOS S の番号規則の主な要素は、メジャーリリース番号、メインテナンスリリース番号、およびリビルドバージョン識別子です。 (図 3 参照)

ios1-3.gif

図 3 - IOS S の番号規則

IOS XR の番号規則

Cisco IOS XR ソフトウェアは、モジュラ パッケージで構成されます。 各パッケージには、ルーティング、セキュリティ、またはラインカード サポートなど、特定のルータ機能をセットで実行するためのコンポーネントが含まれています。 IOS XR の番号規則の主な要素は、メジャー リリース識別子、マイナー リリース識別子、およびメンテナンス リビジョン識別子です。 (図 4 参照)

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図 4 - IOS XR の番号規則

メジャー リリース識別子は、パッケージのメジャー リリース番号です。 製品にアーキテクチャの重大な変更(たとえば、重要な新機能が導入された場合など)があると、メジャー リリースが発生します。 ルータ上で動作するすべてのパッケージは、同じメジャー リリース レベルであることが必要です。 マイナー リリース識別子は、そのパッケージのマイナー リリース番号です。 マイナー リリースには、1 つ以上の新機能またはソフトウェア修正が含まれます。

ルータ上で動作するすべてのソフトウェア パッケージのマイナー リリース バージョンが、同一である必要はありません。 ただし、動作するパッケージが相互に互換性があることがシスコで認定されている必要があります。 メンテナンス リビジョン識別子は、そのパッケージのメンテナンス リリース番号です。 メンテナンス リリースには、ソフトウェア修正の集合が含まれます。

ルータ上で動作するすべてのソフトウェア パッケージのメンテナンス リリース バージョンは、同一である必要はありません。 ただし、メンテナンス リリースのメジャーおよびマイナー バージョンは、アップデート前のメジャーまたはマイナー バージョンのパッケージと一致する必要があります。

Cisco IOS ソフトウェア リリースの移行

シスコでは、お客様がネットワークに導入した Cisco IOS ソフトウェア リリースのコンポーネントを定期的にアップデートすることを推奨しています。 これにより、サポートされる最新のリリースが確実にネットワークで実行され、導入されるリリースの総数を最小限に保つ手助けとなります。

通常、Cisco IOS ソフトウェア リリースの移行パスは、そのリリースの最新バージョンへ移行するものです。 最新バージョンには、現行のソフトウェア修正、ハードウェア サポート、および新しいソフトウェア機能が組み込まれています。 たとえば、メンテナンス リリースからそのメンテナンス リリースの新バージョンへ、また T リリースや SG リリースからそれぞれのリリースの新バージョンへアップグレードします。

新しいハードウェアや機能をサポートするためには、お客様はメンテナンス リリースから T リリース、または完全に異なるリリーストレインへアップグレードする必要がある場合もあります。 たとえば、Cisco 10000 の最新機能をサポートするには、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0S または 12.3XI から Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.3SB へアップグレードします。また、Catalyst 6500 の最新機能をサポートするには、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.1E から 12.2SX へアップグレードします。

IOS T の移行例」のセクションには、現在出荷されている一部の IOS T、IOS S、および IOS XR リリースのハイレベルでの移行例を示してあります。

注: Cisco IOS ソフトウェア リリースの移行は、詳細な計画を必要とする継続的なプロセスです。 お客様は、導入した Cisco IOS ソフトウェア リリースの新しいコンポーネントを取得し、新規リリースへの移行を計画するにあたっては、ネットワーク担当者との緊密な作業が必要です。

IOS T の移行例

表 3 および表 4 は、Cisco IOS T リリースからの移行パスの例について説明しています。

表 3 - Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(7) からのマイグレーションパス

マイグレーション戦略 戦略例

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(7x) がネットワークで稼働しています。x は Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(7a) など、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(7) のリビルドバージョンを表します。 次のメインテナンスリリース、つまり Cisco IOS Software12.4(8) より前に、早急なスケジュールで追加のソフトウェア修正が必要です。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(7) の最新のリビルドバージョン以降、たとえば Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(7b) などに移行します。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(7) がネットワークで稼働しています。 追加のソフトウェア修正が必要です。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(7) の次のメインテナンスリリース以降、たとえば Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(8) などに移行します。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(7) がネットワークで稼働しています。 Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4T ファミリーで提供される、ソフトウェア修正、新機能、およびハードウェア サポートが必要です。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4T の次のインスタンス以降に移行します。 たとえば、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(6)T の最新版リビルドリリースに移行します。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(7) がネットワークで稼働しています。 Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4T ファミリーで提供される、追加のソフトウェア修正、新機能、およびハードウェア サポートが必要であり、メインライントレインを継続して使用する必要があります。

