| ライター翻訳版 - December 14, 2005 |
| Document ID: 19642 |
| ダウンロード: PDF |
目次
概要
はじめに
表記法
前提条件
使用するコンポーネント
背景理論
CatOS と Cisco IOS システム ソフトウェアの違い
設定
ネットワーク ダイアグラム
設定例
確認
トラブルシューティング
関連情報
概要
このドキュメントでは、Catalyst 6500/6000(Catalyst OS[CatOS] システム ソフトウェアが稼働)と Catalyst 4500/4000 スイッチの間に 802.3ad 方式のリンク集約を構成するために必要な基本設定を示します。 802.3ad は IEEE で作成された新しい仕様で、これにより、いくつかの物理ポートをバンドルして 1 つの論理ポートを形成する事が可能になります。 これは、既存の Cisco の EtherChannel ソリューションに類似しています。 主な違いは、Cisco の実装では Port Aggregation Protocol(PAgP; ポート集約プロトコル)という独自のプロトコルを使用することです。 IEEE はその後 802.3ad で、Link Aggregate Control Protocol(LACP)と呼ばれる、リンク集約のための新しい制御プロトコルを定義しています。
LACP(802.3ad)の使用による主な長所は、他のベンダーのスイッチとの相互運用性です。 PAgP は Cisco 独自の規格であるため、LACP が利用されない限り、Cisco スイッチと他のベンダーのスイッチの間でチャネルを集約することはできません。
CatOS を使用する LACP の設定に関する詳細については、次のドキュメントを参照してください。
-
Catalyst 6500/6000: ドキュメント『EtherChannel の設定』の「LACP の機能概要」セクション
-
Catalyst 4500/4000: ドキュメント『Fast EtherChannel および Gigabit EtherChannel の設定』の「LACP の概要」セクション
Cisco IOS(R) ソフトウェアを使用して LACP を設定する方法に関する情報については、次のドキュメントを参照してください。
-
Catalyst 6500/6000: ドキュメント『EtherChannel の設定』の「IEEE 802.3ad LACP による EtherChannel の設定」セクション
-
Catalyst 4500/4000: ドキュメント『EtherChannel の説明と設定』の「EtherChannel の説明と設定」セクション
はじめに
表記法
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
前提条件
設定を開始する前に、次の前提条件を満たしていることを確認してください。
LACP を使用できるのは、次のプラットフォームです。
-
CatOS バージョン 7.1(1) 以降が稼働する Catalyst 6500/6000 シリーズ
-
Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.1(11b)EX 以降が稼働する Catalyst 6500/6000 シリーズ
-
CatOS バージョン 7.1(1) 以降が稼働する Catalyst 4500/4000 シリーズ
-
Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.1(13)EW 以降が稼働する Catalyst 4500/4000 シリーズ
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。
-
CatOS 7.1(1) ソフトウェアが稼働する Catalyst 4003 スイッチ
-
CatOS 7.1(1) ソフトウェアが稼働する Catalyst 6500 スイッチ
-
Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.1(13)E9 が稼働する Catalyst 6500 スイッチ
背景理論
LACP トランキングでは、次の 4 つの動作モードがサポートされます。
-
On: どのような LACP ネゴシエーションも行われずに、強制的にリンク集約が形成されます。言い換えると、スイッチでは LACP パケットの送信も、着信 LACP パケットの処理も行われません。 これは、PAgP での「On」の状態に類似しています。
-
Off: リンク集約は形成されません。 LACP パケットの送信や認識は行われません。 これは、PAgP での「Off」の状態に類似しています。
-
Passive: スイッチではチャネルの起動は行われませんが、着信 LACP パケットの認識は行われます。 ピア(「Active」の状態)は、(LACP パケットの送信によって)ネゴシエーションを開始して受信と応答を行い、結果的にピアでの集約チャネルを形成します。 これは、PAgP での「auto」モードに類似しています。
-
Active: 自発的に集約リンクを形成し、ネゴシエーションを開始します。 相手側が「LACP Active」または「Passive」モードで動作している場合、リンク集約が形成されます。 これは、PAgP での「desirable」モードに類似しています。
LACP リンク集約を実行する有効な組み合わせは、次の 3 つだけです。
| スイッチ | スイッチ | 備考 |
|---|---|---|
|
Active |
Active |
推奨 |
|
Active |
Passive |
ネゴシエーションが成功すると、リンク集約が成立します。 |
|
On |
On |
LACP を使用せずにリンク集約が成立します。 これは動作しますが、この設定は推奨されません。 |
注:デフォルトでは、LACP チャネルが設定されると LACP チャネル モードは「Passive」となります。
CatOS と Cisco IOS システム ソフトウェアの違い
