| ライター翻訳版 - December 17, 2008 |
| 機械翻訳版 - December 17, 2008 |
| 英語版 - December 17, 2008 |
| Document ID: 45843 |
目次
概要
このドキュメントでは、ルータへの着信 EXEC 接続に対してパスワード保護を設定する設定例について説明しています。
前提条件
要件
このドキュメントに記載されている作業を実行するには、ルータの Command Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)へ特権 EXEC アクセスできる必要があります。コマンドラインの使用方法の詳細と、コマンド モードについては、『Cisco IOS ソフトウェアの使用方法』を参照してください。
ルータへのコンソールの接続手順については、ルータに同梱されている説明書、またはご使用の機器のオンライン ドキュメントを参照してください。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。
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Cisco 2509 ルータ
-
Cisco IOS(R) Software バージョン 12.2(19)
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのような作業についても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
表記法
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
背景説明
ご使用になっているルータの Command Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)へのアクセスの制御や制限を行うためのパスワード保護の使用は、セキュリティ プラン全体に関わる基本的要素です。
認証されていないリモート アクセス(通常は Telnet)からのルータの保護は、必ず設定しなければならない最も一般的なセキュリティですが、認証されていないローカル アクセスからのルータの保護も見逃さないでください。
注:パスワード保護は、効率的かつ周到にネットワーク セキュリティを管理する際に使用する数多い手段の中の 1 つに過ぎません。セキュリティ プランを実装する場合に検討する必要があるその他の要素には、ファイアウォール、アクセス リスト、機器への物理的アクセスがあります。
ルータへのコマンドライン アクセスまたは EXEC アクセスはさまざまな方法で実行可能ですが、いずれの場合でも、ルータへの着信接続は TTY 回線で実行されます。次の show line 出力例で示すように、TTY 回線の主要タイプは 4 種類あります。
2509#show line
Tty Typ Tx/Rx A Modem Roty AccO AccI Uses Noise Overruns Int
* 0 CTY - - - - - 0 0 0/0 -
1 TTY 9600/9600 - - - - - 0 0 0/0 -
2 TTY 9600/9600 - - - - - 0 0 0/0 -
3 TTY 9600/9600 - - - - - 0 0 0/0 -
4 TTY 9600/9600 - - - - - 0 0 0/0 -
5 TTY 9600/9600 - - - - - 0 0 0/0 -
6 TTY 9600/9600 - - - - - 0 0 0/0 -
7 TTY 9600/9600 - - - - - 0 0 0/0 -
8 TTY 9600/9600 - - - - - 0 0 0/0 -
9 AUX 9600/9600 - - - - - 0 0 0/0 -
10 VTY - - - - - 0 0 0/0 -
11 VTY - - - - - 0 0 0/0 -
12 VTY - - - - - 0 0 0/0 -
13 VTY - - - - - 0 0 0/0 -
14 VTY - - - - - 0 0 0/0 -
2509#
CTY 回線タイプはコンソール ポートです。いずれのルータ上でも、この回線タイプは、ルータ設定で line con 0 として表示され、show line コマンド出力で cty として表示されます。コンソール ポートは主として、コンソール端末を使用しているローカル システムのアクセスに使用されます。
TTY 回線は、着信または発信モデム、および端末接続に使用される非同期回線で、ルータ設定またはアクセス サーバ設定で line x として表示されることがあります。固有の回線番号は、ルータまたはアクセス サーバに組み込まれたり取り付けられているハードウェアの機能です。
AUX 回線は補助ポートで、設定で line aux 0 として表示されます。
VTY 回線はルータの仮想端末回線で、着信 Telnet 接続の制御だけに使われます。この回線は、ソフトウェアの機能であり、この回線に関連するハードウェアは存在しないという点で仮想のものです。この回線は、設定で line vty 0 4 として表示されます。
上記の各回線タイプは、パスワード保護を使って設定できます。回線は、全ユーザで 1 つのパスワードを使用するように設定することも、ユーザ固有のパスワードを使用するように設定することもできます。ユーザ固有のパスワードは、ルータ上でローカルに設定することも、認証を行うため認証サーバを使用することもできます。
複数のパスワード保護を使って、複数の回線を設定できます。実際、ルータでは、コンソール用に 1 つのパスワードを使用し、そのほかの着信接続にユーザ固有のパスワードを使用することが一般的です。
次に、show running-config コマンドからのルータ出力例を示します。
2509#show running-config Building configuration... Current configuration : 655 bytes ! version 12.2 . . . !--- 簡略化のため行を編集。 line con 0 line 1 8 line aux 0 line vty 0 4 ! end
回線上でのパスワードの設定