次のメンテナンス リリースの Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.5(x) に移行します。x は、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.5 の次の(またはそれより後の)インスタンスを表します。 たとえば、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(7) から 12.5(1) に移行します。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(7) がネットワークで稼働しています。 Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4T で提供されたものに加え、追加のソフトウェア修正、新機能、およびハードウェア サポートが必要です。メインライントレインを継続して使用する必要はありません。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.5(x)T に移行します。x は、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.5T の次の(またはそれより後の)インスタンスを表します。 たとえば、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(7) から 12.5(2)T に移行します。


表 4 - Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(9)T からのマイグレーションパス

マイグレーション戦略 戦略例

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(9)T がネットワークで稼働しています。 最新のソフトウェア修正、新機能、およびハードウェア サポートが必要です。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(x)T に移行します。x は Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(9)T を引き継ぐ、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4T の次の(またはそれより後の)インスタンスを表します。たとえば、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(9)T から Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(11)T に移行します。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(9)T がネットワークで稼働しています。 Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4T ファミリーのリリースで提供される、追加のソフトウェア修正、新機能、およびハードウェア サポートが必要です。

次の(またはそれより後の)メンテナンス リリースの Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.5(x) に移行します。x は、メンテナンス リリースである Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.5 の次の(またはそれより後の)インスタンスを表します。 たとえば、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(9)T から 12.5(1) に移行します。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(9)T がネットワークで稼働しています。 追加のソフトウェア修正、新機能、およびハードウェア サポートが必要です。

Cisco IOS ソフトウェア 12.5(x)T の次の(またはそれより後の)リリースに移行します。x は、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.5T の次のインスタンスを表します。 たとえば、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(9)T から 12.5(2)T に移行します。


IOS S の移行例

表 5 - Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(28)SB からのマイグレーションパス

マイグレーション戦略 戦略例

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(28)SB がネットワークで稼働しています。 最新のソフトウェア修正が必要です。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(28)SBx に移行します。x は、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(28)SB の次の(またはそれより後の)リビルドバージョンを表します。 たとえば、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(28)SB から 12.2(28)SB1 に移行します。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(28)SB がネットワークで稼働しています。 最新のソフトウェア修正、新機能、およびハードウェア サポートが必要です。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(x)SB 以降に移行します。x は、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2SB の次のメインテナンスリリースを表します。


表 6 - Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(18)SXF からのマイグレーションパス

マイグレーション戦略 戦略例

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(18)SXF がネットワークで稼働しています。 最新のソフトウェア修正が必要です。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(18)SXFx に移行します。x は、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(18)SXF の次の(またはそれより後の)リビルドバージョンを表します。 たとえば、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(18)SXF から 12.2(18)SXF1 に移行します。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(18)SXF がネットワークで稼働しています。 最新のソフトウェア修正、新機能、およびハードウェア サポートが必要です。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(x)SXz に移行します。z は、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2SX の次の機能追加されたメインテナンスリリースを表します。 たとえば、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(18)SXF から 12.2(30)SXG に移行します。


IOS XR の移行例

表 7 - Cisco IOS XR リリースからのマイグレーションパス

マイグレーション戦略 戦略例

Cisco IOS XR リリース 3.2.1 がネットワークで稼働しています。 最新のソフトウェア修正が必要です。

Cisco IOS XR リリース 3.2.x に移行します。x は、Cisco IOS XR リリース 3.2.1 の次の(またはそれより後の)メンテナンス リビジョンを表します。たとえば、Cisco IOS XR リリース 3.2.1 から 3.2.2 に移行します。

Cisco IOS XR リリース 3.2.1 がネットワークで稼働しています。 1 つ以上の新機能またはソフトウェア修正が必要です。

Cisco IOS XR リリース 3.x.1 に移行します。x は、Cisco IOS XR リリース 3 の次のマイナー リリースを表します。たとえば、Cisco IOS XR リリース 3.2.1 から 3.3.1 に移行します。