スーパーバイザ エンジン上の CatOS と MSFC 上の Cisco IOS ソフトウェア(ハイブリッド)の場合:CatOS イメージは、Catalyst 6500/6000 スイッチ上でスーパーバイザ エンジンを稼働させるためのシステム ソフトウェアとして使用できます。オプションの Multilayer Switch Feature Card(MSFC; マルチレイヤ スイッチ フィーチャ カード)がインストールされている場合は、その MSFC を実行するために別の Cisco IOS ソフトウェアイメージが使用されます。
スーパーバイザ エンジンと MSFC 両方が Cisco IOS ソフトウェア(ネイティブ)の場合:Catalyst 6500/6000 スイッチ上でスーパーバイザ エンジンと MSFC の両方を稼働させるためのシステム ソフトウェアとして、単一の Cisco IOS ソフトウェア イメージを使用できます。
注:詳細については、『Catalyst 6500 シリーズ スイッチ用の Cisco Catalyst および Cisco IOS オペレーティング システムの比較』を参照してください。
設定
設定開始時点ではスイッチには何の設定もされていない、つまりすべてのパラメータがデフォルト値で設定されていると仮定します。 ここで、必要なコマンドを取り込んで、LACP を設定して行きます。 このステップには、必要な Cisco IOS ソフトウェアと CatOS のコマンドが含まれます。 スイッチで稼働しているソフトウェアに応じて、適切なコマンドを選択してください。
ステップ 1: チャネル プロトコルを LACP に設定する
CatOS
デフォルトでは、Catalyst 4500/4000 と Catalyst 6500/6000 のすべてのポートでチャネル プロトコルとして PAgP が使用されるため、LACP は実行されていません。 関係するすべてのポートについて、チャネル モードを LACP に変更する必要があります。 CatOS が稼働するスイッチでは、チャネル プロトコルはモジュール単位でしか変更できません。 次の例では、set channelprotocol lacp module_number コマンドを使用して、スロット 1 とスロット 2 のチャネル モードを変更します。 変更は、show channelprotocol コマンドを使用して確認できます。
CatOSSwitch (enable) set channelprotocol lacp 1
Mod 1 is set to LACP protocol.
CatOSSwitch (enable) set channelprotocol lacp 2
Mod 2 is set to LACP protocol.
CatOSSwitch (enable) show channelprotocol
Channel
Module Protocol
------- --------
1 LACP
2 LACP
3 PAGP
5 PAGP
Cisco IOS ソフトウェア
Cisco IOS ソフトウェアが稼働している Catalyst 6500/6000 や Catalyst 4500/4000 のポートは、設定に応じて L2 スイッチポートまたは L3 ルーテッド ポートとして動作できます。 このシナリオでは、インターフェイス設定モードで switchport コマンドを発行して、インターフェイスを L2 スイッチポートとして設定します。
CiscoIOSSwitch(config)#interface gigabitEthernet 1/1 CiscoIOSSwitch(config-if)#switchport
次に、channel-protocol lacp コマンドを使用して、どのインターフェイスで LACP を使用する必要があるかを指定します。
CiscoIOSSwitch(config-if)#channel-protocol lacp
ステップ 2: 同一チャネルを構成する各ポートに、同じ admin key を割り当てる
CatOS
LACP パケット内で交換されるパラメータに、admin key があります。 チャネルは、同じ admin key を持つポート間でのみ形成されます。 set port lacp-channel mod/ports_list コマンドを発行して、port_list 内のすべてのポートに同じ admin key を割り当てます。
たとえば、1 つのデバイスで、両方のポートを同じグループに割り当てます。 (admin key 56 がランダムに割り当てられます。)
CatOSSwitch (enable) set port lacp-channel 1/1,2/1
Port(s) 1/1,2/1 are assigned to admin key 56
相手側のデバイスでも、ポートに単一のキーを割り当てます。 (admin key 73 がランダムに割り当てられます。)
OtherCatOSSwitch> (enable) set port lacp-channel 3/33-34
Port(s) 3/33-34 are assigned to admin key 73
admin key は、ローカルでのみ有効であることに注意してください。 つまり、スイッチ内のポートでのみ同じである必要があり、異なるスイッチ間での要素ではありません。
Cisco IOS ソフトウェア
デバイスで Cisco IOS ソフトウェアが稼働している場合、このステップは迂回できます。 直接、ステップ 3 へ進んでください。
ステップ 3: LACP チャネル モードを変更する
CatOS
チャネルを形成するための最後のステップは、片側または両側の LACP モードを「active」状態に変更することです。 これは、ステップ 2 で使用したのと同じコマンドを使用して行えますが、ここでは「active」状態へのモード指定を行います。 コマンドの構文は、次のとおりです。
set port lacp-channel mod/ports_list mode {on | off | active | passive}
次に、例を示します。
CatOSSwitch (enable) set port lacp-channel 1/1,2/1 mode active
Port(s) 1/1,2/1 channel mode set to active.
注:このドキュメントで使用されているコマンドの詳細を調べるには、Command Lookup Tool