回線上でパスワードを指定するには、回線設定モードで password コマンドを使用します。ログイン時のパスワード チェックを有効にするには、回線設定モードで login コマンドを使用します。
注:このドキュメントで使用されているコマンドの詳細を調べるには、Command Lookup Tool(登録ユーザ専用)を使用してください。
一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。
設定手順
この例では、コンソールを使用する全ユーザに対して、パスワードが 1 つ設定されています。
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特権 EXEC(または「イネーブル」)プロンプトから設定モードに入り、次のコマンドを使って回線設定モードに切り替えます。現在のモードを反映して、プロンプトが変化するという点に注意してください。
router#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. router(config)#line con 0 router(config-line)#
-
パスワードを設定し、ログイン時のパスワード チェックを有効にします。
router(config-line)#password letmein router(config-line)#login
-
設定モードを終了します。
router(config-line)#end router# %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
注:ユーザのログイン機能が確認されるまで、設定の変更を line con 0 に保存しないでください。
注:回線コンソールの設定で、login はログイン時のパスワード チェックをイネーブルにするのに必要な設定コマンドです。コンソール認証が機能するには、password コマンドと login コマンドの両方が必要です。
設定の検証
ルータ設定を調べて、コマンドが適切に入力されたことを確認します。
特定の show コマンドは、アウトプットインタープリタ(登録ユーザ専用)でサポートされています。このツールを使用すると、show コマンドの出力を分析できます。
一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。
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show running-config:ルータの現在の設定を表示します。
router#show running-config Building configuration... ... !--- 簡略化のため行を削除。 ! line con 0 password letmein login line 1 8 line aux 0 line vty 0 4 ! end
設定をテストするには、コンソールをログオフしてから、ルータ アクセス用のパスワードを使って再度ログインします。
router#exit router con0 is now available Press RETURN to get started. User Access Verification Password: !--- ルータでは、ここに入力したパスワードは表示されません。 router>
注:ルータへの再ログインで障害が発生する場合に備えて、この試験を実行する前に、ルータへの別の接続(Telnet やダイヤルインなど)が確立されていることを確認してください。
ログイン障害のトラブルシューティング
設定を保存していないまま、ルータへの再ログインができなくなった場合、ルータをリロードすれば、これまで行った設定変更が失われます。
設定変更を保存してからルータへのログインができなくなった場合、パスワードの回復を実行する必要があります。ご使用になっているプラットフォーム固有の手順については、『パスワード回復手順』を参照してください。
ローカル ユーザ固有のパスワードの設定
ユーザ名に基づいた認証システムを確立するには、グローバル設定モードで username コマンドを使用します。ログイン時のパスワード チェックを有効にするには、回線設定モードで login local コマンドを使用します。
設定手順
この例では、Telnet を使って、VTY 回線上のルータへ接続しようとするユーザに対して、パスワードが設定されます。
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特権 EXEC(または「イネーブル」)プロンプトから設定モードに入り、ルータへのアクセスを許可するユーザごとに、ユーザ名とパスワードの組み合せを入力します。
router#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. router(config)#username russ password montecito router(config)#username cindy password belgium router(config)#username mike password rottweiler -
次のコマンドを使って、回線設定モードに切り替えます。現在のモードを反映して、プロンプトが変化するという点に注意してください。
router(config)#line vty 0 4 router(config-line)#
-
ログイン時のパスワード チェックを設定します。
router(config-line)#login local
-
設定モードを終了します。
router(config-line)#end router# %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
注:CLI で名前を入力する際に自動 Telnet をディセーブルにするには、使用する回線で no logging preferred を設定します。transport preferred none でも同じ出力が表示され、ip host コマンドで設定された定義済みホストに対して自動 Telnet がディセーブにされます。この場合、未定義のホストに対して自動 Telnet を停止させ、定義済みホストに対しては機能させる no logging preferred コマンドとは異なります。
設定の検証