Cisco IOS ソフトウェアのライフ サイクル

Cisco IOS ソフトウェアのリリース ポリシーは、First Customer Shipment(FCS)から End of Life(EoL; サポート終了)までの、Cisco IOS ソフトウェアのライフ サイクルに対応する構造化された計画です。 リリース ポリシーは、IOS T および IOS S リリースのライフサイクルのガイドラインと移行計画を扱うものであり、たとえば Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4 と 12.4T、および Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2SG など、さらに Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0S を対象としています。

次の略語は、ライフサイクルのマイルストーンに関連するものです。

  • FCS - First Customer Shipment(お客様向け出荷開始)

    シスコは、Cisco.com でお客様にリリースを公開します。

  • EoS - End of Sale(販売終了)

    お客様は、シスコのリリースの発注はできませんが、Software Center からメンテナンス リリースをダウンロードできます。 EoS は、原則としてその実施の 6 ヶ月前に通知されるため、このマイルストーンを事前に知ることができます。

  • EoE - End of Engineering(技術サポート終了)

    シスコでは Cisco IOS ソフトウェア EoE 後のイメージのビルドは行わず、Cisco IOS 技術部門から新しいソフトウェア修正が提供されることもありません。また、新機能の追加も行われません。 シスコ テクニカルサポートでは、EoE 後も対象リリースに対するカスタマー サポートの提供は継続されます。

  • EoL - End of Life(サポート終了)

    シスコ テクニカルサポートでは、その EoL リリースに対するカスタマー サポートを終了します。リリースの EoL 後は、シスコ テクニカルサポートでは、原則として EoL リリースより新しい Cisco IOS ソフトウェア リリースへのアップグレードを推奨するためのサービスリクエストだけをお受けいたします。

詳細については『Cisco IOS ソフトウェア製品ライフサイクルの日程とマイルストーン、製品速報番号 2214』を参照してください。

図 5 は、Cisco IOS ソフトウェアのライフサイクルにおける、FCS から EoL までのタイム フレームを示しています。

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図 5 - Cisco IOS ソフトウェアのライフサイクルにおけるタイム フレーム - IOS T と IOS S、およびリリース 12.0S
※ 画像をクリックすると、大きく表示されます。

注:

  • End of Engineering (EoE; 技術サポート終了)のスケジュールは、FCS から最長 48 ヶ月です。

  • End of Sales(EoS; 販売終了)および EoL のマイルストーンは、EoE のタイム フレームを基準にします。

  • シスコでは、リリースのレビューと移行計画を 36 ヶ月で開始することを推奨します。

ソフトウェアの廃止

Cisco IOS Software Center に置かれる Cisco IOS ソフトウェアは、お客様のダウンロード用として原則 18 ヶ月間提供されます。 18 ヶ月を超えると、ソフトウェアは廃止および Cisco IOS Software Center からの削除の対象となります。 ソフトウェアの廃止ポリシーは、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(7a)、12.4(8)T1、12.2(31)SG1、および Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0S など、IOS T および IOS S リリースのリビルドバージョンに適用されます。

Cisco IOS Software Center にあるソフトウェアは、実行可能な移行パスが存在しない場合は原則として削除されません。 実行可能な移行パスでは、サポートされるハードウェアの重要なメモリの境界を超えることはありません。さらに、必要に応じて、社内または社外の認証を受けます。 Cisco IOS ソフトウェアは、広範囲に影響を与える可能性のある致命的なソフトウェアの欠陥が発見された場合、いつでも対象ソフトウェアの廃止の対象となります。

ソフトウェアの廃止はライフ サイクルの正式なマイルストーンではありませんが、現在お使いのソフトウェアが廃止された際は、最も安定した Cisco IOS ソフトウェアの最新バージョンへの移行を強く推奨します。 シスコは廃止済ソフトウェアの新規導入を推奨しません。

Cisco IOS ソフトウェアの廃止は、時間の経過によっても実施されます。 お客様のネットワークで稼働する Cisco IOS ソフトウェアが廃止されても、常にソフトウェアを自動的にアップデートする必要があるわけではありません。 そのソフトウェアが安定稼動しており、かつお客様のニーズを満たしている場合、お客様はそれを使用し続けることができます。 シスコでは廃止済ソフトウェアのサポートを、EoL(End of Life; サポート終了)となるまで継続します。