(登録ユーザ専用)を使用してください。一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。
Cisco IOS ソフトウェア
Cisco IOS ソフトウェアが稼働する Catalyst 6500/6000 で LACP を設定する場合は、channel-group コマンドを使用してインターフェイスを同じグループに割り当てます。
channel-group number mode {active | on | passive}
注:このコマンドには「Auto」や「Desirable」のような PAgP モード オプションも利用できますが、このドキュメントは LACP の設定だけを取り扱っているため、ここでは説明されていません。
注:channel-group 番号の有効値の数字は、ソフトウェア リリースによって異なります。 Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.1(3a)E3 より前のリリースに関しては、有効値は 1 〜 256 です。Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.1(3a)E3、12.1(3a)E4 および 12.1(4)E1 については、有効値は 1 〜 64 です。Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.1(5c)EX 以降にでは、1 〜 256 までの範囲で最大 64 の値がサポートされます。
Cisco IOS ソフトウェアが稼働する 6500/6000 スイッチの設定は次のようになります。
CiscoIOSSwitch(config)#interface gigabitEthernet 1/1 CiscoIOSSwitch(config-if)#channel-group 1 mode active Creating a port-channel interface Port-channel 1 CiscoIOSSwitch(config-if)#interface gigabitEthernet 2/1 CiscoIOSSwitch(config-if)#channel-group 1 mode active Creating a port-channel interface Port-channel 1
注:このドキュメントで使用されているコマンドの詳細を調べるには、Command Lookup Tool
(登録ユーザ専用)を使用してください。一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。
ネットワーク ダイアグラム
このドキュメントでは、次のダイアグラムに示すネットワーク構成を使用しています。
この例では、上のダイアグラムに示すようにギガビット イーサネット ポートを 2 つ使用して、Catalyst 4000 と Catalyst 6000 シリーズ スイッチ間の LACP 集約リンクを設定します。
注:この例では、Catalyst 6000 では Cisco IOS ソフトウェアが稼動しており、Catalyst 4000 では CatOS が稼動しています。 しかし、Cisco IOS LACP の設定は、Cisco IOS ソフトウェアが稼働するどの Catalyst 4500/4000 または 6500/6000 スイッチでも使用できることを覚えておくことが重要です。 さらに同様に、次に含まれる CatOS の設定も、CatOS を実行するあらゆる Catalyst 4500/4000 または 6500/6000 スイッチに適用できます。
設定例
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。 各デバイスがデフォルト設定になっていることを保証するため、すべてのデバイスで clear config all コマンド(CatOS 用)および write erase コマンド(Cisco IOS ソフトウェア用)を発行して設定をクリアしました。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのような作業についても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
| buran(Catalyst 4000) |
|---|
begin # ***** NON-DEFAULT CONFIGURATION ***** ! #time: Thu Jan 17 2002, 17:54:23 ! #version 7.1(1) ! #system web interface version(s) ! #system set system name buran ! !--- 出力を省略。 ! #channelprotocol set channelprotocol lacp 3 !--- モジュール 3 のすべてのポートは、LACP チャネル モードになっています。 ! #port channel set port lacp-channel 3/33-34 73 !--- ポート 3/33 と 3/34 には、1 つの admin key(73)があります。 !--- LACP チャネル モードを明示的に指定しなかったため、 !--- ポートは Passive モードになっています。 しかし、LACP ネゴシエーションの問題を防ぐために、 !--- Cisco では set port lacp-channel 3/33-34 mode active コマンドを使用して !--- LACP Active モードに設定することを推奨します。 ! #multicast filter set igmp filter disable ! #module 1 : 0-port Switching Supervisor ! #module 2 : 48-port 10/100BaseTx Ethernet set port disable 2/48 ! #module 3 : 34-port 10/100/1000 Ethernet end |
| Cisco IOS ソフトウェアを使用する nelix(Catalyst 6000) |
|---|