ルータ設定を調べて、コマンドが適切に入力されたことを確認します。
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show running-config:ルータの現在の設定を表示します。
router#show running-config Building configuration... ! !--- 簡略化のため行を削除。 ! username russ password 0 montecito username cindy password 0 belgium username mike password 0 rottweiler ! !--- 簡略化のため行を削除。 ! line con 0 line 1 8 line aux 0 line vty 0 4 login local ! end
この設定をテストするため、ルータへの Telnet 接続を確立する必要があります。これはネットワークの別のホストから接続することによって実行できますが、show interfaces コマンドの出力で表示される up/up 状態にあるルータ上の任意のインターフェイスの IP アドレスに telnet 接続することによって、ルータ自体からテストすることもできます。
interface ethernet 0 のアドレスが 10.1.1.1 の場合の出力例を次に示します。
router#telnet 10.1.1.1 Trying 10.1.1.1 ... Open User Access Verification Username: mike Password: !--- ルータでは、ここに入力したパスワードは表示されません。 router
ユーザ固有のパスワード障害のトラブルシューティング
ユーザ名とパスワードでは、大文字と小文字が区別されます。ユーザ名またはパスワードの大文字と小文字を正しく区別しないで入力すると、ログインしようとするユーザが拒絶されます。
ユーザが固有のパスワードを使ってルータにログインできない場合、ルータ上でユーザ名とパスワードを再設定してください。
ログイン用 AAA 認証の設定
ログイン用に認証、認可、アカウンティング(AAA)認証をイネーブルにするには、回線設定モードで login authentication コマンドを使用します。AAA サービスも設定する必要があります。
設定手順
この例では、ユーザがルータに接続しようとすると、TACACS+ サーバからユーザのパスワードを取得するようにルータが設定されます。
注:ほかのタイプの AAA サーバ(RADIUS など)を使用するようにルータを設定する場合も同様です。詳細は、『認証の設定』を参照してください。
注:このドキュメントでは、AAA サーバ自体の設定については触れていません。AAA サーバの設定については、『セキュリティ サーバ プロトコル』を参照してください。
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特権 EXEC(または「イネーブル」)プロンプトから設定モードに入り、認証用に AAA サービスを使用するようにルータを設定します。
router#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. router(config)#aaa new-model router(config)#aaa authentication login my-auth-list tacacs+ router(config)#tacacs-server host 192.168.1.101 router(config)#tacacs-server key letmein -
次のコマンドを使って、回線設定モードに切り替えます。現在のモードを反映して、プロンプトが変化するという点に注意してください。
router(config)#line 1 8 router(config-line)#
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ログイン時のパスワード チェックを設定します。
router(config-line)#login authentication my-auth-list
-
設定モードを終了します。
router(config-line)#end router# %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
設定の検証
ルータ設定を調べて、コマンドが適切に入力されたことを確認します。
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show running-config:ルータの現在の設定を表示します。
router#write terminal Building configuration... Current configuration: ! version 12.0 service timestamps debug uptime service timestamps log uptime no service password-encryption ! hostname router ! aaa new-model aaa authentication login my-auth-list tacacs+ ! !--- 簡略化のため行を削除。 ... ! tacacs-server host 192.168.1.101 tacacs-server key letmein ! line con 0 line 1 8 login authentication my-auth-list line aux 0 line vty 0 4 ! end
この特定の設定をテストするには、着信接続または発信接続を回線に反映する必要があります。モデム接続用の非同期回線設定については、『モデム - ルータ間接続ガイド』を参照してください。
また、AAA 認証とその試験を実行するため、1 つまたは複数の VTY 回線を設定することもできます。
AAA ログイン障害のトラブルシューティング
debug コマンドを発行する前に、『debug コマンドの重要な情報』を参照してください。
ログイン時の障害をトラブルシューティングするには、使用中の設定に対して debug コマンドを適切に使用する必要があります。