IOS Software Center でのステータスにかかわらず、シスコはライセンス契約に基づく範囲内でネットワーク内のすべての Cisco IOS ソフトウェアのバックアップを用意されることを推奨します。

Cisco IOS ソフトウェア リリースに関する重要なアナウンス

シスコでは、情報提供の目的で、お客様に多数のソフトウェア アドバイザリを提供しています。 多くの場合、ソフトウェア アドバイザリでは、ハードウェアに固有の Cisco IOS ソフトウェアの問題や、特殊な環境下で生じる問題について説明されているものもあるため、ほとんどのお客様には該当しないものもあります。お客様の使用環境では対応が必要のない場合も多くあります。

シスコから次のようなソフトウェア リリースに関する重要なアナウンスがあった場合、お客様は内在する問題のネットワークへの影響を評価し、適切な対応を行う必要があります。

  • Security Advisory - Product Security Incident Response Team(PSIRT)では、Security Advisory を発行し、お客様にシスコ製品に直接的な影響を与えるセキュリティ問題について警告するとともに、お客様がシスコ製品を安定稼動するための支援を行います。

  • Security Notice - シスコでは、パブリック フォーラムに公表された情報で対応を要する問題に対して、あるいはネットワークの安定性に影響を与える一般的な問題を解決するための推奨事項を提供するために Security Notice を発行します。

  • Deferral Advisory - シスコでは Deferral Advisory を発行して、Cisco IOS イメージの提供の停止を通知し、代替イメージの情報をお知らせします。 Deferral Advisory は、重大な不具合を回避する目的で最もよく発行されます。Cisco IOS イメージの Deferral Advisory が出されたときには、お客様には影響のあるイメージから代替用のイメージへ移行されることを強く推奨します。

Cisco IOS のパッケージング

Cisco IOS のパッケージングは、8 つのシスコ ルータ用パッケージと、5 つのシスコ スイッチ用パッケージで構成されます。 (図 6 参照)

ios1-6.gif

図 6 - シスコ ルータとスイッチ用の Cisco IOS のパッケージング
※ 画像をクリックすると、大きく表示されます。

4 つの一般的なサービス カテゴリの要求を満たすために、4 つのパッケージがデザインされています。

  • IP データ

  • 統合された音声とデータ

  • セキュリティと VPN

  • 企業プロトコル

さらに、より複雑なネットワーク要件に対応する新しい Cisco IOS ソフトウェアの機能を組み合わせた、3 つのプレミアム パッケージがあります。 Advanced Enterprise Services パッケージにはすべての機能が統合され、音声、セキュリティ、および VPN 機能に関するルーティング プロトコルのサポートがすべて統合されています。

機能の継承は、Cisco IOS のパッケージングにおけるもう 1 つの強力な側面です。 機能が導入されると、その機能はより包括的なパッケージに導入されます。 機能の継承により、異なったパッケージの機能の内容とその相互の関連が明確になり、移行が容易になります。

Cisco IOS のパッケージングにより、イメージの命名も容易になります。 各名称は、新しいパッケージのハイレベルな機能内容と、継承の特性を効果的に伝える形式になっています。

次のカテゴリは、新しい命名規則をまとめたものです。

  • Base - エントリ レベルのイメージ(IP Base、Enterprise Base)

  • Services - IP テレフォニー サービス、MPLS、Voice over IP(VoIP)、Voice over Frame Relay(VoFR)、および ATM(SP Services、Enterprise Services)の追加

  • Advanced - VPN、Cisco IOS Firewall、3DES 暗号化、SSH、Cisco IOS IPsec および Intrusion Detection Systems(IDS)の追加(Advanced Security、Advanced IP Services)

  • Enterprise - IBM、IPX、AppleTalk を含むマルチプロトコルの追加(Enterprise Base、Enterprise Services)