version 12.1 ! hostname nelix ! ip subnet-zero ! !--- 出力を省略。 ! interface Port-channel1 !--- channel-group コマンドが物理インターフェイスで使用される場合、 !--- Cisco IOS ソフトウェアでは自動的にこの論理インターフェイスが作成されます。 no ip address switchport ! interface GigabitEthernet1/1 no ip address switchport !--- これにより LAN インターフェイスが Layer 2 インターフェイスに設定されます。 channel-group 1 mode active !--- ポート 1/1 は、Active モードで LACP を使用するチャネル グループ 1 の一部です。 ! interface GigabitEthernet1/2 no ip address shutdown !--- このインターフェイスは使用されていません。 ! interface GigabitEthernet2/1 no ip address switchport !--- これにより LAN インターフェイスが Layer 2 インターフェイスに設定されます。 channel-group 1 mode active !--- ポート 2/1 は、Active モードで LACP を使用するチャネル グループ 1 の一部です。 |
確認
このセクションでは、設定を確認するのに使用できる情報を提供しています。
注:次に示されている出力の一部は、上記のシナリオでキャプチャされたものではありません。 設定が正しいことを確認する方法について説明することが、このセクションの目的です。 これには、より完全な説明を提供するために、類似したシナリオからの出力を示すことが含まれます。
特定の show コマンドは、アウトプットインタープリタ
(登録ユーザ専用)によってサポートされています。これにより、show コマンド出力の分析を表示できます。
一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。
注:このドキュメントで使用されているコマンドの詳細を調べるには、Command Lookup Tool
(登録ユーザ専用)を使用してください。一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。
CatOS
このセクションには、CatOS が稼働するスイッチ用の show コマンドが含まれています。
-
show port lacp-channel - ポートまたはモジュール番号による LACP チャネルに関する情報を表示します。 モジュールまたはポート番号を入力しない場合、すべてのモジュールについての情報が表示されます。 モジュール番号だけを入力する場合、そのモジュールのすべてのポートについての情報が表示されます。 必要なポートが表示され、チャネルに存在するはずのポートに同じ Admin Key と必要なチャネル モードがあることを確認してください。
-
show lacp-channel mac - LACP チャネルについての MAC 情報を表示します。 このコマンドを何度か実行してカウンタの増分を確認することにより、チャネルでトラフィックが送受信されていることを確認します。
まず、show port lacp-channel コマンドを使用して、ポートが両方のスイッチで効果的にチャネリングされていることが確認できます。 次の出力は、CatOS が稼働するスイッチが(上で設定したとおり)LACP の Passive モードである例として示されています。
CatOSSwitch (enable) show port lacp-channel
Port Admin Channel LACP Port Ch Partner Oper Partner
key Mode Priority id Sys ID Port
------ ----- ------- --------- ---- -------------------------------- -------
3/33 73 passive 128 849 32768:00-50-0f-2d-40-00 65
3/34 73 passive 128 849 32768:00-50-0f-2d-40-00 1
次の出力には、CatOS が稼働するピア スイッチが、LACP の Active モードである例が示されています。 (上では設定されていません。)
CatOSSwitch (enable) show port lacp-channel
Port Admin Channel LACP Port Ch Partner Oper Partner
key Mode Priority id Sys ID Port
------ ----- ------- --------- ---- -------------------------------- -------
1/1 56 active 128 769 32768:00-01-42-29-25-00 162
2/1 56 active 128 769 32768:00-01-42-29-25-00 161
注:片方のスイッチの LACP チャネルが active モードにある一方で、他方のスイッチの LACP チャネルは passive モードにあることに注意してください。 両方のスイッチが Active に設定されている場合は、上記の出力で示されます。
対象のチャネルに対応するチャネル ID の show lacp-channel mac コマンド出力を見ることによっても、チャネルでのトラフィック送受信状況が確認できます。 (上のコマンド出力でチャネル ID を参照してください。) このカウンタは、時間とともに増加する必要があります。