新しいパッケージを次に示します。

  • IP Base

  • IP Voice

  • Enterprise Base

  • Advanced Security

  • SP Services

  • Advanced IP Services

  • Enterprise Services

  • Advanced Enterprise Services

Cisco IOS のパッケージは、2003 年 5 月に Cisco アクセス ルータ、2005 年 4 月に Cisco LAN スイッチ、および 2005 年 7 月に Cisco ミッドレンジ ルータで導入されました。Cisco IOS のパッケージングの詳細については、「Cisco IOS のパッケージング」のページを参照してください。

Cisco IOS XR のパッケージング

IOS XR では、同等の機能セットをパッケージと呼びます。 各パッケージには多数の機能が含まれます。各パッケージの機能の内容を調べるには、Cisco IOS XR Software Selector登録ユーザ専用)を参照してください。

Cisco IOS および IOS XR のイメージ

Cisco IOS イメージは、特定のハードウェアに対応する機能セットをバイナリ形式の実行可能ファイルにしたものです。 Cisco IOS XR イメージは、tar または pie ファイルであり、tar には 1 つのパッケージ、pie にはパッケージのセットが含まれます。 Cisco IOS と Cisco IOS XR のリリースには複数のイメージが存在します。 イメージは、サポートされるハードウェアと、機能セット(IOS)またはパッケージ(IOS XR)の組み合わせを表します。

イメージのネーミング規則

Cisco IOS ソフトウェアのイメージ名は、ハードウェア、機能セット、形式、およびイメージ ファイルに関するその他の情報を表しています。 図 7 は、Cisco 3725 の Enterprise Base の機能セットを含む 12.4(6)T リリースのイメージ名を説明しています。

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図 7 - Cisco IOS のイメージ名の例

バイナリ ソフトウェアのビルドが対象とするプラットフォームやボード、イメージに含まれるパッケージ機能の内容、イメージの実行時に使用されるメモリ領域などを判別するための情報については、『システム イメージのロードと保守』の「イメージのネーミング規則」セクションを参照してください。

図 8 は、CRS-1 の IP/MPLS コア ソフトウェア 3DES パッケージを含む IOS XR リリース 3.2.4 のイメージ名を示しています。

ios1-8.gif

図 8 - Cisco IOS XR のイメージ名(TAR)の例

図 9 は、CRS-1 の Cisco IOS/XR 診断パッケージを含む、IOS XR リリース 3.2.4 のイメージ名を示しています。ここで、hfr は、IOS XR を示します。

ios1-9.gif

図 9 - Cisco IOS XR のイメージ名(PIE)の例

ルータで稼働するイメージ

show version コマンドを使用すると、現在対象機器にて実行されている Cisco IOS のイメージ情報(図 10 を参照)または Cisco IOS XR のイメージ情報(図 11 を参照)が表示されます。

ios1-10.gif

図 10 - show version コマンドによる Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(6)T の出力 ※ 画像をクリックすると、大きく表示されます。

ios1-11.gif

図 11 - show version コマンドによる Cisco IOS XR 3.2.4 の出力
※ 画像をクリックすると、大きく表示されます。

ツールとリソース

表 8 は、Cisco IOS リリースの移行を計画するための最も有用なツールの一部について、簡単に説明したものです。

表 8: ツールとリソース

ツール 説明

Bug Toolkit登録ユーザ専用)

ソフトウェアのバージョン、機能セット、およびキーワードに基づいて、既知の不具合情報を検索します。

Cisco IOS ソフトウェアに関する技術ドキュメント

Cisco IOS ソフトウェアの各リリースに関するドキュメントです。

Download Software Area登録ユーザ専用)

プラットフォーム、リリース、および機能セットごとにリリースを検索し、対象 Cisco IOS ソフトウェアのイメージをダウンロードすることができます。

Feature Navigator登録ユーザ専用)

一連のソフトウェア機能やプラットフォームをサポートするリリースを探し出し、また複数のリリースを比較できます。

Software Advisor登録ユーザ専用)

IOS リリースを比較し、リリースに関する IOS および CatOS 機能を照合し、特定のハードウェア デバイスをサポートするソフトウェア リリースを探し出します。

Software Center: Cisco IOS ソフトウェア

このサイトからソフトウェア リリースをダウンロードできます。

Software Selector登録ユーザ専用)

特定のテクノロジーのために必要な機能を持つソフトウェア リリースを探し出します。