CatOSSwitch (enable) show lacp-channel mac Channel Rcv-Unicast Rcv-Multicast Rcv-Broadcast -------- -------------------- -------------------- -------------------- 769 143 65846 33 Channel Xmit-Unicast Xmit-Multicast Xmit-Broadcast -------- -------------------- -------------------- -------------------- 769 159 20763 123 Channel Rcv-Octet Xmit-Octet -------- -------------------- -------------------- 769 5427372 2486321 Channel Dely-Exced MTU-Exced In-Discard Lrn-Discrd In-Lost Out-Lost -------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- 769 0 0 0 0 0 0
また、次の出力から、2 つのポートが現在 Spanning Tree Protocol(STP)の観点から見ると 1 つの固有ポートであることを確認できます。
CatOSSwitch (enable) show spantree 1 active VLAN 1 Spanning tree mode PVST+ Spanning tree type ieee Spanning tree enabled Designated Root 00-01-42-29-25-00 Designated Root Priority 32768 Designated Root Cost 3 Designated Root Port 1/1,2/1 (agPort 13/1) Root Max Age 20 sec Hello Time 2 sec Forward Delay 15 sec Bridge ID MAC ADDR 00-50-0f-2d-40-00 Bridge ID Priority 32768 Bridge Max Age 20 sec Hello Time 2 sec Forward Delay 15 sec Port Vlan Port-State Cost Prio Portfast Channel_id ------------------------ ---- ------------- --------- ---- -------- ---------- 1/1,2/1 1 forwarding 3 32 disabled 769 3/1 1 blocking 19 32 disabled 0 3/2 1 blocking 19 32 disabled 0 3/3 1 blocking 19 32 disabled 0
Cisco IOS ソフトウェア
Cisco IOS ソフトウェアが稼働しているスイッチでは、次のコマンドが使用できます。
-
show etherchannel port-channel - CatOS の show port lacp-channel コマンドによって提供される情報と類似する、LACP ポート チャネル情報を表示します。 チャネルのステータスの詳細、使用されているプロトコル、設定済みのすべてのチャネル グループでポートがバンドルされてからの時間も表示されます。
CiscoIOSSwitch#show etherchannel port-channel Channel-group listing: ----------------------- Group: 1 ---------- Port-channels in the group: ---------------------- Port-channel: Po1 (Primary Aggregator) ------------ Age of the Port-channel = 00d:00h:16m:01s Logical slot/port = 14/1 Number of ports = 2 Port state = Port-channel Ag-Inuse Protocol = LACP Ports in the Port-channel: Index Load Port EC state ------+------+------+------------ 0 55 Gi1/1 Active 1 AA Gi2/1 Active Time since last port bundled: 00d:00h:15m:28s Gi2/1 nelix#上記の nelix で示される出力から、ここで使用されているプロトコルが LACP であることがわかります。そして 2 つのギガビット ポートの 1/1 と 2/1 は、Port-channel 1 で EtherChannel を形成するために、一緒にバンドルされています。このチャネルはこの 15 分間「Active」状態にあります。
-
show etherchannel channelgroup_number detail - 別に表示されている各ポートの詳細で指定されるチャネル グループの詳細情報を表示します。 これには、パートナーの詳細とポート チャネルの詳細についての情報が含まれます。
CiscoIOSSwitch#show etherchannel 1 detail Group state = L2 Ports: 2 Maxports = 16 Port-channels: 1 Max Port-channels = 16 Protocol: LACP Ports in the group: ------------------- Port: Gi1/1 ------------ Port state = Up Mstr In-Bndl Channel group = 1 Mode = Active Gcchange = - Port-channel = Po1 GC = - Pseudo port-channel = Po1 Port index = 0 Load = 0x55 Protocol = LACP Flags: S - Device is sending Slow LACPDUs F - Device is sending fast LACPDUs. A - Device is in active mode. P - Device is in passive mode. Local information: LACP port Admin Oper Port Port Port Flags State Priority Key Key Number State Gi1/1 SA bndl 32768 0x1 0x1 0x101 0x3D Partner's information: Partner Partner Partner Port System ID Port Number Age Flags Gi1/1 32768,0009.7c0f.9800 0x82 11s SP LACP Partner Partner Partner Port Priority Oper Key Port State 128 0x102 0x3C Age of the port in the current state: 00d:00h:19m:56s Port: Gi2/1 ------------ Port state = Up Mstr In-Bndl Channel group = 1 Mode = Active Gcchange = - Port-channel = Po1 GC = - Pseudo port-channel = Po1 Port index = 1 Load = 0xAA Protocol = LACP Flags: S - Device is sending Slow LACPDUs F - Device is sending fast LACPDUs. A - Device is in active mode. P - Device is in passive mode. Local information: LACP port Admin Oper Port Port Port Flags State Priority Key Key Number State Gi2/1 SA bndl 32768 0x1 0x1 0x201 0x3D Partner's information: Partner Partner Partner Port System ID Port Number Age Flags Gi2/1 32768,0009.7c0f.9800 0x81 14s SP LACP Partner Partner Partner Port Priority Oper Key Port State 128 0x102 0x3C Age of the port in the current state: 00d:00h:19m:27s Port-channels in the group: ---------------------- Port-channel: Po1 (Primary Aggregator) ------------ Age of the Port-channel = 00d:00h:20m:01s Logical slot/port = 14/1 Number of ports = 2 Port state = Port-channel Ag-Inuse Protocol = LACP Ports in the Port-channel: Index Load Port EC state ------+------+------+------------ 0 55 Gi1/1 Active 1 AA Gi2/1 Active Time since last port bundled: 00d:00h:19m:28s Gi2/1次の出力からは、この 2 つのポートは STP の観点からは 1 つの固有ポートであるため、ポート Gi 1/1 と Gi 2/1 は両方とも Forwarding 状態にあることも確認できます。
CiscoIOSSwitch#show spanning-tree vlan 1 interface gigabitEthernet 1/1 Vlan Role Sts Cost Prio.Nbr Type ---------------- ---- --- --------- -------- -------------------------------- VLAN0001 Root FWD 3 128.833 P2p nelix#show spanning-tree vlan 1 interface gigabitEthernet 2/1 Vlan Role Sts Cost Prio.Nbr Type ---------------- ---- --- --------- -------- -------------------------------- VLAN0001 Root FWD 3 128.833 P2p CiscoIOSSwitch#show spanning-tree vlan 1 active VLAN0001 Spanning tree enabled protocol ieee Root ID Priority 32768 Address 0009.7c0f.9800 Cost 3 Port 833 (Port-channel1) Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec Bridge ID Priority 32768 Address 0009.e919.9481 Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec Aging Time 300 Interface Role Sts Cost Prio.Nbr Type ---------------- ---- --- --------- -------- -------------------------------- Po1 Root FWD 3 128.833 P2p
トラブルシューティング
現在のところ、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。
関連情報
- Catalyst 6500/6000 スイッチでの EtherChannel の設定(英語)
- Catalyst 4500/4000 スイッチでの Fast EtherChannel と Gigabit EtherChannel の設定(英語)
- Catalyst 6500/6000 スイッチでの EtherChannel の設定(英語)
- Catalyst 4500/4000 スイッチでの EtherChannel の説明と設定(英語)
- LAN 製品に関するサポート ページ(英語)
- LAN スイッチングに関するサポート ページ(英語)
